1960年のラジオ (日本)
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1960年のラジオ (日本)では、1960年の日本のラジオ番組、その他ラジオ界の動向について記す。
主な番組関連の出来事
[編集]- 8月14日 - NHKのラジオ第1・第2による『立体音楽堂』にて、この日、以前1959年にモノラルにて制作・放送された、フウケ(フリードリヒ・フーケ)原作の音楽詩劇「オンディーヌ」のステレオによるリメイク版を放送。1960年のイタリア賞ラジオ音楽部門に参加し、同部門でのイタリア賞を受賞した[1][2]。
主なその他ラジオ関連の出来事
[編集]- 5月1日 - この日学校法人東海大学の「超短波放送実験局」が実用化試験局に改組され、FM東海として試験放送開始。CMの放送を開始し、日本初の民間運営による超短波放送局となる。のちのエフエム東京の前身。
- 8月 - FM東海、全日放送開始。更に、クロスビー方式(FM-FM方式)(現在のFMステレオ放送とは異なる方式)でのステレオ実験放送を開始。
開局
[編集]閉局
[編集]商号変更
[編集]節目
[編集]番組周年・記念回
[編集]開局周年
[編集]特別番組
[編集]8月放送
[編集]11月放送
[編集]- 2日 - 立体(ステレオ)放送 立体放送劇「渦潮」(NHKラジオ第1・第2)[1][2]
- 3日 - 文化の日特集:放送劇「運命のダイヤル 二人の学徒兵」(NHKラジオ第1・第2)[注 1][3][2]
開始番組
[編集]1960年4月放送開始
[編集]NHKラジオ第2
東海ラジオ放送
- 2日 - 東海ハイウェイ
- 開始日不明 - キユーピー・バックグラウンド・ミュージック(TBSの同名番組の別バージョンであるが1972年に統合。)
1960年7月放送開始
[編集]ラジオ関西
- 1日 - 歌声は風にのって
ラジオ沖縄
- 18日 - 民謡の花束
1960年9月放送開始
[編集]ラジオ沖縄
- 12日 - 方言ニュース
1960年10月放送開始
[編集]大阪放送
- 5日 - 蝶々さんどないしよう
日本短波放送
- 3日 - 世界経済ダイヤル
開始日不明
[編集]文化放送
終了番組
[編集]1960年4月放送終了
[編集]- NHKラジオ第1
- 2日 - 二十の扉
注釈
[編集]- ^ 全3部構成。第1・3部は立体(ステレオ)放送だが、第2部は演出上、2音声のモノラル音源で制作・放送している。内容は、戦争末期の南方の孤島に進退窮まった学徒兵である、矢吹と畑山の運命を描くドラマで、聴取者は、第一部の最後でステレオの左右で異なる運命を好みで選び、第二部で各々異なる運命をラジオ第1と第2のモノラルの別々の音声を使って放送し、第三部で再び立体で聴くという構成になっている。
脚注
[編集]- ^ a b c 日本放送協会放送文化調査研究所放送情報調査部『NHK年鑑'62』日本放送出版協会、1962年、61,362頁。
- ^ a b c d ラジオドラマ資源:1960年 放送記録(2024年2月17日閲覧)
- ^ 日本放送協会放送文化調査研究所放送情報調査部『NHK年鑑'62』日本放送出版協会、1962年、362頁。
- ^ 「NHKニュース」『放送教育』第15巻第1号、日本放送教育協会、1960年4月1日、48頁、NDLJP:2341191/25。
- ^ a b 「NHKニュース」『放送教育』第15巻第2号、日本放送教育協会、1960年5月1日、52 - 53頁、NDLJP:2341192/27。
参考文献
[編集]- 日本放送協会 編『NHK年鑑1961』日本放送出版協会、1960年12月25日 。
- 日本放送協会 編『NHK年鑑1962』日本放送出版協会、1961年12月1日 。
- 日本放送協会 編『放送五十年史』日本放送出版協会、1977年3月10日 。
- 日本放送協会 編『放送五十年史 資料編』日本放送出版協会、1977年3月10日 。
- NHK 編『放送の五十年 昭和とともに』日本放送出版協会、1977年3月30日 。