1964年のラジオ (日本)
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1964年のラジオ (日本)では、1964年の日本のラジオ番組、その他ラジオ界の動向について記す。
主な番組関連の出来事
[編集]- 6月19日 - 文化放送・ニッポン放送の共同による、AM(モノラル)2波を使った立体放送唯一の帯番組『パイオニア・イブニング・ステレオ』が終了[1]。
- 6月28日 - TBSが、AFM方式によるAM1波によるステレオ実験放送の再免許申請を行わなかったため、同実験放送番組『ラテン・リズムをどうぞ』が終了。同時に、同実験放送もこれをもって終了する[2][3]。
主なその他ラジオ関連の出来事
[編集]- 2月4日 - NHK-FM放送、大阪と名古屋で、全国放送でのステレオ放送を、事前にパッケージ・テープを送って再生する方法によって開始[注 1][4]。
- 4月1日 - NHKが静岡、岡山、山口、高知でFM放送を開始。更に静岡、岡山では、同時に同ステレオ放送も開始[注 2](山口、高知は5日後の同月6日にステレオ放送を開始[注 3][注 4])[5]。
- 4月6日 - NHK-FMが、札幌、仙台、広島、松山、福岡、熊本の各局にて、全国放送のパッケージ・テープ送りによるステレオ放送を開始。これにより、同テープ送出局(前述及び東京・大阪・名古屋の各局)及びそれらからの放送波中継によって、今までステレオ放送が行われていなかった全てのFM局にて、同放送が開始される[注 4]。以降、NHK-FMの新規開局は、この形態を用いて、同時にステレオ放送も開始することとなる(沖縄、奄美地域を除く)[6]。
- 5月1日 - NHKが北九州、長崎でFM放送を開始[注 5][5]。
- 6月1日 - NHKが盛岡、秋田でFM放送を開始[注 6][5]。
- 6月25日 - NHKが旭川でFM放送を開始[注 7][5]。
- 6月28日 - TBSが、AFM方式でのAM1波でのステレオ実験放送を終了[2][3]。
- 7月1日 - NHKが福島、新潟、長野、富山、金沢、松江、宮崎、鹿児島でFM放送を開始[注 8][5]。
- 12月24日 - NHKが函館、室蘭、帯広、青森、山形、鳥取でFM放送を開始[注 9][5]。
商号変更
[編集]- 10月 - 京都放送→近畿放送
節目
[編集]番組周年・記念回
[編集]開局周年
[編集]特別番組
[編集]開始番組
[編集]1964年2月放送開始
[編集]STVラジオ
- 10日 - Date with Tom & Dick
ラジオ沖縄
- 1日 - シャープと共に
1964年4月放送開始
[編集]NHKラジオ第1
- 6日 - ピッポピッポボンボン
NHKラジオ第2
NHK-FM
1964年5月放送開始
[編集]STVラジオ
- 3日 - マイクレポート
大阪放送
- 1日 - OBCミュージックナイター
1964年6月放送開始
[編集]STVラジオ
- 14日 - 家庭の医学
1964年7月放送開始
[編集]東京放送
- 13日
- 19日 - バックグラウンド・ミュージック
1964年8月放送開始
[編集]文化放送
- 開始日不明 - 太陽のほほえみ
1964年10月放送開始
[編集]近畿放送
- 7日 - 天壇ゴールデンリクエスト
1964年11月放送開始
[編集]STVラジオ
- 8日 - J・B音楽を
大阪放送
- 1日 - この人と歌謡曲を
終了番組
[編集]1964年3月放送終了
[編集]NHKラジオ第1
- 31日 - 話の泉
1964年4月放送終了
[編集]NHKラジオ第1
1964年6月放送終了
[編集]文化放送・ニッポン放送(モノラル2波による立体(ステレオ)放送)
- 19日 - パイオニア・イブニング・ステレオ[1]
東京放送(TBS)
参考文献
[編集]- 日本放送協会 編『NHK年鑑'64』日本放送出版協会、1964年10月15日 。[10]
- 日本放送協会 編『NHK年鑑'65』日本放送出版協会、1965年10月25日 。[11]
- 日本放送協会 編『放送五十年史』日本放送出版協会、1977年3月10日 。
- 日本放送協会 編『放送五十年史 資料編』日本放送出版協会、1977年3月10日 。
- NHK 編『放送の五十年 昭和とともに』日本放送出版協会、1977年3月30日 。
注釈
[編集]- ^ 当時はFM放送用のステレオ回線が実用化されていなかった為に、両局でステレオ放送を開始するに当り、それが1978年10月1日に実用化されるまでは、東京から事前に番組のパッケージ・テープを送って放送していた。
- ^ 静岡局では東京局から、岡山局では大阪局からの各放送波中継にて、ステレオ放送を開始。
- ^ 山口局は広島局から放送波中継によってステレオ放送を行う為、広島局がステレオ放送を開始した4月6日に同時開始。
- ^ a b 高知局は当初、パッケージ・テープ送りで、4月6日にステレオ放送を開始。
- ^ ステレオ放送は、北九州局は福岡局から、長崎局は熊本局から各々放送波中継により実施。
- ^ ステレオ放送は、盛岡局は、仙台局からの放送波中継により実施。秋田局は当初、パッケージ・テープ送りでのステレオ放送だったが、山形県の鶴岡FM中継局が翌年(1965年)2月13日に開局したのに伴い、同月(2月)24日からそこからの放送波中継に変更し、仙台局→福島局→山形局→鶴岡中継局→秋田局という中継系統での実施となった。
- ^ ステレオ放送は、札幌局からの放送波中継により実施。
- ^ ステレオ放送は、放送波中継では、東京局→長野局(美ヶ原送信所)→新潟局(弥彦送信所)→富山局、熊本局→宮崎局→鹿児島局(翌年(1965年)4月1日に、鹿児島県の阿久根中継局開設に伴い、熊本局→阿久根中継局→鹿児島局→宮崎局にルートを変更)、仙台局→福島局の各中継系統を使って実施。金沢局は、パッケージ・テープ送りにてステレオ放送を開始。松江局は、当初パッケージ・テープ送りでのステレオ放送だったが、翌年(1965年)4月5日に、大阪局→岡山局→岩桶山固定局→松江局の放送波中継に変更。
- ^ ステレオ放送は、札幌局→函館局→青森局、仙台局→福島局→山形局、松江局→鳥取局の各ルート、及び室蘭・帯広の各局は各々直接札幌局からの各放送波中継によって実施。
脚注
[編集]- ^ a b 朝日新聞 1964年6月19日 朝刊P.7 テレビ・ラジオ欄(朝日新聞クロスサーチにて閲覧)
- ^ a b c 株式会社東京放送『TBS50年史 資料編』株式会社東京放送、2002年1月、202頁。
- ^ a b c 東京放送 社史編集室『東京放送のあゆみ』東京放送、1965年5月10日、606頁。
- ^ 日本放送協会総合放送文化研究所放送史編修部『NHK年鑑'64』日本放送出版協会、1964年、206頁。
- ^ a b c d e f 日本放送協会総合放送文化研究所放送史編修部『NHK年鑑'65』日本放送出版協会、1965年、228頁。
- ^ 日本放送協会総合放送文化研究所放送史編修部『NHK年鑑'65』日本放送出版協会、1965年、226,228頁。
- ^ a b c 「NHKニュース」『放送教育』第19巻第1号、日本放送教育協会、1964年4月1日、34 - 35頁、NDLJP:2341236/18。
- ^ 日本放送協会総合放送文化研究所放送史編修部『NHK年鑑'65』日本放送出版協会、1965年、192頁。
- ^ 朝日新聞 1964年4月6日 朝刊P.7 テレビ・ラジオ欄(朝日新聞クロスサーチにて閲覧)
- ^ NHK nenkan - Google Books
- ^ NHK nenkan - Google Books