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'''初野駅'''(はつのえき)は、[[北海道]][[中川郡 (天塩国)|中川郡]][[美深町]]字富岡にある[[北海道旅客鉄道]](JR北海道)[[宗谷本線]]の[[鉄道駅|駅]]である。[[事務管理コード]]は▲121825<ref name=":0232222222">{{Cite book|和書 |title=停車場一覧 昭和41年3月現在 |date= |year=1966 |url=https://doi.org/10.11501/1873236 |publisher=日本国有鉄道 |language=ja |doi=10.11501/1873236 |access-date=2023-01-15 |editor=日本国有鉄道営業局総務課 |page=239}}</ref>。[[北海道旅客鉄道の駅ナンバリング|駅番号]]は'''W55'''。 |
'''初野駅'''(はつのえき)は、[[北海道]][[中川郡 (天塩国)|中川郡]][[美深町]]字富岡にある[[北海道旅客鉄道]](JR北海道)[[宗谷本線]]の[[鉄道駅|駅]]である。[[事務管理コード]]は▲121825<ref name=":0232222222">{{Cite book|和書 |title=停車場一覧 昭和41年3月現在 |date= |year=1966 |url=https://doi.org/10.11501/1873236 |publisher=日本国有鉄道 |language=ja |doi=10.11501/1873236 |access-date=2023-01-15 |editor=日本国有鉄道営業局総務課 |page=239}}</ref>。[[北海道旅客鉄道の駅ナンバリング・区間カラー|駅番号]]は'''W55'''。 |
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== 歴史 == |
== 歴史 == |
2023年11月19日 (日) 22:57時点における版
初野駅 | |
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駅全景(2017年10月) | |
はつの Hatsuno | |
◄W54 美深 (3.6 km) (10.2 km) 恩根内 W57► | |
所在地 | 北海道中川郡美深町字富岡 |
駅番号 | ○W55 |
所属事業者 | 北海道旅客鉄道(JR北海道) |
所属路線 | ■宗谷本線 |
キロ程 | 101.9 km(旭川起点) |
電報略号 | ハノ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線 |
乗降人員 -統計年度- |
10人/日 -2014年- |
開業年月日 | 1948年(昭和23年)6月 |
備考 | 無人駅 |
初野駅(はつのえき)は、北海道中川郡美深町字富岡にある北海道旅客鉄道(JR北海道)宗谷本線の駅である。事務管理コードは▲121825[1]。駅番号はW55。
歴史
- 1948年(昭和23年)6月:運輸省の初野仮乗降場(局設定)として設置[2]。旅客のみ取扱い。
- 1949年(昭和24年)6月1日:公共企業体である日本国有鉄道に移管。
- 1959年(昭和34年)11月1日:駅に昇格[2][3]。旅客のみ取扱い。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、北海道旅客鉄道(JR北海道)の駅となる。
- 1996年(平成8年):同年度に現在の待合所が設置される[4]。
- 2021年(令和3年)6月:JR北海道から美深町に当駅の廃止が打診され、2023年(令和5年)7月までの回答が求められる[5]。
- 2023年(令和5年)
駅名の由来
1973年(昭和48年)に国鉄北海道総局が発行した『北海道駅名の起源』では「部落名をそのまま駅名としたが、その由来については定かではない[3]」としている。しかし、位置する集落名は現在「富岡」となっている[6]。
ただし、設置に当たって地元で「初野乗降場設置促進期成会」を結成しており、当初からこの仮乗降場名が予定されていたと考えられる[6]。
駅構造
稚内方面に向かって左側に木造板張りの簡易型単式ホーム1面1線を有する地上駅[7]。稚内側に踏切があり、側にプレハブの待合所(美深町所有[4])を持つ。無人駅。
-
待合所(2017年10月)
-
ホーム(2017年10月)
-
駅名標(2017年10月)
利用状況
乗車人員の推移は以下の通り。出典が「乗降人員」となっているものについては1/2とした値を括弧書きで1日平均乗車人員の欄に示し、備考欄で元の値を示す。
また、「JR調査」については、当該の年度を最終年とする過去5年間の各調査日における平均である。
年度 | 乗車人員(人) | 出典 | 備考 | ||
---|---|---|---|---|---|
年間 | 1日平均 | JR調査 | |||
1960年(昭和35年) | (28,850) | (79.0) | [6] | 年間乗降客数57,700人 | |
1992年(平成 | 4年)(92.0) | [7] | 1日乗降客数184人 | ||
2015年(平成27年) | 「10名以下」 | [JR北 1] | |||
2016年(平成28年) | 3.4 | [JR北 2] | |||
2017年(平成29年) | 3.8 | [JR北 3] | |||
2018年(平成30年) | 3.8 | [JR北 4] | |||
2019年(令和元年) | 3.2 | [JR北 5] | |||
2020年(令和 | 2年)2.2 | [JR北 6] | |||
2021年(令和 | 3年)1.6 | [JR北 7] | |||
2022年(令和 | 4年)1.0 | [JR北 8] |
駅周辺
民家の点在する田園地帯。約300m西方に並行して走る国道を望む。
隣の駅
脚注
出典
- ^ 日本国有鉄道営業局総務課 編『停車場一覧 昭和41年3月現在』日本国有鉄道、1966年、239頁。doi:10.11501/1873236 。2023年1月15日閲覧。
- ^ a b 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 20号・宗谷本線/留萌本線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2009年11月2日、14-17頁。
- ^ a b 『北海道 駅名の起源』(第1版)日本国有鉄道北海道総局、札幌市、1973年3月25日、177頁。ASIN B000J9RBUY。doi:10.11501/12068975 。2023年7月13日閲覧。
- ^ a b “美深町公共施設等総合管理計画”. 美深町 (2016年5月). 2023年6月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年6月14日閲覧。
- ^ 朝生, 樹「JR北海道、宗谷線初野駅の24年3月廃止検討 美深町に意向示す」『北海道新聞デジタル』北海道新聞社、2023年6月14日。オリジナルの2023年6月14日時点におけるアーカイブ。2023年6月14日閲覧。
- ^ a b c “全駅DATA 石北本線②(上川~網走) 宗谷本線”. 週刊JR全駅・全車両基地 (朝日新聞出版) (No.60): pp.19-27. (2013-10-03).
- ^ a b 宮脇俊三、原田勝正 著、二見康生 編『北海道630駅』小学館〈JR・私鉄各駅停車〉、1993年6月20日、147頁。ISBN 4-09-395401-1。
JR北海道
- ^ “極端にご利用の少ない駅(3月26日現在)” (PDF). 平成28年度事業運営の最重点事項. 北海道旅客鉄道. p. 6 (2016年3月28日). 2017年9月25日閲覧。
- ^ “宗谷線(名寄・稚内間)” (PDF). 北海道旅客鉄道 (2017年12月8日). 2017年12月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年12月30日閲覧。
- ^ “宗谷線(名寄・稚内間)” (PDF). 北海道旅客鉄道 (2017年7月2日). 2017年12月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年7月13日閲覧。
- ^ “宗谷線(名寄・稚内間)” (PDF). 線区データ(当社単独では維持することが困難な線区)(地域交通を持続的に維持するために). 北海道旅客鉄道. p. 3 (2019年10月18日). 2019年10月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年10月18日閲覧。
- ^ “宗谷線(名寄・稚内間)” (PDF). 地域交通を持続的に維持するために > 輸送密度200人以上2,000人未満の線区(「黄色」8線区). 北海道旅客鉄道. p. 3・4 (2020年10月30日). 2020年11月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年11月3日閲覧。
- ^ “駅別乗車人員 特定日調査(平日)に基づく”. 北海道旅客鉄道. 2022年8月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年8月14日閲覧。
- ^ “駅別乗車人員 特定日調査(平日)に基づく”. 北海道旅客鉄道. 2022年9月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年9月3日閲覧。
- ^ “駅別乗車人員 特定日調査(平日)に基づく”. 北海道旅客鉄道. 2023年11月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年11月10日閲覧。
新聞記事
- ^ 「JR北海道、42無人駅の廃止検討 道内全駅の1割強、4駅は来春にも」『北海道新聞』北海道新聞社、2023年6月17日。オリジナルの2023年6月17日時点におけるアーカイブ。2023年6月24日閲覧。
- ^ 宗谷本線初野駅 存廃で協議進められる 7月までに結論、JRへ回答(名寄新聞、2023年6月16日)
- ^ 朝生, 樹「美深・恩根内駅の廃止、自治会受け入れ 初野駅も」『北海道新聞デジタル』北海道新聞社、2023年7月12日。オリジナルの2023年7月12日時点におけるアーカイブ。2023年7月12日閲覧。
- ^ a b 初野駅、恩根内駅「廃止やむなし」 美深町 自治会から報告受ける 今後、JRと最終決定へ(名寄新聞、2023年7月12日)
関連項目
外部リンク
- 初野|駅の情報検索(時刻表・バリアフリー)|鉄道・きっぷ|JR北海道- Hokkaido Railway Company