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NHK大阪放送局

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JOBKから転送)

NHK大阪放送局
所在地 540-8501
総合テレビ
開局日 1954年3月1日
放送対象地域 大阪府
コールサイン JOBK-DTV
親局 大阪 24ch (キーID 1)
Eテレ
放送対象地域 全国放送
コールサイン JOBB-DTV
親局 大阪 13ch (キーID 2)
ラジオ第1
開局日 1925年6月1日
放送対象地域 近畿広域圏
コールサイン JOBK
親局 大阪 666kHz
ラジオ第2
放送対象地域 全国放送
コールサイン JOBB
親局 大阪 828kHz
FM
放送対象地域 大阪府
コールサイン JOBK-FM
親局 88.1MHz
主な中継局
アナログテレビ
○総合
 川西池田 52ch
 柏原 52ch
 豊能吉川 27ch
○教育
 神戸 45ch
 大津 46ch
 和歌山 25ch
デジタルテレビ
○総合 現在は設置なし
○Eテレ
 神戸 13ch
 大津 13ch
 和歌山 13ch
ラジオ
○ラジオ第1
 古座舞鶴 585kHz
 すさみ福知山新宮 1026kHz
 豊岡田辺 1161kHz
 香住 1584kHz
○ラジオ第2
 福知山・新宮 1359kHz
 豊岡 1539kHz
 古座・舞鶴・田辺 1602kHz
○FM
 中能勢 82.5MHz
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NHK大阪放送局(エヌエイチケイおおさかほうそうきょく)は、大阪府大阪市中央区大手前4丁目にある日本放送協会(NHK)の放送局である。

概要

近畿広域圏におけるNHKの拠点局。歴史的経緯やその規模から第二のNHK放送センターと考えてもよいが、NHKはあくまでも全国単一組織であるため、大阪放送局を指して準キー局と呼ぶことはない[注 1]

大阪府京都府兵庫県滋賀県奈良県和歌山県近畿地方共通の番組(「管中番組」)や、大阪局ローカルの番組、そして看板番組「連続テレビ小説」をほぼ半年毎に制作するなど全国向け番組も多く制作している。また西日本のお笑い芸人のステータスの一つとも言えるNHK上方漫才コンテスト(原則として毎年3月第2金曜日に生放送)の主催も行っている。

2001年(平成13年)11月、旧大阪放送会館の上町筋を挟んだ旧大阪市中央体育館跡地に新たな「大阪放送会館」(スタジオ、NHK大阪ホール大阪歴史博物館を併設)がオープン[注 2]コールサインJOBKから「BK」と呼ばれることもあり、自局でも「BK」の呼称を使う(後述のBKプラザ等)[注 3]

総合テレビの番組編成は、他地域の各放送局に比べ関西ローカル(自主編成)への差し替えが全時間帯において多いことが特徴である[注 4]

直下型地震による被災や放送設備のトラブルやテロ・有事など、何らかの事情でNHK放送センター(東京渋谷)が機能不全に陥った場合、大阪放送局でテレビ・ラジオの全チャンネルを代替送出できるようになっており、屋上には衛星への送出設備が設置されている。なお試験電波を除き、これが使用されたことはない[注 5][1]。さらに万一の場合に東京・渋谷のNHK放送センターの役割を大阪で代行できるようにするため、番組運行系・制作系システムをはじめお天気カメラ安否情報・テレビの同時サイマル配信(NHKプラス[2]・IPサイマルラジオサービス2者(NHKネットラジオ らじる★らじる及びradiko)等の各種システムのバックアップが設置されており、日頃から訓練に努めるなど公共放送を担うNHKとしてのバックアップ体制が取られている[3][注 6]。その一環として、2020年10月からは前大阪放送局長で当時NHK理事でもあった角英夫を理事職兼任の上で大阪放送局長に復帰させ、大阪に駐在させることを発表した[4]

さらに2021年度改編からNHK大阪放送局の機能強化の一環として、13時台の『列島ニュース』の時間拡大、金曜日に生放送番組『ニュース きん5時』(17時台)・『京コトはじめ』(14時台)・『きょうの料理 ※金曜日のみ』(12時台)[5]を開始。一部の再放送番組[6]においても、他曜日から金曜日に移動するなどの改編を行い、午前中から夕方にかけて大阪放送局制作の番組が放送されることとなった[7]

2022年4月12日、同月25日付の役員人事にて、角英夫が大阪局が起こした不祥事の責任を取るため局長を退任し、後任に小池英夫が就任すると発表された[8]

2023年4月11日、同月25日付の役員人事にて、小池英夫が担当替えに伴い局長を退任し、後任にメディア総局長だった林理恵が就任すると発表された[9]

組織

2021年(令和3年)4月1日付で、部制度からセンター制(一時的に採用実績有)に見直された。

この見直しはNHKのいわゆる「令和改革」の拠点局におけるモデルケースとして位置づけられ、他の放送局に先行する形で実施された[10]。但し大阪局は本部のバックアップ拠点とされていることもあり、一部で部がセンターの下に残っている。

経営管理センター
近畿地方の各放送局統括管理部門
コンテンツセンター(旧:放送センター)
報道、アナウンス(旧:放送部)、番組制作、技術など現業部門
視聴者リレーションセンター(旧:視聴者センター)
営業(旧:営業推進部・現:同センター開発推進部管轄)、広報など対視聴者部門

沿革

  • 1925年大正14年)
  • 1926年(大正15年)
    • 8月20日 - 社団法人大阪放送局解散、一切の権利義務を社団法人日本放送協会が継承し社団法人日本放送協会関西支部に改称(放送時は大阪中央放送局と呼称)。
    • 12月1日 - 大阪市天王寺区上本町9丁目(現:近鉄タクシー本社所在地付近)の上本町演奏所から本放送開始。
  • 1927年昭和2年)8月13日 - 第13回全国中等学校優勝野球大会を実況中継(全国高校野球選手権大会中継の開始)。
  • 1928年(昭和3年)8月1日 - 全国に先駆けて『ラジオ体操』放送開始[11]
  • 1933年(昭和8年)6月26日 - ラジオ第2の放送開始。
  • 1936年(昭和11年)12月12日 - 大阪市東区(現:中央区)馬場町に、初代大阪放送会館落成。
  • 1950年(昭和25年)
    • 3月10日 - 大阪テレビジョンの実験放送(JOBK-TVX)をVHF4chで開始[12]
    • 6月1日 - 放送法施行に伴い社団法人日本放送協会が解散、特殊法人としての日本放送協会が一切の権利義務を継承。
  • 1951年(昭和26年)11月3日 - 堺放送所(ラジオ)の運用開始[12]
  • 1952年(昭和27年)4月 - 大阪テレビジョンが週二回の定期実験放送開始。開始音楽は『天国と地獄』(オッフェンバッハ)
  • 1953年(昭和28年)8月13日 - 大阪テレビジョンが開通したばかりのNHK自営マイクロ上り回線を使って、高校野球を名古屋、東京に向けて実況中継。
  • 1954年(昭和29年)3月1日 - 総合テレビの本放送を4chで開始(後に毎日放送が使用)。
  • 1958年(昭和33年)
    • 2月20日 - 生駒山よりFM実験放送開始(JOBK-FMX, 88.1Mc, 1 kW。1961年6月15日に10kWに増力)。
    • 11月29日 - 米軍からレーダー用に使用されていた1・2chの各帯域が返還されたことを受けて、総合テレビのチャンネル番号を4chから2chへ変更。空いた4chは毎日放送(同年6月1日付で前述の『新日本放送』から社名を変更)に割当(翌年3月1日に地上アナログ本放送を開始)。
  • 1959年(昭和34年)4月1日 - 教育テレビ12chの放送開始。NHK大阪放送局初の電子音楽の制作。
  • 1960年(昭和35年)9月10日 - テレビのカラー本放送開始。当初は、東京からのカラー放送の放送回線が整備されていなかったため、東京から送られてきたカラーVTRやカラーフィルムをそのまま放送していた(ちなみにNHK大阪でのカラー第1回放送は、総合テレビで、カラー放送開始記念番組『長唄 -京鹿子娘道成寺-』のカラーVTR放送だった)。
  • 1962年(昭和37年)6月10日 - 電電公社(当時、現・NTT)が、テレビネット用のマイクロ波回線を東京→大阪間で高規格化し、カラーテレビ伝送の暫定運用が開始(翌月1日から正式開始)。これにより、東京からのテレビ番組が(総合・教育共)、同回線を経由しての放送が開始され、東京・大阪の完全同時カラー放送が実現する(これにより、カラーで放送するための同番組の東京からのビデオテープ・フィルム送りを終了)[13]
  • 1963年(昭和38年)11月12日 - 大阪放送会館新館落成(テレビスタジオのみ、8月から先行使用)[14]
  • 1964年(昭和39年)
    • 2月4日- FMのステレオ放送を開始。(当時はFM放送用のステレオ回線が実用化されていなかった為に、ステレオ放送を行うに当り、それが1978年10月1日に実用化されるまでは、東京から事前に番組のパッケージ・テープを送って放送していた。)[15]
    • 4月6日 - 大阪局制作の連続テレビ小説の第1作、『うず潮』放送開始。
  • 1969年(昭和44年)
    • 2月13日 - ラジオの送信所を堺から美原(ラジオ第1)、羽曳野(ラジオ第2)に移転。同時にラジオ第2放送が100kWから300kWに増力され、初の無人化大電力放送所として運用開始[16][17]
    • 3月1日 - FMの本放送開始[18]
    • 12月21日 - 総合テレビにて、東京と同時に、音声多重放送2か国語放送の実験放送を開始(同放送の初めの番組は、米の劇映画『ぼくはついてる』)[19]
  • 1970年(昭和45年)
    • 日本万国博覧会が大阪で開催。その模様を、大阪から総合テレビにて完全カラー放送。開会式・閉会式及び万博の1週間の出来事を伝えた番組「万国博の話題」の日曜放送分は、東京と共に音声多重の2か国語放送を実施した[20]
    • 12月24日 - UHFテレビ実験局(14ch)開局(1975年4月6日まで)[21]
  • 1971年(昭和46年)
    • NHK大津放送局(28ch)を皮切りに、他の関西各府県でも府県域放送の総合テレビジョン放送が開始され、それと共にNHK大阪総合は大阪府域局扱いとなる。
    • 6月1日 - NHKがFM放送を府県域化するにあたり、当時大阪市北区に送信所があったエフエム大阪と共に飯盛山に共同でFM専用の新送信所を設置し、従来の生駒山のNHK-FM送信所は廃局された。
    • 7月1日 - 組織改正により大阪中央放送局から近畿本部に改称。
  • 1973年(昭和48年)12月9日 - この日の19時のニュースを最後に、音声多重放送の実験を一旦中止する[22][23]
  • 1975年(昭和50年) - 「原爆投下時に大阪放送局への呼びかけをした女性アナウンサーが無事かどうかを知りたいので調べてほしい」という手紙が届き、当時、大阪放送局の職員だった白井久夫が調査を開始する[注 7]
  • 1978年(昭和53年)
    • 10月1日 - 総合テレビでの音声多重放送を、実用化試験放送として再開。当初は2か国語放送のみ(大阪での第1回放送は「午後5時のニュース」[24])。
    • 同日 - FM放送のPCMデジタル・ステレオ回線の運用を東京-名古屋-大阪間で開始。これにより、大阪・名古屋での同ステレオ放送で長年行っていた全国放送の放送素材をアナログ・テープで事前に各局に送ってからの放送を終了。
    • 12月31日 - 総合テレビで、「第29回NHK紅白歌合戦」にて、大阪局のネット受けにて、初のステレオ放送を行う[25][26]
  • 1979年(昭和54年)
    • 3月27日 - この日から、阪神甲子園球場で開催された「第51回選抜高校野球大会」の総合テレビの放送にて、大阪局発のステレオ放送を行う(翌月の7日の決勝戦及び閉会式まで)。この模様は、テレビ中継の東京への上り放送回線で初めて、ステレオで送られ、東京でもステレオで放送された[27][28]
    • 8月8日 - 総合テレビのネット受け番組に於いてのステレオ放送が開始される[29][30]
  • 1980年(昭和55年)7月25日 - 組織改正により大阪放送局に改称。
  • 1982年(昭和57年)12月 - 総合テレビでの音声多重放送が本放送となる。
  • 1983年(昭和58年)5月 - 文字字幕放送開始。
  • 1985年(昭和60年)11月 - 文字多重放送開始。
  • 1986年(昭和61年)8月4日 - 大阪放送局と韓国KBS釜山放送本部の間で地域放送の協力協定を結ぶ[31]
  • 1987年(昭和62年)5月29日 - 大阪放送局と中国・上海電視台の間で協力協定を結ぶ[31]
  • 1990年平成2年)10月1日 - 教育テレビでの音声多重放送を開始(東京・名古屋と同時)。
  • 1995年(平成7年)1月17日 - 阪神淡路大震災兵庫県南部地震)が発生し、この日以降暫くの間は東京からの放送を行う中で随時当局からの放送を交えながら報道特番を続けた。
  • 2001年(平成13年)11月3日 - 2代目大阪放送会館大阪歴史博物館を含む)落成(放送業務は同年10月29日より)。
  • 2003年(平成15年)12月1日 - 地上デジタル放送開始。
  • 2011年(平成23年)7月24日 - 正午をもってアナログ放送を終了。翌日(7月25日)の午前0時に完全停波。
  • 2013年(平成25年)5月27日 - 17時より『NHKネットラジオ らじる★らじる・大阪』の配信を開始。(他、仙台・名古屋も同時開始)
  • 2018年(平成30年)4月12日 - 正午より民放ラジオポータルサイト『radiko』の実験配信(全国規模)を開始[32]
  • 2019年令和元年)6月14日 - 組織改正により大阪拠点放送局に改称[33][34]
  • 2020年(令和2年)2月14日 - テレビ主調整室の機材更新により、大阪放送局送出の番組でもウォーターマーク「NHK G」「NHK E」が表示されるようになった。
  • 2021年(令和3年)
    • 3月3日 - NHKプラスで地域向けのテレビ番組の見逃し配信が開始[35]
    • 4月1日 - NHK「令和改革」のモデルケースとして、部制(放送部・営業推進部等)からセンター制に見直され、経営管理センター(近畿地方各放送局統括管理)、コンテンツセンター(旧:放送センター)、視聴者リレーションセンター(旧:視聴者センター)へ再編された[10]
  • 2022年(令和4年)4月1日 - 名称を大阪放送局に戻した[36]

放送局史・記念誌

  • 大阪放送局沿革史(日本放送協会関西支部)1934年5月15日発行[37]
  • こちらJOBK NHK大阪放送局七十年(NHK大阪放送局七十年史編集委員会 企画・編集)1995年5月31日発行、p.328[38]
  • NHK大阪放送局開局80年 大正・昭和から平成へ(1925年~2005年)(日本放送協会 編、NHK大阪放送局BK開局80周年記念誌編集委員会 発行) 2005年3月発行、p.108。

主なチャンネル・周波数

放送対象地域(教育テレビとラジオ第2放送は放送区域)
総合テレビ:大阪府
教育テレビ:大阪府・兵庫県・京都府・滋賀県・奈良県・和歌山県
ラジオ第1放送:大阪府・兵庫県・京都府・滋賀県・奈良県・和歌山県
ラジオ第2放送:大阪府・兵庫県・京都府・滋賀県・奈良県・和歌山県
FM放送:大阪府
  • 太字は親局、それ以外はすべて中継局。
  • コールサインは総合・ラジオ第1 (FM) 系統がJOBK- (DTV) - (FM)、Eテレ・ラジオ第2系統がJOBB- (DTV)

デジタルテレビ

NHK総合のリモコンキーID

リモコンキーIDを在阪広域民放4局はすべてアナログ放送のチャンネルを引き継ぐ。これに対しNHKは、他の関西圏内の放送局も含め、総合・Eテレともに引き継がない。五大都市圏のNHK拠点局で唯一NHK総合はアナログと異なる番号になった。

  • ch番号の前にVが付いた局は垂直偏波
総合テレビ リモコンキーID:1

大阪府域局だが、兵庫県阪神平野大阪湾沿岸、京都府山城盆地一円、奈良県奈良盆地全域、滋賀県大津市藤尾台、和歌山県和歌山市大川、三重県伊賀地方等でも受信可能である。大阪府外で視聴の場合は3桁表示は011-1または011-2と表示され、リモコン番号1chは地元のNHK総合(三重県は東海テレビ放送)となるため、例えばCATVのベイコミュニケーションズ兵庫県に属す尼崎市伊丹市西宮市等)では9chに設定される。

教育テレビ リモコンキーID:2
※大阪府外の中継局はそれぞれのNHK府県域放送局の項を参照。
  • 川西池田 V13ch 0.3W(釣鐘山)
  • 中能勢 52ch 0.3W
  • 西能勢 29ch 0.3W(栗栖山)
  • 柏原 13ch 1W(玉手山)
  • 岬深日 33ch 0.05W
  • 豊能吉川 44ch 0.3W(高代寺山中腹)
  • 枚方尊延寺 V39ch 0.01W
  • 箕面千里丘 36ch 2W

アナログテレビ

2011年7月24日停波時点

  • ch番号の前にVが付いた局は垂直偏波
総合テレビ
  • 大阪 2ch JOBK-TV 10 kW(生駒山
    • ※本局は1958年11月29日、国内で2chを初めて導入した送信所でもある。
教育テレビ
  • 大阪 12ch JOBB-TV 10 kW(生駒山
    • ※本局は国内で12chを最初に導入した送信所でもある[39]
    • ※大阪府を除く近畿1府4県の中継局についてはそれぞれのNHK府県域放送局の項を参照。
  • 川西池田 V50ch 3W(釣鐘山)
  • 中能勢 45ch 3W
  • 西能勢 49ch 3W(栗栖山)
  • 柏原 50ch 10W(玉手山)
  • 泉南金熊寺 62ch 0.1W
  • 岬深日 50ch 0.5W
  • 石切 49ch 0.5W(生駒山中腹)
  • 天見 V50ch 0.1W
  • 枚方尊延寺 V49ch 0.1W(枚方霊園)
  • 河内長野寺元 60ch 0.1W
  • 国分市場 45ch 0.1W(国分中学校)
  • 河内長野清見台 V45ch 0.1W
  • 豊能吉川 25ch 3W(高代寺山中腹)

総合テレビのチャンネル番号について

開局当初のNHK大阪総合(毎日放送がAM単営ラジオ局の新日本放送時代)は、4chで送信されていた。

チャンネル番号が変更されたきっかけは、毎日放送と讀賣テレビ放送の周波数割り当てに対して正力松太郎がNHK大阪総合を4chから2chへ変更し讀賣テレビ放送を日本テレビと同じ4chにするよう提案したからであった。

近畿2府4県内の新聞テレビ欄やテレビ雑誌でもNHK総合は「2」[注 8]と表記されていた。近畿1府4県内のあるケーブルテレビ局では大阪総合の再送信廃止を機に地元のNHK総合を2chに変更したケースもある[注 9]

大阪府外の近畿1府4県で大阪局を受信できない場合(Eテレと民放を中継局から受信する区域)、地元のNHK総合は大概リモコンを「2」に設定されていた。

例えば兵庫県の場合、神戸市北区西部・三田市丹波播州(神戸市垂水区西区を含む)・但馬ではNHK神戸総合のリモコンを「2」としていた。

ラジオ

第2放送は国内の中波送信所では、札幌秋田本局熊本とともに高出力を誇る。

ラジオ第1放送
ラジオ第2放送
FM放送

支局・営業センター

支局
営業センター

海外の提携局

主な大阪局制作番組一覧

2024年4月1日以降[40]。現在の番組の詳細は、公式サイトの大阪局制作番組一覧を参照。

総合テレビ

全国放送
  • 列島ニュース(平日 13:05 - 13:55・14:05 - 14:49、国会中継・特設ニュース放送時、高校野球・オリンピック期間中は休止[注 13]
  • 歴史探偵(水曜日 22:00 - 22:45、再放送:火曜日 23:50 - 24:35)
  • 探検ファクトリー(土曜日 12:15 - 12:40)
  • うたコン(原則毎月第4火曜日 19:57 - 20:42)
  • 夜ドラ(月曜日 - 木曜日 22:45 - 23:00、毎年度につき1作を大阪局が制作)
    • これらの全国放送番組は大阪局に日常的な全国向け番組送出設備が備わっていないため、東京・放送センターから送出される[注 14][注 15]
近畿2府4県向け放送

太字NHKプラスの「ご当地プラス」において見逃し配信を実施している番組。

  • ニュース・気象情報(関西)
    • 平日 5:56 - 5:59、6:28 - 6:30、6:53 - 7:00[注 16]、11:54 - 12:00[注 17]、12:15 - 12:20[注 18]、15:07 - 15:10(国会中継時・高校野球期間中は休止)、17:57 - 18:00(プロ野球中継〈阪神戦またはオリックス戦〉を放送する日は17:59まで、大相撲・高校野球期間中は休止)[注 19]
    • 土曜日 5:55 - 5:59、6:28 - 6:30、6:53 - 7:00[注 20]、11:57 - 12:00、12:10 - 12:15、18:45 - 18:59(『ほっと関西 サタデー』休止時のみ)[注 21]、20:55 - 21:00[注 22]
    • 日曜日 5:55 - 5:59、6:53 - 7:00、7:40 - 7:45、11:57 - 12:00、12:10 - 12:15、18:45 - 18:59[注 21]、20:55 - 21:00[注 23]
    • 祝日 5:55 - 5:59、6:53 - 6:59、7:25 - 7:30、7:57 - 8:00、11:57 - 12:00、12:10 - 12:15、18:45 - 18:59[注 21]、20:55 - 21:00[注 24]
    • 年末年始 6:56 - 6:59、7:15 - 7:20、11:57 - 12:00、12:10 - 12:15、18:50 - 19:00[注 25]、20:55 - 21:00(12月31日を除く)[注 26]
  • おはよう関西(平日 7:45 - 8:00)
  • ぐるっと関西おひるまえ(平日 11:30 - 11:54、国会中継時・高校野球を含むスポーツ中継時は休止)
  • ほっと関西(平日 18:00 - 18:59、18:30まで近畿ブロック放送・18:30以降は大阪府域放送)
  • ニュース845〜関西のニュースと気象情報〜(平日 20:45 - 21:00、大阪府域放送)
  • えぇトコ(木曜日 20:15 - 20:40[注 27]
    • NHK地域局発』(土曜日 5:10 - 5:35)でも全国放送(近畿地方は『とっておき!朝から笑タイム』を放送)。
  • かんさい熱視線(金曜日 19:30 - 19:57、再放送:土曜日 11:25 - 11:52)
    • 大阪以外の各府県では、不定期に金曜夜の本放送枠を府県域番組に差し替える場合があり、その場合差し替えを行使した府県では土曜午前の再放送枠が本放送扱いとなる。
  • とっておき!朝から笑タイム(土曜日 5:10 - 5:40)
  • ウイークエンド関西(土曜日 7:30 - 8:00)
  • ほっと関西サタデー(土曜日 18:05 - 18:59、プロ野球など全国放送のスポーツ中継がある時、または春の大型連休・お盆・年末年始と重なる場合は休止)
単発

特別番組

  • シリーズ 御堂筋線モダン建築でたどる大阪100年(2023年6月8日、15日放送)
  • カンサイ・コント・ナイト

教育テレビ(Eテレ)

全国放送
近畿2府4県向け放送

ラジオ第1放送

全国放送
近畿2府4県向け放送
  • マイあさ!関西(月曜日 - 土曜日 7:40 - 8:00)
  • 関西ラジオワイド(火曜日 - 金曜日 17:05 - 18:00、大相撲・高校野球期間中は休止)
  • ローカルニュース・気象情報・交通情報(原則として5時 - 21時台のそれぞれ毎時55分から次の00分まで。11時台と18時台は50分より。他に7:20 - 25<土・日・祝日 7:15 - 20>、12:15 - 20<同 12:15 - 20>、土・日・祝日 19:15 - 20に放送)
※5・6・11・13・15時台はローカルニュースはなく、気象・交通情報(5・6・12時台除く)、および管内各府県の自治体・地域団体のイベント、放送局主催のイベント情報を送る。
※朝7時前の気象情報は泊り勤務のナウンサーと気象予報士の掛け合いで進行している。
※12時台(月曜日 - 土曜日)は気象情報・お知らせ・防災ひとくちメモを放送している。
※毎時28分頃にも音楽に乗せて交通情報を伝える(7時台 - 19時台まで、日曜・年末年始は18時台まで)。
時間帯により大津(彦根送信所発)では各局別ローカルニュースに差し替える場合がまれにある。また土曜・日曜・祝日の20:55 - 21:00(日曜・祝日と大型連休中と年末年始は19:55 - 20:00も同)については、ローカル枠とはせず東京からの全国の天気・交通情報となる場合もある[独自研究?]

FM放送

近畿2府4県向け放送
  • ローカルニュース・気象情報
原則5:55 - 6:00、6:55 - 7:00、7:20 - 7:25<土曜・日曜・祝日のみ7:15 - 7:20>、11:50 - 12:00、12:15 - 12:20<土曜・日曜・祝日のみ12:10 - 12:15>、18:50 - 19:00、土曜・日曜・祝日のみ19:15 - 19:20にラジオ第1と同時放送。
このうち、18:50枠については平日は京都局のみローカル枠に差し替え。かつては18時台『夕べのひととき』相当枠や、土曜日 15:00 - 18:00『FMリクエストアワー』相当枠を府県別編成にしたことがあった。
なお、過去に23時台(当初23:55 - 24:00→後に23:10 - 23:20)にローカルニュースを行ったことがあったが、2006年4月2日にこれが廃止されたため、現在FMでのローカル最終版のニュースは行っていない(突発的な事件・災害時を除く)。

※なお、こちらも大阪府域向けの定時番組は制作されていない(ローカルニュースはラジオ第1と同時放送であり、「近畿(関西)地方のニュース・気象情報・お知らせ」となるため)

過去の主な制作番組

全国放送
※株式市場が休業となる祝日・振替休日および12月31日・1月2日・1月3日を除く月 - 金曜日、17:00 - 17:45の東京市場(東証第一部上場企業の終値)に引き続いて17:45 - 18:00に放送されてきたが、東証と大証の経営統合により大証での株取引が2013年7月12日をもって終了(東証に一本化)したことにより、放送も同日をもって終了。なお、2013年7月16日以降は東京市場のみで17:00 - 17:50の放送に変更された。
近畿2府4県向け放送
東京・大阪で行われているNHKデジタルラジオの再放送扱い。デジタルラジオでは夕方の時間帯に定時放送されている(関東地方の一部地域でも受信可)。なおこのため、近畿2府4県のみFMの定時放送(当時 0:00 - 0:50放送)『インストルメンタル・ジャーニー』を聴くことができなかった。

放送休止のアナウンスについて

近畿6府県6放送局については、放送休止となる場合(原則として毎月第1・3日曜深夜、並びに春季・秋季特定期間のメンテナンス期間)の総合テレビ・ラジオ第1・FMの、休止前の告知は、原則として「一部の地域[注 30](全域である場合は省略の場合あり)を休止する」との説明がある(2022年4月以後は総合テレビではNHK放送センター制作のものが使われているが、一部地域のみの休止である場合、対象地域以外でも放送休止の旨が放送されている。2023年度からは「一部の地域」とアナウンスされるようになった)。詳細な休止地域は、NHK大阪ホームページから「放送休止のお知らせ」で発表される。

スタジオ

アナウンサー・キャスター

アナウンサー

  • NHK放送センターのバックアップ局であるためか、大部分が東京アナウンス室やラジオセンターの出身者で構成されている。事実、東京からこの放送局に異動してくるアナウンサーは多く、逆にこの局から東京に異動するアナウンサーも多い。
  • *印は過去に大阪放送局に勤務経験があることを示す。前任地が太字の人はその局が初任地。
  • 出身地が書かれているアナウンサーは地元要員。
氏名 前任地 主な担当番組 備考
男性
金子哲也 広島 アナウンスグループ統括
(部長級・専任)
管理業務主体。
高瀬耕造 東京アナウンス室 列島ニュース
(キャスター・交代制)
兵庫県出身
近田雄一 かんさい熱視線
(キャスター)
列島ニュース
(キャスター・交代制)
歴史探偵
(リポーター「探偵」役)
小山径 ほっと関西
(キャスター)
列島ニュース
(キャスター・交代制)
伊藤雄彦* 旧日本語センター出向 ウイークエンド関西
(キャスター)
列島ニュース
(キャスター・交代制)
大阪市出身
大山武人* 大津 関西ラジオワイド
(キャスター)
小宮山晃義 東京アナウンス室 各種スポーツ中継
おはよう関西
(キャスター・交代制)
加藤向陽 鳥取 歴史探偵
(リポーター「探偵」役)
秋鹿真人* 奈良
瀬戸秀夫 松山 関西のニュース シニアアナウンサー(嘱託移行)
吉田浩* 東京アナウンス室
佐々木智一 徳島
法性亮太 熊本 各種スポーツ中継
関西のニュース
武本大樹 広島
三瓶宏志* 東京アナウンス室
伊藤慶太*
西川順一 G-Media出向
女性
嶋田ココ 長崎 ほっと関西
(キャスター)
兵庫県出身
塩﨑実央 高松 おはよう関西
(キャスター・交代制)
列島ニュース
(キャスター・交代制)
歴史探偵
(リポーター「探偵」役)
田代杏子* 国際放送局 おはよう関西
(キャスター・交代制)
列島ニュース
(キャスター・交代制)
通算三度目の勤務 
一柳亜矢子 東京アナウンス室 大阪発 きょうの料理
列島ニュース
(キャスター・交代制)
 
鹿島綾乃* ほっと関西サタデー
(MC・キャスター)
関西ラジオワイド
(キャスター)
前回は記者として在籍
石橋亜紗* 育児休業中
兼清麻美* 放送文化研究所 列島ニュース
(キャスター・交代制)
北郷三穂子* 神戸 関西のニュース
寺井巳央 初任地 地域職員
滋賀県出身

専属契約キャスター

下記の専属契約アナウンサーは大阪局の公式サイトに記載されていない。

大阪局は昔から外部人材を積極的に自局番組に起用してきたこともあり、専属者は報道部所属の報道番組担当者など一部に限られてきたが、NHKの人事制度見直しなどの影響を受け数を減らしつつあり、現在はアナウンサーと同じ「コンテンツセンター」での契約となっている。

またローカル枠のうち、10:55、11:50、12:55、13:55、15:55に放送されるラジオ第1(11:50と12:55はFMも)の関西のニュース・気象情報・お知らせを担当する場合もある。

氏名 前職 主な担当番組 備考
當麻陽香 鹿児島
(契約キャスター)
ほっと関西
(リポーター)
北川玲子 福井
(契約キャスター)
廣由梨 徳島
(契約キャスター)
ほっと関西
(スポーツキャスター)
荒山沙織 京都
(契約キャスター)
ぐるっと関西おひるまえ
京いちにち[41]

外部出演者

主な人物に限る。

氏名 前職など 主な担当番組 所属
外部出演者
中倉真梨子 関西ラジオワイド 舞夢プロ
岸有佳里 グループエコー
根木おおみ グループエコー
武田訓佳 ぐるっと関西おひるまえ 舞夢プロ
小野塚康之 正職員アナウンサー 関西発ラジオ深夜便
(第1金曜日)
中村宏 関西発ラジオ深夜便
(第2金曜日)
気象予報士
坂下恵理 ワールドWaveモーニング
(気象キャスター)
列島ニュース 南気象予報士事務所
塩見泰子 福井テレビアナウンサー NHKニュースおはよう関西
田中麻耶 セント・フォース
(フリーアナウンサー)
ほっと関西
(月曜日)
垂水千佳 神戸
(契約キャスター)
ほっと関西
(火曜日 - 金曜日)
ウイークエンド関西
石井元樹 ほっと関西サタデー 日本気象協会

馬場町

現在の放送会館は大阪市中央区大手前4丁目1番20号に所在するが、旧放送会館は「馬場町(ばんばちょう)」に所在していた。このためコールサインJOBKは、「ジャパン・オオサカ・バンバチョウ・カド」の略であるというジョークがあった。

NHKラジオ第1放送の『関西発土曜サロン』(後の『かんさい土曜ほっとタイム』、2019年〈平成31年〉3月16日放送終了)のパーソナリティ、佐藤誠は番組冒頭で必ず、この「ジャパン・オオサカ・バンバチョウ・カド」を挨拶代わりに用いていた。2001年の放送会館移転後は「ジャパン・オオサカ・バンバチョウの・キンジョ」に改めている。

BKプラザ

アトリウム外観
  • 2001年11月に新局舎が完成した際、1階と9階を視聴者とのふれあいスペース「BKプラザ」としてオープンした。
  • 開館日時:毎日10:00から18:00(入場締め切り17:30)
  • 休館日:毎週火曜日(設備メンテナンス実施日)と年末年始(12月29日から翌年1月3日)
  • 入館料:無料(ただしグループ=20名以上は要予約)
  • 1階にはオープンスタジオが設けられており、『ぐるっと関西おひるまえ』『あほやねん!すきやねん!』のテレビの帯ワイド番組をはじめ、毎月第3週の土曜日には(8月を除く。10月は会館公開日の当日)『かんさい土曜ほっとタイム』、また随時『FMサウンドポケット なみはな』など公開放送に使用されている。また視聴者が放送スタジオの雰囲気を疑似体験できる「なりきりスタジオ」や関西関連の番組を収蔵した『BKライブラリー』、地上デジタルテレビジョン放送の体験コーナー、NHKの番組・『おかあさんといっしょ』などのキャラクター関連グッズの展示・販売を行うコーナーがある。
    ※オープンスタジオでは平日は学校や会社などの社会見学として、休日や学校の長期休校日などには個人見学によって番組の収録体験をすることができる。
  • また1階にはアトリウム(大阪放送局と大阪歴史博物館の共通エントランス)があり、ここには喫茶店が設けられている他、11月の施設見学会のアトラクションなどをはじめとした様々なイベントにも使用されている。
  • 9階は8階にあるドラマスタジオの収録を窓越しに見学することができる「スタジオビジョン」をはじめ、NHKアーカイブスのオンライン・ライブラリーコーナー、大阪放送局制作のドラマ・バラエティーなどに出演しているタレントらのサインなどを展示する「あこがれショーケース」、大阪放送局の歴史や放送局の裏側を収録した「BKパノラマグラフィティー」などが展示されている。

広報活動

2013年頃から2017年9月まで[42]、「NHK大阪 “声” プロジェクト」のイメージキャラクターとして、全身タイツの「広報大使ボイスマン」がいた[43][44]

2018年4月13日(金)大安には、ご当地どーもくんの「おばちゃんどーもくん」が誕生し、大阪放送局公式Twitterでの広報活動も担当し始めた[45]

イベント「BKワンダーランド」

大阪放送会館の局舎・施設公開イベント。旧放送会館時代は「NHK展」(於:心斎橋そごう)、「ふれあい広場」の名称で開催していたが、現在は「BKワンダーランド」の名称で11月の文化の日前後の週末に、また春にも「BKさくらまつり」として3月の春分の日前後の1週間程度開催している[注 31]

放送会館、NHK大阪ホール・BKプラザ・1階アトリウム周辺・屋外を会場に、毎回テーマは異なるが、大阪放送局制作番組の公開放送(協賛特番を含む)、新作アニメやドラマ出演者によるトークイベント、人気キャラクターのステージショー(『いないいないばあっ!』のワンワンなど)、最新の放送技術を体験するコーナーといった、幼児から年配者までを対象にした様々なイベントが行われる。秋は、放送中の大阪放送局制作「連続テレビ小説」をメインに、美術セット見学[注 32]や出演者による連動イベント(ヒロインのトークショーなど)が行われることが多い。

NHK大阪ホールを会場にアニメソング限定のど自慢大会『アニソンのど自慢』の公開収録や、大阪放送局85周年公式マスコットキャラクター「びぃきんぐ」による全国のNHK地方局キャラクター大集合イベントといった企画が行われたこともある。

大阪放送局管轄のNHK放送局

脚注

注釈

  1. ^ 各エリアの中心となる放送局について、民放では基幹局という表現を用いるが、NHKにおいては全国単一組織であることを踏まえ「各エリアの拠点となる局」という意味で拠点局と表記している。
  2. ^ 最寄り駅…地下鉄(谷町線・中央線)谷町四丁目駅
  3. ^ かつては日本プロ野球オープン戦で、阪神タイガース阪急ブレーブスの対戦がNHK大阪放送局の冠協賛で「BK旗阪神対阪急定期戦」として行われたことがあった(1963年まで)。
  4. ^ ラジオ第1放送でも総合テレビ程ではないが自主編成番組への差し替えが他地域に比べて多い。ちなみに、総合テレビとラジオ第1の地域放送時間は全国平均に比べても1時間ほど多くなっている(総合テレビで4時間程。ラジオ第1で3時間程組まれている)。(2010年代前半頃まではEテレも少数ながら自主編成番組への差し替えがあり、主に地域番組を放送する関係で本来は総合テレビで放送される番組の振り替え放送が中心だった)。
  5. ^ 1999年(平成11年)1月17日には阪神・淡路大震災関連の特別番組を、関西地方の総合テレビと衛星第1テレビ(当時)で同時放送したが、この設備を介したものではない。
  6. ^ 2011年(平成23年)9月1日は訓練の一環として『お元気ですか日本列島』を大阪放送局のニューススタジオから放送した。
  7. ^ しかし、被爆当時の広島中央放送局の在籍者名簿、当日の出勤者の記録書類、一命を取り留めた職員への訊き取り調査などを詳細に行ったものの、原爆投下直前の放送を担当した井沢幸世アナウンサーが声の主として有力視されたが本人は否定しており、結果的に呼びかけを行った女性アナウンサーが誰だったのかを特定することはできなかった。
  8. ^ 読売新聞産経新聞、ほとんどのスポーツ紙・テレビ雑誌などがこれに当たる。同じ全国紙でも大阪府外の朝日新聞毎日新聞では大阪放送局の親局2に加え最寄の放送局数局の親局・基幹中継局のチャンネル番号が併記される(例・228(神戸・大津両本局)、32(京都・和歌山両本局)、51(奈良本局・西宮山口中継局ほか))。神戸新聞「2/28/50」(左から大阪本局・神戸本局・姫路中継局/豊岡中継局)で表記。逆に京都新聞(府内版)は京都総合開局以降も長年2のみの表記であったが1995年ごろから京都総合のチャンネル32が表記されるようになり2006年からは2011年の完全移行まで京都32、大津28のみ表記であった。
  9. ^ 例、京都ケーブルコミュニケーションズ(現:J:COM 京都みやびじょん)など
  10. ^ a b この年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で大会自体が中止となった。
  11. ^ この年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で大会自体が中止となったが、代替として2020年甲子園高校野球交流試合が開催され、NHKでも総合・Eテレ・ラジオ第1で全試合を中継した。
  12. ^ 全国ネット(主に週末・祝日デーゲームで年1試合を放送)または関西ローカル(阪神戦は平日ナイターで、オリックス戦は週末・祝日デーゲームで各々放送)で放送し、後者はビジター側地元局でも同時ネットまたは別制作で放送される場合がある。
  13. ^ 国会中継が都合により中継できなくなった場合や高校野球期間中に悪天候などで試合が中止・早終了となった場合でも別番組で穴埋めするため休止となる(ただし高校野球期間中の場合、休養日と平日が重なる日は放送)。また、国政選挙の公示日当日は多くの地方局が『正午のニュース』のローカル枠で選挙関連ニュースを放送することから休止して別番組で穴埋めするほか、その前日も日本記者クラブ主催の党首討論会の中継があるため休止される。
  14. ^ 『列島ニュース』など生放送のものについては大阪からの映像を一旦東京で受け、それを東京から全国送出している。
  15. ^ ちなみに、在阪の民放テレビ各局の場合は在京民放キー局も含めた全国各地の系列局への日常的な番組送出設備が備わっている。
  16. ^ おはよう関西』の出演者が担当している。
  17. ^ 11:57以降は大阪府・兵庫県でのみの放送で、その他の4府県は各局別の気象情報に差し替えとなる。また、11:54 - 11:57の東京発の全国の気象情報をネットしていないため、全国の天気を補足して伝えている。
  18. ^ 大阪府以外のニュースは近畿の域内各局が編集したVTRを流す。
  19. ^ 5:56枠・6:28枠・11:54枠・17:57枠は気象情報のみ、12:15枠・15:07枠はニュースのみ。
  20. ^ ウィークエンド関西』キャスターの伊藤雄彦垂水千佳が担当している。
  21. ^ a b c 18:53 - 18:55は東京発の全国の気象情報をネット。
  22. ^ 5:55枠・6:28枠・11:57枠は気象情報のみ、12:10枠はニュースのみ。
  23. ^ 5:55枠・11:57枠は気象情報のみ、12:10枠はニュースのみ。
  24. ^ 5:55枠・7:57枠・11:57枠は気象情報のみ、12:10枠はニュースのみ。
  25. ^ 18:55 - 18:57は東京発の全国の気象情報をネット。
  26. ^ 6:56枠・11:57枠は気象情報のみ、12:10枠はニュースのみ。
  27. ^ 20:40 - 20:41に『えぇトコ 味だより』も別途放送。なお、同時間帯に他地域で放送の『サラメシ』は近畿地方では日曜18:05 - 18:32に3日遅れで放送される。
  28. ^ ただし、近畿地方では17:00もしくは18:00まで放送されている(番組表上は平日16:55 - 17:00・月曜 17:55 - 18:00は『天気予報・お知らせ・交通情報』とクレジットされてはいるが、実際は『関西ラジオワイド』の続きである)。
  29. ^ a b NHKの番組案内上、午前0時から4:15の深夜放送は原則として実際の曜日と放送上の曜日(金曜深夜の放送であれば「○日(土)<金曜深夜>」)と双方並列表記している関係上、それに従った。
  30. ^ 2021年度までの総合テレビでは「関西地方の一部」、2022年度までのFM放送では「近畿地方の一部」とアナウンスされていた。
  31. ^ 春は、2013年まで大型連休にも「BKワンダーランド」を開催していたが、2014年春から大型連休のイベントが廃止され、3月のさくらまつりに統合された。
  32. ^ クランクアップ後に当たる「さくらまつり」でもセット公開は実施される。

出典

  1. ^ 東日本大震災から1年 放送機能強化の取り組みについて - NHK会長記者会見要旨 2012年3月3日閲覧
  2. ^ 2021 年度(令和3年度) インターネット活用業務実施計画”. 日本放送協会. p. 21 (2021年1月13日). 2021年5月25日閲覧。
  3. ^ 2011年4月18日の『NHKとっておきサンデー』において、理事の今井環が発言。
  4. ^ NHK 大阪局の機能強化を発表 東京の有事に備え、バックアップ充実へ理事が駐在”. デイリースポーツ (2020年10月1日). 2020年10月13日閲覧。
  5. ^ 週によっては、東京制作かつ収録放送(「栗原はるみのキッチン日和」等)を放送する場合あり。
  6. ^ 2021年10月現在は、10時台に『えぇトコ』(『NHK地域局発』の枠内で放送)、11時台に『バラエティー生活笑百科』、15時台に『歴史探偵』のそれぞれ再放送を放送。
  7. ^ 2021年度 国内放送番組編成計画” (PDF). 日本放送協会 (2021年2月10日). 2021年2月10日閲覧。
  8. ^ 字幕問題当時の大阪放送局長が退任 NHK役員人事、女性理事最多に”. 朝日新聞 (2022年4月12日). 2022年4月14日閲覧。
  9. ^ メディア総局長に山名氏 NHK役員人事 会長「改革の加速に寄与」:朝日新聞デジタル”. 朝日新聞デジタル (2023年4月11日). 2023年5月7日閲覧。
  10. ^ a b 日本放送協会 理事会議事録(2021年2月24日開催分)” (PDF). 日本放送協会 (2021年3月12日). 2023年9月22日閲覧。
  11. ^ NHK大阪放送局・七十年史編集委員会『こちらJOBK -NHK大阪放送局七十年-』NHK大阪放送局、1995年、46-47,280頁。 
  12. ^ a b NHK大阪放送局・七十年史編集委員会『こちらJOBK -NHK大阪放送局七十年-』NHK大阪放送局、1995年、292頁。 
  13. ^ 日本放送協会総合技術研究所『五十年史』(1981.03) 90ページ (渋沢社史データベース)(2023年6月30日閲覧)
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  15. ^ 日本放送協会総合放送文化研究所放送史編修部『NHK年鑑'64』日本放送出版協会、1964年、206頁。 
  16. ^ NHK大阪放送局・七十年史編集委員会『こちらJOBK -NHK大阪放送局七十年-』NHK大阪放送局、1995年、299頁。 
  17. ^ 日本放送協会総合放送文化研究所放送史編修室『NHK年鑑'69』日本放送出版協会、1969年、277頁。 
  18. ^ 日本放送協会総合放送文化研究所放送史編修室『NHK年鑑'69』日本放送出版協会、1969年、225頁。 
  19. ^ NHKクロニクル 1969年12月21日「劇映画 「ぼくはついてる」」
  20. ^ NHK大阪放送局・七十年史編集委員会『こちらJOBK -NHK大阪放送局七十年-』NHK大阪放送局、1995年、214-215頁。
  21. ^ 日本放送協会総合放送文化研究所放送史編修室『NHK年鑑'71』日本放送出版協会、1971年、2頁。 
  22. ^ NHKクロニクル「ニュース<東京・大阪2ヶ国語実験放送>」(1973年12月9日)
  23. ^ 一旦中止の理由は、カラーテレビ受像機の普及を最優先方針としたためである。
  24. ^ NHKクロニクル「ニュース」(1978年10月1日)
  25. ^ NHKクロニクル「第29回NHK紅白歌合戦」(1978年12月31日)
  26. ^ 翌年の8月8日にネット受けでのステレオ放送が本格的に開始されるまでは、それによるステレオ放送は、これだけである。
  27. ^ NHKクロニクル「第51回選抜高校野球大会-第1日-「開会式」」(1979年3月27日放送)
  28. ^ NHKクロニクル「第51回選抜高校野球大会-第10日・決勝- 「箕島」対「浪商」 -閉会式-」(1979年4月7日放送)
  29. ^ 当時、テレビの放送回線を運用していた電電公社のテレビ中継回線の音声のステレオ化工事が完了したため。
  30. ^ 日本放送協会総合技術研究所『五十年史』(1981.03) | 渋沢社史データベース”. shashi.shibusawa.or.jp. 2023年6月27日閲覧。
  31. ^ a b NHK大阪放送局・七十年史編集委員会『こちらJOBK -NHK大阪放送局七十年-』NHK大阪放送局、1995年、236-237頁。 
  32. ^ ラジコでNHKラジオが聴ける4月12日(木)より、全国を対象に2018年度の実験配信を開始 株式会社radiko、2018年3月22日
  33. ^ 2019年度第1四半期業務報告” (PDF). 日本放送協会. 2021年1月7日閲覧。
  34. ^ 日本放送協会2019年度業務に関する監査委員会の活動結果報告書” (PDF). 日本放送協会. 2021年1月7日閲覧。
  35. ^ 「ご当地プラス」配信開始! - お知らせ - NHKプラス”. 日本放送協会 (2021年3月3日). 2021年3月3日閲覧。
  36. ^ 日本放送協会理事会議事録(2022年3月7日開催分)”. 日本放送協会. p. 4 (2022年3月25日). 2022年3月25日閲覧。
  37. ^ 大阪放送局沿革史』 - 国立国会図書館デジタルコレクション
  38. ^ こちら JOBK - Google Books
  39. ^ NHK大阪放送局・七十年史編集委員会『こちらJOBK -NHK大阪放送局七十年-』NHK大阪放送局、1995年、295頁。 
  40. ^ NHKオンライン 2024年度前半期 定時番組の部門種別(各地域) (PDF)
  41. ^ 産休中の石井美江の代理キャスター。番組自体は2021年度以来2年ぶり。
  42. ^ 「【さらばボイスマン】明日のどこかで、“ボイスマン”という名がアカウントから無くなります。」 - Twitter NHK大阪放送局 2017年9月5日午後9:00のツイート
  43. ^ あなたの声で強くなる ボイスマン プロフィール NHK大阪放送局
  44. ^ NHK大阪放送局のキャラクター「ボイスマン」が超クレイジー! 好感度アップのために制作したとは思えないビジュアル Pouch[ポーチ] 2013年4月10日
  45. ^ nhk_osaka_JOBKの2018年4月13日11時56分のツイート- X(旧Twitter)「【あめちゃんいる?】 \4月13日(金)・大安/ NHK大阪・ご当地どーもくん 「おばちゃんどーもくん」 誕生!」

外部リンク