第46回スーパーボウル
第46回スーパーボウル Super Bowl XLVI | |||||||||||||||||||||||||
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開催日 | 2012年2月5日 | ||||||||||||||||||||||||
スタジアム | ルーカス・オイル・スタジアム | ||||||||||||||||||||||||
開催地 | インディアナ州インディアナポリス | ||||||||||||||||||||||||
MVP | イーライ・マニング | ||||||||||||||||||||||||
優勝予想 | ペイトリオッツ3.5点有利 | ||||||||||||||||||||||||
国歌斉唱 | ケリー・クラークソン | ||||||||||||||||||||||||
コイントス | John Parry | ||||||||||||||||||||||||
審判 | John Parry | ||||||||||||||||||||||||
ハーフタイム | マドンナ シルク・ドゥ・ソレイユ M.I.A. ニッキー・ミナージュ | ||||||||||||||||||||||||
入場者数 | 68,658 | ||||||||||||||||||||||||
アメリカにおけるテレビ放送 | |||||||||||||||||||||||||
ネットワーク | NBC | ||||||||||||||||||||||||
実況と解説 | アル・マイケルズ、クリス・コリンズワース | ||||||||||||||||||||||||
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第46回スーパーボウル(Super Bowl XLVI)は2012年2月5日にインディアナ州インディアナポリスのルーカス・オイル・スタジアムで開催されたアメリカンフットボール(NFL)の試合。2011シーズンのNFLの総決算。ニューイングランド・ペイトリオッツとニューヨーク・ジャイアンツの対戦となった。この対戦は第42回スーパーボウルと同じカードになった。試合は第4Qにジャイアンツが逆転21-17で勝利した。
背景
[編集]開催地決定まで
[編集]2008年5月に開催されたNFLオーナー会議で、ヒューストン(リライアント・スタジアム)、グレンデール(ユニバーシティ・オブ・フェニックス・スタジアム)を破りインディアナポリスでの開催が決定された[1]。インディアナポリスでのスーパーボウル開催は初のことであり[2]、寒冷地での開催もデトロイト(第16回、第40回)、ミネアポリス(第26回)に続いて4回目となる。
シーズン開幕前の労使交渉
[編集]2011年シーズン開幕前、労使協定問題[3]の交渉が難航し、3月から8月にかけてオーナー側がロックアウトを行ったため、一時開催が危ぶまれた[4][5]。
出場チーム
[編集]AFC代表ニューイングランド・ペイトリオッツは、今大会と同じくジャイアンツとの対戦となった第42回大会以来、4年ぶり7度目の出場である。勝利すれば、マクナブ、ウェストブルックといった選手が所属していたイーグルスを破った第39回大会以来、7年ぶり4度目のスーパーボウル制覇となる。
NFC代表ニューヨーク・ジャイアンツは、今大会と同じくペイトリオッツとの対戦となり、「ヘルメットキャッチ」と呼ばれるスーパープレーが誕生した第42回大会以来、4年ぶり5度目の出場である。勝利すれば、4年ぶり4度目のスーパーボウル制覇となる。
両チームがスーパーボウルで対戦するのは2度目である。
ニューイングランド・ペイトリオッツ
[編集]ペイトリオッツは第8週のピッツバーグ・スティーラーズ戦、第9週のジャイアンツ戦に連敗したが残り試合を全勝し、13勝3敗の成績でAFC東地区優勝、AFC第1シードでプレーオフ出場を果たした。プレーオフでもデンバー・ブロンコス、ボルチモア・レイブンズを破り4年ぶり7回目のスーパーボウル出場を果たした。ビル・ベリチックがヘッドコーチになってからでは5度目の出場となるがこれはトム・ランドリーと並ぶ史上2位である(1位は6回出場のドン・シュラ)。
チームはNFL3位の513得点をあげた。12年目のQBトム・ブレイディはパス成功率65.6%で自己ベストの5,246ヤード[6]、39TD、12INTでQBレイティング105.6、ランでも109ヤードを走って3TDをあげて7回目のプロボウルに選ばれた。
ブレイディのメインターゲットのWRウェス・ウェルカーはNFLトップの122回のキャッチで1,569ヤード、9TDをあげてプロボウルに選ばれた。TEロブ・グロンコウスキーはいずれもタイトエンドとしてのNFLシーズン記録となる1,327ヤード、17TDをあげて[7]プロボウルに選ばれた。もう1人のアーロン・ヘルナンデスは79回のキャッチで910ヤードを獲得、7TDをあげた[8]。またベテランWRディオン・ブランチが51回のキャッチで702ヤード、5TDをあげた。シンシナティ・ベンガルズから加入したチャド・オチョシンコは限定的な起用にとどまった。
ランではベンジャーヴィス・グリーン=エリスが667ヤード、11TD、ステヴァン・リドリーが447ヤード(平均5.1ヤード)を走り、ダニー・ウッドヘッドがランで351ヤード(平均4.6ヤード)、キックオフで437ヤードをリターンした。
オフェンスラインではローガン・マンキンス、ブライアン・ウォーターズの2人がプロボウルに選ばれた。
ディフェンスではヴィンス・ウィルフォークが3.5サック、2インターセプト、1ファンブルフォースをあげてプロボウルに選ばれた。またアンドレ・カーター、マーク・アンダーソンがそれぞれ10サック、2ファンブルフォースをあげた。彼らの後ろではLBロブ・ニンコヴィッチが74タックル、6.5サック、2インターセプトをあげた。ディフェンスバックでは入団から3シーズンでわずか1回のインターセプトであったカイル・アリントンがNFLトップの7インターセプト、チームトップの88タックルをあげたが人材不足によりWRのジュリアン・エデルマン、マシュー・スレイターも起用された。
シーズン開幕前にロバート・クラフトオーナーの妻、マイラが亡くなったため、このシーズン選手たちは彼女のイニシャルであるMHKというワッペンをつけてプレーした[9]。
ニューヨーク・ジャイアンツ
[編集]ジャイアンツは6勝2敗と好スタートを切ったがその後4連敗するなど苦戦[10]、最終節、8勝7敗で並んだ同地区のダラス・カウボーイズとの直接対決を31-14で勝利し、9勝7敗でNFC東地区優勝を果たし、2008年以来となるプレーオフに第4シードで出場を果たした。プレーオフではアトランタ・ファルコンズを24-2、シーズン15勝1敗の成績をあげたグリーンベイ・パッカーズを37-20、13勝3敗のサンフランシスコ・フォーティナイナーズをオーバータイムにローレンス・タインズの決勝FGにより20-17で破り、5度目のスーパーボウル出場を果たした。1978年にシーズン16試合制が導入された後、9勝7敗でスーパーボウルに出場したのは第14回スーパーボウルでのロサンゼルス・ラムズ、第43回スーパーボウルでのアリゾナ・カージナルスの2チームのみでいずれも敗れている。
QBイーライ・マニングはこの年ほとんどのカテゴリで自己ベストの成績をあげ、チーム記録となる4,933ヤードを投げて、29TD、16INT、QBレイティング92.9でプロボウルにも選ばれた。WRビクター・クルーズは82回のキャッチでチーム記録となる1,536ヤード(この年NFL3位)を獲得、9TDをあげた。他にもハキーム・ニックスが76回のキャッチで1,192ヤード、7TD、マリオ・カニンガムが39回のキャッチで523ヤード、4TD[11]、TEジェイク・バラードは38回のキャッチで604ヤードを獲得した。
RBアーマド・ブラッドショーは足の骨にひびが入り4試合に欠場したが[12]、ランでチームトップの659ヤード、9TD、をあげるとともに、レシーブでも34回267ヤード、2TDをあげた。またブランドン・ジェイコブスは571ヤード、7TDをあげた。
ディフェンスでは、ジェイソン・ピエール=ポール、オシ・ユメンヨラらディフェンスラインが活躍を見せた。ジェイソン・ピエール=ポールは86タックルに加えてNFL4位の16.5サック、23ロスタックルなどをあげて[13]プロボウルに選ばれた。またユメニオーラは9サック、2ファンブルフォースをあげた。またディフェンスバックではコリー・ウェブスターが自己ベストの6インターセプト、ケニー・フィリップス、アーロン・ロスがそれぞれ4インターセプト、Sアントレル・ロールは2インターセプト、チームトップの96タックルをあげた。
チームはレギュラーシーズン、394得点、400失点であったがスーパーボウル出場チームが得失点差でマイナスとなるのは初のことである。
プレーオフ
[編集]AFC第1シードのペイトリオッツは1回戦を免除され、ディビジョナルプレーオフではティム・ティーボウに率いられたデンバー・ブロンコスとの対戦で、トータルオフェンスで509ヤードを獲得、45得点、35点差というチームのプレーオフ新記録をあげて45-10と圧勝した・ブレイディはパス25回中18回成功、246ヤードを投げ、前半だけで5TDをあげた。またディフェンスはティーボウにパス26回中9回しか成功させず、5回サックを見舞った。
AFCチャンピオンシップゲームはペイトリオッツとAFC第2シードのボルチモア・レイブンズと対戦した。ブレイディの1ヤード。TDランで23-20となった後、レイブンズ最後の攻撃は敵陣14ヤードまで攻め込んだ後、スターリング・ムーアが2連続でパスブロック、そのうちの1回は残り22秒からリー・エバンズを狙ったパスをエンドゾーンでカットした[14]。ビリー・カンディフが同点狙った32ヤードのFGが大きく左に外れてペイトリオッツがスーパーボウルに進出した[15]。
NFCでは第4シードのジャイアンツが第5シードのファルコンズをメットライフ・スタジアムで24-2と破った。この試合でイーライ・マニングは3TD、インターセプトなし、ディフェンスは相手オフェンスを無得点に抑え、マニングのインテンショナルグランディングセイフティによる2得点しか与えなかった。
ディビジョナルプレーオフでは前年スーパーボウルチャンピオンでNFC第1シードで15勝1敗でシーズンを終えたグリーンベイ・パッカーズと対戦、前半終了間際にマニングからハキーム・ニックスへのヘイルメアリーパスが決まり20-10でジャイアンツがリードして折り返した。ジャイアンツはアーロン・ロジャースを4サックするなど封じ、37-20で勝利した。
NFCチャンピオンシップゲームではNFC第2シードのサンフランシスコ・フォーティナイナーズと対戦した。オーバータイムまで持ち込まれた試合はパントリターナーのカイル・ウィリアムズがジャキアン・ウィリアムズによりボールを失い、ジャイアンツが敵陣24ヤードでボールを奪った。最後はローレンス・タインズが31ヤードのFGを決めてジャイアンツが20-17で勝利した[16]。
スーパーボウル前の話題
[編集]第42回スーパーボウルと同じ組み合わせとなったこの試合はペイトリオッツがパーフェクトシーズンを阻止された4年前の雪辱を果たせるかどうか、ブレイディとマニングの2人が注目された[17]。スーパーボウルウィークの1月31日には、インディ500で知られるインディアナポリス・モーター・スピードウェイメディア・パーティーが行われ、NFL全32チームや第46回スーパーボウルのカラーに塗られたレースカーが人気を集めた[18]。またスーパーボウル2週間前のAFCチャンピオンシップゲームで左足首を負傷した、ロブ・グロンカウスキーの回復具合にも注目が集まった[19]。他にも2勝14敗に終わった地元チームインディアナポリス・コルツのスーパースターで、イーライ・マニングの兄でもあるペイトン・マニングの去就についても大きく報道された[20]。また引退後に健康障害を訴える選手たちをサポートするための団体、NFLアルムナイ・アソシエーション(エグゼクティブ・ディレクタージョージ・マーティン)による結成の記者会見も行われた[21]。
試合経過
[編集]ドライブごとの試合経過 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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ペイトリオッツがコイントスに勝ちキックを選んだ。それまでNFCのチームがコイントスで続けていた連勝が14でストップした。
ジャイアンツは、最初の攻撃で敵陣33ヤードまで攻め込んだが、そこでペイトリオッツが踏ん張り、マーク・アンダーソンのサックなどでFG圏内からジャイアンツを押し出した。ここで登場したジャイアンツのパンター、スティーブ・ウェザーフォードは絶妙のパントを見せてペイトリオッツは自陣6ヤードからの攻撃となった。
続くペイトリオッツの攻撃でジャイアンツのジャスティン・タックが強烈なパスラッシュを見せて、ブレイディはエンドゾーン内でインテンショナルグラウンディングの反則を犯し、セイフティとなり、ジャイアンツが2-0と先制した[22]。ジャイアンツはアーマド・ブラッドショーの24ヤードのランなどで9プレイ78ヤードを前進、最後はビクター・クルーズへの2ヤードのTDパスで9-0とリードを広げた。
続くペイトリオッツのドライブは、ベンジャーバス・グリーン=エリスへの7ヤード、ディオン・ブランチへの15ヤード、ウェズ・ウェルカーへの19ヤードのパスなどで、敵陣11ヤードまで前進、スティーブン・ゴストコウスキーの29ヤードのFGで9-3と6点差に迫った。お互いにパントを蹴り合った後、ジャイアンツのウェザーフォードはまたしても見事なパントを蹴り、ペイトリオッツは自陣4ヤード地点からの攻撃となった。このドライブをペイトリオッツは前半終了間際、ダニー・ウッドヘッドへのTDパスで締めくくり、スーパーボール記録タイの96ヤードのTDドライブ(過去に第20回のシカゴ・ベアーズ、第44回のインディアナポリス・コルツが達成)を完成、9-10と逆転した[23]。このドライブでブレイディは8本連続でパスを成功、71ヤードを前進させている。
第3Q、ペイトリオッツは、チャド・オチョシンコへの21ヤードのパス、グリーン=エリスの2回のランで25ヤードを前進し、アーロン・ヘルナンデスへの12ヤードのTDパスで9-17とリードを広げた。
ジャイアンツもジェレル・ジャーニガンズの34ヤードのリターンで、自陣35ヤード地点からの攻撃を開始、ローレンス・タインズの38ヤードのFGで12-17と追い上げた。そしてペイトリオッツの攻撃を3回で終わらせ、ゾルタン・メスコのパントをウィル・ブラックモンがリターンし、敵陣47ヤード地点からの攻撃権を手に入れた。ジャイアンツはタイトエンドのベアー・オパスコーへのパスでペイトリオッツ9ヤード地点まで前進したが、第3ダウンにアンダーソンとロブ・ニンコビッチがマニングをサック、ジャイアンツは第3Q残り35秒にタインズのFGで15-17とした。
第4Q初め、チェイス・ブラックバーンがロブ・グロンカウスキーと競り合って自陣8ヤード地点でブレイディのパスをインターセプト、ペイトリオッツの追加点を防いだ。ジャイアンツは続くドライブでパント、残り10分を切ったところで、ペイトリオッツは自陣8ヤード地点から攻撃を開始した。残り4分6秒にペイトリオッツは敵陣44ヤードまで攻め込み、第2ダウンにブレイディが、ノーマークのウェズ・ウェルカーにパスを投げた。このパスが成功していれば、ペイトリオッツはファーストダウンを更新、ジャイアンツにタイムアウトが1回しか残っていないことから、勝利に大きく近づくところであったが、ウェルカーはこれを痛恨のキャッチミス、ペイトリオッツはファーストダウンを更新できず、パントに終わった[24]。
残り3分46秒を切ったところでイーライ・マニングがサイドライン際のマリオ・マニンガムに38ヤードのパスを成功[25]、このプレーに対してビル・ベリチックペイトリオッツヘッドコーチはチャレンジを要求したが判定は覆らずタイムアウトを1回費やした。さらにマニンガムへの2本のパスで18ヤードを前進、ハキーム・ニックスへの14ヤードのパスで、ペイトリオッツ陣18ヤード地点まで前進したところで2ミニッツウォーニングを迎えた。その後、ゴール前6ヤードまで攻め込まれたペイトリオッツは、反撃する時間を確保するために、アーマド・ブラッドショーのランをわざと止めずにタッチダウンさせ17-21とし[26]、57秒を残して[27]最後のオフェンスに勝負をかけた。
ペイトリオッツの最後の反撃は、自陣20ヤード地点からスタートした。最初の2回のパスは不成功、第3ダウンにジャスティン・タックがブレイディをサックし6ヤードロスさせたところで、ペイトリオッツは最後のタイムアウトを取った。第4ダウン16ヤードで、ブレイディはディオン・ブランチへのパスを成功させ、ブランチはアウト・オブ・バーンズに出て、ペイトリオッツは自陣33ヤード地点まで前進した。さらにアーロン・ヘルナンデスへの11ヤードのパス成功、ジャイアンツは、12人の守備選手をフィールド上に置く反則を犯し、残り9秒でペイトリオッツは自陣49ヤード地点まで前進した。ここでパスを1本失敗した次のプレーで、ブレイディはヘイルメリーパスをエンドゾーンに向けて投げたが、失敗に終わり、ジャイアンツが21-17で勝利、4年ぶり4回目の優勝を果たした。MVPにはパス42回中30回成功、296ヤード、1TDを投げたイーライ・マニングが選ばれた[28]。
エンターテイメント
[編集]キックオフ前
[編集]試合開始前のセレモニーではカントリー歌手のブレイク・シェルトンとミランダ・ランバートがアメリカ・ザ・ビューティフルを歌った[29]。
アメリカ国歌斉唱はケリー・クラークソンが行うこととなった[30]。
ハーフタイムショー
[編集]マドンナがブリヂストン第46回スーパーボウルハーフタイムショーに出演されることが12月4日発表された[31]。ジェイミー・キングとシルク・ドゥ・ソレイユによって構成されたショーで、マドンナはM.I.A.、ニッキー・ミナージュなどと共演し、「ヴォーグ」、「ミュージック」、「ギヴ・ミー・オール・ユア・ラヴィン」、「オープン・ユア・ハート」と「エクスプレス・ユアセルフ」、「ライク・ア・プレイヤー」を披露した。なおハーフタイムショーではM.I.A.が放送禁止用語を歌ったり、中指をつきたてる卑猥なポーズを行ったことから、NBCは不適切な映像を放送したと謝罪をしている[32]。
ヴィンス・ロンバルディ・トロフィーをロジャー・グッデルコミッショナーに届ける役にプロフットボール殿堂入りを果たしているWRレイモンド・ベリー(ボルチモア・コルツで2度NFLチャンピオンシップゲーム優勝、コーチとしてニューイングランド・ペイトリオッツを第20回スーパーボウルに導いた。)が決まっている[33]。
放送とCM
[編集]全米ではNBCが放送を担当[5]、サンデーナイトフットボールコンビのアル・マイケルズが実況、クリス・コリンズワースが解説、地元コルツのヘッドコーチとして第41回スーパーボウル優勝を果たしているトニー・ダンジーがスタジオ解説を行った[34]。
CMの放送枠は63あるが、2011年のNFLシーズン開幕直前までに5つの放送枠を除いて埋まった。平均放送権料は史上最高額である30秒1回350万ドルになるとみられている[5]。
ペプシのCMではFOXの『Xファクター』優勝者メラニー・アマーロが出演することが決定している[35]。
この放送は2013年5月7日に発表された第34回スポーツ・エミー賞において、最優秀中継特別番組賞を受賞した[36]。
2011年 2011年のワールドシリーズ (FOX) |
スポーツ・エミー賞 最優秀中継特別番組賞 2012年 |
2013年 2013年のワールドシリーズ (FOX) |
日本におけるテレビ中継
[編集]スターティングラインアップ
[編集]トーナメント表
[編集]2012年1月8日 メットライフ・スタジアム |
1月15日 ランボー・フィールド |
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5 | ファルコンズ | 2 | ||||||||||||||||
4 | ジャイアンツ | 37 | ||||||||||||||||
4 | ジャイアンツ | 24 | 1月22日 キャンドルスティック・パーク | |||||||||||||||
1 | パッカーズ | 20 | ||||||||||||||||
NFC | ||||||||||||||||||
2012年1月7日 メルセデス・ベンツ・スーパードーム |
4 | ジャイアンツ | 20* | |||||||||||||||
1月14日 キャンドルスティック・パーク | ||||||||||||||||||
2 | 49ers | 17 | ||||||||||||||||
6 | ライオンズ | 28 | NFC チャンピオンシップ | |||||||||||||||
3 | セインツ | 32 | ||||||||||||||||
3 | セインツ | 45 | 2月5日 ルーカス・オイル・スタジアム | |||||||||||||||
2 | 49ers | 36 | ||||||||||||||||
ワイルドカード・プレーオフ | ||||||||||||||||||
ディビジョナル・プレーオフ | ||||||||||||||||||
2012年1月7日 リライアント・スタジアム |
N4 | ジャイアンツ | 21 | |||||||||||||||
1月15日 M&Tバンク・スタジアム | ||||||||||||||||||
A1 | ペイトリオッツ | 17 | ||||||||||||||||
6 | ベンガルズ | 10 | 第46回スーパーボウル | |||||||||||||||
3 | テキサンズ | 13 | ||||||||||||||||
3 | テキサンズ | 31 | 1月22日 ジレット・スタジアム | |||||||||||||||
2 | レイブンズ | 20 | ||||||||||||||||
AFC | ||||||||||||||||||
2012年1月8日 スポーツオーソリティ・フィールド |
2 | レイブンズ | 20 | |||||||||||||||
1月14日 ジレット・スタジアム | ||||||||||||||||||
1 | ペイトリオッツ | 23 | ||||||||||||||||
5 | スティーラーズ | 23 | AFC チャンピオンシップ | |||||||||||||||
4 | ブロンコス | 10 | ||||||||||||||||
4 | ブロンコス | 29* | ||||||||||||||||
1 | ペイトリオッツ | 45 | ||||||||||||||||
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脚注
[編集]- ^ “Indianapolis awarded 2012 Super Bowl”. NFL.com (2008年5月20日). 2008年5月20日閲覧。
- ^ 渡辺史敏 (2011年12月16日). “インディアナポリスで初開催のスーパーボウルは仕掛けが満載”. NFL JAPAN. 2011年12月17日閲覧。[リンク切れ]
- ^ “2012年SB開催地、インディアポリス市長が労使問題に言及”. NFL JAPAN (2011年2月28日). 2011年12月17日閲覧。
- ^ 渡辺史敏 (2011年6月17日). “SB広告料に見る、NFLの不況からの脱却”. NFL JAPAN. 2011年12月17日閲覧。
- ^ a b c 渡辺史敏 (2011年9月23日). “早くも売り切れ間近、スーパーボウルCM枠争奪戦”. NFL JAPAN. 2011年12月17日閲覧。
- ^ 1984年にダン・マリーノが作ったシーズン記録をドリュー・ブリーズとともに破りNFL歴代2位の記録
- ^ “.TEグロンコウスキー、SB出場は「非現実的で当然ではない」”. NFL JAPAN (2012年1月30日). 2012年2月6日閲覧。
- ^ “WRクルーズのサルサに対抗、TEヘルナンデスもTD後にダンス?”. NFL JAPAN (2012年2月3日). 2012年2月6日閲覧。
- ^ “DTウィルフォーク、“MHK”故オーナー夫人との思い出語る”. NFL JAPAN (2012年2月3日). 2012年2月6日閲覧。
- ^ “ジャイアンツGM、下馬評覆してのSB出場を語る”. NFL JAPAN (2012年2月4日). 2012年2月6日閲覧。
- ^ “SB制覇貢献のジャイアンツWRがバッカニアーズ移籍か”. NFL JAPAN (2012年2月27日). 2012年2月27日閲覧。
- ^ “RBブラッドショー、故障抱えながらキャリア全うの覚悟”. NFL JAPAN (2012年1月31日). 2012年2月6日閲覧。
- ^ “プレイメーカーに進化、DEピエールポール急成長の理由は”. NFL JAPAN (2012年1月30日). 2012年2月6日閲覧。
- ^ “まぼろしの逆転TD、NFLがレビュー不要の説明”. NFL JAPAN (2012年1月23日). 2012年2月6日閲覧。
- ^ “まさかのFG失敗、「言い訳は何もない」とKカンディフ”. NFL JAPAN (2012年1月23日). 2012年2月6日閲覧。
- ^ “ジャイアンツがOT勝利、SBは2007年シーズン再戦に”. NFL JAPAN (2012年1月23日). 2012年2月6日閲覧。
- ^ “見どころ満載も、最大の注目はブレイディVSマニング”. NFL JAPAN (2012年2月4日). 2012年2月6日閲覧。
- ^ “【SB現地レポ】インディ500とのコラボイベント”. NFL JAPAN (2012年2月1日). 2012年2月6日閲覧。
- ^ “TEグロンコウスキー、SBへ向けた練習に初参加”. NFL JAPAN (2012年2月2日). 2012年2月6日閲覧。
- ^ “【SB現地レポ】SB開催地のスター、マニングの去就問題が再燃”. NFL JAPAN (2012年2月5日). 2012年2月6日閲覧。
- ^ “【SB現地レポ】引退選手の健康ケア向上に結束を強調”. NFL JAPAN (2012年2月2日). 2012年2月6日閲覧。
- ^ “ジャイアンツの先制点、SB史上6度目のセイフティ”. NFL JAPAN (2012年2月6日). 2012年10月22日閲覧。
- ^ “ペイトリオッツ、SB史上最長タイのTDドライブ成功”. NFL JAPAN (2012年2月6日). 2012年10月22日閲覧。
- ^ “ブランチが痛恨ミスのウェルカー擁護、「完ぺきな人間いない」”. NFL JAPAN (2012年2月6日). 2012年10月22日閲覧。
- ^ “勝利につながる好捕球、WRマニンガム「自分の位置は分かっていた」”. NFL JAPAN (2012年2月6日). 2012年10月22日閲覧。
- ^ “決勝TDのブラッドショー、「ゴール直前で止まるつもりだった」”. NFL JAPAN (2012年2月6日). 2012年10月22日閲覧。
- ^ “【SB現地レポ】言い得て妙だった「リマッチ」”. NFL JAPAN (2012年2月6日). 2012年10月22日閲覧。
- ^ “スーパーボウルMVP、QBマニングが通算2度目の受賞”. NFL JAPAN (2012年2月6日). 2012年10月22日閲覧。
- ^ “スーパーボウル出演アーティストが正式発表”. NFL JAPAN (2012年2月1日). 2012年2月6日閲覧。
- ^ “スーパーボウル国歌斉唱、今季はケリー・クラークソン”. NFL JAPAN (2012年1月12日). 2012年1月21日閲覧。
- ^ “第46回スーパーボウル、ハーフタイムショーはマドンナ”. NFL JAPAN (2011年12月5日). 2011年12月17日閲覧。
- ^ “NBC、ハーフタイムショーでの不適切な映像を謝罪”. NFL JAPAN (2011年2月6日). 2012年2月6日閲覧。
- ^ “SB優勝トロフィーの運び手、今季は殿堂入りWRベリー氏”. NFL JAPAN (2011年12月30日). 2011年12月31日閲覧。
- ^ “【SB現地レポ】テレビ解説者はコルツ優勝の元HC”. NFL JAPAN (2012年2月1日). 2012年2月6日閲覧。
- ^ “"X Factor" winner will star in Super Bowl Pepsi ad”. Reuters. (2011年8月5日)
- ^ “THE NATIONAL ACADEMY OF TELEVISION ARTS & SCIENCES ANNOUNCES WINNERS OF THE 34TH ANNUAL SPORTS EMMY® AWARDS”. emmyonline.com. 2014年2月16日閲覧。
- ^ “今年もオードリー! 3年連続でスーパーボウルPR大使に就任”. NFL JAPAN (2012年2月3日). 2012年2月6日閲覧。