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2020年のシンシナティ・レッズ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
2020年のシンシナティ・レッズ
成績
ナショナルリーグ中地区3位
ワイルドカード敗退
本拠地
都市 オハイオ州シンシナティ
グレート・アメリカン・ボール・パーク
球団組織
オーナー ボブ・カステリーニ
GM ニック・クラール
監督 デビッド・ベル
« 2019
2021 »

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2020年シンシナティ・レッズは、球団創設以来139年目のシーズン。シンシナティグレート・アメリカン・ボール・パークでは17年目のシーズン。監督は2年目のデビッド・ベル。所属はナショナルリーグ中地区

オフシーズン

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2019年シーズンは75勝87敗で地区4位だった。12月30日には海外FA権を行使した秋山翔吾と契約。球団史上初の日本人メジャーリーガーとなった。

2020年は世界中で新型コロナウイルスの感染が広まり、3月12日にはスプリングトレーニングの中止と開幕の延期が発表され、6月23日には公式戦開幕が7月23日か7月24日、レギュラーシーズンが全60試合で開催されること、特例処置でナショナルリーグにも指名打者が適用されることが発表された[1]。6月30日にはマイナーリーグの開催中止が発表された[2]

開幕後

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9月27日にレギュラーシーズンの全日程が終了し、31勝29敗で地区3位となりポストシーズンに進出した。

ワイルドカードシリーズではアトランタ・ブレーブスと対戦したが、2連敗を喫して敗退した。

10月28日にはトレバー・バウアーアンソニー・デスクラファニータイラー・ソーンバーグフレディ・ガルビスがFAとなった[3]

チーム成績

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シーズン成績

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アメリカンリーグ
チーム 勝利 敗戦 勝率 G差
東地区
1 (1)タンパベイ・レイズ 40 20 .667 -
2 (5)ニューヨーク・ヤンキース 33 27 .550 7.0
3 (8)トロント・ブルージェイズ 32 28 .533 8.0
4 ボルチモア・オリオールズ 25 35 .417 15.0
5 ボストン・レッドソックス 24 36 .400 16.0
中地区
1 (3)ミネソタ・ツインズ 36 24 .600 -
2 (4)クリーブランド・インディアンス 35 25 .583 1.0
3 (7)シカゴ・ホワイトソックス 35 25 .583 1.0
4 カンザスシティ・ロイヤルズ 26 34 .433 10.0
5 デトロイト・タイガース 23 35 .397 12.0
西地区
1 (2)オークランド・アスレチックス 36 24 .600 -
2 (6)ヒューストン・アストロズ 29 31 .483 7.0
3 シアトル・マリナーズ 27 33 .450 9.0
4 ロサンゼルス・エンゼルス 26 34 .433 10.0
5 テキサス・レンジャーズ 22 38 .367 14.0
ナショナルリーグ
チーム 勝利 敗戦 勝率 G差
東地区
1 (2)アトランタ・ブレーブス 35 25 .583 -
2 (6)マイアミ・マーリンズ 31 29 .517 4.0
3 フィラデルフィア・フィリーズ 28 32 .467 7.0
4 ワシントン・ナショナルズ 26 34 .433 9.0
5 ニューヨーク・メッツ 26 34 .433 9.0
中地区
1 (3)シカゴ・カブス 34 26 .567 -
2 (5)セントルイス・カージナルス 30 28 .517 3.0
3 (7)シンシナティ・レッズ 31 29 .517 3.0
4 (8)ミルウォーキー・ブルワーズ 29 31 .483 5.0
5 ピッツバーグ・パイレーツ 19 41 .317 15.0
西地区
1 (1)ロサンゼルス・ドジャース 43 17 .717 -
2 (4)サンディエゴ・パドレス 37 23 .617 6.0
3 サンフランシスコ・ジャイアンツ 29 31 .483 14.0
4 コロラド・ロッキーズ 26 34 .433 17.0
5 アリゾナ・ダイヤモンドバックス 25 35 .417 18.0
アメリカンリーグ
チーム 地区
地区1位
1 タンパベイ・レイズ 40 20 .667
2 オークランド・アスレチックス 西 36 24 .600
3 ミネソタ・ツインズ 36 24 .600
地区2位
4 クリーブランド・インディアンス 35 25 .583
5 ニューヨーク・ヤンキース 33 27 .550
6 ヒューストン・アストロズ 西 29 31 .483
ワイルドカード
7 シカゴ・ホワイトソックス 35 25 .583 -3.0
8 トロント・ブルージェイズ 32 28 .533 -
レギュラーシーズン敗退
9 シアトル・マリナーズ 西 27 33 .450 5.0
10 カンザスシティ・ロイヤルズ 26 34 .433 6.0
11 ロサンゼルス・エンゼルス 西 26 34 .433 6.0
12 ボルチモア・オリオールズ 25 35 .417 7.0
13 ボストン・レッドソックス 24 36 .400 8.0
14 デトロイト・タイガース 23 35 .397 8.0
15 テキサス・レンジャーズ 西 22 38 .367 10.0
タイブレーク
ナショナルリーグ
チーム 地区
地区1位
1 ロサンゼルス・ドジャース 西 43 17 .717
2 アトランタ・ブレーブス 35 25 .583
3 シカゴ・カブス 34 26 .567
地区2位
4 サンディエゴ・パドレス 西 37 23 .617
5 セントルイス・カージナルス 30 28 .517
6 マイアミ・マーリンズ 31 29 .517
ワイルドカード
7 シンシナティ・レッズ 31 29 .517 -2.0
8[a] ミルウォーキー・ブルワーズ 29 31 .483 -
レギュラーシーズン敗退
9[a] サンフランシスコ・ジャイアンツ 西 29 31 .483 0.0
10 フィラデルフィア・フィリーズ 28 32 .467 1.0
11 コロラド・ロッキーズ 西 26 34 .433 3.0
12 ニューヨーク・メッツ 26 34 .433 3.0
13 ワシントン・ナショナルズ 26 34 .433 3.0
14 アリゾナ・ダイヤモンドバックス 西 25 35 .417 4.0
15 ピッツバーグ・パイレーツ 19 41 .317 10.0
タイブレーク
  1. ^ a b 地区内勝率でブルワーズがジャイアンツを上回る


ポストシーズン

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9/29,30
ターゲット・フィールド
    10/5-8
ドジャー・スタジアム
    10/11-17
ペトコ・パーク
    10/20-27
グローブライフ・フィールド
 6 アストロズ
4 3
1 1  
 3 ツインズ  6 アストロズ
9/29,30,10/1
オークランド・コロシアム
10 5 7 11
  5 2 9 6  
 7 ホワイトソックス  2 アスレチックス
4 3 4 10/5-9
ペトコ・パーク
1 5 6  
 2 アスレチックス  6 アストロズ
9/29,30
プログレッシブ・フィールド
1 2 2 4 4 7 2
  2 4 5 3 3 4 4  
 5 ヤンキース  1 レイズ
12 10 ALCS
3 9  
 4 インディアンス  5 ヤンキース 10/12-18
グローブライフ・フィールド
9/29,30
トロピカーナ・フィールド
9 5 4 5 1
  3 7 8 1 2  
 8 ブルージェイズ  1 レイズ
1 2 ALDS
3 8  
 1 レイズ 10/6-8
ミニッツメイド・パーク
ALWC  A1 レイズ
3 6 2 8 2 1
9/30,10/2
リグレー・フィールド
  8 4 6 7 4 3
 N1 ドジャース
 6 マーリンズ ワールドシリーズ
5 2
1 0  
 3 カブス  6 マーリンズ
9/30,10/1
トゥルーイスト・パーク
5 0 0
  9 2 7  
 7 レッズ  2 ブレーブス
0 0 10/6-8
グローブライフ・フィールド
1 5  
 2 ブレーブス  2 ブレーブス
9/30,10/1,2
ペトコ・パーク
5 8 3 10 3 1 3
  1 7 15 2 7 3 4
 5 カージナルス  1 ドジャース
7 9 0 NLCS
4 11 4  
 4 パドレス  4 パドレス
9/30,10/1
ドジャー・スタジアム
1 5 3
  5 6 12  
 8 パドレス  1 ドジャース
2 0 NLDS
4 3  
 1 ドジャース
NLWC
  • 対戦カードはレギュラーシーズンのシード順で決定される
  • チーム名の左の数字は、レギュラーシーズンの結果に基づいて決定されたシード順
  • ワイルドカードシリーズは、シード上位のホームグラウンドにて開催
  • コロナ禍により、ディビジョナルシリーズ以降のスタジアムは事前に決定
  • ワールドシリーズはレギュラーシーズンの勝率上位がシード順上位扱いとなる
  • 3回戦では3戦全て、5回戦では1・2・5戦、7回戦では1・2・6・7戦がシード上位の後攻となる
  • 日付はアメリカ東部時間
ワイルドカード
日付 試合 アウェイ球団(先攻) スコア ホーム球団(後攻) 開催球場
9月30日 第1試合 シンシナティ・レッズ 0-1 アトランタ・ブレーブス トゥルーイスト・パーク
10月1日 第2試合 シンシナティ・レッズ 0-5 アトランタ・ブレーブス
ワイルドカード敗退

先発変遷

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打順 開幕戦 9月1日
1 アービン LF ボット 1B
2 ボット 1B カステヤノス RF
3 スアレス 3B デビッドソン DH
4 カステヤノス RF スアレス 3B
5 ムスターカス 2B ムスターカス 2B
6 デビッドソン DH アキーノ LF
7 センゼル CF バレロ SS
8 ガルビス SS 秋山 CF
9 カサリ C カサリ C
グレイ P グレイ P

首脳陣

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シンシナティ・レッズ 2020
背番号 名前 役職
25 デビッド・ベル 監督
45 フレディ・ベナビデス ベンチコーチ
59 アラン・ジンター 打撃コーチ
63 ジョー・マザー英語版 打撃コーチ補佐
36 デレク・ジョンソン英語版 投手コーチ
65 ケイレブ・コーザム 投手コーチ補佐
90 デライノ・デシールズ 一塁兼内野守備コーチ
56 J.R.ハウス英語版 三塁コーチ
60 リー・タネル ブルペンコーチ兼投手コーチ補佐
61 ジェフ・ピックラー英語版 戦略兼外野守備コーチ
88 ローランド・バレス コーチ
89 クリスチャン・ペレス コーチ補佐
92 ネイト・アービング ブルペン捕手

個人成績

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投手成績

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色付きは規定投球回数(60イニング)以上の選手


































トレバー・バウアー 11 2 2 5 4 0 .556 73.0 41 9 17 100 17 14 1.73
ルイス・カスティーヨ 12 1 0 4 6 0 .400 70.0 62 5 24 89 31 25 3.21

野手成績

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色付きは規定打数(186打数)以上の選手



































ニコラス・カステヤノス 60 242 218 37 49 11 2 14 34 0 0 1 19 69 .225 .298
エウヘニオ・スアレス 57 231 198 29 40 8 0 15 38 2 0 1 30 67 .202 .312
ジョーイ・ボット 54 223 186 32 42 8 0 11 22 0 0 0 37 43 .226 .354
秋山翔吾 54 183 155 16 38 6 1 0 9 7 0 0 25 34 .245 .357
ジェシー・ウィンカー 54 183 149 27 38 7 0 12 23 1 0 1 28 46 .255 .388
フレディ・ガルビス 47 159 141 18 31 5 0 7 16 1 0 0 13 30 .220 .308
マイク・ムスタカス 44 163 139 13 32 9 0 8 27 1 0 2 18 36 .230 .331
タッカー・バーンハート 38 110 98 10 20 3 0 5 13 0 0 0 12 28 .204 .291
カート・カサリ 31 93 76 10 17 3 0 6 8 2 0 0 14 29 .224 .336
ニック・センゼル 23 78 70 8 13 6 0 2 8 2 0 1 6 15 .186 .247
ホセ・バレロ 24 68 67 4 13 0 0 0 2 1 0 0 1 26 .194 .206
カイル・ファーマー 32 70 64 4 17 3 0 0 4 1 0 0 5 13 .266 .329
ブライアン・グッドウィン 20 55 49 5 8 2 0 2 5 4 0 1 5 19 .163 .236
アリスティデス・アキーノ 23 56 47 7 8 1 0 2 8 1 0 0 6 18 .170 .304
マット・デビッドソン 20 47 43 3 7 1 0 3 11 0 0 0 4 13 .163 .234
フィリップ・アービン 19 42 35 5 3 0 0 0 0 1 0 0 6 8 .086 .238
ジョシュ・ヴァンミター 14 38 34 3 2 1 0 1 1 1 0 0 3 16 .059 .158
クリスチャン・コローン 11 24 23 3 3 1 0 0 2 1 0 0 1 3 .130 .167
マーク・ペイトン 8 20 18 0 3 1 0 0 0 1 0 0 2 5 .167 .250
タイラー・スティーブンソン 8 20 17 4 5 0 0 2 6 0 0 0 2 9 .294 .400
トラビス・ジャンコウスキー 16 17 15 3 1 0 0 0 0 2 0 0 2 7 .067 .176

タイトル

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表彰

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脚注

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出典

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  1. ^ “両リーグDH制/MLB開幕、今季の主な特別ルール”. 日刊スポーツ. (2020年7月24日). https://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/202007240000028.html 2022年12月18日閲覧。 
  2. ^ “マイナーリーグが全試合を中止 史上初めての措置”. スポニチアネックス. (2020年7月1日). https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2020/07/01/kiji/20200701s00001007198000c.html 2022年12月18日閲覧。 
  3. ^ 147 Players Become XX(B) Free Agents” (英語). mlbplayers.com (2020年10月28日). 2022年12月27日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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