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「北星駅」の版間の差分

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2020年2月15日 (土) 06:09時点における版

北星駅
駅舎(2017年10月)
ほくせい
Hokusei
W49 日進 (9.1 km)
(1.9 km) 智恵文 W51
地図
所在地 北海道名寄市智恵文北星
北緯44度26分29.6秒 東経142度25分41.5秒 / 北緯44.441556度 東経142.428194度 / 44.441556; 142.428194
駅番号 W50
所属事業者 北海道旅客鉄道(JR北海道)
所属路線 宗谷本線
キロ程 89.3 km(旭川起点)
電報略号 ホク
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
開業年月日 1959年(昭和34年)11月1日
備考 無人駅
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北星駅(ほくせいえき)は、北海道上川総合振興局名寄市智恵文北星にある北海道旅客鉄道(JR北海道)宗谷本線である。駅番号W50電報略号ホク

一部の普通列車は通過する。

歴史

1977年の北星駅と周囲約500m範囲の状況。左上稚内方面。ホームが小さく、草に覆われているためか分かり難い。真ん中が丸くなったアルファベットのWの形の道路の中心を、右上から細道が一直線に貫いていて、それが線路に到達した処の右に、ぼんやり白く3mm程度の長さで見えるのがホームの一部。細道の道路と駅の中間にある建物が待合室。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成

駅名の由来

所在地名より。当地は、当初「北山」と通称される集落であったが、この「北」の字と輝く「星」の2字を合わせ、「北星」という地名となり、駅設置にあたりこの名称が用いられた[2]

駅構造

単式ホーム1面1線を有する地上駅。ホームは線路の北東側(稚内方面に向かって右手側)に存在する[3]分岐器を持たない棒線駅となっている[3]

開業時からの無人駅名寄駅管理)[4]で、ホーム北側の出入口から少し離れた位置に待合所を有する[5]。農機具置き場を思わせる[5][6]老朽化した、下見板張りの木造[5]の建物で、舎内も木目がむき出し、窓枠も木枠のままとなっている[7]。外側の窓の上部には「毛織の北紡」と記載された年代物の赤い看板が掲示されており、目立っている[5]。かつてはホーム側から見て待合所の左手側[7]に、便器が取り外されていた[6]木造の小さなトイレがあったが、2010年(平成22年)までに撤去された[7]。ホームは木製デッキ式で[5]、稚内方にスロープを有し[3]駅施設外に連絡している。ホームへのアクセスは畑の中の小道を利用し、その中間に待合室があるが、ホームから15m程も離れた位置にある。

利用状況

  • 1992年度(平成4年度)の1日乗降客数は0人[3]
  • 2011 - 2015年(平成23 - 27年)の乗車人員(11月の調査日)平均は「1名以下」[報道 1][新聞 1]
  • 2012 - 2016年(平成24 - 28年)の乗車人員(特定の平日の調査日)平均は0.6人[報道 2]
  • 2013 - 2017年(平成25 - 29年)の乗車人員(特定の平日の調査日)平均は0.4人[報道 3]
  • 2014 - 2018年(平成26 - 30年)の乗車人員(特定の平日の調査日)平均は0.2人[報道 4]

駅周辺

周囲の人家は農家が4〜5軒のみである[7]

隣の駅

北海道旅客鉄道(JR北海道)
宗谷本線(一部列車は当駅通過)
日進駅 (W49) - *智東駅 - 北星駅 (W50) - 智恵文駅 (W51)
*打消線は廃駅

脚注

出典

  1. ^ 書籍『日本鉄道旅行地図帳 全線全駅全廃線 1 北海道』(監修:今尾恵介新潮社2008年5月発行)46ページより。
  2. ^ 『北海道 駅名の起源』(第1版)日本国有鉄道北海道総局、札幌市、1973年3月25日、176頁。ASIN B000J9RBUY 
  3. ^ a b c d 書籍『JR・私鉄全線各駅停車1 北海道630駅』(小学館1993年6月発行)146ページより。
  4. ^ 書籍『無人駅探訪』(監修:西崎さいき、文芸社2011年6月発行)148ページより。
  5. ^ a b c d e 書籍『北海道鉄道駅大図鑑』(著:本久公洋、北海道新聞社2008年8月発行)208ページより。
  6. ^ a b 書籍『もっと秘境駅へ行こう!』(著:牛山隆信小学館文庫2003年8月発行)125-126ページより。
  7. ^ a b c d 書籍『すごい駅』(著:横見浩彦牛山隆信メディアファクトリー新書、2010年10月発行)108-109ページより。

報道発表資料

  1. ^ 極端にご利用の少ない駅(3月26日現在)” (PDF). 平成28年度事業運営の最重点事項. 北海道旅客鉄道. p. 6 (2016年3月28日). 2017年9月25日閲覧。
  2. ^ "宗谷線(名寄・稚内間)" (PDF). 線区データ(当社単独では維持することが困難な線区) (Press release). 北海道旅客鉄道. 8 December 2017. 2017年12月30日時点のオリジナル (PDF)よりアーカイブ。2017年12月30日閲覧 {{cite press release2}}: |work=で外部リンクを指定しないでください (説明); 不明な引数|deadlinkdate=が空白で指定されています。 (説明)
  3. ^ "宗谷線(名寄・稚内間)" (PDF) (Press release). 北海道旅客鉄道. 2 July 2017. 2017年12月30日時点のオリジナル (PDF)よりアーカイブ。2018年7月13日閲覧 {{cite press release2}}: 不明な引数|deadlinkdate=が空白で指定されています。 (説明)
  4. ^ 宗谷線(名寄・稚内間)” (PDF). 線区データ(当社単独では維持することが困難な線区)(地域交通を持続的に維持するために). 北海道旅客鉄道. p. 3 (2019年10月18日). 2019年10月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年10月18日閲覧。

新聞記事

  1. ^ a b “JR北海道、17駅の廃止打診 名寄「北星」、幕別「稲士別」も” (日本語). 北海道新聞. どうしんウェブ/電子版(経済) (北海道新聞社). (2016年10月2日). オリジナルの2016年10月1日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20161001230621/http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/economy/economy/1-0322438.html 2016年10月2日閲覧。 

関連項目

外部リンク