コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

橋本帆乃香

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
橋本 帆乃香
ミキハウス / 日本ペイントマレッツ No.75
2017アジア選手権の表彰式
基本情報
よみがな はしもと ほのか
ラテン文字 HASHIMOTO Honoka
生年月日 (1998-07-05) 1998年7月5日(26歳)
国籍 日本の旗 日本
出身地 愛知県の旗愛知県名古屋市熱田区
選手情報
最高世界ランク 13位 (2017年9月)
現在世界ランク 31位 (2024年10月22日)
段級位 5段
利き腕
グリップ シェークハンド
ラケット 剛力男子[1]
フォア面ラバー キョウヒョウ3国狂ブルー[1]
バック面ラバー ドナックル(表ソフト)[1]
戦型 カット主戦型
ITTFサイト WTTプロフィール
経歴
学歴 四天王寺中学校・高等学校
所属歴 ミキハウス[2]
代表 日本の旗日本代表 2017
ITTFワールドツアー戦歴
デビュー 2015
ツアー優勝 通算1勝 シングルス1勝
生涯成績 242試合 172勝 勝率71%
世界卓球選手権戦歴
出場大会数 1
初-最終出場 2019
獲得メダル
日本の旗 日本
女子卓球
世界卓球選手権
2019 ブダペスト 女子ダブルス
WTTファイナルズ
2024 福岡 女子ダブルス
アジア卓球選手権
2017 無錫 女子ダブルス
■テンプレート ■プロジェクト:卓球 ■選手一覧

橋本 帆乃香(はしもと ほのか、1998年7月5日 - )は、愛知県名古屋市熱田区[3][4]出身の日本の女子卓球選手。2017年四天王寺高校卒業後ミキハウス入社[2]Tリーグ九州アスティーダに所属していたが2022年4月から日本ペイントマレッツ所属。ITTF世界ランキング最高位は13位。段級位は5段。

人物・経歴

[編集]

祖父・允至、父・明正は卓球用品店・タクシンスポーツを経営[5]。5歳から小学6年まで実家が経営する卓伸クラブで祖父の指導を受ける[5]。その後ミキハウスJSCで腕を磨き、四天王寺羽曳丘中学校卒業後四天王寺高校に進学、2016年の平成27年全日本卓球選手権大会(ジュニアの部)で準優勝、全国高等学校総合体育大会では田口瑛美子に敗れて準優勝[6]2016年の全国高等学校総合体育大会でも早田ひなに敗れ準優勝に終わった[7]ITTFワールドツアーの転戦は2015年ごろからでシングルスの実績は少ないが2016年には同じカットマン佐藤瞳とのダブルスのペアでオーストラリアオープン[8]、ベラルーシオープン[9]、オーストリアオープン[10]優勝をしている。2017年の平成28年全日本卓球選手権大会では高校生カットマンとして30年ぶりにベスト4に入る。4月、四天王寺高校卒業後ミキハウス入社[2]、同月開催のアジア選手権に代表に選出、ダブルスでは佐藤瞳と出場し銅メダルを獲得。

2017年アジア選手権ダブルス(左から2人目が橋本帆乃香)
2017年アジア選手権ダブルスの表彰式(左から2人目が橋本帆乃香)

5月、ITTFチャレンジシリーズクロアチアオープンではシングルス、佐藤瞳と組んだダブルスで優勝し2冠を達成。

映像外部リンク
ITTFチャレンジシリーズクロアチアオープン決勝・ソフィア・ポルカノワ戦(2017年5月、国際卓球連盟による動画)

2019年4月の第55回世界卓球選手権個人戦にはダブルスに出場、佐藤瞳とのペアで出場したダブルスでは準決勝で同士討ちとなった伊藤美誠/早田ひなペアに2-4で敗れたものの銅メダルを獲得。

2021-22年シーズンTリーグ九州アスティーダに同じミキハウスの佐藤瞳とともに加入。

2022-23年シーズンTリーグ日本ペイントマレッツに同じミキハウスの佐藤瞳とともに移籍。

2024年は、日本卓球リーグデンソーのゴールド選手として参戦している。

2024年のWTTファイナルズ福岡では、佐藤瞳とのペアでダブルスに出場し、見事優勝を飾った。

プレースタイル

[編集]

バックハンドサービスからカットを主体に試合を展開し、機を見て強打に転ずる。バックハンドで強打を打つこともある。

主な戦績

[編集]
2015年
2016年
  • 平成27年度全日本卓球選手権大会 ジュニア女子シングルス 準優勝
  • 第55回大阪国際招待選手権(シングルス):準優勝[14]
  • ITTFワールドツアークウェートオープン(U-21):準優勝[15]
  • ITTFオーストラリアオープン(ダブルス):優勝(佐藤瞳ペア)[8]
  • 全国高等学校総合体育大会(団体):優勝、(シングルス):準優勝、(ダブルス):優勝(塩見紗希ペア)[7]
  • ITTFベラルーシオープン(ダブルス):優勝(佐藤瞳ペア)[9]
  • ITTFオーストリアオープン(ダブルス):優勝(佐藤瞳ペア)[10]
2017年
  • ITTFチャレンジシリーズベラルーシオープン(シングルス):準優勝[16]
  • ITTFチャレンジシリーズタイオープン(シングルス):準優勝、(ダブルス):優勝(佐藤瞳ペア)
  • アジア選手権(ダブルス):3位(佐藤瞳ペア)
  • ITTFチャレンジシリーズクロアチアオープン(シングルス):優勝、(ダブルス):優勝(佐藤瞳ペア)
2018年
映像外部リンク
ITTFチャレンジシリーズポーランドオープン決勝・梁夏銀戦(2018年3月、国際卓球連盟による動画)
  • ITTFチャレンジシリーズタイオープン(シングルス):準優勝
  • ITTFオーストラリアオープン(ダブルス):準優勝(佐藤瞳ペア)
2019年
  • ITTFチャレンジプラスポルトガルオープン(シングルス)準優勝
映像外部リンク
チャレンジプラスポルトガルオープン決勝・早田ひな戦(2019年2月、国際卓球連盟による動画)
2022年
  • WTTフィーダー ヨーロッパ夏季シリーズ(シングルス):準優勝
2024年
  • 全日本卓球選手権大会(ダブルス):準優勝(佐藤瞳ペア)
  • WTTフィーダー カッパドキア(ダブルス):優勝(佐藤瞳ペア)
  • WTTコンテンダー リオデジャネイロ(ダブルス):優勝(佐藤瞳ペア)
  • WTTスターコンテンダー バンコク(ダブルス):優勝(佐藤瞳ペア)
  • WTTフィーダー オロモウツ(シングルス):優勝、(ダブルス):優勝(佐藤瞳ペア)
  • WTTフィーダー パナギュリシテ(シングルス):準優勝、(ダブルス):優勝(佐藤瞳ペア)
  • WTTフィーダー ドーハ(ダブルス):準優勝(佐藤瞳ペア)
  • WTTファイナルズ 福岡(ダブルス): 優勝(佐藤瞳ペア)

成績

[編集]

最高成績

[編集]

女子シングルス

[編集]
  • ITTFチャレンジシリーズ 優勝(クロアチア2017)

女子ダブルス

[編集]

女子団体

[編集]

世界ランキング

[編集]
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2016年 43 46 47 50 43 48 47 48 46 45 34
2017年 30 25 22 22 16 16 15 13 14 13 21 21
2018年 28 29 23 23 26 27 24 27 31 30 29 26
2019年 26 24 25 26 23 23 23 32 36 36 34 46
2020年 46 39 42 36 - - - - - - 36 36

脚注

[編集]
  1. ^ a b c 橋本帆乃香の使用ラケットとラバー”. 卓球ナビ. 2021年9月30日閲覧。
  2. ^ a b c 橋本 帆乃香(卓球)| MIKI HOUSE SPORTS CLUB”. ミキハウス. 2017年4月9日閲覧。
  3. ^ 九州アスティーダ・橋本帆乃香(後編):カットマンとして~きっかけと醍醐味~|卓球 Tリーグ|スポーツ情報はdメニュースポーツ”. dメニュースポーツ. 2023年5月27日閲覧。
  4. ^ 卓球 世界選手権 熱田出身の橋本帆乃香 壮行会で抱負「メダルを」”. 47NEWS. 2023年5月27日閲覧。
  5. ^ a b 「世界卓球、メダルを」 熱田出身の橋本さん、壮行会で抱負”. 中日新聞. 2019年4月10日閲覧。
  6. ^ a b 【全国高校選手権(インターハイ2015)】これでインターハイの速報を終わります!”. 卓球王国. 2017年1月31日閲覧。
  7. ^ a b 全国高校選手権(インターハイ2016)”. 卓球王国. 2017年1月31日閲覧。
  8. ^ a b “【TOPICS】オーストラリアOPで日本が全種目制覇、水谷はツアー2連勝”. 卓球王国. (2016年6月12日). http://world-tt.com/ps_info/ps_report_detail.php?&pg=HEAD&page=BACK&bn=1&rpcdno=2042#2042 2017年3月26日閲覧。 
  9. ^ a b “【TOPICS】芝田沙季がベラルーシオープンでツアー初優勝”. 卓球王国. (2016年9月12日). http://world-tt.com/ps_info/ps_report_detail.php?&pg=HEAD&page=BACK&bn=1&rpcdno=2092#2092 2017年3月26日閲覧。 
  10. ^ a b “【TOPICS】オーストリアオープンで松平健太と伊藤美誠が優勝”. 卓球王国. (2016年11月14日). http://world-tt.com/ps_info/ps_report_detail.php?&pg=HEAD&page=BACK&bn=1&rpcdno=2147#2147 2017年3月26日閲覧。 
  11. ^ “藤村友也が2冠に輝く。大阪オープン”. 卓球王国. (2015年2月16日). http://world-tt.com/ps_info/ps_report_detail.php?&pg=HEAD&page=BACK&bn=1&rpcdno=1705#1705 2017年3月26日閲覧。 
  12. ^ “東京選手権 男女シングルスは張一博と天野優が制す”. 卓球王国. (2015年3月15日). http://world-tt.com/ps_info/ps_report_detail.php?&pg=HEAD&page=BACK&bn=1&rpcdno=1729#1729 2017年3月26日閲覧。 
  13. ^ “和歌山国体 各種目で優勝チームが決定”. 卓球王国. (2015年9月30日). http://world-tt.com/ps_info/ps_report_detail.php?&pg=HEAD&page=BACK&bn=1&rpcdno=1865#1865 2017年3月26日閲覧。 
  14. ^ “大阪国際招待選手権、松山祐季と藤井優子が優勝”. 卓球王国. (2016年2月15日). http://world-tt.com/ps_info/ps_report_detail.php?&pg=HEAD&page=BACK&bn=1&rpcdno=1957#1957 2017年3月26日閲覧。 
  15. ^ “石川佳純が3位入賞。クウェートオープン”. 卓球王国. (2016年3月22日). http://world-tt.com/ps_info/ps_report_detail.php?&pg=HEAD&page=BACK&bn=1&rpcdno=1986#1986 2017年3月26日閲覧。 
  16. ^ “ベラルーシオープンで佐藤瞳が優勝”. 卓球王国. (2017年3月21日). http://world-tt.com/ps_info/ps_report_detail.php?&pg=HEAD&page=BACK&bn=1&rpcdno=2199#2199 2017年3月26日閲覧。 

外部リンク

[編集]