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第21回朝日オープン将棋選手権

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
第21回 朝日オープン将棋選手権
開催期間 2002年6月1日 - 2003年5月1日
前選手権者 堀口一史座
第21回選手権者 深浦康市
朝日オープン将棋選手権
第20回第22回 >
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第21回朝日オープン将棋選手権(だい21かいあさひオープンしょうぎせんしゅけん)は、2002年度[1]に開催された朝日オープン将棋選手権である(五番勝負の決着は2003年度[2][3])。

概要

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前回(第20回)より、名称や制度が変更された「朝日オープン将棋選手権」は、今回(第21回)より、挑戦手合制による五番勝負が行われた[4][注 1]。挑戦者決定戦では、深浦康市七段が羽生善治竜王に勝利し、堀口一史座朝日オープン選手権者への挑戦を決めた[5]。五番勝負は深浦康市七段が3勝1敗で優勝した[6]。深浦は「朝日オープン選手権者」獲得によって、序列がタイトル保持者と永世・名誉称号有資格者の次となった[7]。また、2008年度第49期王位戦で2期目の王位を獲得した際には、朝日オープン将棋選手権の優勝と合算してタイトル獲得3期となり、九段へ昇段した[8]

第21回朝日オープン将棋選手権五番勝負

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対局者 第1局 第2局 第3局 第4局
2003年
4月3日
2003年
4月11日
2003年
4月21日
2003年
5月1日
堀口一史座朝日オープン選手権者
深浦康市七段 朝日オープン選手権者獲得

決勝トーナメント

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  1回戦 2回戦 準々決勝 準決勝 挑戦者決定戦
中原誠永世十段
深浦
A 深浦康市七段
深浦
H 近藤正和五段
藤井
藤井猛九段
深浦
屋敷伸之八段
屋敷
P 福崎文吾八段
佐藤康
M 南芳一九段
佐藤康
佐藤康光二冠
深浦康市七段 挑戦者
郷田真隆九段
郷田
N 増田裕司四段
青野
B 鈴木輝彦七段
青野
青野照市九段
青野
森下卓八段
森下
J 飯島栄治四段
森下
G 土佐浩司七段
谷川
谷川浩司王位
羽生善治竜王
羽生
F 松尾歩五段
羽生
C 中座真五段
米長
米長邦雄永世棋聖
羽生
久保利明七段
木村
E 木村一基六段
木村
K 行方尚史六段
丸山
丸山忠久九段
羽生善治竜王
森内俊之名人
山崎
L 山崎隆之五段
山崎
I 中川大輔七段
島朗八段
山崎
三浦弘行八段
三浦
O 阿部隆七段
野月
D 野月浩貴五段
野月
杉本昌隆六段

予選

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1組

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1回戦 2回戦 3回戦 決勝
深浦康市七段
深浦
小林宏六段
深浦康市七段 A
窪田義行五段
窪田
山口千嶺八段
安西勝一六段
真田
真田圭一六段
真田圭一六段
伊奈祐介四段
金内
金内辰明アマ 石田
石田和雄九段

2組

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1回戦 2回戦 3回戦 決勝
田中寅彦九段
鈴木輝
鈴木輝彦七段
鈴木輝彦七段 B
所司和晴六段
前田
前田祐司八段
桐谷広人六段
飯塚
飯塚祐紀六段
飯塚祐紀六段
上野裕和四段
加賀屋
加賀屋浩美アマ
泉正樹七段

3組

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1回戦 2回戦 3回戦 決勝
加藤一二三九段
沼春雄六段
沼春雄六段
佐藤紳哉四段
佐藤紳
高田尚平六段
飯野健二七段
中座
中座真五段
中座真五段 C
高野秀行四段
吉澤
吉澤大樹アマ 吉澤
富岡英作七段

4組

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1回戦 2回戦 3回戦 決勝
中村修八段
中村
川上猛五段
野月浩貴五段 D
野月浩貴五段
野月
松本佳介五段
野本虎次七段
勝又
勝又清和五段
勝又清和五段
大平武洋四段
清水上
清水上徹アマ 小野
小野修一七段

5組

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1回戦 2回戦 3回戦 決勝
鈴木大介七段
鈴木大
武者野勝巳六段
鈴木大介七段
伊藤果七段
伊藤果
西村一義九段
真部一男八段
真部
宮田利男七段
木村一基六段 E
中尾敏之四段
藤井佳
藤井佳久アマ 木村
木村一基六段

6組

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1回戦 2回戦 3回戦 決勝
木下浩一六段
木下
北浜健介六段
菊地常夫七段
岡崎洋五段
菊地
菊地常夫七段
伊藤能五段
松尾
松尾歩五段
松尾歩五段 F
宮田敦史四段
宮田敦
山田敦幹アマ 宮田敦
塚田泰明九段

7組

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1回戦 2回戦 3回戦 決勝
桜井昇八段
土佐
土佐浩司七段
土佐浩司七段 G
室岡克彦七段
室岡
佐藤義則八段
大野八一雄六段
大野
北島忠雄五段
石井豊アマ
熊坂学四段
石井
石井豊アマ 石井
田丸昇八段

8組

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2回戦 3回戦 決勝
大島映二七段
大島
神谷広志七段
近藤正和五段 H
近藤正和五段
近藤
日浦市郎七段
依田有司六段
中田功
中田功六段
中田功六段
達正光六段
森雞二九段

9組

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1回戦 2回戦 3回戦 決勝
中川大輔七段
中川
阿久津主税四段
中川大輔七段 I
堀口弘治六段
堀口弘
松浦隆一六段
大内延介九段
大内
加瀬純一六段
大内延介九段
橋本崇載四段
橋本
中井広恵女流二冠 小倉
小倉久史六段

10組

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1回戦 2回戦 3回戦 決勝
高橋道雄九段
武市
武市三郎六段
中田宏樹七段
植山悦行六段
中田宏
中田宏樹七段
石川陽生六段
飯島
飯島栄治四段
飯島栄治四段 J
千葉幸生四段
千葉
清水市代女流二冠 千葉
勝浦修九段

11組

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1回戦 2回戦 3回戦 決勝
行方尚史六段
行方
金沢孝史四段
行方尚史六段 K
田村康介五段
田村
滝誠一郎七段
豊川孝弘六段
渡辺
渡辺明四段
渡辺明四段
櫛田陽一六段
関浩五段 佐藤秀
佐藤秀司六段

12組

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2回戦 3回戦 決勝
先崎学八段
先崎
佐々木慎四段
山崎隆之五段 L
山崎隆之五段
山崎
児玉孝一七段
小林健二九段
小林健
野田敬三五段
井上慶太八段
矢倉規広五段
井上
井上慶太八段

13組

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1回戦 2回戦 3回戦 決勝
内藤國雄九段
平藤
平藤真吾五段
平藤真吾五段
小林裕士五段
小林裕
有吉道夫九段
西川慶二七段
山本
山本真也四段
南芳一九段 M
安用寺孝功四段
木村秀
木村秀利アマ
南芳一九段

14組

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1回戦 2回戦 3回戦 決勝
桐山清澄九段
増田
増田裕司四段
増田裕司四段 N
長沼洋六段
坪内
坪内利幸七段
神崎健二七段
神崎
中田章道六段
神崎健二七段
村田智弘四段
村田
深井一伸アマ 畠山成
畠山成幸六段

15組

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1回戦 2回戦 3回戦 決勝
阿部隆七段
阿部
森安正幸六段
阿部隆七段 O
小阪昇七段
田中魁
田中魁秀九段
藤原直哉六段
藤原
畠山鎮六段
伊藤博文六段
伊藤博文六段
伊藤博
中村清志アマ 伊藤博
脇謙二八段

16組

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1回戦 2回戦 3回戦 決勝
福崎文吾八段
福崎
酒井順吉六段
福崎文吾八段 P
東和男七段
淡路
淡路仁茂九段
有森浩三七段
有森
森信雄六段
有森浩三七段
神吉宏充六段
神吉
本間博五段 浦野
浦野真彦七段

脚注

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注釈

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  1. ^ 前回(第20回)は制度変更の移行期のため、準決勝の勝者2名が決勝五番勝負に進出した。

出典

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  1. ^ 深浦康市|棋士データベース”. 日本将棋連盟. 2021年7月10日閲覧。
  2. ^ 朝日オープン選手権 (主催・朝日新聞)”. 日本将棋連盟. 2003年6月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年7月10日閲覧。
  3. ^ 第21回朝日オープン将棋選手権 挑戦者決定トーナメント/五番勝負”. 日本将棋連盟. 2021年7月10日閲覧。
  4. ^ 朝日オープン選手権(全日本プロトーナメント)|終了・休止棋戦”. 日本将棋連盟. 2021年7月10日閲覧。
  5. ^ 深浦七段が羽生竜王を破る 堀口選手権者に挑戦へ(101手完)”. 朝日新聞社. 2021年7月10日閲覧。
  6. ^ 深浦七段、第2代選手権者に 堀口選手権者を破る(149手完)”. 朝日新聞社. 2021年7月10日閲覧。
  7. ^ プロ棋士紹介 タイトル保持者など”. 日本将棋連盟. 2003年8月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年7月10日閲覧。
  8. ^ 深浦康市王位、九段に昇段(2008年9月26日付)|将棋ニュース”. 日本将棋連盟 (2008年9月26日). 2021年7月10日閲覧。

外部リンク

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