本町 (室蘭市)
本町 | |
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町 | |
北緯42度18分50.33秒 東経140度58分16.14秒 / 北緯42.3139806度 東経140.9711500度座標: 北緯42度18分50.33秒 東経140度58分16.14秒 / 北緯42.3139806度 東経140.9711500度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 北海道 |
市町村 | 室蘭市 |
人口情報(2023年(令和5年)12月31日現在) | |
人口 | 380[1] 人 |
世帯数 | 246[1] 世帯 |
設置日 | 1966年(昭和41年)7月1日 |
郵便番号 | 051-0015[2] |
市外局番 | 0143(室蘭MA)[3] |
ナンバープレート | 室蘭 |
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本町(ほんちょう)は北海道室蘭市の地名。本町一丁目から二丁目の町がある。住居表示実施済み。郵便番号は051-0015。かつて同名の大字,字,室蘭郡の町が存在した。
地理
[編集]室蘭市の南部に位置し、北に幸町、東に山手町、南に栄町と接し、西は内浦湾に面する。
海洋
[編集]- 内浦湾
地域の特徴
[編集]室蘭市の都市計画マスタープランでは蘭西地域に属する[4]。
町域の東寄りを北海道道919号中央東線が縦断し、そこから西に向かって上り勾配となっている。町域西部の砂浜は電信浜児童遊泳場となっている。
一丁目に室蘭民報社 本社、二丁目にDENZAI環境科学館・室蘭市図書館(愛称「えみらん」)、本町会館がある。
歴史
[編集]本町は1872年(明治5年)からの札幌本道開削の進行に伴い形成された町並みで、1873年(明治6年)に室蘭郡の町名として成立した[5]。1896年(明治29年)からは仙岩の橋本組によって埋立工事が始まり、宅地化が進んだ[5]。1906年(明治39年)に室蘭小学校追直分校(のちの武揚小学校)、1917年(大正6年)に室蘭中学校が開校、1920年(大正9年)に室蘭図書館が開館した[5]。1945年(昭和20年)室蘭民報社創立[5]。1958年(昭和33年)、市立室蘭図書館が移転建設、1963年(昭和38年)に市青少年科学館が開館、その敷地内には本格的なドーム型温室と植物園,150人収容のプラネタリウム館が併設されていた[6]。市立室蘭図書館と市青少年科学館は2021年(令和3年)3月に老朽化のため閉館、これら施設を受け継ぐ形でえみらんが2021年12月25日にオープンした[7]。
地名の由来
[編集]開拓使が将来の室蘭の中心街として位置づけたことによる[5]。
遊泳場の電信浜の名前の由来は、1891年(明治24年)に室蘭の対岸である砂原との間に逓信省が、この浜から海底電線を敷いたことによる[8]。
沿革
[編集]- 1873年(明治6年) - 開拓使の管轄、室蘭郡の町として本町が成立[5]。
- 1900年(明治30年)7月1日 - 北海道一級町村制の施行により室蘭町(一級町)が発足、室蘭郡本町は室蘭町の大字、本町となる[9]。
- 1918年(大正7年)2月1日 - 北海道区制の施行により室蘭区が発足。室蘭町本町は室蘭区本町となる[10]。
- 1922年(大正11年)4月1日 - 字名改正により本町(大字)の一部が本町(字)となり、本町(大字)を廃止[5][11]。
- 1922年(大正11年)8月1日 - 市制施行により室蘭区本町は室蘭市本町となる[12]。
- 1966年(昭和41年)7月1日 - 本町一丁目 - 二丁目新設[5][13]。
町名の変遷
[編集]実施内容 | 実施年月日 | 実施後 | 実施前 |
---|---|---|---|
北海道一級町村制 | 1900年(明治30年)7月1日 | 室蘭町本町(大字) | 室蘭郡本町[9] |
字名改正 | 1922年(大正11年)4月1日 | 本町(字) | 本町(大字)の一部[11] |
町名新設 住居表示 |
1966年(昭和41年)7月1日 | 本町一丁目 | 本町(字)の一部[13] |
本町二丁目 | 本町(字)の一部[13] |
世帯数と人口
[編集]2023年(令和5年)12月31日現在(室蘭市発表)の世帯数と人口は以下の通りである[1]。
町 | 世帯数 | 人口 |
---|---|---|
本町一丁目 | 125世帯 | 198人 |
本町二丁目 | 121世帯 | 182人 |
計 | 246世帯 | 380人 |
人口の変遷
[編集]国勢調査による人口の推移。
1995年(平成7年) | 678人 | [14] | |
2000年(平成12年) | 602人 | [15] | |
2005年(平成17年) | 544人 | [16] | |
2010年(平成22年) | 478人 | [17] | |
2015年(平成27年) | 431人 | [18] | |
2020年(令和2年) | 389人 | [19] |
世帯数の変遷
[編集]国勢調査による世帯数の推移。
1995年(平成7年) | 343世帯 | [14] | |
2000年(平成12年) | 321世帯 | [15] | |
2005年(平成17年) | 299世帯 | [16] | |
2010年(平成22年) | 273世帯 | [17] | |
2015年(平成27年) | 265世帯 | [18] | |
2020年(令和2年) | 239世帯 | [19] |
学区
[編集]市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[20]。
丁目 | 街区 | 小学校 | 中学校 |
---|---|---|---|
本町一丁目 | 全域 | 室蘭市立みなと小学校 | 室蘭市立室蘭西中学校 |
本町二丁目 | 全域 |
交通
[編集]道路
[編集]施設
[編集]公共施設
[編集]- 本町会館
文化施設
[編集]- DENZAI環境科学館・室蘭市図書館(えみらん)
- DENZAI環境科学館
- 室蘭市図書館
その他
[編集]- 電信浜児童遊泳場
- 室蘭民報社 本社
脚注
[編集]- ^ a b c “町別の人口と世帯数(日本人のみ)”. 室蘭市 (2024年1月4日). 2024年1月20日閲覧。
- ^ “郵便番号”. 日本郵便. 2024年1月6日閲覧。
- ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2024年1月6日閲覧。
- ^ “室蘭市都市計画マスタープラン”. 都市建設部都市政策推進課都市政策推進係. 2024年1月6日閲覧。
- ^ a b c d e f g h 角川日本地名大辞典編纂委員会『角川日本地名大辞典 1.北海道 上巻』角川書店、1987年、1387頁。ISBN 4040010116。
- ^ 角川日本地名大辞典編纂委員会『角川日本地名大辞典 1.北海道 下巻』角川書店、1987年、433頁。ISBN 4040010124。
- ^ “公報むろらん 2021年12月号”. 室蘭市. p. 2. 2024年1月6日閲覧。
- ^ “ふるさと室蘭ガイドブック”. 室蘭市総務部広報課. p. 67. 2024年1月8日閲覧。
- ^ a b 室蘭市市史編さん委員会『新室蘭市史 第2巻』室蘭市役所、1981年3月25日、45頁。
- ^ 室蘭市市史編さん委員会『新室蘭市史 第2巻』室蘭市役所、1981年3月25日、60頁。
- ^ a b 室蘭市市史編さん委員会『新室蘭市史 第2巻』室蘭市役所、1981年3月25日、108頁。
- ^ 室蘭市市史編さん委員会『新室蘭市史 第2巻』室蘭市役所、1981年3月25日、65頁。
- ^ a b c “自治省告示第176号”, 官報 (国立印刷局) 号外第140号, (1966-11-30)
- ^ a b “平成7年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年3月28日). 2023年7月17日閲覧。
- ^ a b “平成12年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年5月30日). 2023年7月17日閲覧。
- ^ a b “平成17年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年6月27日). 2023年7月17日閲覧。
- ^ a b “平成22年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2012年1月20日). 2023年7月17日閲覧。
- ^ a b “平成27年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2017年1月27日). 2023年7月17日閲覧。
- ^ a b “令和2年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2022年2月10日). 2023年7月17日閲覧。
- ^ “室蘭市内小中学校通学区域”. 室蘭市 教育部・学校教育課. 2024年1月8日閲覧。
関連項目
[編集]幸町 | ||||
山手町 | ||||
本町 | ||||
栄町 |