下妻市
しもつまし 下妻市 | |||||
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国 | 日本 | ||||
地方 | 関東地方 | ||||
都道府県 | 茨城県 | ||||
市町村コード | 08210-4 | ||||
法人番号 | 6000020082104 | ||||
面積 |
80.88km2 | ||||
総人口 |
41,499人 [編集] (推計人口、2024年10月1日) | ||||
人口密度 | 513人/km2 | ||||
隣接自治体 | つくば市、筑西市、常総市、結城郡八千代町 | ||||
市の木 | マツ | ||||
市の花 | キク | ||||
市の鳥 | なし | ||||
下妻市役所 | |||||
市長 | 菊池博 | ||||
所在地 |
〒304-8501 茨城県下妻市本城町二丁目22番地 北緯36度11分04秒 東経139度58分03秒 / 北緯36.18442度 東経139.96747度座標: 北緯36度11分04秒 東経139度58分03秒 / 北緯36.18442度 東経139.96747度 | ||||
外部リンク | 公式ウェブサイト | ||||
特記事項 | なし | ||||
ウィキプロジェクト |
下妻市(しもつまし)は、茨城県西部の県西地域に位置する市。東京都心から約60km圏にある田園都市である[1]。
旧常陸国真壁郡・筑波郡と千葉県より移管された旧下総国結城郡(旧豊田郡・旧岡田郡)で構成される。1954年(昭和29年)市制施行。
地理
[編集]市東部に小貝川、西部に鬼怒川が流れ、中央部に砂沼がある[1]。
気候
[編集]下妻(1991年 - 2020年)の気候 | |||||||||||||
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月 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 年 |
最高気温記録 °C (°F) | 17.7 (63.9) |
23.8 (74.8) |
26.1 (79) |
29.6 (85.3) |
33.3 (91.9) |
36.6 (97.9) |
37.0 (98.6) |
37.7 (99.9) |
36.8 (98.2) |
32.5 (90.5) |
25.5 (77.9) |
24.7 (76.5) |
37.7 (99.9) |
平均最高気温 °C (°F) | 9.0 (48.2) |
9.9 (49.8) |
13.4 (56.1) |
18.8 (65.8) |
22.9 (73.2) |
25.5 (77.9) |
29.2 (84.6) |
30.7 (87.3) |
27.3 (81.1) |
21.7 (71.1) |
16.2 (61.2) |
11.2 (52.2) |
19.6 (67.3) |
日平均気温 °C (°F) | 3.0 (37.4) |
4.1 (39.4) |
7.6 (45.7) |
12.9 (55.2) |
17.8 (64) |
21.1 (70) |
24.7 (76.5) |
25.8 (78.4) |
22.4 (72.3) |
16.7 (62.1) |
10.5 (50.9) |
5.2 (41.4) |
14.3 (57.7) |
平均最低気温 °C (°F) | −2.4 (27.7) |
−1.4 (29.5) |
2.0 (35.6) |
7.3 (45.1) |
13.4 (56.1) |
17.5 (63.5) |
21.3 (70.3) |
22.3 (72.1) |
18.7 (65.7) |
12.4 (54.3) |
5.4 (41.7) |
−0.1 (31.8) |
9.7 (49.5) |
最低気温記録 °C (°F) | −13.7 (7.3) |
−11.4 (11.5) |
−6.4 (20.5) |
−3.2 (26.2) |
2.7 (36.9) |
9.9 (49.8) |
13.1 (55.6) |
14.9 (58.8) |
6.8 (44.2) |
1.1 (34) |
−3.8 (25.2) |
−7.7 (18.1) |
−13.7 (7.3) |
降水量 mm (inch) | 39.1 (1.539) |
39.5 (1.555) |
80.2 (3.157) |
101.2 (3.984) |
122.9 (4.839) |
121.2 (4.772) |
144.2 (5.677) |
123.9 (4.878) |
171.9 (6.768) |
176.0 (6.929) |
70.5 (2.776) |
41.2 (1.622) |
1,231.8 (48.496) |
平均降水日数 (≥1.0 mm) | 4.0 | 5.0 | 9.0 | 9.9 | 10.7 | 11.7 | 11.9 | 8.4 | 10.9 | 10.3 | 6.6 | 5.1 | 103.7 |
平均月間日照時間 | 199.4 | 184.7 | 186.2 | 181.3 | 177.8 | 123.0 | 141.8 | 175.0 | 133.2 | 137.2 | 154.2 | 179.3 | 1,978 |
出典1:Japan Meteorological Agency | |||||||||||||
出典2:気象庁[2] |
隣接している市町村
[編集]市勢
[編集]2005年国勢調査速報値によれば人口は36,889人。2006年1月1日に結城郡千代川村を編入合併し、2005年国勢調査の時点で両市村を合わせた人口は46,427人とされる。
人口
[編集]下妻市と全国の年齢別人口分布(2005年) | 下妻市の年齢・男女別人口分布(2005年) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
■紫色 ― 下妻市
■緑色 ― 日本全国 |
■青色 ― 男性
■赤色 ― 女性 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
下妻市(に相当する地域)の人口の推移
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総務省統計局 国勢調査より |
地名の由来
[編集]935年(承平5年)の『和名抄』に「しもつま」として記されているのが、史料初見とされている。現在の市名「下妻」と書き記すようになったのは、おおむね鎌倉時代以降といわれている。
歴史
[編集]年表
[編集]- 室町時代から戦国時代にかけて、多賀谷氏が下妻城(多賀谷城)を築き、拠点としていた[3]。
- 江戸時代には下妻藩が置かれていた。
- 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制施行に伴い、真壁郡下妻町が発足。
- 1913年(大正2年)11月1日 - 常総鉄道(現在の関東鉄道常総線)が開業。
- 1953年(昭和28年)5月18日 - 国道125号が制定。
- 1954年(昭和29年)
- 1970年(昭和45年)4月1日 - 国道294号が制定。
- 1995年(平成7年)3月23日 - 常総バイパスが開通。
- 2003年(平成15年)5月10日 - 土地区画整理事業に伴う新字名として、大字本宿町2丁目、大字本城町3丁目、大字田町1丁目・2丁目(それぞれ旧大字下妻の各一部)を設定[4][5]。
- 2006年(平成18年)1月1日 結城郡千代川村を編入。
- 2023年(令和5年)5月8日 - 市役所新庁舎開庁(同年4月6日竣工)[6]。
行政区域変遷
[編集]- 変遷の年表
下妻市市域の変遷(年表) | ||
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年 | 月日 | 現下妻市市域に関連する行政区域変遷 |
1889年(明治22年) | 4月1日 | 町村制施行により、以下の町村がそれぞれ発足。[7][8]
|
1896年(明治29年) | 4月1日 | 豊田郡・岡田郡は結城郡に編入。 |
1930年(昭和5年) | 上妻村の一部(江の一部)は関本町に編入。 | |
1939年(昭和14年) |
| |
1952年(昭和27年) |
| |
1954年(昭和29年) | 4月1日 | 大宝村・騰波ノ江村は下妻町に編入。 |
6月1日 | 上妻村・総上村・豊加美村・高道祖村は下妻町に編入。
| |
10月10日 | 玉村の一部(羽子・原)は宗道村に編入。 | |
1955年(昭和30年) | 1月1日 | 宗道村・蚕飼村・大形村とともに合併し千代川村が発足。 |
2006年(平成18年) | 1月1日 | 千代川村は下妻市に編入。 |
- 変遷表
下妻市市域の変遷表(※細かい境界の変遷は省略) | |||||||||
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1868年 以前 |
明治元年 - 明治22年 | 明治22年 4月1日 |
明治22年 - 昭和19年 | 昭和20年 - 昭和64年 | 平成元年 - 現在 | 現在 | |||
真壁郡 | 城廻村 | 明治15年 下妻町 |
下妻町 | 下妻町 | 下妻町 | 昭和29年6月1日 市制 |
下妻市 | 下妻市 | |
東当郷村 | |||||||||
西当郷村 | |||||||||
南当郷村 | |||||||||
砂沼新田 | |||||||||
坂本新田 | |||||||||
長塚村 | 上妻村 の一部 |
昭和14年 下妻町に編入 | |||||||
下木戸村 | 大宝村 | 大宝村 | 昭和29年4月1日 下妻町に編入 | ||||||
横根村 | |||||||||
平川戸村 | |||||||||
比毛村 | |||||||||
堀籠村 | |||||||||
大串村 | |||||||||
福田新田 | |||||||||
平沼新田 | |||||||||
大宝村 | |||||||||
北大宝村 | |||||||||
忠左衛門新田 | 騰波ノ江村 | 騰波ノ江村 | |||||||
若柳村 | |||||||||
上新田村 | |||||||||
数須村 | |||||||||
中新田村 | |||||||||
下新田村 | |||||||||
筑波島村 | |||||||||
江村 | 上妻村 | 上妻村 | 上妻村 | 昭和29年6月1日 下妻町に編入 | |||||
黒駒村 | |||||||||
平方村 | |||||||||
尻手村 | |||||||||
柴村 | |||||||||
渋井村 | |||||||||
半谷村 | |||||||||
赤須村 | |||||||||
桐ケ瀬村 | |||||||||
前河原村 | |||||||||
大木村 | 大木村 | ||||||||
明治元年 大木新田 |
下妻町 の一部 |
昭和14年 上妻村に編入 | |||||||
筑波郡 | 高道祖村 | 高道祖村 | 高道祖村 | 高道祖村 | |||||
豊田郡 | 小島村 | 総上村 | 明治29年4月1日 結城郡に編入 |
総上村 | |||||
今泉村 | |||||||||
中居指村 | |||||||||
松岡村 | 明治11年 二本紀村 | ||||||||
行田村 | |||||||||
古沢村 | |||||||||
袋畑村 | |||||||||
山尻村 | 豊加美村 | 豊加美村 | |||||||
谷田部村 | |||||||||
柳原村 | |||||||||
加養村 | |||||||||
樋橋村 | |||||||||
肘谷村 | |||||||||
新堀村 | |||||||||
田下村 | 宗道村 | 宗道村 | 昭和30年1月1日 千代川村 |
平成18年1月1日 下妻市に編入 | |||||
下栗村 | |||||||||
本宗道村 | |||||||||
新宗道村 | |||||||||
渋田村 | |||||||||
伊古立村 | |||||||||
長萱村 | |||||||||
唐崎村 | |||||||||
見田村 | |||||||||
羽子村 | 玉村の 一部 |
昭和29年10月10日 宗道村に編入 | |||||||
原村 | |||||||||
大園木村 | 蚕飼村 | 蚕飼村 | |||||||
鯨村 | |||||||||
岡田郡 | 鎌庭村 | 大形村 | 大形村 | ||||||
五箇村 | |||||||||
別府村 | |||||||||
皆葉村 | |||||||||
村岡村 |
行政
[編集]- 市庁舎
- 本庁舎・第二庁舎
- 千代川庁舎
議会
[編集]市議会
[編集]- 定数:18人
- 議長:須藤豊次
- 副議長:宇梶浩太
県議会
[編集]- 選挙区:下妻市選挙区
- 定数:1人
- 任期:2023年1月8日 - 2027年1月7日
- 投票日:2022年12月11日
- 当日有権者数:34,157人
- 投票率:46.00%
候補者名 | 当落 | 年齢 | 所属党派 | 新旧別 | 得票数 |
---|---|---|---|---|---|
飯塚秋男 | 当 | 70 | 自由民主党 | 現 | 8,999票 |
程塚智則 | 落 | 45 | 無所属 | 新 | 6,564票 |
衆議院
[編集]- 茨城県第1区
- 選挙区:茨城1区(水戸市の一部、下妻市の一部、笠間市(旧友部町・岩間町域を除く:笠間支所管内)、常陸大宮市(旧御前山村域)、筑西市、桜川市、東茨城郡(城里町))
- 任期:2021年10月31日 - 2025年10月30日
- 当日有権者数:402,090人
- 投票率:51.29%
当落 | 候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧別 | 得票数 | 重複 |
---|---|---|---|---|---|---|
当 | 福島伸享 | 51 | 無所属 | 元 | 105,072票 | |
比当 | 田所嘉徳 | 67 | 自由民主党 | 前 | 96,791票 | ○ |
- 茨城県第7区
- 選挙区:茨城7区(古河市、結城市、下妻市(旧千代川村域)、常総市、坂東市、結城郡、猿島郡)
- 任期:2021年10月31日 - 2025年10月30日
- 当日有権者数:303,353人
- 投票率:53.71%
当落 | 候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧別 | 得票数 | 重複 |
---|---|---|---|---|---|---|
当 | 永岡桂子 | 67 | 自由民主党 | 前 | 74,362票 | ○ |
比当 | 中村喜四郎 | 72 | 立憲民主党 | 前 | 70,843票 | ○ |
水梨伸晃 | 42 | 日本維新の会 | 新 | 14,683票 | ○ |
産業
[編集]交通
[編集]鉄道
[編集]バス
[編集]- 関東鉄道
- 下妻市コミュニティバス「シモンちゃんバス」
- この他、茨城観光自動車(茨観)の路線やジェイアールバス関東の路線(南筑波線)もあったが、撤退している。
道路
[編集]東西と南北に2本の国道が交差して走り、鉄道が南北に通っている。路線バスにより、つくば市・土浦市方面と結ばれている。
地域
[編集]郵便
[編集]市内の集配業務は全て下妻郵便局が受け持っている。
- 下妻郵便局(集配局)
- 大形郵便局
- 上妻郵便局
- 下妻砂沼郵便局
- 大宝郵便局
- 高道祖(たかさい)郵便局
- 千代川郵便局
- 若柳簡易郵便局(2021年1月1日廃止[10])
学校
[編集]- 小学校
- 市立下妻小学校
- 市立大宝小学校
- 市立騰波ノ江小学校
- 市立上妻小学校
- 市立総上小学校
- 市立豊加美小学校
- 市立高道祖小学校
- 市立宗道小学校
- 市立大形小学校
- 中学校
- 市立下妻中学校
- 市立東部中学校
- 市立千代川中学校
- 茨城県立下妻第一高等学校附属中学校
電気
[編集]かつて下妻町には電燈会社があった。才賀藤吉が1912年(明治45年)2月に事業許可を受け[11]、8月に下妻電気を設立[12]。1913年(大正2年)11月事業開始、供給区域は真壁郡下妻村、関本町、上妻村、大宝村、結城郡豊加美村、宗道村、玉村、総上村、石下町。発電所は持たず下野電力より受電した[13]。1922年(大正11年)茨城電力に合併された[14]。
コミュニティ
[編集]ウェブ上に、下妻市周辺地域のコミュニティ活性化を目的としたコミュニティサイトが開設されている。
ナンバープレート
[編集]名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
[編集]- 砂沼
- 下妻城
- 大宝城(蹟)(関城・大宝城の戦い) - 大宝667[16]
- 大宝八幡宮 – 大宝667[17]
- 小貝川ふれあい公園 – 堀篭1650[18]
- ビアスパークしもつま – 長塚乙70-3[19]
- 下妻市ふるさと博物館 – 長塚乙77[20]
- 筑波サーキット – 村岡乙159
- 曹洞宗 潜龍山多宝院(多寶院、紫雲院) – 下妻乙1035 – 多賀谷氏の菩提寺
- 道の駅しもつま
- 江連用水旧溝宮裏両樋 – 本宗道[21]
マスコットキャラ
[編集]シモンちゃん
[編集]下妻市の公式サイトに描かれている、オオムラサキを萌え擬人化したキャラクター。株式会社ヘレナメディアリサーチ制作。
新聞のインタビューで「ページのお堅いイメージを払拭して作っただけであり、性別も決めていない」とされている[22]。
総務部情報政策課の管理下におかれているため「市のマスコットキャラクター」というよりも「下妻市公式サイトでの案内キャラクター」である。これまで公式グッズ等の販売は2008年10月に催された「しもつま砂沼フェスティバル」においてグッズ(マグカップ、ミニタオル、キーホルダー)付きのチケットが販売され、2009年10月より下妻駅構内に設置された観光案内所にてストラップが、茨城国体に合わせ受注生産でシモンちゃんが胸にあしらわれたポロシャツが販売されたことがあった。現在は「道の駅しもつま」でキャラクター入りの手ぬぐいが販売されている。
2011年6月16日には、江戸時代の街道「下妻街道」の基点となっていた場所で、下妻と縁のある東京都足立区千住の北千住駅近くに、シモンちゃんにちなんで名づけられた下妻市特産品アンテナショップ「シモンちゃんの家」が開店し、看板にシモンちゃんが描かれた(現在は閉店)。
2015年には市内の原動機付自転車のナンバープレートの図柄に期間限定で採用された[23]ほか、2017年から市内を走るコミュニティバスのラッピングマスコットにもなっている。[24]
著名な出身者
[編集]- 飯村丈三郎(政治家・実業家・教育者)
- 龍胆寺雄(作家)
- 大島宇一(政治家、元東京都小平市長)
- 北垣信行(ロシア文学)
- 渡辺篤史(俳優)
- 塚田真希(アテネオリンピック 柔道女子78kg超級金メダリスト)
- 粟野靖浩(2010年世界柔道選手権大会73kg級銅メダリスト)
- 薗部博之(在住。ゲームクリエイター、『ダービースタリオン』制作者)
- 宮島一代(元Jリーグ審判員・元国際副審・元AFCエリートレフェリー・現JFAトップレフェリーインストラクター)
- 磯山和司(元プロサッカー選手)
- 中野龍雄(プロレスラー)
- 横瀬夜雨(詩人)
- 早川正夫(建築家)
- 市村緑郎(彫刻家、埼玉大学名誉教授、砂沼大橋の「飛翔」の作者、日本芸術院賞受賞者)
- 野村浩二(お笑いコンビ・江戸むらさき)
- 磯山良司(お笑いコンビ・江戸むらさき)
- 黒須成美(近代五種選手)
- 西城慶子(歌手)
- 広澤克実 (元プロ野球選手・ヤクルト、巨人、阪神に在籍していた。出生〜10歳まで当市で育ち、その後県西部の結城市に転居。)
- 大山悠輔(プロ野球選手・阪神タイガース)
- 福西基(教育者、スーパーセンテナリアン。かつて日本国内最高齢男性となった人物。)
- 前野智昭(声優)
知名度と市名の選定
[編集]- 映画『下妻物語』(深田恭子・土屋アンナ主演、2004年5月29日公開)の舞台となっている。更にこの年、茨城県立下妻第二高等学校野球部が第86回全国高等学校野球選手権大会に初出場を決め、当市出身の柔道選手の塚田真希が2004年アテネオリンピックに出場して金メダルを獲得したことにより、下妻の名称が全国に知られるようになって、この名称へのこだわりが強くなったといった市民意識の変化などによって市名の再考を促す動きが大きくなったことで[25]、以下のように広域合併案が白紙になった。
- 平成の大合併において最初、当市と八千代町・千代川村・石下町で法定合併協議会を設置し、「既存市町村名を使わない」ことを確認した上で2005年3月の新設合併を目指して協議が進められ、2004年5月頃には新市名称として「きぬ」「常総」「常総きぬ」の三点の候補に絞り込み、同年9月下旬には当時設置されていた隣の水海道市・伊奈町・谷和原村の法定合併協議会[注釈 2]が新市名称に「常総市」を決めたためにこれを除外し、他の二択という状況になっていた。しかし上記にあるような事情により、市民から「下妻市の名を残して欲しい」という陳情を集めた署名が1万人以上集まって提出されたことを受け、同年10月18日の協議会の第12回会合において、既存市町村名も候補に加えるように動議が提出された[25][26]。しかしこれに他の3町村の委員らが反発、同年11月22日の第14回会合において当市が脱会する意思を表したことで協議会の解散が決定した[27]。その後翌2005年1月に改めて当市と千代川村との合併協議会が設置され[26]、新市名にも下妻の名を継承した上で翌2006年1月1日の合併で決着した。
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b c 下妻市総合計画 総論 下妻市(2024年10月22日閲覧)
- ^ “下妻 過去の気象データ検索”. 気象庁. 2023年3月5日閲覧。
- ^ 所理喜夫・佐久間好雄・網野善彦・佐々木銀弥 編『図説 茨城県の歴史』図説 日本の歴史8、河出書房新社、1995年11月15日、238pp. ISBN 4-309-61108-7 (138ページより)
- ^ “字の区域の設定(平成14年7月18日 茨城県告示第838号) (PDF)”, 茨城県報 (茨城県) 第1382号: pp. p.2-3, (2002年7月18日)
- ^ “都市計画/区画整理”. 市政情報. 下妻市公式ホームページ. 2014年11月20日閲覧。
- ^ “広報しもつま 2023年5月号”. 下妻市. 2024年8月25日閲覧。
- ^ 角川日本地名大辞典編纂委員会『角川日本地名大辞典 8 茨城県』、角川書店、1983年 ISBN 4040010809より
- ^ 日本加除出版株式会社編集部『全国市町村名変遷総覧』、日本加除出版、2006年、ISBN 4817813180より
- ^ 宮田哲「ぐるっと首都圏・食べる・つながる 茨城・ローズポーク 弾力あり柔らかな肉 生産も販売も指定制で」毎日新聞2017年8月21日付朝刊、東京版25ページ
- ^ https://www.post.japanpost.jp/newsrelease/storeinformation/detail/index.php?id=4763 廃止:若柳簡易郵便局 日本郵便 2020年12月18日
- ^ 『電気事業要覧. 第〔6〕回』(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ 『日本全国諸会社役員録. 第21回』(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ 『電気事業要覧. 第9回』(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ 『電気事業要覧. 第14回』(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ 公式
- ^ 大宝城、大宝城、大宝城
- ^ 関東最古の八幡様 大宝八幡宮(公式)
- ^ 下妻市ホームページ、[1]
- ^ 公式
- ^ 下妻市ホームページ
- ^ “国登録有形文化財 江連用水旧溝宮裏両樋 | 下妻市公式ホームページ”. www.city.shimotsuma.lg.jp. 2019年7月3日閲覧。
- ^ 朝日新聞2007年1月20日掲載記事「絵本もお役所も『萌え』」より
- ^ http://www.city.shimotsuma.lg.jp/page/page001297.html
- ^ http://www.city.shimotsuma.lg.jp/page/page001742.html
- ^ a b “下妻市、八千代町など4市町村の名称問題こじれる 新市名称は持ち越し、「下妻」にこだわる意見噴出”. 市町村合併情報@いばらき. 井手よしひろ(元茨城県議会議員) (2004年10月19日). 2024年8月12日閲覧。
- ^ a b 平成17年2月10日発行「しもつま市議会だより」
- ^ “下妻市脱退で解散/結城郡3町村との合併協”. 日本工業経済新聞社 (2004年11月30日). 2024年8月12日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 公式ウェブサイト
- 下妻市 (@shimotsuma_city) - X(旧Twitter)
- 下妻市 (iyadoumo.shimotsuma) - Facebook