江島駅
江島駅[# 1] | |
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駅出入口(2018年4月) | |
えじま Ejima | |
◄長山 (1.0 km) (1.6 km) 東上► | |
所在地 | 愛知県豊川市東上町丸塚58 |
所属事業者 | 東海旅客鉄道(JR東海) |
所属路線 | ■飯田線 |
キロ程 | 15.4 km(豊橋起点) |
電報略号 | エシ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線 |
乗車人員 -統計年度- |
[* 1]54人/日(降車客含まず) -2020年- |
開業年月日 | 1926年(大正15年)11月10日 |
備考 | 駅員無配置駅 |
江島駅(えじまえき)は、愛知県豊川市東上町丸塚にある、東海旅客鉄道(JR東海)飯田線の駅である。
概要
[編集]豊橋駅(愛知県)と辰野駅(長野県)を結ぶJR飯田線の中間駅(途中駅)の一つであり、豊川市北東部の一宮地区(旧・宝飯郡一宮町域)に位置する。駅名にある「江島」は所在地の地名ではなく駅南側を流れる豊川の対岸にある地名で、当駅は東上駅と同じく東上町に所在する。
1926年(大正15年)に豊川鉄道によって開設された。その後国有化を経て、1987年(昭和62年)の国鉄分割民営化に伴いJR東海経営に移っている。豊川鉄道時代の駅名は江島渡駅(えじまわたしえき)であった。
歴史
[編集]当駅を開設した豊川鉄道は、現在のJR飯田線南部に当たる豊橋 - 大海間を運営していた私鉄である。江島駅を挟む三河一宮 - 新城間は1898年(明治31年)に開通するがその際当駅は無く、20年以上を経た1926年11月に新設された。開業時の駅名は「江島渡停留場」[注釈 1]で、旅客専門で貨物営業は行わない駅であった。
1943年(昭和18年)8月、豊川鉄道線は買収・国有化され国鉄飯田線が成立する。これに伴い国鉄の駅となり、駅名も現在の江島駅に変更された。以降大きな変化は無く、1987年4月の国鉄分割民営化を迎えてJR東海に継承されている。
年表
[編集]- 1926年(大正15年)11月10日:豊川鉄道の江島渡停留場として新設[1][2]。
- 1943年(昭和18年)8月1日:国有化、運輸通信省(後の日本国有鉄道)飯田線の江島駅となる[1]。
- 1954年(昭和29年)12月1日:東京都区内の各駅・長野駅を発着する旅客の取り扱いも開始[1]。
- 1963年(昭和38年)9月1日:旅客の制限を撤廃[1]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、JR東海が継承[1]。
- 2025年(令和7年)春:ICカード「TOICA」の利用が可能となる(予定)[3]。
駅構造
[編集]単式ホーム1面1線を有する地上駅。列車交換は出来ない。起点豊橋駅から見て、最初の棒線駅である。
駅員が配置されない無人駅(駅員無配置駅)であり、管理駅(駅長配置駅)である豊川駅管理下に置かれている[4]。かつては駅前の商店に乗車券の販売を委託していた[5]。駅構内にはトイレは設置されていない。
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駅遠景
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ホーム
利用状況
[編集]2020年度の乗車人員は1日当たり54人であった[* 1]。近年では、1日平均乗車人員は以下の通り。
年度 | 人数 |
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2002年(平成14年) | [* 2]111 |
2003年(平成15年) | [* 2]105 |
2004年(平成16年) | [* 2]107 |
2005年(平成17年) | [* 2]99 |
2006年(平成18年) | [* 2]100 |
2007年(平成19年) | [* 2]98 |
2008年(平成20年) | [* 3]98 |
2009年(平成21年) | [* 3]97 |
2010年(平成22年) | [* 3]94 |
2011年(平成23年) | [* 4]91 |
2012年(平成24年) | [* 4]94 |
2013年(平成25年) | [* 5]95 |
2014年(平成26年) | [* 5]88 |
2015年(平成27年) | [* 5]78 |
2016年(平成28年) | [* 6]70 |
2017年(平成29年) | [* 6]66 |
2018年(平成30年) | [* 1]64 |
2019年(令和元年) | [* 1]65 |
2020年(令和 | 2年)[* 1]54 |
停車列車
[編集]江島駅には、豊橋方面(上り)・飯田方面(下り)の双方とも1時間当たり概ね1・2本(ラッシュ時は最大3本)の列車が停車する。停車種別は普通列車と、上りのみに設定されている快速列車の2種類。
駅周辺
[編集]駅名の江島は、江島橋を越えた豊川左岸の地名である。
- 江島橋
- (※かつては駅前から架橋していたが1968年の台風7号による大雨で流され、1970年代末に駅の南東側に新たに掛け直された)
- JAひまわりグリーンセンター一宮
- 国道151号
- 愛知県道391号金沢江島停車場線
バス路線
[編集]- 江島駅バス停
- 豊川市コミュニティバス 一宮地区地域路線「本宮線のんほい号」東回り
- 江島バス停(駅から約200メートル)
- 豊鉄バス新豊線
隣の駅
[編集]脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 「停留場」とは、転轍機(分岐器・ポイント)が設置されていない駅を指す種別である。当時、私鉄のみに存在した。
出典
[編集]- ^ a b c d e f 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』 II(初版)、JTB、1998年10月1日、98頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 「地方鉄道駅設置」『官報』1926年11月20日(国立国会図書館デジタル化資料)
- ^ 『【社長会見】TOICA利用エリアの拡大について』(プレスリリース)東海旅客鉄道、2023年12月21日。オリジナルの2023年12月21日時点におけるアーカイブ 。2023年12月21日閲覧。
- ^ 東海旅客鉄道(編)『東海旅客鉄道20年史』東海旅客鉄道、2007年、732・733頁頁。
- ^ 笠原香・塚本雅啓『タイムスリップ飯田線』大正出版、2007年、92頁頁。ISBN 978-4-8117-0657-3。
- 豊川市の統計
- ^ a b c d e “豊川市の統計 令和3年版” (pdf). 豊川市. p. 46 (2022年3月). 2023年5月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年7月16日閲覧。
- ^ a b c d e f “豊川市の統計 平成20年版” (pdf). 豊川市. p. 50 (2009年3月). 2023年5月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年7月16日閲覧。
- ^ a b c “豊川市の統計 平成23年版” (pdf). 豊川市. p. 52 (2011年12月). 2023年5月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年7月16日閲覧。
- ^ a b “豊川市の統計 平成25年版” (pdf). 豊川市. p. 44 (2014年3月). 2023年5月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年7月16日閲覧。
- ^ a b c “豊川市の統計 平成28年版” (pdf). 豊川市. p. 36 (2017年3月). 2023年5月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年7月16日閲覧。
- ^ a b “豊川市の統計 平成30年版” (pdf). 豊川市. p. 42 (2019年3月). 2023年5月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年7月16日閲覧。