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小倉和夫

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

小倉 和夫(おぐら かずお、1938年11月15日 - )は、日本の外交官韓国大使フランス大使、国際交流基金理事長などを務めた後、青山学院大学教授、立命館大学教授、日本財団パラリンピックサポートセンター理事長。東京都出身。

父は農林官僚経済学者小倉武一[1]。弟は社会学者の小倉充夫[1]

略歴

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学歴

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職歴

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同期

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外務省同期入省には、高瀬尚一(駐バチカン大使)、西村元彦(駐ポルトガル大使)、丹波實(駐ロシア大使)、原島秀毅(駐マレーシア大使)、木島輝夫(駐アルゼンチン大使)、木村崇之(EU大使)、川島純(駐ニュージーランド大使)、池田右二(ウィーン国際機関大使)、宮本信生(駐チェコ大使)、荒船清彦(駐西大使、中南米局長)、大和田悳朗(駐ユーゴ大使)、荒義尚(駐比大使)、久保田穣(駐パキスタン大使)、国安正昭(駐ポルトガル大使)など。

エピソード

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著書

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  • 『ゆれる国際貿易体制: ガットはどこへ行く』(サイマル出版会、1972年)
  • 『日米経済摩擦: 表の事情ウラの事情』(日本経済新聞社、1982年)
  • 『アメリカの12の顔』(東洋経済新報社、1982年)
  • 『権力の継承』(日本国際問題研究所、1985年)
  • 『パリ名作の旅』(サイマル出版会、1987年)
  • 『東西文化摩擦』(中央公論社、1990年)
  • 『日米経済摩擦 改訂版』(朝日文庫、1991年)
  • 『パリの周恩来』(中央公論社[中公叢書]、1992年)(吉田茂賞受賞)
  • 『「西」の日本・「東」の日本 』(研究社出版、1995年)
  • 『中国の威信日本の矜持: 東アジアの国際関係再構築に向けて』(中央公論新社、2001年)
  • 吉田茂の自問 ― 敗戦、そして報告書「日本外交の過誤」』(藤原書店、2003年)
  • グローバリズムへの叛逆 ― 反米主義と市民運動』(中央公論新社、2004年)
  • 『日中実務協定交渉』(岩波書店、2010年)
  • 『名作から創るフランス料理』(かまくら春秋社、2010年)
  • 『日本のアジア外交 ― 二千年の系譜』(藤原書店、2013年)
  • 『秘録・日韓1兆円資金』(講談社、2013年)
  • 『日韓関係の争点』(共著)(藤原書店、2014年)
  • 『解剖 北朝鮮リスク』(共著)(日本経済新聞出版社、2016年)
  • 『日本人の朝鮮観 なぜ「近くて遠い隣人」なのか』(日本経済新聞出版社、2016年)
  • 『日本の「世界化」と世界の「中国化」 日本人の中国観二千年を鳥瞰する』(藤原書店、2019年)
  • 『アジアは日本をどう見てきたか』(アジア・ユーラシア総合研究所、2020年)
  • 『国際交流と日本: 日本の自画像と国際認識をつくった国際交流』(土山實男 共編)(内外出版、2021年)
  • 『フランス大使の眼でみたパリ万華鏡』(藤原書店、2024年)
  • 『駐韓国大使日誌1997〜2000 日韓パートナーシップ宣言とその時代』(昇亜美子・白鳥潤一郎・河炅珍 共著)(岩波書店、2024年)

脚注

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  1. ^ a b 『人事興信録 第21版 上』人事興信所、1961年。 
  2. ^ a b 『全国官公界名鑑』1991年版 同盟通信社
  3. ^ [1][リンク切れ]
  4. ^ 懲りない外務省の犯罪的な概算要求 財務省は「小さな大使館」で反撃せよ”. Special Feature!. 2020年1月29日閲覧。
  5. ^ 第151回国会 参議院 予算委員会 第9号 平成13年3月16日”. 国会会議録検索システム. 国立国会図書館. 2020年1月29日閲覧。

外部リンク

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公職
先代
藤井宏昭
日本の旗 国際交流基金理事長
2003年 - 2011年
次代
安藤裕康
先代
林貞行
日本の旗 外務省経済局長
1992年 - 1994年
次代
原口幸市