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* 選択的[[夫婦別姓]]制度の導入に反対<ref>朝日新聞、2014年衆院選、朝日・東大谷口研究室共同調査、2014年。</ref>。 |
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== 特筆事項 == |
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2015年、自民党の勉強会「[[文化芸術懇話会]]」において論争となる発言をした[[百田尚樹]]の講演について、「意見は拝聴に値する」と述べた<ref>[http://mainichi.jp/select/news/20150629k0000m010117000c.html 「報道圧力:野党なお追及の構え 谷垣氏謝罪に納得せず」、毎日新聞、2015年6月28日] {{webarchive|url=https://web.archive.org/web/20150630232100/http://mainichi.jp/select/news/20150629k0000m010117000c.html |date=2015年6月30日 }}</ref>。 |
* 2015年、自民党の勉強会「[[文化芸術懇話会]]」において論争となる発言をした[[百田尚樹]]の講演について、「意見は拝聴に値する」と述べた<ref>[http://mainichi.jp/select/news/20150629k0000m010117000c.html 「報道圧力:野党なお追及の構え 谷垣氏謝罪に納得せず」、毎日新聞、2015年6月28日] {{webarchive|url=https://web.archive.org/web/20150630232100/http://mainichi.jp/select/news/20150629k0000m010117000c.html |date=2015年6月30日 }}</ref>。 |
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* 2015年10月、一億総活躍担当大臣として[[菊池桃子]]に猛プッシュをかけ、内閣総理大臣(安倍晋三)の[[私的諮問機関]]として設置された「[[一億総活躍国民会議]]」の有識者議員に任命した<ref>[https://www.dailyshincho.jp/article/2015/11130815/?all=1 1億総活躍「菊池桃子」民間議員は「加藤担当大臣」がファンだから] 週刊新潮 2015年11月12日号掲載 - デイリー新潮。</ref>。 |
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== 著作 == |
== 著作 == |
2018年1月19日 (金) 13:58時点における版
加藤 勝信 かとう かつのぶ | |
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ファイル:Katsunobu Kato cropped 1 Shinzo Abe Mike Penning Katsunobu Kato and Keiichi Hayashi 20130616.jpg | |
生年月日 | 1955年11月22日(68歳) |
出生地 | 東京都 |
出身校 | 東京大学経済学部卒業 |
前職 |
国家公務員(大蔵省) 加藤六月衆議院議員秘書 川崎医療福祉大学客員教授 |
所属政党 |
(無所属→) 自由民主党(額賀派) |
称号 | 経済学士(東京大学・1979年) |
親族 |
室崎勝造(祖父) 加藤六月(岳父) 加藤武徳(義伯父) |
公式サイト | 衆議院議員 加藤 勝信 |
内閣 |
第3次安倍第3次改造内閣 第4次安倍内閣 |
在任期間 | 2017年8月3日 - 現職 |
内閣 |
第3次安倍第1次改造内閣 第3次安倍第2次改造内閣 |
在任期間 | 2015年10月7日 - 2017年8月3日 |
選挙区 |
(比例中国ブロック→) 岡山5区 |
当選回数 | 6回 |
在任期間 | 2003年11月10日 - 現職 |
加藤 勝信(かとう かつのぶ、1955年11月22日[1] - )は、日本の政治家、大蔵官僚。旧姓・室崎(むろさき)。自由民主党所属の衆議院議員(6期)、厚生労働大臣(第19代・第20代)、内閣府特命担当大臣(拉致問題担当)、働き方改革担当大臣。自由民主党岡山県連会長。
内閣府大臣政務官(第1次安倍改造内閣・福田康夫内閣)、自由民主党総裁特別補佐、川崎医療福祉大学客員教授、内閣官房副長官(第2次安倍内閣)、内閣人事局長、内閣府特命担当大臣(少子化対策、男女共同参画)及び一億総活躍担当、女性活躍担当、再チャレンジ担当、休眠預金活用担当を歴任。
来歴
生い立ち
東京都出身[2]。父・室崎勝聰は日野自動車工業社員(のち取締役副社長)。東京都立大泉高等学校[要出典]、東京大学経済学部を卒業、1979年に大蔵省入省。倉吉税務署署長、主計局主査(労働予算担当)、主計局主査(防衛予算担当)等、本省勤務の他、農林水産大臣秘書官を務める[1]。農水大臣だった加藤六月の娘に婿入りし加藤に改姓[3]。1995年、大蔵省大臣官房企画官を最後に退官。退官後は六月の秘書を務める[1]。
衆議院議員
1998年、第18回参議院議員通常選挙に岡山県選挙区(定数2[4])から無所属で出馬したが、得票数4位で落選(岡山県選挙区からは江田五月、妻の従兄弟にあたる加藤紀文が選出)。2000年の第42回衆議院議員総選挙に自由民主党から比例中国ブロック単独7位で出馬したが、再び落選。なおこの時、当初は義父・加藤六月の地盤であった岡山5区から民主党の公認を受けての出馬を模索していたが、直前で岡山県選出の橋本龍太郎元首相の誘いを受け[要出典]、自民党に鞍替えした(岡山4区で橋本のライバルだった義父・加藤六月は出馬せず、引退)。その後、川崎医療福祉大学客員教授に就任[1]。
2003年の第43回衆議院議員総選挙では、比例中国ブロック単独3位で自民党から出馬し、初当選。当選後は橋本龍太郎が会長を務める平成研究会に入会する[要出典]。2005年の第44回衆議院議員総選挙では再度岡山5区からの出馬を党本部に強く希望した[要出典]ものの、党本部は村田吉隆を公認。加藤に対しては郵政民営化法案に反対した平沼赳夫の選出選挙区である岡山3区からの出馬を要請した[5]が、加藤はこれを拒否し、無所属での出馬を表明した[5]。しかし、共倒れを危惧した党本部が仲裁に入り、コスタリカ方式による出馬で決着させて保守分裂選挙を回避し[5]、村田、加藤のいずれも当選した。2007年、第1次安倍改造内閣で内閣府大臣政務官に任命され、福田康夫内閣でも再任。
2009年の第45回衆議院議員総選挙では、前職の村田吉隆が引退を表明したため、岡山5区から出馬し、民主党新人の花咲宏基を下し3選(花咲も比例復活)。
自民党政権奪還後
2012年9月の自由民主党総裁選挙では安倍晋三の推薦人に名を連ねた[要出典]。その後、総裁に選出された安倍の下で政調会長への起用が有力視されていたが、最終的に総裁特別補佐及び自民党報道局長に就任した。同年12月の第46回衆議院議員総選挙で4選。選挙後に発足した第2次安倍内閣では、額賀派所属ながら内閣官房副長官に起用され、2014年5月には内閣人事局発足に伴い初代内閣人事局長に任命された。同年12月、第47回衆議院議員総選挙で5選。
2015年(平成27年)10月7日に発足した第3次安倍第1次改造内閣で内閣府特命担当大臣(少子化対策、男女共同参画)及び一億総活躍担当、女性活躍担当、再チャレンジ担当、拉致問題担当、国土強靱化担当として初入閣[6][7]。
2016年(平成28年)8月3日に発足した第3次安倍第2次改造内閣で、新たに設けられた働き方改革の担当大臣を兼任。12月9日、新設された休眠預金活用の担当大臣を兼任[8]。
2017年8月3日、第3次安倍第3次改造内閣において、横滑りで厚生労働大臣に就任。引き続き、働き方改革および拉致問題の担当大臣にも任命された。同年10月、第48回衆議院議員総選挙で6選。
年譜
- 1955年11月22日 - 東京都生まれ。
- 1979年 - 東京大学経済学部卒業。大蔵省入省。
- 1982年 - 郵政省出向。
- 1984年 - 倉吉税務署署長。
- 1986年 - 内閣官房副長官秘書官。
- 1990年 - 大蔵省主計局主査(労働予算担当)。
- 1991年 - 大蔵省主計局主査(防衛予算担当)。
- 1994年 - 農林水産省大臣秘書官。
- 1995年 - 大蔵省大臣官房企画官を最後に退官。加藤六月秘書。
- 1998年 - 第18回参議院議員通常選挙落選(岡山県選挙区)。
- 2000年 - 第42回衆議院議員総選挙落選(比例中国ブロック)。川崎医療福祉大学客員教授。
- 2003年 - 第43回衆議院議員総選挙当選(比例中国ブロック)。
- 2005年 - 第44回衆議院議員総選挙当選(比例中国ブロック)。衆議院環境委員会理事。
- 2007年 - 内閣府大臣政務官(第1次安倍改造内閣・福田康夫内閣)。
- 2008年 - 自由民主党経済産業部会部会長代理。衆議院内閣委員会理事。
- 2009年 - 自由民主党厚生労働部会医療委員会事務局長。
- 2009年 - 自由民主党文部科学部会特別支援教育小委員会委員長。第45回衆議院議員総選挙当選(岡山5区)。自由民主党厚生労働部会部会長・IT戦略特別委員会事務局長・行政改革推進本部幹事。衆議院厚生労働委員会理事。
- 2010年 - 自由民主党副幹事長。
- 2012年 - 自由民主党総裁特別補佐・報道局長・厚生労働部会副部会長・社会保障制度に関する特命委員会事務局長。第46回衆議院議員総選挙当選(岡山5区)。内閣官房副長官(第2次安倍内閣)。
- 2014年 - 内閣人事局長(初代)[9]。第47回衆議院議員総選挙当選(岡山5区)。
- 2015年 - 内閣府特命担当大臣(少子化対策担当、男女共同参画担当)及び一億総活躍担当、女性活躍担当、再チャレンジ担当、拉致問題担当、国土強靱化担当。
- 2016年 - 内閣府特命担当大臣(少子化対策担当、男女共同参画担当)及び一億総活躍担当、働き方改革担当、女性活躍担当、再チャレンジ担当、拉致問題担当。
- 2017年 - 厚生労働大臣及び働き方改革担当、内閣府特命担当大臣(拉致問題)。第48回衆議院議員総選挙当選(岡山5区)。
政策
特筆事項
- 2015年、自民党の勉強会「文化芸術懇話会」において論争となる発言をした百田尚樹の講演について、「意見は拝聴に値する」と述べた[11]。
- 2015年10月、一億総活躍担当大臣として菊池桃子に猛プッシュをかけ、内閣総理大臣(安倍晋三)の私的諮問機関として設置された「一億総活躍国民会議」の有識者議員に任命した[12]。
著作
親族
室崎商店の社長であった祖父・室崎勝造は漁業、水産物缶詰加工業、窯業、冷凍倉庫業を手掛けた他、島根県議会では議長も務め、実業界や政界で活躍した[13]。父・室崎勝聰も日野自動車工業の副社長を務めた[要出典]。また国土庁長官、北海道開発庁長官、農林水産大臣を務めた元衆議院議員の加藤六月は岳父[14]。妻の親である加藤六月の「娘に官僚の婿を迎えたい」とする意向により現在の妻の姉((一財)産業遺産国民会議専務理事・加藤康子)と婚約していたが、その女性は一方的に婚約を破棄した上でハーバード大学へ留学に出てしまい、妹と婚約・結婚することとなった。 この加藤家との縁により、自治大臣、国家公安委員会委員長、北海道開発庁長官、岡山県知事、参議院議員を務めた加藤武徳は、妻の伯父にあたり、武徳の息子で元参議院議員の加藤紀文は義理の従兄弟。
- 祖父:室崎勝造(実業家・政治家) - 室崎商店社長、島根県議会議長
- 父:室崎勝聰(実業家) - 日野自動車工業副社長[要出典]
- 岳父:加藤六月(政治家) - 国土庁長官、北海道開発庁長官、農林水産大臣[要出典]
- 義伯父:加藤武徳(政治家) - 自治大臣、国家公安委員会委員長、北海道開発庁長官[要出典]
- 義姉:加藤康子(評論家)[要出典]
所属団体・議員連盟
- 創生「日本」(事務局長)
- 神道政治連盟国会議員懇談会
- 日本会議国会議員懇談会
- 平和を願い真の国益を考え靖国神社参拝を支持する若手国会議員の会
- 速やかな政策実現を求める有志議員の会
- 日韓議員連盟
- 自民党動物愛護管理推進議員連盟
- 再チャレンジ支援議員連盟
- TPP交渉における国益を守り抜く会
- 対北朝鮮外交カードを考える会
- 心理職の国家資格化を推進する議員連盟
- 文化芸術懇話会[15]
脚注
- ^ a b c d プロフィール | 衆議院議員 加藤 勝信
- ^ “第3次安倍第2次改造内閣 閣僚等名簿 一億総活躍担当 加藤勝信(かとうかつのぶ)”. 首相官邸. 2016年11月28日閲覧。
- ^ 「週刊新潮」2015年5月21日菖蒲月増大号
- ^ 第19回参議院議員通常選挙より定数1。
- ^ a b c “加藤氏が一転比例に 岡山5区はコスタリカ方式”. 共同通信社. 47NEWS. (2005年8月29日) 2012年10月10日閲覧。
- ^ “第3次安倍改造内閣 閣僚等名簿”. 首相官邸ホームページ. 内閣官房 (2015年10月7日). 2015年10月8日閲覧。
- ^ “【第3次安倍改造内閣】憲法改正へ「国民的議論を深める」 拉致、普天間…にじむ解決への決意”. 産経ニュース. 株式会社産経デジタル (2015年10月8日). 2015年10月8日閲覧。
- ^ 休眠預金活用で準備室 担当閣僚に一億総活躍相
- ^ 「初代内閣人事局長に加藤官房副長官 政治主導鮮明に 」日本経済新聞2014/5/20
- ^ 朝日新聞、2014年衆院選、朝日・東大谷口研究室共同調査、2014年。
- ^ 「報道圧力:野党なお追及の構え 谷垣氏謝罪に納得せず」、毎日新聞、2015年6月28日 Archived 2015年6月30日, at the Wayback Machine.
- ^ 1億総活躍「菊池桃子」民間議員は「加藤担当大臣」がファンだから 週刊新潮 2015年11月12日号掲載 - デイリー新潮。
- ^ 「浜田の水産――命運握る」『<6>浜田の水産 命運握る : 回顧2011 : 企画・連載 : 島根 : 地域 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)』読売新聞、2011年12月27日。[リンク切れ]
- ^ 「週刊新潮」2015年5月21日菖蒲月増大号
- ^ 「自民勉強会発言――安保国会新たな火種」『毎日新聞』50135号、14新版、毎日新聞東京本社、2015年6月27日、3面。
外部リンク
- 衆議院議員 加藤 勝信
- 加藤 勝信 (katsunobu.kato.7) - Facebook
公職 | ||
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先代 塩崎恭久 |
厚生労働大臣 第19・20代:2017年 - |
次代 現職 |
先代 創設 |
特命担当大臣(拉致問題) 初・第2代:2017年 - |
次代 現職 |
先代 有村治子 |
特命担当大臣(少子化対策) 第17代:2015年 - 2017年 |
次代 松山政司 |
先代 有村治子 |
特命担当大臣(男女共同参画) 第22代:2015年 - 2017年 |
次代 松山政司 |
先代 斎藤勁 |
内閣官房副長官(政務担当・衆議院) 2012年 - 2015年 |
次代 萩生田光一 |