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中富良野町

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中富良野村から転送)
なかふらのちょう ウィキデータを編集
中富良野町
中富良野町旗 中富良野町章
1962年4月1日制定
日本の旗 日本
地方 北海道地方
都道府県 北海道上川総合振興局
空知郡
市町村コード 01461-3
法人番号 3000020014613 ウィキデータを編集
面積 108.65km2
総人口 4,526[編集]
住民基本台帳人口、2024年9月30日)
人口密度 41.7人/km2
隣接自治体 上川総合振興局
富良野市
空知郡:上富良野町
上川郡美瑛町
空知総合振興局
芦別市
町の木 コブシ
町の花 ラベンダー
中富良野町役場
町長 小松田清
所在地 071-0795
北海道空知郡中富良野町本町9-1
北緯43度24分20秒 東経142度25分30秒 / 北緯43.4056度 東経142.425度 / 43.4056; 142.425座標: 北緯43度24分20秒 東経142度25分30秒 / 北緯43.4056度 東経142.425度 / 43.4056; 142.425
外部リンク 公式ウェブサイト

中富良野町位置図

― 政令指定都市 / ― 市 / ― 町・村

ウィキプロジェクト
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中富良野町(なかふらのちょう)は、北海道のほぼ中央・富良野地区にある。「ラベンダーのまち」として有名とされる。

概要

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町名は、アイヌ語の「フーラヌイ」がフラヌイ(臭くにおう泥土、腐れ泥)となり、泥炭地帯を表現した地名(振縫)の中心が本町であることに由来している[1]。2001年(平成13年)には「ふらののラベンダー」として環境省から「かおり風景100選」に選定されている[2]。中富良野町を含む6市町村で「富良野・美瑛観光圏」を形成している[3][4][5]

地理

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北海道のほぼ中央に位置している。町の東北から南西に向かって緩やかな傾斜が続き、丘陵部は畑地帯で平坦部は水田地帯になっている[1]

気候

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内陸性気候に属して夏期は30 ℃、冬期はマイナス25 ℃前後前後となり[1]。年平均気温は6 ℃で、寒暖差は10.9 ℃と北海道内で最も差が大きい方であり、年間降水量は900 mm前後、積雪量は平野部で1 m程度、山間部では2〜3 mに達する[6]。内陸部の町であるが、日本海沿岸の多雪の影響を受ける[6]

人口

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中富良野町と全国の年齢別人口分布(2005年) 中富良野町の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 中富良野町
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性
中富良野町(に相当する地域)の人口の推移
1970年(昭和45年) 8,352人
1975年(昭和50年) 7,421人
1980年(昭和55年) 7,039人
1985年(昭和60年) 6,723人
1990年(平成2年) 6,331人
1995年(平成7年) 5,931人
2000年(平成12年) 5,833人
2005年(平成17年) 5,707人
2010年(平成22年) 5,476人
2015年(平成27年) 5,069人
2020年(令和2年) 4,733人
総務省統計局 国勢調査より


歴史

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フラワー都市交流連絡協議会

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フラワー都市交流連絡協議会は、花をまちづくりのシンボルにして活力と安らぎのある住みよいまちづくりを目指すため、全国9都市の花のまちが集まったもの[9]

町議会

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「議会の概要」参照[10]

  • 議員定数11人
  • 本会議
    • 定例会(3月・6月・9月・12月)
    • 臨時会
  • 委員会
    • 常任委員会
      • 総務社会(定数6人)
      • 産業建設文教(定数5人)
    • 特別委員会
      • 議会広報発行特別委員会(定数5人)
    • 議会運営委員会(定数5人)

官公署

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道の機関

公共施設

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  • 中富良野町郷土館
  • 中富良野町ふれあいセンターなかまーる
  • 中富良野町総合スポーツセンター
  • 北星スキー場
  • 中富良野町農村環境改善センター
  • 中富良野クリーンセンター
  • 西山火葬場

公的機関

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警察

消防

病院

  • 中富良野町立病院

フリーペーパー

その他

  • 富良野土地改良区[11]

教育機関

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中学校

小学校

認定こども園

  • なかふらのこども園

閉校

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小学校

  • 中富良野町立奈江小学校(1981年)
  • 中富良野町立新田中小学校(1990年)
  • 中富良野町立南中小学校(2016年、中富良野町立中富良野小学校へ統合)
  • 中富良野町立本幸小学校(2019年、中富良野小学校へ統合)

経済・産業

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基幹産業は農業稲作主体の地域であったが昭和60年代に米余り時代を迎え、良質な米比率の向上と安全性を重視した米づくりを議論し、1988年(昭和63年)に地区の集団による減農薬・有機栽培モデル稲作集団を結成した[12]。その後、他の地区集団に対しても参加を呼びかけてクリーン米の生産に取り組んでいる[12]

立地企業

組合

商業施設

金融機関

郵便局

交通

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中富良野駅(2017年8月)
国道237号(2014年7月)

鉄道

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北海道旅客鉄道(JR北海道)

バス

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路線バス

都市間バス

タクシー

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  • 中富良野ハイヤー

道路

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町内を通る幹線道路は、シーニックバイウェイの「大雪・富良野ルート」、大雪—富良野—十勝を結ぶ「北海道ガーデン街道」になっている[13][14]

高速道路

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地域高規格道路

観光地・祭事・催事

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観光地

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  • ファーム富田
  • 北星山ラベンダー園
  • 彩香の里「佐々木ファーム」
  • 森のガーデン美術館
  • 北海道風景画館
  • ラベンダー園ひつじの丘

祭事・催事

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  • ウィンターフェスティバル(2月)
  • 地酒まつり(2月)
  • なかふらのラベンダーまつり&花火大会(7月)
  • ふれあい広場(8月)
  • 納涼まつり(8月)
  • お米まつり(10月)

特産・名産

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著名な出身者

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町民憲章・宣言

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中富良野町民憲章

わたくしたちは、秀麗な十勝岳の山なみを仰ぎ、豊かにひろがる緑の大地と清流に恵まれた中富良野の町民です。

わたくしたちは、きびしい風雪に耐えて原始の樹林をきり開いた先人のたくましい進取の気性を受けつぎ、輝く未来を築く人間性ゆたかな町民となるために、この憲章を守りましよう。

●勤労を尊び、生産を高め、報恩感謝の心をもちます。
●きまりを守り、道義心をたかめます。
●祖先を敬い、すこやかな家庭をきづきます。
●自然を愛し、心のやすらぐ町をつくります。
●文化を創造し、健康で明るい社会をつくります。
— 昭和54年1月1日制定[16]

宣言

  • 「クリーン農業推進の町」宣言(平成11年3月9日)

脚注

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  1. ^ a b c 中富良野町勢要覧 2012, p. 裏表紙.
  2. ^ かおり風景100選一覧表” (PDF). 環境省. 2016年3月31日閲覧。
  3. ^ 富良野・美瑛観光圏” (PDF). 国土交通省. 2016年3月30日閲覧。
  4. ^ 観光圏整備実施計画認定地域(13地域)” (PDF). 観光庁. 2016年3月30日閲覧。
  5. ^ 富良野・美瑛 広域観光圏整備計画.
  6. ^ a b c d e まちづくり総合計画 2011, p. 9.
  7. ^ 中富良野町勢要覧 2012, p. 9.
  8. ^ 秋田県美郷町との連携協力協定に締結について”. 中富良野町. 2016年4月3日閲覧。
  9. ^ フラワー都市交流連絡協議会について”. 中富良野町. 2016年4月3日閲覧。
  10. ^ 議会の概要”. 中富良野町. 2016年4月2日閲覧。
  11. ^ 水土里ネットふらの(富良野土地改良区)”. 2016年4月3日閲覧。
  12. ^ a b 中富良野町農業要覧 2014, p. 2.
  13. ^ 大雪・富良野ルート”. シーニックバイウェイ北海道. 2016年3月30日閲覧。
  14. ^ 北海道ガーデン街道”. 北海道ガーデン街道協議会. 2016年3月30日閲覧。
  15. ^ a b c d e f g h i j 中富良野町勢要覧 2012, pp. 2–3.
  16. ^ 中富良野町民憲章”. 中富良野町例規集. 中富良野町. 2016年4月3日閲覧。

参考資料

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関連項目

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外部リンク

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行政

産業

観光