NHKさいたま放送局
国道17号に面するさいたま放送局 | |
所在地 | 〒330-9310 |
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FM | |
放送対象地域 | 埼玉県 |
コールサイン | JOLP-FM |
親局 | 85.1MHz |
主な中継局 | |
ラジオ 秩父FM 83.5MHz |
NHKさいたま放送局(エヌエイチケイさいたまほうそうきょく)は、日本放送協会(NHK)の地域放送局のひとつである。埼玉県内向けにFM放送を行っている。AM放送および地上テレビジョン放送は関東広域扱いとして、管轄の東京本局(NHK首都圏局)からカバー・中継されている。
概要
[編集]FM放送
[編集]コールサイン JOLP-FM
テレビジョン放送
[編集]- NHKオンラインの自局サイトにおいて、地域放送局としては珍しく、県内関係ニュースの動画配信を行った。この取り組みは2008年(平成20年)5月13日の『お元気ですか日本列島』でも紹介された。この取り組みはNHKの中でも先進的なもので、その後数年をかけ順次全国に広げられていった。
テレビ中継局
[編集]すべて東京本局の中継局扱いとなっている。掲載はさいたま局の管理下にある埼玉県内の送信所限定。
秩父・児玉と大里の一部以外の大半の地域は親局東京スカイツリー(※2013年5月31日午前8時59分までは東京タワーからの送信だった)の放送エリアのめやすである[1]。
デジタル
[編集]局名 | チャンネル | 空中線電力 | 偏波面 | |
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総合 (ID:1) |
教育 (ID:2) | |||
児玉 | 13 | 26 | 3W | 垂直 |
小川 | 13 | 26 | 1W | 水平 |
秩父 | 13 | 26 | 10W | 垂直 |
小鹿野 | 19 | 17 | 1W | 水平 |
※1W以上の出力の送信所のみ掲載。1W未満の中継局については、NHKさいたま放送局公式サイトを参照。
報道別館
[編集]首都直下地震による災害等で、東京都渋谷区のNHK放送センターおよび都内の代替放送施設からの送出が不可能になった場合、さいたま放送局に隣接する施設(報道別館)から災害関連の放送を行うことができる。当面は、ラジオ放送およびインターネットでの情報発信を行う。訓練の意味合いから、2013年9月1日にこの施設からの放送が行われた。
建て替え
[編集]現在のさいたま放送会館は1966年竣工、地上3階、延べ床面積約2460平方メートルの規模で、老朽化とスペースの狭さが問題となっている。前述の通り隣接地に報道別館を建設したり、後述のように営業部を一時的にさいたま新都心に移動し、狭隘化したスペースを広げるなどの努力が行われている状況である。さいたま市民会館うらわ移転後の跡地での建て替えを市に打診している[2]。
東日本大震災以降の経営計画では、新しく放送会館を建設する際、東京本局のバックアップ機能を整備[3]し、敷地面積約3千平方メートル・延べ床面積約5千平方メートルの広さを確保した単独建設が望ましいことが記されている。
支局・経営管理企画センター
[編集]埼玉県内にあるため、さいたま局の管轄であるが、実際の業務については「首都圏」であることを考慮し、首都圏局や本部営業局の指揮下に入ることがある。
- 支局
-
- 所沢(所沢市)
- 秩父(秩父市)
- 春日部(春日部市)
- 経営管理企画センター
-
- さいたま放送局経営管理企画センター - さいたま市浦和区常盤6-1-2 NHKさいたま放送局3階
- 担当区域は埼玉県内全域。
- さいたま放送局経営管理企画センター - さいたま市浦和区常盤6-1-2 NHKさいたま放送局3階
情報カメラ
[編集]向が北側)
- 常磐自動車道・首都高速6号三郷線・東京外環自動車道三郷ジャンクション(SD)(埼玉県中川水循環センター内建物屋上に設置されていた。)
沿革
[編集]- 1944年(昭和19年)2月1日 - 社団法人日本放送協会が、浦和市に総務局浦和出張所を開設。
- 1948年(昭和23年)5月1日 - 浦和出張所を浦和支局と改称。
- 1950年(昭和25年)6月1日 - 放送法施行に伴い社団法人日本放送協会が解散。特殊法人としての日本放送協会が設立され、特殊法人日本放送協会浦和支局となる。
- 1951年(昭和26年)7月1日 - 浦和支局を浦和放送局と改称。
- 1966年(昭和41年) - 現在の放送局舎が竣工。
- 1971年(昭和46年)3月26日 - 浦和放送局、FM放送開始(呼出符号JOLP-FM)。
- 2001年(平成13年)4月1日 - さいたま市誕生に伴い、浦和放送局をさいたま放送局と改称。
- 2018年(平成30年)1月28日 - エフエムナックファイブとのコラボレーションイベント『ナック(79.5MHz)に初恋(85.1MHz)! 埼玉ラジオフェス』を共同開催し、パーソナリティーが相互の放送局に相乗り出演した。
- 2023年(令和5年)4月1日 - 令和改革により、部制(放送部・営業推進部等)からセンター制に見直され、コンテンツセンター、経営管理企画センターへ再編された。
主なさいたま局制作番組
[編集]- 県域FM
- 日刊!さいたま〜ず(月 - 木 18:00 - 18:50、2021年3月末に終了)
- ひるどき!さいたま〜ず(水 - 金 11:00 - 11:50、日刊! - の後継番組として開始)
- 週刊☆サッカー王国(金 18:00 - 18:50、2017年9月終了)
- ニュース・気象情報など(月 - 金 11:50 - 12:00、12:15 - 12:20、18:50 - 19:00)
- Jリーグ中継
- うらわミュージックサタデー(終了)
- 総合テレビ入中
- ひるまえ ほっと
- ニュース シブ5時 - 全国放送
- 首都圏ネットワーク
- 首都圏情報 ネタドリ!
アナウンサー・キャスター
[編集]氏名 | 前任地 | 担当番組 | 備考 |
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アナウンサー | |||
大野済也 | 日本語センター | アナウンスグループ統括 ひるどき!さいたま〜ず |
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吉田一之 | 岐阜 | ひるどき!さいたま〜ず | |
契約キャスター | |||
今村明子 | ひるどき!さいたま〜ず ひるまえほっと |
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齋藤恵梨 | |||
福地礼奈 | 福岡 (契約キャスター) |
その他
[編集]- 『埼玉県のニュース』の項目内で、埼玉県警察からの「詐欺警戒情報」を随時配信している。
関連人物
[編集]- 永井多恵子(ながい・たえこ)(元NHK副会長。1990年 - 1993年、当時の浦和放送局でNHKの女性正職員として史上初の放送局長を務めた)
- 荒木美和(あらき・みわ)(ラジオセンターディレクター、元正職員アナウンサー〈初任地は新潟〉になる前はリポーター)
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ Dpa放送エリアのめやす(埼玉県)
- ^ “さいたま市民会館うらわ閉館へ 21年3月末”. 読売新聞(2019年11月29日作成). 2019年12月5日閲覧。[リンク切れ]
- ^ “埼玉)大宮駅東口再開発地区への移転 NHKが撤回”. 朝日新聞(2015年2月13日作成). 2019年12月5日閲覧。[リンク切れ]
外部リンク
[編集]- NHKさいたま放送局
- NHKさいたま放送局 (@nhk_saitama_) - X(旧Twitter)