海岸町 (室蘭市)
海岸町 | |
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町 | |
北緯42度19分18.52秒 東経140度58分15.71秒 / 北緯42.3218111度 東経140.9710306度座標: 北緯42度19分18.52秒 東経140度58分15.71秒 / 北緯42.3218111度 東経140.9710306度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 北海道 |
市町村 | 室蘭市 |
人口情報(2023年(令和5年)12月31日現在) | |
人口 | 465[1] 人 |
世帯数 | 309[1] 世帯 |
設置日 | 1966年(昭和41年)7月1日 |
郵便番号 | 051-0022[2] |
市外局番 | 0143(室蘭MA)[3] |
ナンバープレート | 室蘭 |
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海岸町(かいがんちょう)は北海道室蘭市の地名。海岸町一丁目から三丁目の町がある。住居表示実施済み。郵便番号は051-0022。かつて同名の大字,字,室蘭郡の町が存在した。
地理
[編集]室蘭市の南西部に位置し、東に入江町、南に中央町、南西に幕西町、西に沢町,西小路町、北西に緑町、北に築地町と接し、北東は室蘭港と面する。
海洋
[編集]- 室蘭港
地域の特徴
[編集]室蘭市の都市計画マスタープランでは蘭西地域に属する[4]。
町域の中央寄りを北海道道699号室蘭港線が縦断し、東寄りを南から走る国道36号が一丁目28-6付近で国道区間を終了する[注 1]。東側は平坦であるが、西側は台地になっている。
一丁目にむろらん広域センタービル、室蘭公共職業安定所(ハローワークむろらん)、室蘭年金事務所、室蘭市 港湾部庁舎、室蘭警察署 室蘭駅前交番、港の文学館、室蘭観光協会(旧室蘭駅舎)、二丁目に室蘭八幡宮がある。室蘭八幡宮境内には1945年(昭和20年)の空襲・艦砲射撃による犠牲者慰霊碑が設置されている。三丁目に港町会館がある。
歴史
[編集]札幌本道の崖下海岸の埋め立てにより1893年(明治26年)室蘭郡の町名として成立した[5]。1897年(明治30年)北海道炭礦鉄道室蘭線輪西~室蘭間(現室蘭本線東室蘭~室蘭間)が開通し、室蘭駅が現室蘭駅付近に開設された[5]。1912年(明治45年)室蘭駅が現室蘭観光協会の場所に移転、以後当地は石炭積出港として発展し、鉄道関係の事業所や住宅・商店が立ち並んだ[5]。1944年(昭和19年)同和火災海上保険(現あいおいニッセイ同和損害保険)札幌支店室蘭営業所,東京海上火災保険(現東京海上日動火災保険)室蘭支社、1947年(昭和22年)安田火災海上保険(現損害保険ジャパン)北海道支店室蘭支社が相次いで開設[5]。1997年(平成9年)室蘭駅が中央町四丁目に移転、翌年旧駅舎に観光協会が入居する。
地名の由来
[編集]1966年(昭和41年)の町名地番整理の際には、海岸町とするか(港として旧上陸地点に由来する)港町とするか意見が分かれたが、審議会の票決によって海岸町に落ち着いた[6]。
沿革
[編集]- 1893年(明治26年) - 室蘭郡の町として海岸町が成立[5]。
- 1900年(明治30年)7月1日 - 北海道一級町村制の施行により室蘭町(一級町)が発足、室蘭郡海岸町は室蘭町の大字、海岸町となる[7]。
- 1918年(大正7年)2月1日 - 北海道区制の施行により室蘭区が発足。室蘭町海岸町は室蘭区海岸町となる[8]。
- 1922年(大正11年)4月1日 - 字名改正により海岸町(大字)の一部が海岸町(字)となり、海岸町(大字)を廃止[5][9]。
- 1922年(大正11年)8月1日 - 市制施行により室蘭区海岸町は室蘭市海岸町となる[10]。
- 1966年(昭和41年)7月1日 - 海岸町一丁目 - 三丁目新設[5][11]。
町名の変遷
[編集]実施内容 | 実施年月日 | 実施後 | 実施前 |
---|---|---|---|
北海道一級町村制 | 1900年(明治30年)7月1日 | 室蘭町海岸町(大字) | 室蘭郡海岸町[7] |
字名改正 | 1922年(大正11年)4月1日 | 海岸町(字) | 海岸町(大字)の一部[9] |
町名新設 | 1966年(昭和41年)7月1日 | 海岸町一丁目 | 海岸町(字)の一部(他不明) |
町名新設 住居表示 |
海岸町二丁目 | 海岸町(字),大町(字),泉町(字),沢町(字)の各一部[11] | |
海岸町三丁目 | 海岸町(字),港町(字),西小路町(字)の各一部[11] | ||
住居表示 | 2008年(平成20年)3月1日 | 海岸町一丁目 | 海岸町一丁目,海岸町二丁目,入江町の各一部[12] |
世帯数と人口
[編集]2023年(令和5年)12月31日現在(室蘭市発表)の世帯数と人口は以下の通りである[1]。
町 | 世帯数 | 人口 |
---|---|---|
海岸町一丁目 | 50世帯 | 81人 |
海岸町二丁目 | 123世帯 | 176人 |
海岸町三丁目 | 136世帯 | 208人 |
計 | 309世帯 | 465人 |
人口の変遷
[編集]国勢調査による人口の推移。
1995年(平成7年) | 929人 | [13] | |
2000年(平成12年) | 776人 | [14] | |
2005年(平成17年) | 619人 | [15] | |
2010年(平成22年) | 528人 | [16] | |
2015年(平成27年) | 489人 | [17] | |
2020年(令和2年) | 399人 | [18] |
世帯数の変遷
[編集]国勢調査による世帯数の推移。
1995年(平成7年) | 435世帯 | [13] | |
2000年(平成12年) | 391世帯 | [14] | |
2005年(平成17年) | 328世帯 | [15] | |
2010年(平成22年) | 280世帯 | [16] | |
2015年(平成27年) | 276世帯 | [17] | |
2020年(令和2年) | 239世帯 | [18] |
学区
[編集]市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[19]。
町 | 街区 | 小学校 | 中学校 |
---|---|---|---|
海岸町一丁目 | 全域 | 室蘭市立みなと小学校 | 室蘭市立室蘭西中学校 |
海岸町二丁目 | 全域 | ||
海岸町三丁目 | 全域 |
交通
[編集]道路
[編集]- 国道36号 ※国道235号との重用区間
- 北海道道699号室蘭港線
施設
[編集]役所・公的機関
[編集]- 北海道胆振総合振興局(むろらん広域センタービル内)
- 室蘭市役所広域センタービル庁舎(むろらん広域センタービル内)
- 室蘭保健所(むろらん広域センタービル内)
- 室蘭公共職業安定所(ハローワークむろらん)
- 室蘭年金事務所
- 室蘭市 港湾部
- 室蘭警察署 室蘭駅前交番
公共施設
[編集]- 室蘭観光協会
- 港町会館
金融機関
[編集]文化施設
[編集]- 港の文学館
寺社
[編集]公園
[編集]- 海岸町2丁目公園
- 海岸町3丁目公園
- ぽっぽらん公園
- みなとが丘児童公園
- 臨海小公園
- レインボー公園
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 重用する国道235号の起点でもある。
出典
[編集]- ^ a b c “町別の人口と世帯数(日本人のみ)”. 室蘭市 (2024年1月4日). 2024年2月2日閲覧。
- ^ “郵便番号”. 日本郵便. 2024年2月2日閲覧。
- ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2024年2月2日閲覧。
- ^ “室蘭市都市計画マスタープラン”. 都市建設部都市政策推進課都市政策推進係. 2024年1月6日閲覧。
- ^ a b c d e f g 角川日本地名大辞典編纂委員会『角川日本地名大辞典 1.北海道 上巻』角川書店、1987年、343頁。ISBN 4040010116。
- ^ 室蘭市市史編さん委員会『新室蘭市史 第2巻』室蘭市役所、1981年3月25日、118頁。
- ^ a b 室蘭市市史編さん委員会『新室蘭市史 第2巻』室蘭市役所、1981年3月25日、45頁。
- ^ 室蘭市市史編さん委員会『新室蘭市史 第2巻』室蘭市役所、1981年3月25日、60頁。
- ^ a b 室蘭市市史編さん委員会『新室蘭市史 第2巻』室蘭市役所、1981年3月25日、108頁。
- ^ 室蘭市市史編さん委員会『新室蘭市史 第2巻』室蘭市役所、1981年3月25日、65頁。
- ^ a b c “自治省告示第176号”, 官報 (国立印刷局) 号外第140号, (1966-11-30)
- ^ “総務省告示愛154号”, 官報 (国立印刷局) 号外第55号, (2009-03-19)
- ^ a b “平成7年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年3月28日). 2023年7月17日閲覧。
- ^ a b “平成12年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年5月30日). 2023年7月17日閲覧。
- ^ a b “平成17年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年6月27日). 2023年7月17日閲覧。
- ^ a b “平成22年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2012年1月20日). 2023年7月17日閲覧。
- ^ a b “平成27年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2017年1月27日). 2023年7月17日閲覧。
- ^ a b “令和2年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2022年2月10日). 2023年7月17日閲覧。
- ^ “室蘭市内小中学校通学区域”. 室蘭市 教育部・学校教育課. 2024年2月2日閲覧。
関連項目
[編集]緑町 | 築地町 | |||
西小路町・沢町 | 入江町 | |||
海岸町 | ||||
幕西町 | 中央町 |