れこっず
種類 | 株式会社 |
---|---|
市場情報 | 非上場 |
本社所在地 |
日本 千葉県千葉市美浜区中瀬1-5-1 |
設立 | 2010年(平成22年)8月20日 |
業種 | 小売業 |
事業内容 |
ドラッグストアとコンビニエンスストアの専門性と利便性を兼ね備えた新業態の開発、 新業態店舗向けのIT統合・物流網の構築・MD政策立案等、 新業態店舗向けフランチャイズ事業のフランチャイズパッケージの開発およびその事業展開 |
代表者 | 渡邊勝巳(代表取締役社長) |
資本金 | 2億4,500万円 |
決算期 | 2月末日 |
主要株主 |
ミニストップ株式会社:51% 株式会社CFSコーポレーション:30% タキヤ株式会社:19% |
れこっず(RECODS)はイオングループのコンビニエンスストアであるミニストップ株式会社が運営する店舗業態の一つである。
本項では、かつて企業として存在していた株式会社れこっず(RECODS Co., Ltd.)についても併せて述べる。
概要
[編集]イオングループのドラッグストアチェーン「ハピコム」の一員となっている株式会社CFSコーポレーションとタキヤ株式会社(現在は2社共にウエルシア薬局株式会社へ統合されている)、そして同グループにおいてコンビニエンスストアを展開するミニストップ株式会社の共同出資による合弁会社として設立された。
独自の店舗ブランドとして「れこっず」(RECODS)を開発・フランチャイズ展開していた。これはドラッグストアの"専門性"とコンビニエンスストアの"利便性"を一体化して融合させた新業態の店舗で、「地域密着ヘルスケアステーション&生活支援ステーション」をコンセプトとしている。店内では一部ファーストフード商品の取り扱いを行っている他、決済方法はミニストップに準じている為、WAON・楽天Edyなどによる電子マネーも利用可能である。
なお、ドラッグストアについては関東地区ではCFSコーポレーション(2014年8月末撤退)が、関西地区ではタキヤがそれぞれ担当。またタキヤでは2009年8月よりミニストップと共同で「タキヤ・ミニストップサテライト」を展開していた経緯があり、この名称で展開していた奈良駅前店は当社設立後に店舗ブランドを「れこっず」に変更された。
2014年9月1日付でミニストップ株式会社が株式会社れこっずを吸収合併したことで法人としては消滅され、多くの店舗が閉店やドラッグストア(ウエルシア薬局が運営する「ハックドラッグ」や「ウエルシア」(当初は「TAKIYA」で、後に屋号変更))に業態転換されているが、関東地区の一部店舗はミニストップに運営が引き継がれ、現在も営業を続けている。
沿革
[編集]店舗
[編集]関東地区で「ハックドラッグ+ミニストップ」の店舗(東京都・神奈川県)、関西地区で「TAKIYA+ミニストップ」の店舗(大阪府・京都府・兵庫県・奈良県)を展開していた。
関西地区では閉店やドラッグストアへの業態転換により撤退し、関東地区でも2019年9月時点で神奈川県の天王町駅前店と東京都の南阿佐ヶ谷店の2店舗がミニストップに業態転換された為、現存する店舗は無い。
脚注
[編集]出典
[編集]- ^ 『『株式会社CFSコーポレーション』、『タキヤ株式会社』および 『ミニストップ株式会社』の3社による合弁会社設立の基本合意に関するお知らせ』(PDF)(プレスリリース)CFSコーポレーション、タキヤ、ミニストップ(3社連名)、2010年7月12日 。2018年8月18日閲覧。
- ^ 『(株)CFSコーポレーション、タキヤ(株)、ミニストップ(株)の3社による合弁会社「株式会社れこっず」設立のお知らせ』(PDF)(プレスリリース)CFSコーポレーション、タキヤ、ミニストップ(3社連名)、2010年8月20日 。2018年8月18日閲覧。
- ^ 『ドラッグストアとコンビニエンスストアが融合 新業態店舗:れこっず1号店開店のお知らせ 2010年10月7日(木)「れこっず磯子広町店」プレオープン』(PDF)(プレスリリース)CFSコーポレーション、ミニストップ、れこっず(3社連名)、2010年9月29日 。2018年8月18日閲覧。
- ^ れこっず関西1号店「れこっず伊川谷店」開店のお知らせ (PDF) - タキヤ・ミニストップ・れこっず共同リリース 2010年10月28日(2011年8月26日閲覧)
関連項目
[編集]- ミニストップ
- CFSコーポレーション
- タキヤ
- ウエルシア薬局 - ハピコム加盟のドラッグストア。ミニストップと提携し、れこっずとは異なるドラッグストア併設型コンビニエンスストアを展開している。