コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

2020年のトロント・ブルージェイズ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
2020年のトロント・ブルージェイズ
成績
アメリカンリーグ東地区3位
ワイルドカード敗退
本拠地
都市 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
ニューヨーク州バッファロー
セーレン・フィールド
球団組織
オーナー ロジャース・コミュニケーションズ
GM ロス・アトキンス
監督 チャーリー・モントーヨ
« 2019
2021 »

テンプレートを表示

2020年トロント・ブルージェイズ(2020 Toronto Blue Jays season)は、球団創設以来43年目のシーズン。本来の本拠地はカナダオンタリオ州トロントにあるロジャーズ・センターだが、この年は傘下のチームの本拠地であるセーレン・フィールドが使用された。監督は2年目のチャーリー・モントーヨ。所属はアメリカンリーグ東地区

オフシーズン

[編集]

2019年シーズンは67勝95敗で地区4位だった。

2020年は世界中で新型コロナウイルスの感染が広まり、3月12日にはスプリングトレーニングの中止と開幕の延期が発表され、6月23日には公式戦開幕が7月23日か7月24日、レギュラーシーズンが全60試合で開催されることを発表した[1]。6月30日にはマイナーリーグの開催中止が発表された[2]

ブルージェイズについては本来の本拠地はカナダのロジャーズ・センターだが、アメリカとカナダの国境が閉ざされたため使用できなかった[3]。そのため傘下AAA級バッファロー・バイソンズの本拠地、セーレン・フィールドを本拠地として使用することになった[4]

開幕後

[編集]

9月27日にレギュラーシーズンの全日程が終了し、32勝28敗で地区3位だった。

ワイルドカードではタンパベイ・レイズと対戦したが、0勝2敗で敗退した。

10月28日にはアンソニー・バスケン・ジャイルズジョー・パニックロビー・レイマット・シューメイカージョナサン・ビヤータイフアン・ウォーカーがFAとなった[5]

チーム成績

[編集]

シーズン成績

[編集]
アメリカンリーグ
チーム 勝利 敗戦 勝率 G差
東地区
1 (1)タンパベイ・レイズ 40 20 .667 -
2 (5)ニューヨーク・ヤンキース 33 27 .550 7.0
3 (8)トロント・ブルージェイズ 32 28 .533 8.0
4 ボルチモア・オリオールズ 25 35 .417 15.0
5 ボストン・レッドソックス 24 36 .400 16.0
中地区
1 (3)ミネソタ・ツインズ 36 24 .600 -
2 (4)クリーブランド・インディアンス 35 25 .583 1.0
3 (7)シカゴ・ホワイトソックス 35 25 .583 1.0
4 カンザスシティ・ロイヤルズ 26 34 .433 10.0
5 デトロイト・タイガース 23 35 .397 12.0
西地区
1 (2)オークランド・アスレチックス 36 24 .600 -
2 (6)ヒューストン・アストロズ 29 31 .483 7.0
3 シアトル・マリナーズ 27 33 .450 9.0
4 ロサンゼルス・エンゼルス 26 34 .433 10.0
5 テキサス・レンジャーズ 22 38 .367 14.0
ナショナルリーグ
チーム 勝利 敗戦 勝率 G差
東地区
1 (2)アトランタ・ブレーブス 35 25 .583 -
2 (6)マイアミ・マーリンズ 31 29 .517 4.0
3 フィラデルフィア・フィリーズ 28 32 .467 7.0
4 ワシントン・ナショナルズ 26 34 .433 9.0
5 ニューヨーク・メッツ 26 34 .433 9.0
中地区
1 (3)シカゴ・カブス 34 26 .567 -
2 (5)セントルイス・カージナルス 30 28 .517 3.0
3 (7)シンシナティ・レッズ 31 29 .517 3.0
4 (8)ミルウォーキー・ブルワーズ 29 31 .483 5.0
5 ピッツバーグ・パイレーツ 19 41 .317 15.0
西地区
1 (1)ロサンゼルス・ドジャース 43 17 .717 -
2 (4)サンディエゴ・パドレス 37 23 .617 6.0
3 サンフランシスコ・ジャイアンツ 29 31 .483 14.0
4 コロラド・ロッキーズ 26 34 .433 17.0
5 アリゾナ・ダイヤモンドバックス 25 35 .417 18.0
アメリカンリーグ
チーム 地区
地区1位
1 タンパベイ・レイズ 40 20 .667
2 オークランド・アスレチックス 西 36 24 .600
3 ミネソタ・ツインズ 36 24 .600
地区2位
4 クリーブランド・インディアンス 35 25 .583
5 ニューヨーク・ヤンキース 33 27 .550
6 ヒューストン・アストロズ 西 29 31 .483
ワイルドカード
7 シカゴ・ホワイトソックス 35 25 .583 -3.0
8 トロント・ブルージェイズ 32 28 .533 -
レギュラーシーズン敗退
9 シアトル・マリナーズ 西 27 33 .450 5.0
10 カンザスシティ・ロイヤルズ 26 34 .433 6.0
11 ロサンゼルス・エンゼルス 西 26 34 .433 6.0
12 ボルチモア・オリオールズ 25 35 .417 7.0
13 ボストン・レッドソックス 24 36 .400 8.0
14 デトロイト・タイガース 23 35 .397 8.0
15 テキサス・レンジャーズ 西 22 38 .367 10.0
タイブレーク
ナショナルリーグ
チーム 地区
地区1位
1 ロサンゼルス・ドジャース 西 43 17 .717
2 アトランタ・ブレーブス 35 25 .583
3 シカゴ・カブス 34 26 .567
地区2位
4 サンディエゴ・パドレス 西 37 23 .617
5 セントルイス・カージナルス 30 28 .517
6 マイアミ・マーリンズ 31 29 .517
ワイルドカード
7 シンシナティ・レッズ 31 29 .517 -2.0
8[a] ミルウォーキー・ブルワーズ 29 31 .483 -
レギュラーシーズン敗退
9[a] サンフランシスコ・ジャイアンツ 西 29 31 .483 0.0
10 フィラデルフィア・フィリーズ 28 32 .467 1.0
11 コロラド・ロッキーズ 西 26 34 .433 3.0
12 ニューヨーク・メッツ 26 34 .433 3.0
13 ワシントン・ナショナルズ 26 34 .433 3.0
14 アリゾナ・ダイヤモンドバックス 西 25 35 .417 4.0
15 ピッツバーグ・パイレーツ 19 41 .317 10.0
タイブレーク
  1. ^ a b 地区内勝率でブルワーズがジャイアンツを上回る


ポストシーズン

[編集]
                                                                   
9/29,30
ターゲット・フィールド
    10/5-8
ドジャー・スタジアム
    10/11-17
ペトコ・パーク
    10/20-27
グローブライフ・フィールド
 6 アストロズ
4 3
 3 ツインズ  
1 1  6 アストロズ
9/29,30,10/1
オークランド・コロシアム
10 5 7 11
   2 アスレチックス  
 7 ホワイトソックス 5 2 9 6
4 3 4 10/5-9
ペトコ・パーク
 2 アスレチックス  
1 5 6  6 アストロズ
9/29,30
プログレッシブ・フィールド
1 2 2 4 4 7 2
   1 レイズ  
 5 ヤンキース 2 4 5 3 3 4 4
12 10 ALCS
 4 インディアンス  
3 9  5 ヤンキース 10/12-18
グローブライフ・フィールド
9/29,30
トロピカーナ・フィールド
9 5 4 5 1
   1 レイズ  
 8 ブルージェイズ 3 7 8 1 2
1 2 ALDS
 1 レイズ  
3 8 10/6-8
ミニッツメイド・パーク
ALWC  A1 レイズ
3 6 2 8 2 1
9/30,10/2
リグレー・フィールド
   N1 ドジャース
8 4 6 7 4 3
 6 マーリンズ ワールドシリーズ
5 2
 3 カブス  
1 0  6 マーリンズ
9/30,10/1
トゥルーイスト・パーク
5 0 0
   2 ブレーブス  
 7 レッズ 9 2 7
0 0 10/6-8
グローブライフ・フィールド
 2 ブレーブス  
1 5  2 ブレーブス
9/30,10/1,2
ペトコ・パーク
5 8 3 10 3 1 3
   1 ドジャース
 5 カージナルス 1 7 15 2 7 3 4
7 9 0 NLCS
 4 パドレス  
4 11 4  4 パドレス
9/30,10/1
ドジャー・スタジアム
1 5 3
   1 ドジャース  
 8 パドレス 5 6 12
2 0 NLDS
 1 ドジャース  
4 3
NLWC
  • 対戦カードはレギュラーシーズンのシード順で決定される
  • チーム名の左の数字は、レギュラーシーズンの結果に基づいて決定されたシード順
  • ワイルドカードシリーズは、シード上位のホームグラウンドにて開催
  • コロナ禍により、ディビジョナルシリーズ以降のスタジアムは事前に決定
  • ワールドシリーズはレギュラーシーズンの勝率上位がシード順上位扱いとなる
  • 3回戦では3戦全て、5回戦では1・2・5戦、7回戦では1・2・6・7戦がシード上位の後攻となる
  • 日付はアメリカ東部時間
ワイルドカード
日付 試合 アウェイ球団(先攻) スコア ホーム球団(後攻) 開催球場
9月29日 第1試合 トロント・ブルージェイズ 1-3 タンパベイ・レイズ トロピカーナ・フィールド
9月30日 第2試合 トロント・ブルージェイズ 2-8 タンパベイ・レイズ
ワイルドカード敗退

先発変遷

[編集]
打順 開幕戦 9月1日
1 ビシェット SS ビジオ 2B
2 ビジオ 2B グリチャック CF
3 ゲレーロJr. 1B ビヤー SS
4 ショウ 3B ゲレーロJr. DH
5 グリチャック CF テレス 1B
6 テレス DH グリエルJr. LF
7 ヘルナンデス RF ショウ 3B
8 フィッシャー LF フィッシャー RF
9 ジャンセン C マクガイア C
柳賢振 P メリウェザー P

首脳陣

[編集]
トロント・ブルージェイズ 2020
背番号 名前 役職
25 チャーリー・モントーヨ 監督
39 デーブ・ハジェンス英語版 ベンチコーチ
18 ギレルモ・マルティネス英語版 打撃コーチ
40 ピート・ウォーカー 投手コーチ
53 マーク・バドジンスキー英語版 一塁コーチ
4 ルイス・リベラ英語版 三塁コーチ
26 マット・ブッシュマン英語版 ブルペンコーチ
17 ジョン・シュナイダー コーチ
16 ギル・キム 育成
61 アレックス・アンドレアプーロス ブルペン捕手
55 ネビン・アシュリー ブルペン捕手

個人成績

[編集]

投手成績

[編集]

色付きは規定投球回数(60イニング)以上の選手


































柳賢振 12 0 0 5 2 0 .714 67.0 60 6 17 72 22 20 2.69

野手成績

[編集]

色付きは規定打数(186打数)以上の選手



































ブラディミール・ゲレーロ・ジュニア 60 243 221 34 58 13 2 9 33 1 0 0 20 38 .262 .329
キャバン・ビジオ 59 265 220 41 55 16 0 8 28 6 0 0 41 61 .250 .375
ランドル・グリチャック 55 231 216 38 59 9 0 12 35 1 0 2 13 49 .273 .312
ルルデス・グリエル・ジュニア 57 224 208 28 64 14 0 11 33 3 0 2 14 48 .308 .348
テオスカー・ヘルナンデス 50 207 190 33 55 7 0 16 34 6 0 1 14 63 .289 .340

表彰

[編集]


脚注

[編集]

出典

[編集]

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]