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スタジオ・エコー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
株式会社スタジオ・エコー
Studio Echo, Inc.
種類 株式会社
市場情報 未上場
本社所在地 日本の旗 日本
150-0011
東京都渋谷区3-18-3
北緯35度38分59.17秒 東経139度42分34.98秒 / 北緯35.6497694度 東経139.7097167度 / 35.6497694; 139.7097167座標: 北緯35度38分59.17秒 東経139度42分34.98秒 / 北緯35.6497694度 東経139.7097167度 / 35.6497694; 139.7097167
設立 1988年10月31日[1]
業種 情報・通信業
法人番号 9011001011828
事業内容 各種イベント等の企画制作
外国作品の吹き替え版制作
代表者 村井亨子(代表取締役)[1]
資本金 1000万円[1]
関係する人物 田寺尚和(元代表)[2]
外部リンク https://s-echo.co.jp/
特記事項:テアトル・エコーのグループ会社
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株式会社スタジオ・エコー: Studio Echo, Inc.)は、東京都渋谷区に本社を置く日本の企業

劇団テアトル・エコーのグループ会社で、主に海外作品の翻訳吹き替え版制作、各種イベント等の企画制作などポストプロダクション業務を行うほか、テアトル・エコーの本拠地である恵比寿・エコー劇場や所有する録音スタジオの入るエコービルの運営を行う[1]日本音声製作者連盟に加盟[3]

概要

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1954年に発足した劇団テアトル・エコー1957年に法人化)は声優としても活動する劇団員が多く[4]吹き替えを筆頭にキャスティング協力や制作協力をする作品もあった。1988年に吹き替え制作部門として設立[4]

上述の経緯から、制作する吹き替えにテアトル・エコー劇団員が多数キャスティングされるという特色があり、公式サイトの英語版では「テアトル・エコーの100名を超える舞台俳優・吹き替え俳優を活用することができます。この豊富な人材が、あらゆるキャラクターや人間模様に対応した声とパフォーマンスを提供します。」と記載されている[5]。また、芸能人やタレントの吹き替えにおける指導実績も豊富である[5]

吹き替え制作における主な取引先にウォルト・ディズニー・ジャパンパラマウント・ピクチャーズユニバーサル・スタジオ・テレビジョン20世紀スタジオ ホーム エンターテイメントディスカバリーチャンネルアニマルプラネットなどがある[5]。特にディズニー作品は設立前から吹き替え制作に協力することがあり、現在も多くの作品で吹き替えの録音制作に携わっているほか、東京ディズニーリゾートを運営するオリエンタルランドとも取引を行っている[5]

日本での主な取引先には、NHK日本テレビTBS東宝東映松竹ニッポン放送ポニー・キャニオンなどがある[5]

主なスタッフ

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現在

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過去

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  • 日比野祥規(調整)

録音スタジオ

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本社エコービル内に、5つの録音スタジオと1つの編集室を併設。録音スタジオは元々3つ存在していたが、2013年[7]と2019年[8]に新たなスタジオを新設している。

  • Studio 1
  • Studio 2 - 5.1chに対応。
  • Studio 3
  • Studio 4 - 海外クライアントのニーズに合わせ、インタビュー収録等のメディア対応可能なスペースも設置[8]
  • Studio 5 - 7.1chに対応
  • Video Editing Room

上記の他、多目的な用途に使用できるレンタルスタジオ「スペースエコー」も併設する。

主な吹き替え作品

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テレビ作品

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テレビアニメ
テレビドラマ
テレビ番組

映画作品

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劇場公開作品

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映像ソフト作品

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ネット番組作品

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ディズニープラス
ネットフリックス
Amazon Prime Video
YouTube
Apple TV

脚注

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  1. ^ a b c d スタジオ・エコーについて”. スタジオ・エコー. 2022年12月31日閲覧。
  2. ^ 株式会社スタジオ・エコー”. 全国法人データバンク (2018年10月25日). 2022年12月31日閲覧。
  3. ^ 加盟社一覧”. 日本音声製作者連盟. 2022年12月31日閲覧。
  4. ^ a b テアトル・エコー|劇団紹介”. Deview/デビュー. オリコン (2019年). 2022年12月31日閲覧。
  5. ^ a b c d e About Us” (英語). スタジオ・エコー. 2022年12月31日閲覧。
  6. ^ いずみつかさ (2017年). “――PERSONS 大人も子どもも大好きなディズニーの世界を わかりやすく美しい日本語で届けたい”. TRANSLATOR's. 株式会社アメリア・ネットワーク. 2022年12月29日閲覧。
  7. ^ 株式会社スタジオ・エコー Studio3 新設工事”. 日本音響エンジニアリング (2013年10月). 2022年12月31日閲覧。
  8. ^ a b スタジオ・エコー Studio4”. 日本音響エンジニアリング (2019年7月). 2022年12月31日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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