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2017年11月、世界ランキングが自身最高の9位となった。
2017年11月、世界ランキングが自身最高の9位となった。


2018年8月に開催されたブルガリアオープンにて、オフチャロフらを倒し勝ち上がってきた鄭培峰:中国(当時世界ランクなし)を準々決勝でフルゲームの末破ると、準決勝では優勝候補であった[[張本智和]]を4-2で破り、決勝では[[許キン|許昕]]に敗戦したものの、同大会3度目2回連続の準優勝となった。
2018年8月に開催されたブルガリアオープンにて、オフチャロフらを倒し勝ち上がってきた鄭培峰:中国(当時世界ランクなし)を準々決勝でフルゲームの末破ると、準決勝では優勝候補であった[[張本智和]]を4-2で破り、決勝では[[許昕]]に敗戦したものの、同大会3度目2回連続の準優勝となった。


2019年のTリーグ2ndシーズンから、以前個人コーチを務めていた[[坂本竜介]]が監督のT.T彩たまに移籍した<ref name=hochi />。
2019年のTリーグ2ndシーズンから、以前個人コーチを務めていた[[坂本竜介]]が監督のT.T彩たまに移籍した<ref name=hochi />。

2020年8月11日 (火) 09:39時点における版

松平健太
T.T彩たま
2013年世界卓球選手権
基本情報
よみがな まつだいら けんた
愛称 マツケン
生年月日 (1991-04-11) 1991年4月11日(33歳)
国籍 日本の旗 日本
出身地 石川県の旗石川県七尾市
血液型 B型
身長 169cm
体重 62kg
血縁者 松平賢二
選手情報
最高世界ランク 9位
段級位 6段
利き腕
グリップ シェークハンド
ラケット 張継科ALC-FL
フォア面ラバー テナジー・05
バック面ラバー テナジー・05
シューズ レゾライン リフォネス
戦型 右シェークドライブ型
ITTFサイト ITTFプロフィール
経歴
学歴 早稲田大学
所属歴 ホリプロ/木下グループ[1]T.T彩たま[2]
代表 日本の旗 日本代表 2007-2018
ITTFワールドツアー戦歴
デビュー 2004
生涯成績 429試合 265勝 勝率62%
世界卓球選手権戦歴
出場大会数 10
初-最終出場 2007 - 2018
国内戦歴
獲得メダル
日本の旗 日本
男子卓球
世界卓球選手権
2010 モスクワ 男子団体
2014 東京 男子団体
2015 蘇州 男子ダブルス
2016 クアラルンプール 男子団体
ワールドツアーグランドファイナル
2014 バンコク英語版 男子ダブルス
アジア選手権
2007 揚州英語版 男子団体
2009 ラクナウ英語版 男子団体
2009 ラクナウ英語版 男子ダブルス
2012 マカオ英語版 男子団体
2013 釜山英語版 男子団体
2013 釜山英語版 男子シングルス
2013 釜山英語版 男子ダブルス
2017 無錫 男子団体
アジア大会卓球競技
2010 広州 男子ダブルス
2010 広州 混合ダブルス
2010 広州 男子団体
2014 仁川 男子ダブルス
2014 仁川 男子団体
■テンプレート ■プロジェクト:卓球 ■選手一覧

松平 健太(まつだいら けんた 、1991年4月11日 - )は、日本卓球選手。石川県七尾市出身。愛称は「マツケン」。右シェークドライブ型ITTF世界ランキング最高位は9位。段級位は6段。松平敏史、松平賢二は兄、松平志穂は妹。妻はタレントでフリーキャスターの玉木碧[3]青森山田高校を2010年に卒業し、早稲田大学に進んだ[4][5]ホリプロと契約を結んでいる。

概歴

2006年に世界ジュニア卓球選手権男子シングルス優勝した。ジュニアながらも世界大会での日本人選手のシングルス優勝は27年ぶりの快挙であった。

2007年の世界選手権ザグレブ大会日本代表に選出され、世界選手権初出場を果たし当時世界ランキング20位前後だったチェコのエース、ピーター・コルベルに4-0で完勝した。しかし同年12月に三角線維軟骨複合体損傷により手術入院し、長期の離脱を余儀なくされた。

2008年の8月に行われた全国高等学校総合体育大会で復帰し、優勝を飾る。

2009年1月に行われた全日本卓球選手権大会で準優勝し同年の世界選手権横浜大会の代表に選出された。同大会では格上相手に勝利を重ね、北京オリンピック金メダリストで世界ランク2位の馬琳に敗れるもフルゲーム9-11と大健闘を見せてベスト16で大会を終えた[6][7]。しかし、その後はDTTLや国際試合で思うように勝てなくなった。

2010年1月に行われた平成21年度全日本卓球選手権もシングルスは初戦で敗退するなど不振が続いた。この事について松平は「技術面ではなく、気持ちの問題ですね」と述べている。同年の世界選手権モスクワ大会にも出場し銅メダルを獲得したものの、松平だけは調子が戻らないままベンチでの起用がほとんどであった。同年7月に行われた荻村杯国際卓球選手権大会では、シングルスは早々と敗れたが丹羽孝希とペアを組んだダブルスで優勝した。同月に行われたアジア競技大会日本代表男子選考会では、決勝で丹羽に勝利し代表に内定した。

2013年5月に行われた世界選手権パリ大会では世界ランクトップクラスの馬琳、ブラディミル・サムソノフを連破する大躍進でベスト8に進出した。

第52回世界卓球選手権個人戦での対ブラディミル・サムソノフ

2015年12月20日、2016年の世界選手権クアラルンプール大会の日本代表選考会で優勝し、男子代表に内定した[8]

2016年時点で邱建新がコーチをしている。11月、ITTFワールドツアーオーストリアオープンでブラジルのウーゴ・カルデラノを破りシングルスで勝利しツアー大会初優勝、12月25日、2017年の世界選手権デュッセルドルフ大会の日本代表選考会で2015年に続いて2年連続で優勝し、男子代表に内定した[9]

2017年5月30日木下グループと契約を発表[1]

2017年11月、世界ランキングが自身最高の9位となった。

2018年8月に開催されたブルガリアオープンにて、オフチャロフらを倒し勝ち上がってきた鄭培峰:中国(当時世界ランクなし)を準々決勝でフルゲームの末破ると、準決勝では優勝候補であった張本智和を4-2で破り、決勝では許昕に敗戦したものの、同大会3度目2回連続の準優勝となった。

2019年のTリーグ2ndシーズンから、以前個人コーチを務めていた坂本竜介が監督のT.T彩たまに移籍した[2]

同年12月、「国際大会から引退し、Tリーグをはじめとした国内の大会に専念する」と自身のInstagramで発表した[10]

2020年3月16日、タレントでフリーキャスターの玉木碧と結婚[3]

プレースタイルなど

男子では珍しいしゃがみこみサービスと、巧みな球捌きが持ち味で将来を嘱望されている。前陣でのプレーが主体で、レシーブ、台上処理、ブロック技術に優れ、カウンターを武器としている。中でもブロック技術が秀でており、ブロッキングを主体としてゲームを展開していける選手の一人である[11]。 最近は、しゃがみこみサーブの使用頻度が減ってきている。その理由として、身長が伸びたためしゃがみこみサーブが短く出せなくなった事などが挙げられる。 また、ボールがセルロイドからプラスチックへと変更になった影響で思うように勝てなくなったが、持ち味であるストップやフリックを始めとした台上技術を向上させ、近年復調している。

戦績

  • 2004年
    • ワールドカデットチャレンジ 男子シングルス 優勝
  • 2005年
    • ワールドカデットチャレンジ 男子シングルス優勝
    • 全国中学校卓球大会 男子シングルス 優勝
    • 全日本卓球選手権大会カデットの部 14歳以下 男子シングルス 優勝
  • 2006年
    • 第4回世界ジュニア卓球選手権大会 男子シングルス 優勝
    • 大林カップ第12回ジャパントップ12 男子シングルス ベスト4
    • 第4回世界ジュニア卓球選手権大会 男子団体 準優勝
    • 第37回全国中学校卓球大会 男子シングルス ベスト4・男子団体 優勝
  • 2007年
    • 平成18年度全日本卓球選手権大会 ジュニア男子ベスト8
    • 全国高等学校卓球選手権大会 男子シングルス 準優勝
    • 第49回世界卓球選手権個人戦(クロアチア・ザグレブ大会):男子シングルス 2回戦進出 男子ダブルス 出場 混合ダブルス 2回戦進出
    • ITTFプロツアーチリオープンアンダー21 男子シングルス 優勝
    • 第18回アジア選手権 男子団体 準優勝[12]
  • 2008年 
    • 全国高等学校卓球選手権大会 男子シングルス・団体優勝
    • 第6回世界ジュニア卓球選手権大会 男子団体 3位/男子ダブルス 3位/混合ダブル ス3位
    • ITTFプロツアーERKEオーストリアオープン 男子団体 準優勝
  • 2009年 
    • 平成20年度全日本卓球選手権大会 男子シングルス 準優勝
    • 第50回世界卓球選手権横浜大会:シングルス ベスト16
    • 全国高等学校卓球選手権大会 男子シングルス・ダブルス・団体 優勝
    • 新潟国体(青森県より出場) 少年男子 優勝
    • ITTFプロツアー韓国オープン 男子ダブルス ベスト8
    • 第50回世界卓球選手権個人戦(横浜大会) 男子シングルス 4回戦
    • 男子ダブルス 予選ラウンド通過 1回戦進出・混合ダブルス 2回戦進出
    • 第19回アジア選手権大会男子団体 2位・男子シングルス 準々決勝・男子ダブルス 準決勝・混合ダブルス 準々決勝
  • 2010年
    • 平成21年度全日本卓球選手権大会 混合ダブルス 優勝(石川佳純ペア)
    • 第50回世界卓球選手権団体戦(モスクワ大会) 3位
    • ITTFプロツアージャパンオープン(荻村杯) 男子ダブルス 優勝(丹羽孝希とのペア)
    • ITTFプロツアー ハンガリーオープン 男子ダブルス 優勝(丹羽孝希とのペア)
    • 第16回アジア競技大会(広州):団体3位、男子ダブルス 3位(丹羽孝希ペア)、混合ダブルス 3位(石川佳純ペア)
  • 2011年
    • 平成22年度全日本卓球選手権大会 男子ダブルス 優勝(丹羽孝希ペア)、混合ダブルス 準優勝(石川佳純ペア)
  • 2012年
  • 2013年
    • 平成24年度全日本卓球選手権大会 男子シングルス 3位・男子ダブルス 優勝(丹羽孝希ペア)
    • ジャパントップ12卓球大会 男子シングルス 優勝
    • 第21回アジア選手権 男子シングルス 3位、男子ダブルス 3位(丹羽孝希ペア)、男子団体 準優勝[14]
    • 第52回世界卓球選手権個人戦(パリ大会) 男子シングルス ベスト8
    • 第6回東アジア競技大会卓球競技 団体 3位・男子ダブルス 3位(丹羽孝希ペア)
  • 2014年
  • 2015年
  • 2016年
    • 第25回ビッグトーナメント佐賀大会 男子シングルス 優勝
    • 第53回世界卓球選手権団体戦(クアラルンプール大会) 男子団体 準優勝
    • ITTFワールドツアーオーストリアオープン 男子シングルス 優勝
  • 2017年
  • 2018年
    • ITTFワールドツアーブルガリアオープン 男子シングルス 準優勝

脚注

  1. ^ a b 13歳・張本「木下グループ」と契約 : スポーツ報知”. スポーツ報知 (2017年5月30日). 2017年4月7日閲覧。
  2. ^ a b 【Tリーグ】松平健太が彩たまに移籍「坂本監督ともう一度一緒に勝負したい」 - スポーツ報知、2019年8月17日閲覧
  3. ^ a b “フリーアナ玉木碧、卓球界の“マツケン”松平健太と結婚「凛々しく、尊敬する所が沢山あります」”. Sponichi Annex (スポーツニッポン新聞社). (2020年3月16日). https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2020/03/16/kiji/20200316s00041000184000c.html 2020年3月16日閲覧。 
  4. ^ 松平健太、世界選手権で鍵握る19歳”. サンケイスポーツ (2010年5月18日). 2010年5月18日閲覧。
  5. ^ 2010年度受賞者”. 早稲田大学 (2010年). 2013年5月21日閲覧。
  6. ^ 「松平は中国代表にとって脅威」=北京五輪王者が日本の新鋭を絶賛”. レコードチャイナ (2009年5月4日). 2010年5月30日閲覧。
  7. ^ Olympic Champion Stretched to the Limit as Japanese Heroes Bid Farewell”. 国際卓球連盟 (2009年5月2日). 2010年5月18日閲覧。
  8. ^ 2016年世界卓球選手権クアラルンプール大会 男子日本代表選考会(2015.12.20)”. 日本卓球協会 (2015年12月20日). 2016年3月6日閲覧。
  9. ^ 男子選考会・決勝。松平健太、日本代表に内定。”. テレビ東京 (2016年12月25日). 2016年12月25日閲覧。
  10. ^ “松平健太、国際大会から引退発表 Tリーグ誕生による卓球選手の新キャリア”. Rallys. (2019年12月10日). https://rallys.online/read/matsuken-tleague/ 2020年1月21日閲覧。 
  11. ^ 未来のエース松平健太「日の丸を誇りに思ってプレーする」 世界卓球 直前インタビュー”. スポーツナビ (2009年4月26日). 2010年5月18日閲覧。
  12. ^ 第18回アジア卓球選手権大会(2007.9.17-23、中国・揚州)日本卓球協会
  13. ^ 第20回アジア卓球選手権大会(2012.2.23-3.1、マカオ)日本卓球協会
  14. ^ 第21回アジア卓球選手権大会(2013.6.30-7.7、韓国・釜山、於:社稷(サジク)室内体育館)日本卓球協会

外部リンク