コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

これが音声多重放送だ!

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
これが音声多重放送だ!
ジャンル 特別番組
国・地域 日本の旗 日本
言語 日本の旗日本語(メイン)
放送
放送国・地域日本の旗 日本
音楽バラエティショウ特別企画
これが音声多重放送だ!
司会者徳光和夫
出演者星セント・ルイス
宍戸錠
熊倉一雄
岡崎友紀
山口百恵
ピンク・レディー
渡辺真知子
桜田淳子
榊原郁恵
西城秀樹
読売日本交響楽団
泉大助
あかはゆき
オープニング展覧会の絵』より「第1プロムナード」(作曲:モデスト・ムソルグスキー / 編曲:冨田勲
放送局日本テレビ(製作局)及びその系列局
音声形式音声多重放送ステレオ放送 / 二ヶ国語放送
放送期間1978年10月1日
放送時間日曜14:15 - 15:40
放送枠日曜スペシャル
放送分85分
回数1
これが音声多重放送だ!
「布施明ショー」
出演者布施明
武田鉄矢
チェリッシュ
鳳蘭
ほか
放送局札幌テレビ静岡第一テレビ中京テレビ
音声形式ステレオ放送
放送期間1979年7月1日
放送時間日曜15:45 - 17:15(札幌テレビの場合)
放送分90分
回数1
「ステレオ歌謡ショー これが音声多重放送だ!」
司会者団しん也
出演者フランク永井
小柳ルミ子
渋谷哲平
ほか
放送局福岡放送
音声形式ステレオ放送
放送期間1979年12月1日
放送時間土曜13:00 - 14:25
放送分85分
回数1

特記事項:
音声多重放送開始記念番組。
松下電器産業(現:パナソニック)一社提供
テンプレートを表示

これが音声多重放送だ!』(これがおんせいたじゅうほうそうだ)は、1978~9年にかけて、松下電器産業(現・パナソニック)の一社提供による、音声多重放送開始記念特別番組である。日本テレビ系列の各放送局がそれを開始する時期又は放送局毎に、各々違うバージョンになっている。ここでは、可能な限り、各バージョンを記す。

音楽バラエティショウ特別企画 これが音声多重放送だ!

[編集]

1978年10月1日日本テレビの製作で、『日曜スペシャル』枠にて全国放送された、同局と読売テレビ両局の音声多重放送開始を記念した特別番組。前述の2局以外はモノラル放送でのネットであることも含め、当時通常のモノラルテレビで見ても、音声多重放送の効果が十分に理解できる様に、演出に工夫が凝らされている。[1]

放送日時

[編集]
  • 1978年10月1日 14:15 - 15:40 [2][3]

OPテーマ

[編集]

コーナーとその出演者

[編集]
  • 徳光和夫(当時・日本テレビアナウンサー) - 司会

音まではみでる 立体はみだし漫才

[編集]

ゲバゲバトリオのおもしろステレオギャグ

[編集]

ステレオ放送だもん 思いっきり歌っちゃうわ

[編集]

淳子・郁恵のハードなソフトボール大会

[編集]

大阪球場でジャンピング・フラッシュする

[編集]

大迫力 立体音響コンサート

[編集]

CMパート

[編集]

ネット局

[編集]

これが音声多重放送だ! 「布施明ショー」

[編集]

1979年7月1日に放送。同日の札幌テレビの音声多重放送開始記念、静岡第一テレビ同放送開始を含む開局記念、及び同放送をサービス放送中の中京テレビの3局で放送。[注釈 2][8][9][10]

放送日時

[編集]
  • 1979年7月1日
    • 札幌テレビ 15:45 - 17:15 [9]
    • 中京テレビ 15:49 - 17:15 [8]
    • 静岡第一テレビ 15:45 - 17:00 [10]

出演

[編集]

布施明武田鉄矢チェリッシュ鳳蘭 ほか [8]

ステレオ歌謡ショー これが音声多重放送だ!

[編集]

1979年12月1日に放送。同日の福岡放送の音声多重放送開始記念番組。音声多重放送のデモンストレーションの後、歌謡ショーをお送りする構成。[11]

放送日時

[編集]
  • 1979年12月1日 13:00 - 14:25 [11]

出演

[編集]

フランク永井小柳ルミ子渋谷哲平 ほか [11]

司会

[編集]

団しん也 [11]

付記

[編集]

山口放送での扱い

[編集]

1979年12月1日に山口放送が音声多重放送開始記念番組として、「ステレオ音楽ショー これが音声多重放送だ! 『五木ひろしショー 男の旅立ち』」を放送したが[12]、これは同年10月6日、読売テレビが「五木ひろしショー 男の旅立」としてステレオ放送した番組で、札幌テレビに同時ネットしている(モノラル放送)[注釈 3]。その際、題名には「これが音声多重放送だ!」の文章は入っていない[13]。下記に、その番組の概要を記す。

「五木ひろしショー 男の旅立」

[編集]
放送日時
[編集]
  • 初回放送(読売テレビ、札幌テレビ)
    • 1979年10月1日 13:00 - 14:25 [13]
  • 山口放送(ステレオ音楽ショー これが音声多重放送だ! 『五木ひろしショー 男の旅立ち』として)
    • 1979年12月1日 12:00 - 13:25 [12]
出演
[編集]

五木ひろし月亭可朝木村好夫 ほか [13]

関連項目

[編集]

脚注

[編集]

注釈

[編集]
  1. ^ 当時は、電電公社のマイクロ同時ネット回線がステレオ放送未対応の為、制作局の日本テレビからのビデオ送りにて放送した。
  2. ^ 放送当時は、中京テレビについては、正式開始前のサービス放送期間中の為、同日のテレビ欄での同番組のステレオ表記はなし。
  3. ^ 放送当時、札幌テレビは音声多重放送を既に開始していたものの、電電公社のテレビの同時ネット回線が札幌地区では当時ステレオに対応していなかった為に、モノラルでの放送だった。(ちなみに同地区のステレオ化は、同年12月20日だった。)
  4. ^ 但し、1979年12月末の放送分を以て降板。
  5. ^ 本項目のネット局である山口放送もこの番組を日曜12:15-12:45にフジテレビからのマイクロ回線を通じての遅れネットで放送されていた。同年12月1日に電電公社(後のNTT)のマイクロ回線の大阪以西地域がステレオ・音声多重放送対応となり、それを受け、山口放送が同日に音声多重放送を開始したことに伴い(出典:朝日新聞西部版 1979年12月1日 朝刊 P.20 テレビ欄記事「音声多重放送始まる」(朝日新聞クロスサーチにて閲覧))、同月の放送分より同番組のステレオ放送が行われるようになった。

出典

[編集]
  1. ^ 朝日新聞名古屋版 1978年10月1日 朝刊 P.22 テレビ欄 番組の紹介記事に記載(朝日新聞クロスサーチにて閲覧)
  2. ^ a b 朝日新聞東京版 1978年10月1日 朝刊 P.13 テレビ欄(朝日新聞クロスサーチにて閲覧)
  3. ^ a b c 朝日新聞大阪版 1978年10月1日 朝刊 P.24 テレビ欄(朝日新聞クロスサーチにて閲覧)
  4. ^ よみうりテレビ開局20周年記念事業企画委員会 編『よみうりテレビの20年 : 写真と証言』讀賣テレビ放送株式会社、1979年7月、82頁。NDLJP:12276016/86 
  5. ^ 朝日新聞北海道版 1978年10月1日 朝刊 P.16 テレビ欄(朝日新聞クロスサーチにて閲覧)
  6. ^ 朝日新聞名古屋版 1978年10月1日 朝刊 P.22 テレビ欄(朝日新聞クロスサーチにて閲覧)
  7. ^ a b c d e f 朝日新聞西部版 1978年10月1日 朝刊 P.16 テレビ欄 当番組紹介欄(朝日新聞クロスサーチにて閲覧)
  8. ^ a b c 朝日新聞名古屋版 1979年7月1日 朝刊 P.22 テレビ欄(朝日新聞クロスサーチにて閲覧)
  9. ^ a b 朝日新聞北海道版 1979年7月1日 朝刊 P.24 テレビ欄(朝日新聞クロスサーチにて閲覧)
  10. ^ a b 『静岡新聞』1979年7月1日付朝刊、テレビ欄
  11. ^ a b c d 朝日新聞西部版 1979年12月1日 朝刊 P.16 テレビ欄 当番組紹介欄(朝日新聞クロスサーチにて閲覧)
  12. ^ a b 朝日新聞西部版 1979年12月1日 朝刊 P.16 テレビ欄(朝日新聞クロスサーチにて閲覧)
  13. ^ a b c 朝日新聞1979年10月6日 大阪版朝刊 P.24 テレビ欄 及び 同日北海道版朝刊 P.24 テレビ欄(共に朝日新聞クロスサーチにて閲覧)