2020年のセントルイス・カージナルス
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2020年のセントルイス・カージナルス | |
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成績 | |
ナショナルリーグ地区2位 ワイルドカードゲーム敗退 | |
本拠地 | |
都市 | ミズーリ州セントルイス |
ブッシュ・スタジアムIII | |
球団組織 | |
オーナー | ウィリアム・デウィットJr. |
GM | マイク・ガーシュ |
監督 | マイク・シルト |
« 2019 2021 » |
2020年のセントルイス・カージナルス(2020 St. Louis Cardinals season、2020ねんのセントルイス・カージナルス)は、球団創設以来138年目のシーズン。ミズーリ州セントルイスのブッシュ・スタジアムIIIでは14年目のシーズン。監督は3年目のマイク・シルト。所属はナショナルリーグの中地区。
オフシーズン
[編集]2019年シーズンは91勝71敗で地区優勝を達成し、ディビジョンシリーズではアトランタ・ブレーブスを下したが、チャンピオンシップシリーズではワシントン・ナショナルズに4連敗して敗退した。
2020年は世界中で新型コロナウイルスの感染が広まり、3月12日にはスプリングトレーニングの中止と開幕の延期が発表され、6月23日には公式戦開幕が7月23日か7月24日、レギュラーシーズンが全60試合で開催されること、特例処置でナショナルリーグにも指名打者が適用されることが発表された[1]。6月30日にはマイナーリーグの開催中止が発表された[2]。
開幕後
[編集]8月1日にチーム内で新型コロナウイルス感染者が相次いだため、8月14日まで試合が中止となった。
9月27日にレギュラーシーズンの全日程が終了し、30勝28敗で地区2位となりポストシーズンに進出した。
ワイルドカードシリーズではサンディエゴ・パドレスに初戦は勝利したが、2回戦から2連敗を喫して敗退した。
10月28日にはアダム・ウェインライト、ヤディアー・モリーナ、マット・ウィータース、ブラッド・ミラーがFAとなった[3]。
チーム成績
[編集]シーズン成績
[編集]順 | チーム | 勝利 | 敗戦 | 勝率 | G差 |
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東地区 | |||||
1 | タンパベイ・レイズ | 40 | 20 | .667 | – |
2 | ニューヨーク・ヤンキース | 33 | 27 | .550 | 7.0 |
3 | トロント・ブルージェイズ | 32 | 28 | .533 | 8.0 |
4 | ボルチモア・オリオールズ | 25 | 35 | .417 | 15.0 |
5 | ボストン・レッドソックス | 24 | 36 | .400 | 16.0 |
中地区 | |||||
1 | ミネソタ・ツインズ | 36 | 24 | .600 | – |
2 | クリーブランド・インディアンス | 35 | 25 | .583 | 1.0 |
3 | シカゴ・ホワイトソックス | 35 | 25 | .583 | 1.0 |
4 | カンザスシティ・ロイヤルズ | 26 | 34 | .433 | 10.0 |
5 | デトロイト・タイガース | 23 | 35 | .397 | 12.0 |
西地区 | |||||
1 | オークランド・アスレチックス | 36 | 24 | .600 | – |
2 | ヒューストン・アストロズ | 29 | 31 | .483 | 7.0 |
3 | シアトル・マリナーズ | 27 | 33 | .450 | 9.0 |
4 | ロサンゼルス・エンゼルス | 26 | 34 | .433 | 10.0 |
5 | テキサス・レンジャーズ | 22 | 28 | .367 | 14.0 |
順 | チーム | 勝利 | 敗戦 | 勝率 | G差 |
---|---|---|---|---|---|
東地区 | |||||
1 | アトランタ・ブレーブス | 35 | 25 | .583 | – |
2 | マイアミ・マーリンズ | 31 | 29 | .517 | 4.0 |
3 | フィラデルフィア・フィリーズ | 28 | 32 | .467 | 7.0 |
4 | ニューヨーク・メッツ | 26 | 34 | .433 | 9.0 |
5 | ワシントン・ナショナルズ | 26 | 34 | .433 | 9.0 |
中地区 | |||||
1 | シカゴ・カブス | 34 | 26 | .567 | – |
2 | セントルイス・カージナルス | 30 | 28 | .517 | 3.0 |
3 | シンシナティ・レッズ | 31 | 29 | .517 | 3.0 |
4 | ミルウォーキー・ブルワーズ | 29 | 31 | .483 | 5.0 |
5 | ピッツバーグ・パイレーツ | 19 | 41 | .317 | 15.0 |
西地区 | |||||
1 | ロサンゼルス・ドジャース | 43 | 17 | .717 | – |
2 | サンディエゴ・パドレス | 37 | 23 | .617 | 6.0 |
3 | サンフランシスコ・ジャイアンツ | 29 | 31 | .483 | 14.0 |
4 | コロラド・ロッキーズ | 26 | 34 | .433 | 17.0 |
5 | アリゾナ・ダイヤモンドバックス | 25 | 35 | .417 | 18.0 |
ポストシーズン
[編集]- ワイルドカードゲーム
日付 | 試合 | アウェイ球団(先攻) | スコア | ホーム球団(後攻) | 開催球場 |
---|---|---|---|---|---|
9月30日 | 第1試合 | セントルイス・カージナルス | 7-4 | サンディエゴ・パドレス | ペトコ・パーク |
10月1日 | 第2試合 | セントルイス・カージナルス | 9-11 | サンディエゴ・パドレス | |
10月2日 | 第3試合 | セントルイス・カージナルス | 0-4 | サンディエゴ・パドレス | |
ワイルドカードゲーム敗退 |
先発変遷
[編集]打順 | 開幕戦 | 9月1日 | ||
---|---|---|---|---|
1 | ウォン | 2B | ウォン | 2B |
2 | エドマン | 3B | エドマン | LF |
3 | ゴールドシュミット | 1B | ゴールドシュミット | 1B |
4 | デヨング | SS | B.ミラー | DH |
5 | カーペンター | DH | デヨング | SS |
6 | モリーナ | C | モリーナ | C |
7 | ファウラー | RF | カーペンター | 3B |
8 | オニール | LF | ファウラー | RF |
9 | ベイダー | CF | トーマス | CF |
フラハーティ | P | 金廣鉉 | P |
首脳陣
[編集]セントルイス・カージナルス 2020 | |||
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背番号 | 名前 | 役職 | |
8 | マイク・シルト | 監督 | |
37 | オリバー・マーモル | ベンチコーチ | |
54 | ジェフ・アルバート | 打撃コーチ | |
58 | ジョベル・ヒメネス | 打撃コーチ補佐 | |
31 | マイク・マダックス | 投手コーチ | |
82 | スタッビー・クラップ | 一塁コーチ | |
75 | ロン・ワーナー | 三塁コーチ | |
51 | ウィリー・マギー | アシスタントコーチ | |
72 | ブライアン・エバースガード | ブルペンコーチ | |
94 | ジェイミー・ポグ | ブルペン捕手 | |
76 | クレイニンガー・テラン | ブルペン捕手 |
個人成績
[編集]投手成績
[編集]※色付きは規定投球回数(60イニング)以上の選手
選 手 |
登 板 |
完 投 |
完 封 |
勝 利 |
敗 戦 |
セ | ブ |
勝 率 |
投 球 回 |
被 安 打 |
被 本 塁 打 |
与 四 球 |
奪 三 振 |
失 点 |
自 責 点 |
防 御 率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
アダム・ウェインライト | 10 | 2 | 0 | 5 | 3 | 0 | .625 | 65.2 | 54 | 9 | 15 | 54 | 25 | 23 | 3.15 |
野手成績
[編集]※色付きは規定打数(186打数)以上の選手
選 手 |
試 合 |
打 席 |
打 数 |
得 点 |
安 打 |
二 塁 打 |
三 塁 打 |
本 塁 打 |
打 点 |
盗 塁 |
犠 打 |
犠 飛 |
四 球 |
三 振 |
打 率 |
出 塁 率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
トミー・エドマン | 55 | 227 | 204 | 29 | 51 | 7 | 1 | 5 | 26 | 2 | 0 | 2 | 16 | 48 | .250 | .317 |
ポール・ゴールドシュミット | 58 | 231 | 191 | 31 | 58 | 13 | 0 | 6 | 21 | 1 | 0 | 1 | 37 | 43 | .304 | .417 |
表彰
[編集]達成記録
[編集]- 9月24日 - ヤディアー・モリーナが通算2000安打、捕手史上12人目。
脚注
[編集]出典
[編集]- ^ “両リーグDH制/MLB開幕、今季の主な特別ルール”. 日刊スポーツ. (2020年7月24日) 2022年12月18日閲覧。
- ^ “マイナーリーグが全試合を中止 史上初めての措置”. スポニチアネックス. (2020年7月1日) 2022年12月18日閲覧。
- ^ “147 Players Become XX(B) Free Agents” (英語). mlbplayers.com (2020年10月28日). 2022年12月18日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]アメリカンリーグ | ナショナルリーグ | ||
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東地区 | オリオールズ・レッドソックス・ヤンキース・レイズ・ブルージェイズ | 東地区 | ブレーブス・マーリンズ・メッツ・フィリーズ・ナショナルズ |
中地区 | ホワイトソックス・インディアンス・タイガース・ロイヤルズ・ツインズ | 中地区 | カブス・レッズ・ブルワーズ・パイレーツ・カージナルス |
西地区 | アストロズ・エンゼルス・アスレチックス・マリナーズ・レンジャーズ | 西地区 | ダイヤモンドバックス・ロッキーズ・ドジャース・パドレス・ジャイアンツ |
■:世界一 ■:ワールドシリーズ出場 | |||
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