小松バイパス (石川県)
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一般国道バイパス | |
---|---|
小松バイパス | |
路線延長 | 15.6km[1][2] |
陸上区間 | 15.6km |
開通年 | 1986年 |
起点 | 石川県能美市大長野町[3] |
終点 | 石川県加賀市箱宮町[3] |
接続する 主な道路 (記法) |
国道305号 国道360号 国道416号 |
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小松バイパス(こまつバイパス)は、石川県能美市大長野町から同県加賀市箱宮町に至る国道8号のバイパス道路である[3]。
全線が完全立体交差で、現在は一部区間が暫定2車線の対面通行となっており、4車線化が事業中である[1][2]。バイパス開通前の従前の道路は、国道305号に路線変更された[3]。
概要
[編集]- 起点:石川県能美市大長野町(大長野IC)[3]
- 終点:石川県加賀市箱宮町(箱宮IC)[3]
- 延長:15.6 km[1][2][4]
- 設計速度:80 km/h
- 車線数:4車線(暫定2車線)
- 道路規格:第3種第1級
- 総事業費:600億円
- 事業者・管理者:国土交通省北陸地方整備局金沢河川国道事務所[1][2]
歴史
[編集]- 1974年(昭和49年) - 小松バイパス事業化。
- 1983年(昭和58年)3月24日 - 小松バイパス建設着工[5]。
- 1986年(昭和61年)11月21日 - 八幡IC - 東山IC間延長2.2 kmの供用開始(暫定2車線)[3][6]。
- 1990年(平成2年)11月30日 - 東山IC - 粟津IC間延長5.1 kmの供用開始(暫定2車線)[7]。
- 1992年(平成4年)10月 - 粟津IC - 箱宮IC間延長3.7 kmの供用開始(暫定2車線)。
- 1998年(平成10年)8月 - 佐々木IC - 八幡IC間延長1.3 kmの供用開始(暫定2車線)。
- 2003年(平成15年)3月24日 - 大長野IC - 佐々木IC間延長3.3 kmの供用開始(暫定2車線)[4]、バイパスが全線開通[3][4]。
- 2009年(平成21年) - 慢性的な渋滞解消のため、八幡IC - 東山IC間の4車線化工事について発表。4車線化工事については東山ICの改良工事を優先することとし、東山ICの改良工事の完成は2012年(平成24年)度の供用開始を目指すとした[要出典]。
- 2010年(平成22年)4月22日 - 蓮代寺ICに隣接して、道の駅こまつ木場潟が開駅。
- 2012年(平成24年)12月25日 - 八幡IC - 東山IC間延長2.2 kmの4車線化が完成し供用開始(小松バイパスで初めての4車線供用)。
- 2015年(平成27年)3月20日 - 東山IC - 粟津IC間延長5.1 kmの4車線化が完成し供用開始。
- 2020年(令和2年)10月30日 - 小杉IC - 千代・能美IC間延長1.3 kmの4車線化が供用開始[8]。
- 2021年(令和3年)4月27日 - 5か年程度で佐々木IC - 八幡IC間延長1.8 kmの4車線化開通予定を発表[2][9]。
- 2021年(令和3年)4月28日 - 千代・能美IC - 佐々木IC間延長0.9 kmの4車線化が供用開始[1][2][10]。
- 2024年(令和6年)3月8日 - 佐々木IC - 八幡IC間延長1.4 kmの4車線化が供用開始[11]。
地理
[編集]通過する自治体
[編集]交差する道路
[編集]- 上側が起点側、下側が終点側。左側が上り側、右側が下り側。
- 交差する道路は、県道以上の道路および立体交差をするもしくは立体交差をする計画の道路。特記がないものは市町道。
交差する道路など | 交差する場所 | 備考 | |||
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金沢西バイパス 国道8号・国道305号 金沢・富山方面 | |||||
国道305号[3] | 石川県道4号小松鶴来線 | 能美市 | 大長野IC(大長野高架橋) | 大長野西 | 分岐する国道305号はバイパス開通前の国道8号と同一[3] |
石川県道54号寺畠小松線 | 小杉IC(小杉高架橋) | 小杉南 | |||
白江方面 | 河田方面 | 小松市 | 千代・能美IC(千代高架橋)[2] | 千代能美 | |
国道360号 | 佐々木IC(八幡北跨道橋)[2] | 八幡東 | |||
石川県道111号大野八幡線 | 石川県道22号金沢小松線 <加賀産業開発道路> |
八幡IC[2] | 八幡温泉西 | 東山ICまで県道22号が重複 | |
千木野PA | 福井方面のみ設置 | ||||
石川県道22号金沢小松線 | 国道416号 | 東山IC | 東山町 | ||
三谷・木場潟方面 | 蓮代寺IC | 道の駅こまつ木場潟が隣接 | |||
木場PA | 金沢方面のみ設置 | ||||
木場・木場潟方面 | 木場IC | ||||
津波倉PA | 金沢方面のみ設置 | ||||
石川県道11号小松山中線 | 粟津IC(津波倉跨道橋)[2] | 津波倉東 | |||
林PA | 福井方面のみ設置 | ||||
石川県道156号高塚粟津線 | 二ツ梨IC(二ツ梨跨道橋) | 二ツ梨町東 | |||
国道305号 | 加賀市 | 箱宮IC[2] | 分岐する国道305号はバイパス開通前の国道8号と同一 | ||
国道8号・国道305号 福井・敦賀方面 |
接続するバイパスの位置関係
[編集](敦賀方面) - 福井バイパス - 現道 - 小松バイパス - 金沢西バイパス - 金沢バイパス - (富山方面)
脚注
[編集]- ^ a b c d e “国道8号 小松バイパスの4車線区間を4月28日延伸”. トラベルWatch (2021年4月21日). 2022年9月13日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k “千代・能美−佐々木IC間 4車線化 小松の国道8号バイパス”. 北陸中日新聞Web. (2021年4月29日). オリジナルの2021年4月29日時点におけるアーカイブ。 2022年9月13日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j “新修小松市史 第10巻 図説こまつの歴史 伸びる交通網・消える鉄路” (PDF). 小松市立図書館 (2020年6月10日). 2022年9月13日閲覧。
- ^ a b c 「川北-加賀 10分以上短縮 小松バイパス全線開通祝う」『北國新聞』朝刊2003年3月25日、30面。
- ^ 市制50周年 1991, p. 532.
- ^ 市制50周年 1991, p. 561.
- ^ 市制50周年 1991, p. 638.
- ^ “国道8号小松バイパスの4車線区間を延伸します” (PDF). 国土交通省北陸地方整備局 金沢河川国道事務所 (2020年10月23日). 2020年10月23日閲覧。
- ^ “道路事業の開通見通しについてお知らせします。” (PDF). 国土交通省北陸地方整備局道路部 (2021年4月27日). 2021年4月27日閲覧。
- ^ “国道8号小松バイパスの4車線区間を延伸します” (PDF). 国土交通省北陸地方整備局金沢河川国道事務所 (2021年4月21日). 2021年4月27日閲覧。
- ^ 『国道8号小松バイパス 3/8(金)佐々木IC〜八幡ICの4車線区間を延伸』(PDF)(プレスリリース)国土交通省北陸地方整備局 金沢河川国道事務所、2024年3月1日 。2024年3月8日閲覧。
参考文献
[編集]- 『小松市制50周年記念誌』小松市、1991年3月31日。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 一般国道8号 小松バイパス (PDF) - 国土交通省北陸地方整備局金沢河川国道事務所