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十禅律院

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
十禅律院
塗上門
所在地 和歌山県紀の川市粉河2849
位置 北緯34度16分54.11秒 東経135度24分24.38秒 / 北緯34.2816972度 東経135.4067722度 / 34.2816972; 135.4067722
宗派 天台宗安楽律院
本尊 阿弥陀如来
創建年 正暦元年(990年
改宗:寛政12年(1800年
開山 石崇
改宗:徳川治宝
文化財 本堂・庫裡・護摩堂・塗上門(県有形文化財)
法人番号 2170005003269 ウィキデータを編集
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十禅律院(じゅうぜんりついん)は、和歌山県紀の川市粉河にある天台宗安楽律院派の寺院。本尊は阿弥陀如来粉河寺の境内にある。

歴史

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元来は平安時代正暦元年(990年)、石崇上人によって創建された天台宗の粉河寺の塔頭十禅院であった。

江戸時代後期の寛政12年(1800年)、十禅院は紀州藩第10代藩主徳川治宝により天台宗安楽律院派の寺院に改められ、十禅律院として復興された。

東大寺覚峯が、後に建立する宝鐸院の堂塔を飾る長さ1尺6寸余の宝鐸を地中に発見した場所としても知られる。

境内

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洗心庭から庫裏を望む
  • 本堂(和歌山県指定有形文化財) - 文政12年(1829年)再建。入母屋造、本瓦葺き、総欅造、題字は徳川治宝直筆
  • 護摩堂(和歌山県指定有形文化財) - 文政元年(1818年)建立。
  • 庫裡(和歌山県指定有形文化財) - 19世紀中期の再建。住宅風、総畳数200余。
  • 庭園「洗心庭」(紀の川市指定名勝) - 座視式日本庭園
  • 塗上門(竜宮造、和歌山県指定有形文化財) - 文政8年(1825年)再建。築地門ともいう。題字は徳川治宝直筆。

和歌山県指定有形文化財

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  • 十禅律院(4棟)
    • 本堂
    • 庫裡
    • 護摩堂
    • 塗上門(築地門)

紀の川市指定名勝

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  • 洗心庭

紀の川市指定自然保存物

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利用情報

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  • 開門時間 8 - 17時

所在地

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〒649-6531 和歌山県紀の川市粉河

交通アクセス

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周辺情報

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関連項目

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外部リンク

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