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東宝の年度別映画興行成績

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』

東宝の年度別映画興行成績（とうほうのねんどべつえいがこうぎょうせいせき）は、東宝の年度別映画興行成績（配給収入、または、興行収入）と当該年度の東宝トップ番組の一覧である。

1999年以前

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1999年までは、映画の興行成績は配給収入で発表されていた。

1953年から1975年まで

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東宝年間配給収入（1953年 - 1975年）
年度 年間配給収入

(単位：百万円)

前年対比
1953 2,357 —
1954 3,098 131.4%
1955 3,220 104.0%
1956 4,094 127.1%
1957 4,629 113.1%
1958 4,893 105.7%
1959 4,599 094.0%
1960 4,781 104.0%
1961 4,822 100.9%
1962 5,465 113.3%
1963 5,300 097.0%
1964 4,324 081.6%
1965 5,493 127.0%
1966 4,504 082.0%
1967 4,816 106.9%
1968 4,523 093.9%
1969 4,297 095.0%
1970 3,402 079.2%
1971 3,086 090.7%
1972 3,096 100.3%
1973 4,635 149.7%
1974 6,039 130.3%
1975 5,655 093.6%
1953年と1954年の出典: 井上雅雄「映画産業の戦後｢黄金期｣の実態(下) : ポスト占領期の映画産業と大映の企業経営・補論」『立教經濟學研究』第71巻第2号、立教大学経済学研究会、2017年10月、102頁、doi:10.14992/00015468。 
1955年から1975年の出典: 東宝 編『東宝75年のあゆみ 1932 - 2007 資料』（PDF）東宝、2010年4月、48頁。 

邦画配給会社別の年間配給収入（1953年 - 1975年）

1975年から1999年まで

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東宝年間配給収入（1975年 - 1999年）
年度 年間配給収入 前年対比 配給収入トップ番組 出典
映画タイトル 配給収入
1975 056億5544万円 093.7% いす伊豆の踊子 008.3億円 [1][2]
1976 081億2496万円 143.7% そく続・人間革命 016.1億円 [3][4]
1977 083億9736万円 103.4% はつ八甲田山 025.1億円 [5][6]
1978 063億0227万円 075.1% きり霧の旗 008.9億円 [7][8]
1979 078億7992万円 125.0% あああゝ野麦峠 014.0億円 [9]
1980 132億3531万円 168.0% かけ影武者 027.0億円 [10][11]
1981 116億4570万円 088.0% れん連合艦隊 019.0億円 [12][13]
1982 100億3563万円 086.2% はいハイティーン・ブギ 018.0億円 [14][15]
1983 083億4119万円 083.1% ふるプルメリアの伝説 天国のキッス 012.0億円 [16][17][† 1]
1984 081億0065万円 097.1% とらえもんのひたのまかいたいほうけんドラえもん のび太の魔界大冒険 016.5億円 [18][19][† 2]
1985 138億4163万円 170.9% ひるビルマの竪琴 029.5億円 [21][22]
1986 163億9281万円 118.4% こね子猫物語 054.0億円 [23][24]
1987 115億4610万円 070.4% とらえもんのひたとりゆうのきしドラえもん のび太と竜の騎士 015.0億円 [25][26]
1988 158億8200万円 137.6% とん敦煌 045.0億円 [27][28]
1989 105億7727万円 066.6% とらえもんのひたのにつほんたんしようドラえもん のび太の日本誕生 020.2億円 [29][30]
1990 106億5715万円 100.8% たすタスマニア物語 025.2億円 [31][32]
1991 109億4924万円 102.7% おもおもひでぽろぽろ 018.7億円 [33][34]
1992 128億5199万円 117.4% くれ紅の豚 028.0億円 [35][36]
1993 108億0360万円 084.1% こしらふいえすもすらゴジラvsモスラ 022.2億円 [37][38]
1994 118億6376万円 0109.8% へい平成狸合戦ぽんぽこ 026.3億円 [39][40]
1995 113億8156万円 095.3% みみ耳をすませば 018.5億円 [41][42]
1996 106億7251万円 093.8% こしらふいえすてすとろいあゴジラvsデストロイア 020.0億円 [43][44]
1997 193億7016万円 181.5% ものもののけ姫 113.0億円 [45][46]
1998 187億4106万円 096.8% おと踊る大捜査線 THE MOVIE 050.0億円 [47][48]
1999 167億6040万円 089.4% けきしようはんほけつともんすたあ劇場版ポケットモンスター 幻のポケモン ルギア爆誕 035.0億円 [49][50]

邦画配給会社別の年間配給収入（1975年 - 1999年）

2000年以降

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2000年からは、映画の興行成績は興行収入で発表されている。

東宝年間興行収入
年度 年間興行収入 前年対比 興行収入トップ番組 出典
映画タイトル 興行収入
2000 255億3835万円 — けきしようはんほ劇場版ポケットモンスター 結晶塔の帝王 ENTEI 048.5億円 [51][52]
2001 548億5756万円 214.8% せん千と千尋の神隠し 304.0億円[† 3] [53][54]
2002 312億3703万円 056.9% ね猫の恩返し 064.6億円 [55][56]
2003 421億7402万円 135.0% お踊る大捜査線 THE MOVIE 2 173.5億円 [57][58]
2004 542億5622万円 128.6% せか世界の中心で、愛をさけぶ 085.0億円 [59][60]
2005 525億0934万円 096.8% はハウルの動く城 196.0億円 [61][62]
2006 587億7720万円 111.9% けとゲド戦記 076.9億円 [63][64]
2007 595億1067万円 101.2% ひHERO 081.5億円 [65][66]
2008 739億1459万円 112.4% かけ崖の上のポニョ 155.0億円 [67][68]
2009 654億9331万円 088.6% るROOKIES -卒業- 085.5億円 [69][70]
2010 748億6912万円 114.3% かり借りぐらしのアリエッティ 092.6億円 [71][72]
2011 591億1110万円 079.0% こコクリコ坂から 044.6億円 [73][74]
2012 741億3577万円 125.4% ふBRAVE HEARTS 海猿 073.3億円 [75][76]
2013 673億2289万円 090.8% かせ風立ちぬ 120.2億円 [77][78]
2014 729億6541万円 108.4% えいえ永遠の0 087.6億円 [79][80]
2015 731億5117万円 100.3% えいか映画 妖怪ウォッチ 誕生の秘密だニャン! 078.0億円 [81][82]
2016 854億2671万円 116.8% き君の名は。 250.3億円 [83][84]
2017 620億2311万円 072.6% め名探偵コナン から紅の恋歌 068.9億円 [85][86]
2018 605億3664万円 097.6% けきしようはんこ劇場版 コード・ブルー 093.0億円 [87][88]
2019 771億0318万円 127.4% て天気の子 142.3億円 [89][84]
2020 719億2370万円 93.3％ 劇場版「鬼滅の刃」無限列車編　 404.3億円 [89][84]
2021 666億円4726万円 92.7% シン・エヴァンゲリオン劇場版 102.8億円
2022 628億円3384万円 94.3％ すずめの戸締まり 149.4億円
2023 774億円5808万円 123.3％ 名探偵コナン 黒鉄の魚影 138.8億円

邦画配給会社別の年間興行収入（2000年以降）

脚注

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注釈

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  1. ^ 『南極物語』（59億円）は共同配給の日本ヘラルド映画に計上されている。
  2. ^ キネマ旬報では、『ドラえもん のび太の魔界大冒険』は17.0億円となっている[20]。
  3. ^ 再上映を含む累計興行収入は、316億8000万円

出典

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  1. ^ 「1975年度日本映画/外国映画業界総決算」『キネマ旬報』1976年（昭和51年）2月下旬号、キネマ旬報社、1976年、111 - 118頁。 
  2. ^ 『キネマ旬報ベスト・テン85回全史 1924-2011』キネマ旬報社〈キネマ旬報ムック〉、2012年5月、332頁。ISBN 978-4873767550。 
  3. ^ 「1976年度日本映画/外国映画業界総決算」『キネマ旬報』1977年（昭和52年）2月下旬号、キネマ旬報社、1977年、109 - 123頁。 
  4. ^ 『キネマ旬報ベスト・テン85回全史 1924-2011』キネマ旬報社〈キネマ旬報ムック〉、2012年5月、342頁。ISBN 978-4873767550。 
  5. ^ 「1977年度日本映画・外国映画業界総決算 日本映画」『キネマ旬報』1978年（昭和53年）2月下旬号、キネマ旬報社、1978年、118 - 125頁。 
  6. ^ 『キネマ旬報ベスト・テン全史: 1946-2002』キネマ旬報社、2003年、223頁。ISBN 4-87376-595-1。 
  7. ^ 「1978年度日本映画・外国映画業界総決算 日本映画」『キネマ旬報』1979年（昭和54年）2月下旬号、キネマ旬報社、1979年、118 - 125頁。 
  8. ^ 『キネマ旬報ベスト・テン全史: 1946-2002』キネマ旬報社、2003年、230-231頁。ISBN 4-87376-595-1。 
  9. ^ 「1979年度日本映画・外国映画業界総決算」『キネマ旬報』1980年（昭和55年）2月下旬号、キネマ旬報社、1980年、122 - 124頁。 
  10. ^ 「1980年度日本映画・外国映画業界総決算」『キネマ旬報』1981年（昭和56年）2月下旬号、キネマ旬報社、1981年、116 - 119頁。 
  11. ^ 1980年配給収入10億円以上番組 - 日本映画製作者連盟
  12. ^ 「1981年度日本映画・外国映画業界総決算 日本映画」『キネマ旬報』1982年（昭和57年）2月下旬号、キネマ旬報社、1982年、118 - 125頁。 
  13. ^ 1981年配給収入10億円以上番組 - 日本映画製作者連盟
  14. ^ 「1982年度日本映画・外国映画業界総決算 日本映画」『キネマ旬報』1983年（昭和58年）2月下旬号、キネマ旬報社、1983年、112 - 118頁。 
  15. ^ 1982年配給収入10億円以上番組 - 日本映画製作者連盟
  16. ^ 「1983年度日本映画・外国映画業界総決算 日本映画」『キネマ旬報』1984年（昭和59年）2月下旬号、キネマ旬報社、1984年、110 - 116頁。 
  17. ^ 1983年配給収入10億円以上番組 - 日本映画製作者連盟
  18. ^ 「1984年度日本映画・外国映画業界総決算 日本映画」『キネマ旬報』1985年（昭和60年）2月下旬号、キネマ旬報社、1985年、114 - 120頁。 
  19. ^ 1984年配給収入10億円以上番組 - 日本映画製作者連盟
  20. ^ 「1984年邦画4社＜封切配収ベスト作品＞」『キネマ旬報』1985年（昭和60年）2月下旬号、キネマ旬報社、1985年、120頁。 
  21. ^ 「1985年度日本映画・外国映画業界総決算 日本映画」『キネマ旬報』1986年（昭和61年）2月下旬号、キネマ旬報社、1986年、122 - 128頁。 
  22. ^ 1985年配給収入10億円以上番組 - 日本映画製作者連盟
  23. ^ 「1986年度日本映画・外国映画業界総決算 日本映画」『キネマ旬報』1987年（昭和62年）2月下旬号、キネマ旬報社、1987年、124 - 131頁。 
  24. ^ 1986年配給収入10億円以上番組 - 日本映画製作者連盟
  25. ^ 「1987年度日本映画・外国映画業界総決算 日本映画」『キネマ旬報』1988年（昭和63年）2月下旬号、キネマ旬報社、1988年、191 - 192頁。 
  26. ^ 1987年配給収入10億円以上番組 - 日本映画製作者連盟
  27. ^ 「1988年度日本映画・外国映画業界総決算 日本映画」『キネマ旬報』1989年（平成元年）2月下旬号、キネマ旬報社、1989年、167 - 172頁。 
  28. ^ 1988年配給収入10億円以上番組 - 日本映画製作者連盟
  29. ^ 「1989年度日本映画・外国映画業界総決算 日本映画」『キネマ旬報』1990年（平成2年）2月下旬号、キネマ旬報社、1990年、175 - 176頁。 
  30. ^ 1989年配給収入10億円以上番組 - 日本映画製作者連盟
  31. ^ 「1990年度日本映画・外国映画業界総決算 日本映画」『キネマ旬報』1991年（平成3年）2月下旬号、キネマ旬報社、1991年、143 - 144頁。 
  32. ^ 1990年配給収入10億円以上番組 - 日本映画製作者連盟
  33. ^ 「1991年度日本映画・外国映画業界総決算 日本映画」『キネマ旬報』1992年（平成4年）2月下旬号、キネマ旬報社、1992年、143頁。 
  34. ^ 1991年配給収入10億円以上番組 - 日本映画製作者連盟
  35. ^ 「1992年度日本映画・外国映画業界総決算 日本映画」『キネマ旬報』1993年（平成5年）2月下旬号、キネマ旬報社、1993年、147 - 148頁。 
  36. ^ 1992年配給収入10億円以上番組 - 日本映画製作者連盟
  37. ^ 「1993年度日本映画・外国映画業界総決算 日本映画」『キネマ旬報』1994年（平成6年）2月下旬号、キネマ旬報社、1994年、155 - 156頁。 
  38. ^ 1993年配給収入10億円以上番組 - 日本映画製作者連盟
  39. ^ 「1994年度日本映画・外国映画業界総決算--経営/製作/配給/興行のすべて」『キネマ旬報』1995年（平成7年）2月下旬号、キネマ旬報社、1995年、155頁。 
  40. ^ 1994年配給収入10億円以上番組 - 日本映画製作者連盟
  41. ^ 「1995年日本映画・外国映画業界総決算」『キネマ旬報』1996年（平成8年）2月下旬号、キネマ旬報社、1996年、160頁。 
  42. ^ 1995年配給収入10億円以上番組 - 日本映画製作者連盟
  43. ^ 「1996年日本映画・外国映画業界総決算 日本映画」『キネマ旬報』1997年（平成9年）2月下旬号、キネマ旬報社、1997年、156頁。 
  44. ^ 1996年配給収入10億円以上番組 - 日本映画製作者連盟
  45. ^ 「1997年日本映画・外国映画業界総決算 日本映画」『キネマ旬報』1998年（平成10年）2月下旬号、キネマ旬報社、1998年、168 - 169頁。 
  46. ^ 1997年配給収入10億円以上番組 - 日本映画製作者連盟
  47. ^ 「1998年日本映画・外国映画業界総決算 日本映画」『キネマ旬報』1999年（平成11年）2月下旬号、キネマ旬報社、1999年、175 - 176頁。 
  48. ^ 1998年配給収入10億円以上番組 - 日本映画製作者連盟
  49. ^ 「1999年日本映画・外国映画業界総決算 日本映画」『キネマ旬報』2000年（平成12年）2月下旬号、キネマ旬報社、2000年、154頁。 
  50. ^ 1999年配給収入10億円以上番組 - 日本映画製作者連盟
  51. ^ 「2000年度 日本映画・外国映画 業界総決算 経営/製作/配給/興行のすべて」『キネマ旬報』2001年（平成13年）2月下旬号、キネマ旬報社、2001年、149 - 150頁。 
  52. ^ 2000年興行収入10億円以上番組 (PDF) - 日本映画製作者連盟
  53. ^ 「2001年度 日本映画・外国映画 業界総決算 経営/製作/配給/興行のすべて」『キネマ旬報』2002年（平成14年）2月下旬号、キネマ旬報社、2002年、138頁。 
  54. ^ 2001年興行収入10億円以上番組 (PDF) - 日本映画製作者連盟
  55. ^ 「2002年度 日本映画・外国映画 業界総決算 経営/製作/配給/興行のすべて」『キネマ旬報』2003年（平成15年）2月下旬号、キネマ旬報社、2003年、139 - 140頁。 
  56. ^ 2002年興行収入10億円以上番組 (PDF) - 日本映画製作者連盟
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  58. ^ 2003年興行収入10億円以上番組 (PDF) - 日本映画製作者連盟
  59. ^ 「2004年度 日本映画・外国映画 業界総決算 経営/製作/配給/興行のすべて」『キネマ旬報』2005年（平成17年）2月下旬号、キネマ旬報社、2005年、153頁。 
  60. ^ 2004年興行収入10億円以上番組 (PDF) - 日本映画製作者連盟
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  62. ^ 2005年興行収入10億円以上番組 (PDF) - 日本映画製作者連盟
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  64. ^ 2006年興行収入10億円以上番組 (PDF) - 日本映画製作者連盟
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  67. ^ 「2008年 日本映画・外国映画 業界総決算 経営/製作/配給/興行のすべて」『キネマ旬報』2009年（平成21年）2月下旬号、キネマ旬報社、2009年、173頁。 
  68. ^ 2008年興行収入10億円以上番組 (PDF) - 日本映画製作者連盟
  69. ^ 「2009年 日本映画・外国映画 業界総決算 経営/製作/配給/興行のすべて」『キネマ旬報』2010年（平成22年）2月下旬号、キネマ旬報社、2010年、172頁。 
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関連項目

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外部リンク

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