中井侍駅
表示
中井侍駅 | |
---|---|
ホーム(2009年9月) | |
なかいさむらい Nakaisamurai | |
◄小和田 (4.0 km) (2.3 km) 伊那小沢► | |
所在地 | 長野県下伊那郡天龍村平岡2290[1] |
所属事業者 | 東海旅客鉄道(JR東海) |
所属路線 | ■飯田線 |
キロ程 | 87.8 km(豊橋起点) |
電報略号 | ナカ[1] |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線[1] |
乗車人員 -統計年度- |
4人/日(降車客含まず) -2018年- |
開業年月日 | 1936年(昭和11年)12月30日[1][2] |
備考 |
駅員無配置駅[1] 標高:289 m[1] |
中井侍駅(なかいさむらいえき)は、長野県下伊那郡天龍村平岡にある、東海旅客鉄道(JR東海)飯田線の駅である[1]。標高289 m。
長野県最南端にある駅で[1]、「信州ワイド周遊券」のあった時代は自由周遊区間南端の駅であった[1]。
歴史
[編集]- 1936年(昭和11年)12月30日:三信鉄道小和田 - 満島(現・平岡)間延伸時に中井侍停留場として開業[1][2]。旅客駅[2]。当時の読みは「なかいざむらい」であった[1][2]。
- 1943年(昭和18年)8月1日:三信鉄道線が飯田線の一部として国有化、運輸通信省(後の日本国有鉄道)に移管[2]。同時に中井侍駅に昇格[2]。駅名の読みを「なかいさむらい」に変更[1][2]。
- 1954年(昭和29年)12月1日:東京都区内と長野駅を発着する旅客も利用可能となる[2]。
- 1971年(昭和46年)
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、JR東海の駅となる[2][4]。
- 1998年(平成10年)7月31日:待合室解体。
駅構造
[編集]単式ホーム1面1線を有する地上駅[1]。飯田駅管理の無人駅である。秘境駅に数えられることもあるが、周辺には民家が散在し、道幅は狭いものの駅前まで車道が通じており、自動車での到達も可能。
利用状況
[編集]「長野県統計書」によると、1日平均乗車人員は以下の通り。
- 2007年度 - 7人[1]
- 2009年度 - 5人[1]
- 2010年度 - 5人
- 2011年度 - 5人
- 2012年度 - 6人
- 2013年度 - 5人
- 2014年度 - 7人
- 2015年度 - 8人
- 2016年度 - 10人[5]
- 2017年度 - 9人[6]
- 2018年度 - 4人[7]
駅周辺
[編集]駅前眼下に茶畑が広がる[1]。急傾斜地に位置し、ホームには切り立った斜面があり、コンクリートで被覆されている。駅前には民家が2軒あり、坂道を徒歩3 - 5分程登って行くと民家が連続する集落に出る。
駅構内で地元農家で採れたお茶の飲み比べが出来る「緑茶Cafe 茶むらい」が時期限定で営業している。
例年、ゴールデンウイーク中に茶摘みが始まり報道されることが多い[1]。
- 天竜川
- 平神橋
- 水神橋
隣の駅
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q 信濃毎日新聞社出版部『長野県鉄道全駅 増補改訂版』信濃毎日新聞社、2011年7月24日、235頁。ISBN 9784784071647。
- ^ a b c d e f g h i j k 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』 II(初版)、JTB、1998年10月1日、102頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 「通報 ●飯田線向市場駅ほか10駅の旅客の取扱いについて(旅客局)」『鉄道公報』日本国有鉄道総裁室文書課、1971年11月30日、6面。
- ^ 曽根悟(監修)(著)、朝日新聞出版分冊百科編集部(編集)(編)「飯田線・身延線・小海線」『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』第3号、朝日新聞出版、2009年7月26日、17頁。
- ^ “平成28年(2016年)長野県統計書 - 13.運輸” (PDF). 長野県企画振興部情報政策課統計室. 2019年3月15日閲覧。
- ^ “平成29年(2017年)長野県統計書 - 13.運輸” (PDF). 長野県企画振興部情報政策課統計室. 2020年3月14日閲覧。
- ^ “平成30年(2018年)長野県統計書 - 13.運輸” (PDF). 長野県企画振興部情報政策課統計室. 2021年3月9日閲覧。