コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

木寺昌人

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
2017年(平成29年)3月6日撮影、
木寺昌人

木寺 昌人(きてら まさと、1952年〈昭和27年〉10月10日 - (72歳))は、日本外交官外務省大臣官房長、内閣官房副長官補を経て、2012年(平成24年)から駐中華人民共和国特命全権大使2016年(平成28年)から2019年 (令和元年) まで駐フランス特命全権大使を務めた。

人物・経歴

[編集]

東京都出身。父の木寺淳(元川崎製鉄常務)は元通産省技官[1]。父がフランスとベルギーの大使館に勤務したのに伴い、小学校時代をパリブリュッセルの現地校で過ごした[2]都立戸山高校を経て東京大学法学部第二類(公法コース)を卒業後、1976年昭和51年)外務省に入省[2][3]フランス語研修を受けた[4]

中国との関係

[編集]

外務省中国課の首席事務官として、1992年(平成4年)の「日中国交正常化20周年」に関わる業務を行った。

「昌人」という名は中国武昌から一字を取ったものである。これは、誕生日の10月10日が武昌で辛亥革命が起きた日である事に由来する。このため、孫文にずっと興味があったという。また、外祖父は中国大連で働いた経験があり、母も大連生まれである。[17]

同期

[編集]

脚注

[編集]
  1. ^ 「木寺淳氏死去(元川崎製鉄〈現JFEスチール〉常務。木寺昌人駐中国大使の父)」時事通信2016/02/29
  2. ^ a b 第一回グローバリストコミュニケーションの真髄「駐中華人民共和国全権大使、木寺昌人大使との対談インタビュー」 岩上和道、Innovations-I
  3. ^ 木寺駐フランス大使(昭46)のその後」 一般社団法人城北会(府立四中・都立戸山高校同窓会)、2016-08-03。2020年2月11日閲覧。
  4. ^ 「中国大使に木寺氏 人選難航で窮余の策 」2012/10/6 0:21日本経済新聞 電子版
  5. ^ a b 金言:駐中国大使の資質=西川恵毎日新聞 2012年10月12日 東京朝刊
  6. ^ 日本経済新聞2001年2月26日
  7. ^ (日本語) アフリカの発展に関する日本・アフリカ・ジャーナリスト会議”. 外務省. 2011年4月5日閲覧。
  8. ^ 新中国大使に木寺昌人氏起用へNHKニュース10月5日 18時26分
  9. ^ 木寺新大使、協調能力期待も職務遂行は「非常に難しい」=中国サーチナニュース
  10. ^ 「任期延長の丹羽中国大使、閣議で退職を承認」2012年12月18日13時06分 読売新聞
  11. ^ 「駐英大使に鶴岡氏、仏大使は木寺氏」日本経済新聞2016/4/5
  12. ^ 次期フランス大使の木寺昌人氏がレジオン・ドヌール勲章を受章在日フランス大使館
  13. ^ a b 特別職国家公務員の再就職状況の公表について令和2年4月1日~令和3年3月31日(PDF/132KB)内閣人事局
  14. ^ INC, SANKEI DIGITAL (2020年2月15日). “【人事】日本製鉄”. 産経ニュース. 2020年6月25日閲覧。
  15. ^ 役員人事について丸紅株式会社
  16. ^ 人事 2020.11.26 06:00 Facebook Twitter LINE pocket printSankeiBiz
  17. ^ 新駐中国大使:名前の昌は武昌から 母は大連生まれ

外部リンク

[編集]
先代
高須幸雄
国連担当大使
2006(平成18)年-2008(平成20)年
次代
秋元義孝
先代
河相周夫
内閣官房副長官補(外政担当)
2012(平成24)年
次代
梅本和義