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「初野駅」の版間の差分

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'''初野駅'''(はつのえき)は、[[北海道]][[中川郡 (天塩国)|中川郡]][[美深町]]字富岡にある[[北海道旅客鉄道]](JR北海道)[[宗谷本線]]の[[鉄道駅|駅]]である。[[事務管理コード]]は▲121825<ref name=":0232222222">{{Cite book|和書 |title=停車場一覧 昭和41年3月現在 |date= |year=1966 |url=https://doi.org/10.11501/1873236 |publisher=日本国有鉄道 |language=ja |doi=10.11501/1873236 |access-date=2023-01-15 |editor=日本国有鉄道営業局総務課 |page=239}}</ref>。[[北海道旅客鉄道の駅ナンバリング・区間カラー|駅番号]]は'''W55'''。


== 歴史 ==
== 歴史 ==

2023年11月19日 (日) 22:57時点における版

初野駅
駅全景(2017年10月)
はつの
Hatsuno
W54 美深 (3.6 km)
(10.2 km) 恩根内 W57
地図
所在地 北海道中川郡美深町字富岡
北緯44度30分47.7秒 東経142度20分8.7秒 / 北緯44.513250度 東経142.335750度 / 44.513250; 142.335750座標: 北緯44度30分47.7秒 東経142度20分8.7秒 / 北緯44.513250度 東経142.335750度 / 44.513250; 142.335750
駅番号 W55
所属事業者 北海道旅客鉄道(JR北海道)
所属路線 宗谷本線
キロ程 101.9 km(旭川起点)
電報略号 ハノ
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
乗降人員
-統計年度-
10人/日
-2014年-
開業年月日 1948年(昭和23年)6月
備考 無人駅
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初野駅(はつのえき)は、北海道中川郡美深町字富岡にある北海道旅客鉄道(JR北海道)宗谷本線である。事務管理コードは▲121825[1]駅番号W55

歴史

1977年の初野駅と周囲約500m範囲の状況。上が稚内方面。稚内側に十四線道の踏切。待合室は確認できない。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成

駅名の由来

1973年(昭和48年)に国鉄北海道総局が発行した『北海道駅名の起源』では「部落名をそのまま駅名としたが、その由来については定かではない[3]」としている。しかし、位置する集落名は現在「富岡」となっている[6]

ただし、設置に当たって地元で「初野乗降場設置促進期成会」を結成しており、当初からこの仮乗降場名が予定されていたと考えられる[6]

駅構造

稚内方面に向かって左側に木造板張りの簡易型単式ホーム1面1線を有する地上駅[7]。稚内側に踏切があり、側にプレハブの待合所(美深町所有[4])を持つ。無人駅

利用状況

乗車人員の推移は以下の通り。出典が「乗降人員」となっているものについては1/2とした値を括弧書きで1日平均乗車人員の欄に示し、備考欄で元の値を示す。

また、「JR調査」については、当該の年度を最終年とする過去5年間の各調査日における平均である。

乗車人員推移
年度 乗車人員(人) 出典 備考
年間 1日平均 JR調査
1960年(昭和35年) (28,850) (79.0) [6] 年間乗降客数57,700人
1992年(平成04年) (92.0) [7] 1日乗降客数184人
2015年(平成27年) 「10名以下」 [JR北 1]
2016年(平成28年) 3.4 [JR北 2]
2017年(平成29年) 3.8 [JR北 3]
2018年(平成30年) 3.8 [JR北 4]
2019年(令和元年) 3.2 [JR北 5]
2020年(令和02年) 2.2 [JR北 6]
2021年(令和03年) 1.6 [JR北 7]
2022年(令和04年) 1.0 [JR北 8]

駅周辺

民家の点在する田園地帯。約300m西方に並行して走る国道を望む。

隣の駅

北海道旅客鉄道(JR北海道)
宗谷本線(上り最終列車は当駅通過)
美深駅 (W54) - 初野駅 (W55) - *紋穂内駅 (W56) - 恩根内駅 (W57)
*打消線は廃駅

脚注

出典

  1. ^ 日本国有鉄道営業局総務課 編『停車場一覧 昭和41年3月現在』日本国有鉄道、1966年、239頁。doi:10.11501/1873236https://doi.org/10.11501/18732362023年1月15日閲覧 
  2. ^ a b 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 20号・宗谷本線/留萌本線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2009年11月2日、14-17頁。 
  3. ^ a b 北海道 駅名の起源』(第1版)日本国有鉄道北海道総局、札幌市、1973年3月25日、177頁。ASIN B000J9RBUYdoi:10.11501/12068975https://dl.ndl.go.jp/pid/12068975/1/272023年7月13日閲覧 
  4. ^ a b 美深町公共施設等総合管理計画”. 美深町 (2016年5月). 2023年6月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年6月14日閲覧。
  5. ^ 朝生, 樹「JR北海道、宗谷線初野駅の24年3月廃止検討 美深町に意向示す」『北海道新聞デジタル』北海道新聞社、2023年6月14日。オリジナルの2023年6月14日時点におけるアーカイブ。2023年6月14日閲覧。
  6. ^ a b c “全駅DATA 石北本線②(上川~網走) 宗谷本線”. 週刊JR全駅・全車両基地 (朝日新聞出版) (No.60): pp.19-27. (2013-10-03). 
  7. ^ a b 宮脇俊三原田勝正 著、二見康生 編『北海道630駅』小学館〈JR・私鉄各駅停車〉、1993年6月20日、147頁。ISBN 4-09-395401-1 

JR北海道

  1. ^ 極端にご利用の少ない駅(3月26日現在)” (PDF). 平成28年度事業運営の最重点事項. 北海道旅客鉄道. p. 6 (2016年3月28日). 2017年9月25日閲覧。
  2. ^ 宗谷線(名寄・稚内間)” (PDF). 北海道旅客鉄道 (2017年12月8日). 2017年12月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年12月30日閲覧。
  3. ^ 宗谷線(名寄・稚内間)” (PDF). 北海道旅客鉄道 (2017年7月2日). 2017年12月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年7月13日閲覧。
  4. ^ 宗谷線(名寄・稚内間)” (PDF). 線区データ(当社単独では維持することが困難な線区)(地域交通を持続的に維持するために). 北海道旅客鉄道. p. 3 (2019年10月18日). 2019年10月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年10月18日閲覧。
  5. ^ 宗谷線(名寄・稚内間)” (PDF). 地域交通を持続的に維持するために > 輸送密度200人以上2,000人未満の線区(「黄色」8線区). 北海道旅客鉄道. p. 3・4 (2020年10月30日). 2020年11月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年11月3日閲覧。
  6. ^ 駅別乗車人員 特定日調査(平日)に基づく”. 北海道旅客鉄道. 2022年8月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年8月14日閲覧。
  7. ^ 駅別乗車人員 特定日調査(平日)に基づく”. 北海道旅客鉄道. 2022年9月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年9月3日閲覧。
  8. ^ 駅別乗車人員 特定日調査(平日)に基づく”. 北海道旅客鉄道. 2023年11月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年11月10日閲覧。

新聞記事

  1. ^ JR北海道、42無人駅の廃止検討 道内全駅の1割強、4駅は来春にも」『北海道新聞北海道新聞社、2023年6月17日。オリジナルの2023年6月17日時点におけるアーカイブ。2023年6月24日閲覧。
  2. ^ 宗谷本線初野駅 存廃で協議進められる 7月までに結論、JRへ回答(名寄新聞、2023年6月16日)
  3. ^ 朝生, 樹「美深・恩根内駅の廃止、自治会受け入れ 初野駅も」『北海道新聞デジタル』北海道新聞社、2023年7月12日。オリジナルの2023年7月12日時点におけるアーカイブ。2023年7月12日閲覧。
  4. ^ a b 初野駅、恩根内駅「廃止やむなし」 美深町 自治会から報告受ける 今後、JRと最終決定へ(名寄新聞、2023年7月12日)

関連項目

外部リンク