和歌山県道134号小豆島岩出線
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和歌山県道134号小豆島岩出線(わかやまけんどう134ごう あずしまいわでせん)は、和歌山県和歌山市から同県岩出市に至る一般県道である。
概要
[編集]東の端は岩出駅で、西の端は小豆島の田井ノ瀬橋との交点付近で、東と西の両端以外の大部分の区間では、距離の離れた二つの道路が指定されている。岩出から順に解説する。
岩出駅付近は、岩出駅の駅前通りとは別に、旧街道らしき狭路で住宅地を屈曲している。清水交点からは1.5車線になって岩出市役所の前を通り、小さな川を渡ると二つのルートに分かれる。
一つは紀ノ川の北岸堤防道路として整備された。堤防道路であるためガードレールがほとんどなく、居眠りやわき見などによる転落事故が年に2・3回発生している。
もう一つは、堤防道路と比べると狭く、堤防道路よりも北を、後から建設された国道24号和歌山バイパスと絡まりあうようなルートであり、多くの区間で住宅地の中を通る。畑毛交差点で斜めに和歌山バイパスに交わり、山崎小学校のそばを通る。和歌山市山口より和歌山県道64号和歌山貝塚線と重複し、そのまま再び和歌山バイパスと交わり、川辺交差点付近から先はしばらく和歌山バイパスに重複している。永穂(なんご)交点で和歌山バイパスと別れて東南東に進み、堤防道路と合流する。
路線データ
[編集]- 実延長:12.800km
- 起点:和歌山市小豆島(北田井ノ瀬橋北詰交点=和歌山県道139号小豆島船所線、和歌山県道149号紀伊停車場田井ノ瀬線)
- 終点:岩出市高塚(JR岩出駅前=和歌山県道131号新田広芝岩出停車場線)
歴史
[編集]- 1959年(昭和34年)5月14日 - 和歌山県が一般県道として小豆島岩出線を認定。[1]
- 2010年(平成22年)3月30日 - 和歌山県告示第406号により、和歌山市里~同市平岡(山口交差点から岩出市吉田に向かう道)の約930mの県道指定が解除され和歌山市道に降格。(川永94号線)[2]
- 2010年(平成22年)6月22日 - 和歌山県告示第677号により、永穂地内(現道から永穂交差点に向かう道)の約840mの県道指定が解除され和歌山市道に降格。(山口70号線)[3]
地理
[編集]通過する自治体
[編集]接続路線
[編集]和歌山市
- 和歌山県道64号和歌山貝塚線(和歌山市楠本・川辺橋北詰交差点)
- 和歌山県道64号和歌山貝塚線(和歌山市川辺)
岩出市
- 国道24号 和歌山バイパス(岩出市畑毛・畑毛交差点)
岩出市西野・西野橋交差点で2つの道が合流
- 和歌山県道63号泉佐野岩出線(岩出市高瀬・高瀬交差点)
- 和歌山県道14号和歌山打田線(岩出市宮・大宮バス停前交差点)
- 和歌山県道131号新田広芝岩出停車場線(岩出市高塚・終点)