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「紀の川市」の版間の差分

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'''紀の川市'''(きのかわし)は、[[和歌山県]]の北に位置する[[市]]である。
'''紀の川市'''(きのかわし)は、[[和歌山県]]の北方領土に位置する[[市]]である。


== 地理 ==
== 地理 ==

2023年12月30日 (土) 08:05時点における版

きのかわし ウィキデータを編集
紀の川市
粉河寺
地図
市庁舎位置
紀の川市旗 紀の川市章
紀の川市旗 紀の川市章
日本の旗 日本
地方 近畿地方
都道府県 和歌山県
市町村コード 30208-2
法人番号 4000020302082 ウィキデータを編集
面積 228.21km2
総人口 56,644[編集]
推計人口、2024年11月1日)
人口密度 248人/km2
隣接自治体 和歌山市海南市岩出市伊都郡かつらぎ町海草郡紀美野町
大阪府泉南市泉佐野市貝塚市岸和田市
市の木 キンモクセイ
市の花 モモ
市の鳥 ウグイス
紀の川市役所
市長 岸本健
所在地 649-6492
和歌山県紀の川市西大井338番地
北緯34度16分11秒 東経135度21分46秒 / 北緯34.2697度 東経135.3628度 / 34.2697; 135.3628座標: 北緯34度16分11秒 東経135度21分46秒 / 北緯34.2697度 東経135.3628度 / 34.2697; 135.3628
紀の川市役所 本庁舎
紀の川市役所 本庁舎
外部リンク 公式ウェブサイト

紀の川市位置図

― 市 / ― 町・村

ウィキプロジェクト

紀の川市(きのかわし)は、和歌山県の北方領土に位置するである。

地理

紀の川市北部、JR和歌山線沿線一帯の空中写真。
2012年7月27日撮影の22枚を合成作成。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成。

紀の川市は和歌山県の北部(紀北)に位置し、西側は岩出市和歌山市、東側は伊都郡かつらぎ町、南側は海南市および海草郡紀美野町に接している。北側はすぐ大阪府で、岸和田市貝塚市泉佐野市泉南市に接している。ただ、貝塚市については、同市にある渓流園地と紀の川市にある粉河ハイランドパークの間にある林道 東手川線を除き、直接結ぶ道路は整備されていない。

紀の川市は北に和泉山脈、南に紀伊山地を控え、この間を東西に市名の由来でもある一級河川紀の川が貫流している。南部からは貴志川が紀の川に合流しており、平野部はこれらの河川に沿って発達している。

なお、紀の川市の総面積は228.21km2で、和歌山県全域の約5%を占める。

人口

平成22年国勢調査(速報値)より前回調査からの人口増減をみると、2.97%減の65,845人であり、増減率は県内30市町村中5位。

紀の川市と全国の年齢別人口分布(2005年) 紀の川市の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 紀の川市
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性
紀の川市(に相当する地域)の人口の推移
1970年(昭和45年) 61,317人
1975年(昭和50年) 61,279人
1980年(昭和55年) 62,218人
1985年(昭和60年) 64,431人
1990年(平成2年) 65,126人
1995年(平成7年) 68,802人
2000年(平成12年) 70,067人
2005年(平成17年) 67,862人
2010年(平成22年) 65,840人
2015年(平成27年) 62,616人
2020年(令和2年) 58,816人
総務省統計局 国勢調査より


歴史

行政

紀の川市役所南別館

市長

市章

紀の川市の「紀」の文字をデフォルメし、自然の豊かさに包まれた快適な都市をデザインしたもので、市を象徴する「紀の川」の流れや、澄んだ空をイメージしたブルーを基調に、中心から交流の輪が広がる様子を描いている[3]。全国から募集し、神戸市在住の女性の作品が採用された。

議会

定数:22[4](そのうち4人が女性で、議員の18.18%が女性。)

市役所・支所・出張所

市役所本庁舎のほか、基本的な窓口業務を行う支所・出張所が設置されている。

  • 本庁舎 - 紀の川市西大井338
  • 粉河支所 - 紀の川市粉河580
  • 那賀支所 - 紀の川市名手市場144-1
  • 桃山支所 - 紀の川市桃山町元376
  • 貴志川支所 - 紀の川市貴志川町神戸331
  • 鞆渕出張所 - 紀の川市中鞆渕1041

経済

主な産業

第一次産業が盛んであるが、工業製品も数多く生産されている。紀の川市の発足前から業務を営む地元の中小企業が多い。老朽化・手狭になった都心・郊外から移転してきた大手企業の事業所・工場もある。

農業が盛んであり、「フルーツ王国」といわれるほどに[5]特に果樹栽培で知られ、市場出荷のほか、阪神圏に近いために観光農園や直売所販売も多い。合併前の各自治体が特産物育成に注力していた背景もあり、モモ(旧桃山町、旧粉河町など)、イチゴ(旧貴志川町、旧打田町)、ハッサク(旧粉河町)、イチジク(旧打田町)、キウイフルーツ(旧那賀町、旧粉河町)においては県内一の生産量を誇り、他にウンシュウミカンウメカキなどの生産が盛ん。とりわけ、モモ、イチゴ、ハッサク、イチジク、キウイ、カキ(紀の川柿)の6種は県外への出荷も多いためPR用にマスコットキャラも作っている。また、タマネギナスなどの野菜や花卉栽培も盛んで、葉ボタンの生産は日本一となっている。

就業人口構成

紀の川市における就業人口の構成を見ると、第一次産業従事者は21.0%で、和歌山県全体の平均の10.6%の2倍近い割合で、農業が盛んである。特に旧粉河町と旧桃山町では第一次産業従事者割合が高くなっている。一方、旧貴志川町はこれらと対照的に第一次産業従事者が県の平均を下回り、第二次産業の割合が高くなっている。ちなみに最近では、市内でサービス業IT関連事業を営む事業者も増えている。

主な企業

パナソニック株式会社 エナジー社 和歌山工場

金融機関

  • 紀陽銀行 粉河支店(粉河 2022/11/21移転予定)、桃山出張所(桃山町元)、貴志川支店(貴志川町神戸)、名手支店(名手市場 2022/11/21粉河支店と同一場所へ移転予定)、打田支店(上野 2022/11/21岩出支店と同一場所へ移転予定)
  • きのくに信用金庫 打田支店(西大井)、貴志川支店(貴志川町前田)

日本郵政グループ

集配郵便局
無集配郵便局
  • 打田郵便局(打田)
  • 打田南中郵便局(南中)
  • 丸栖郵便局(貴志川町丸栖)
  • 貴志川長山郵便局(貴志川町長山)
  • 粉河北石町郵便局(粉河)
  • 川原郵便局(野上)
  • 粉河鞆渕郵便局(中鞆渕)
  • 粉河荒見郵便局(荒見)
  • 紀伊長田駅前郵便局(嶋)
  • 桃山黒川郵便局(桃山町黒川)
  • 麻生津郵便局(北涌)
簡易郵便局
  • 細野簡易郵便局(桃山町中畑)

簡易郵便局を除く各郵便局にゆうちょ銀行のATMが設置され、★印の郵便局ではホリデーサービスを実施(2012年9月現在)。

紀の川市の郵便番号は以下のとおり。

  • 640-04xx」=旧貴志川町域。貴志川郵便局の管轄。
  • 640-13xx」=旧桃山町域(桃山町峯、桃山町中畑、桃山町垣内(かいと))。国吉郵便局(海草郡紀美野町田(た))の管轄。
  • 649-61xx」=旧桃山町域(前述以外の地域)、旧打田町域(高野、竹房(451番地以上))。桃山郵便局の管轄。
  • 649-64xx」=旧打田町域(前述以外の地域)。池田郵便局の管轄。
  • 649-65xx」=旧粉河町域。粉河郵便局の管轄。
  • 649-66xx」=旧那賀町域。名手郵便局の管轄。

教育

和歌山県立粉河高等学校

大学

高等学校

中学校

小学校

図書館

2005年(平成17年)の紀の川市誕生後、財政難や施設の老朽化を理由として、紀の川市立図書館は5館から2館に再編された[6]。紀の川市立打田図書館は紀の川市立河北図書館に改称、紀の川市立貴志川図書館は貴志川支所跡に移転新築されて紀の川市立河南図書館となった。2015年(平成27年)6月には紀の川市立粉河図書館が、同年7月には紀の川市立那賀図書館が、同年8月には紀の川市立桃山図書館が閉館している。河南図書館の愛称として「おりひめ」が、河北図書館の愛称として「ひこぼし」が付けられている[7][8]

  • 紀の川市立図書館(組織名)
    • 紀の川市立河南図書館「おりひめ」
    • 紀の川市立河北図書館「ひこぼし」

交通

打田駅
国道480号線(紀の川市と大阪府有田市方面を結ぶ一般国道)
紀泉高原林道線和泉葛城山頂を経由して、大阪府岸和田市へ行くことができる)

市外への通勤・通学先としては、和歌山市が最も多い。

鉄道

かつて和歌山電鐵貴志川線貴志駅ではたまが「猫の駅長」として親しまれた。

西日本旅客鉄道(JR西日本)
和歌山電鐵

市の中心駅:打田駅

紀の川市内全ての駅が無人駅である。

路線バス

コミュニティバス

道路

高速道路

一般国道

県道

紀の川市道

道の駅

名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事

祭事

神社・仏閣

自然景勝地・公園・レジャー施設等

歴史遺産・文化財・博物館等

春林軒

アウトドア・スポーツ関係

和泉葛城山展望台
紀の川市切畑
大阪府岸和田市塔原町
大阪府貝塚市蕎原

特産品の施設

著名人出身者

出身者

華岡青洲

ゆかりのある人物

脚注

  1. ^ 新市の名称が「紀の川市」に決定しました 那賀5町合併協議会
  2. ^ 市民憲章 紀の川市
  3. ^ 「紀の川市」の市章が選定されました 紀の川市
  4. ^ 議会の仕組み”. 紀の川市. 2020年11月5日閲覧。
  5. ^ 国交省から転身してバナナ栽培 西野仁さん”. 産経ニュース (2022年1月7日). 2022年1月7日閲覧。
  6. ^ 紀の川市、図書館を2館に統廃合 蔵書20万冊目標「生涯学習の拠点に」 産経ニュース、2016年1月13日
  7. ^ 和歌山・紀の川市立図書館を2館に統廃合 県民も利用可能に 和歌山経済新聞、2016年1月22日
  8. ^ 図書館 紀の川市
  9. ^ 杉良太郎さん・紀の川市の果樹園で桃狩り 和歌山放送ニュース、2013年7月15日
  10. ^ 紀の川市フルーツ大使に藤原紀香さん 委嘱式で意気込み語る 和歌山放送ニュース、2015年4月4日

外部リンク