ソニーPCL
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(ソニーピーシーエルから転送)
種類 | 株式会社 |
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本社所在地 |
日本 〒141-0021 東京都品川区上大崎二丁目13番17号 目黒東急ビル |
設立 | 1951年3月16日[1] |
業種 | 情報・通信業 |
法人番号 | 8010701005314 |
事業内容 | 映像コンテンツの撮影・編集・特殊合成・メディア変換 |
代表者 | 代表取締役 執行役員社長 中村英明 |
資本金 | 4億2,000万円 |
主要株主 | ソニーグループ株式会社 100% |
関係する人物 | 増谷麟 |
外部リンク | https://www.sonypcl.jp/ |
ソニーPCL株式会社(ソニーピーシーエル、登記社名:ソニーピーシーエル株式会社、英: Sony PCL Inc.)は、主に映画・映像コンテンツのポストプロダクションを行う日本の企業。ソニーグループ株式会社の完全子会社。日本音声製作者連盟正会員、日本動画協会準会員、日本映像ソフト協会協賛会員。
概要
[編集]1929年に増谷麟、植村泰二が写真化学研究所(P.C.L.)を設立したが、1937年に合併により東宝映画となった。1951年3月16日、増谷と植村が再び同名の株式会社写真化学研究所(Photo Chemical Laboratory)を設立し[1]、フィルムの現像およびプリント業務を行った。1970年、ソニーグループの一員となり、商号を「ソニーピーシーエル株式会社」に変更する[1]。以降、ソニーグループの下で業務範囲を拡大してきた[1]。なお、ソニーの創業者の一人である井深大は、大学卒業後、写真化学研究所(初代)に入社していた[2][3]。
現在は、デジタルシネマ・DVD-Video・ブロードバンド・UMD Video・Blu-ray Discなどの、デジタル映像における総合ポストプロダクションとして営業中である。特に、2000年代以降は日本で放送されているテレビアニメのビデオ編集を複数請け負っている。主にプロダクション・アイジーやシャフト、ユーフォーテーブルなど。
沿革
[編集]- 1951年 - 16ミリ映画専門現像所として株式会社写真化学研究所創立[1]。
- 1964年 - カラー写真部門創設[1]。
- 1970年 - ソニーグループ入り。社名をソニーPCL株式会社に変更[1]。
- 1988年 - 品川区西五反田にポストプロダクション機能を持つ「映像センター」を開設[1]。
- 1996年 - DVDオーサリング開始[1]。
- 2002年 - 映画・写真のケミカルプロセシング事業を終了[1]。
- 2011年 - 3D空撮用カメラシステムを開発[1]。
- 2020年 - 株式会社スタジオブロス及び株式会社モデリングブロスとのリアルタイムCG製作技術を用いたコンテンツビジネスの拡大を目的とした協業に合意[1]。
- 2022年 - 清澄白河にバーチャルプロダクションの常設スタジオを含むクリエイティブ拠点「清澄白河BASE」を新設[4]。
- 2024年 - 角川大映スタジオ内で2023年に期間限定運用していたバーチャルプロダクションスタジオを正式オープン[5][6]。
スタジオ
[編集]- HEAD OFFICE
- Visualisation Core
- 高円寺スタジオ
- 渋谷スタジオ
- 代々木公園スタジオ
- 静澄白河BASE
- スタジオブロス
- モデリングブロス (出資)
主な制作実績
[編集]劇場用作品
[編集]- DIVOC-12 / ユメミの半生
テレビ用作品
[編集]アニメーション
[編集]- 宇宙兄弟 - ビデオ編集
- 歌舞伎町シャーロック - オンライン編集[7][8]
- 鬼滅の刃 - 編集
- ケロロ軍曹 - ビデオ編集
- PSYCHO-PASS サイコパスシリーズ - ビデオ編集→オンライン編集
- 進撃の巨人 - ビデオ編集→オンライン編集
- 転生したらスライムだった件 - オンライン編集
- 僕のヒーローアカデミア - オンライン編集
- 魔法科高校の劣等生シリーズ - ビデオ編集→オンライン編集
- 魔法少女まどか☆マギカ - ビデオ編集
- ラブライブ! - ビデオ編集
CM・MV
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c d e f g h i j k l “会社概要”. ソニーPCL株式会社. ソニーPCL株式会社. 2023年12月19日閲覧。
- ^ “連載 神戸秘話 ⑭ 科学技術で戦後の日本を再生した男 井深 大 | 神戸っ子”. kobecco.hpg.co.jp. 2023年12月19日閲覧。
- ^ “未来を見て明日を知る―井深 大 ソニーのモルモット精神”. (株)日本設備工業新聞社. 2023年12月19日閲覧。
- ^ “ソニーとソニーPCL、「清澄白河BASE」にバーチャルプロダクション常設スタジオを新設”. CreatorZine (2022年1月28日). 2022年3月6日閲覧。
- ^ “ASCII.jp:角川大映スタジオ・ソニーピーシーエル、バーチャルプロダクションスタジオの期間限定提供を6月まで延長” (2023年3月31日). 2024年2月28日閲覧。
- ^ “角川大映スタジオ、2024年3月にバーチャルプロダクションスタジオをオープン - PRONEWS : 動画制作のあらゆる情報が集まるトータルガイド” (2024年1月22日). 2024年2月28日閲覧。
- ^ “「オフライン編集」と「オンライン編集」の違いは?- 現場リポート”. NiTRo. 株式会社日テレ・テクニカル・リソーシズ. 2023年12月19日閲覧。
- ^ “オンライン編集とは?”. TSP【東京サウンドプロダクション】 (2015年3月31日). 2023年12月19日閲覧。