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[[年金記録問題]]で知名度を上げた後、[[厚生労働大臣]]を務めた[[民主党 (日本 1998-2016)|民主党]]→[[立憲民主党 (日本 2017)|立憲民主党]]の[[長妻昭]]の[[三バン#地盤|地盤]]。 |
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[[1996年]]以降、民主党及び立憲民主党が6度、[[自由民主党 (日本)|自由民主党]]が2度議席を獲得している。1996年には自民党のベテラン[[粕谷茂]]が当選。2000年の[[第42回衆議院議員総選挙]]では長妻が粕谷を破り初当選した。[[2003年]]には自民党の[[松本文明]]らを下し、長妻が再選されたが、[[2005年]]の[[第44回衆議院議員総選挙]]では強い追い風を受けた松本が初当選し、長妻は[[比例復活]]した。[[2009年]]の[[第45回衆議院議員総選挙]]では、[[政権交代]]ブームに乗った長妻が松本らを大差で下し当選。[[2012年]]の[[第46回衆議院議員総選挙]]では民主党へ強い逆風が吹く中、長妻が松本らを下して当選したが、松本も比例復活し、唯一東京23区で民主党が勝利した選挙区である。[[2014年]]の[[第47回衆議院議員総選挙]]でも長妻が当選し、松本は比例復活し、'''東京都内で唯一'''民主党が勝利した選挙区となった。 |
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2020年11月1日 (日) 09:38時点における版
東京都第7区 | |
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行政区域 |
港区、渋谷区 (2024年1月1日現在) |
比例区 | 東京ブロック |
設置年 |
1994年 (2017年・2022年区割変更) |
選出議員 | 松尾明弘 |
有権者数 |
402,660人 1.776 倍(一票の格差・鳥取1区との比較) (総務省・2023年9月1日) |
東京都第7区(とうきょうとだい7く)は、日本の衆議院議員総選挙における選挙区。1994年(平成6年)の公職選挙法改正で設置。
区域
- 品川区の一部(3区に属しない区域)
- 目黒区の一部(5区に属しない区域)[1]
- 駒場1-4丁目、青葉台1-4丁目、東山1-3丁目、大橋1・2丁目、上目黒1丁目、上目黒2丁目1-46番、上目黒3丁目、上目黒5丁目、中目黒1-4丁目、三田1・2丁目、目黒1-3丁目、目黒4丁目6-11番、下目黒1-3丁目、下目黒4丁目1-20番、下目黒5丁目1-7番
- 北部地区サービス事務所管内(上目黒2丁目47-49番を除く)
- 東部地区サービス事務所管内(中目黒5丁目、下目黒4丁目21-23番、下目黒5丁目8-37番、下目黒6丁目、目黒本町1丁目を除く)
- 中央地区サービス事務所管内の目黒4丁目6-11番
- 駒場1-4丁目、青葉台1-4丁目、東山1-3丁目、大橋1・2丁目、上目黒1丁目、上目黒2丁目1-46番、上目黒3丁目、上目黒5丁目、中目黒1-4丁目、三田1・2丁目、目黒1-3丁目、目黒4丁目6-11番、下目黒1-3丁目、下目黒4丁目1-20番、下目黒5丁目1-7番
- 渋谷区
- 中野区の一部
- 杉並区の一部
2017年の区割り変更までは渋谷区及び中野区の区域であったが、中野区の一部が本区から10区へ、品川区の一部が3区から本区へ、目黒区の一部が5区から本区へ、杉並区の一部が8区から本区へ移行した。
歴史
年金記録問題で知名度を上げた後、厚生労働大臣を務めた民主党→立憲民主党の長妻昭の地盤。
1996年以降、民主党及び立憲民主党が6度、自由民主党が2度議席を獲得している。1996年には自民党のベテラン粕谷茂が当選。2000年の第42回衆議院議員総選挙では長妻が粕谷を破り初当選した。2003年には自民党の松本文明らを下し、長妻が再選されたが、2005年の第44回衆議院議員総選挙では強い追い風を受けた松本が初当選し、長妻は比例復活した。2009年の第45回衆議院議員総選挙では、政権交代ブームに乗った長妻が松本らを大差で下し当選。2012年の第46回衆議院議員総選挙では民主党へ強い逆風が吹く中、長妻が松本らを下して当選したが、松本も比例復活し、唯一東京23区で民主党が勝利した選挙区である。2014年の第47回衆議院議員総選挙でも長妻が当選し、松本は比例復活し、東京都内で唯一民主党が勝利した選挙区となった。
2017年の第48回衆議院議員総選挙では区割の大幅な変更に加え、民主党の後身・民進党の分裂に伴う混乱の中、長妻は創立メンバーとして立憲民主党に移籍。共産党が候補者を取り下げたこともあり、長妻が松本らを押さえて7選(松本は三たび比例復活)。希望の党が擁立した都民ファーストの会代表・荒木千陽の父で元熊本県議の荒木章博は長妻・松本の争いに結果として埋没する形となった。
小選挙区選出議員
選挙名 | 年 | 当選者 | 党派 |
---|---|---|---|
第41回衆議院議員総選挙 | 1996年 | 粕谷茂 | 自由民主党 |
第42回衆議院議員総選挙 | 2000年 | 長妻昭 | 民主党 |
第43回衆議院議員総選挙 | 2003年 | ||
第44回衆議院議員総選挙 | 2005年 | 松本文明 | 自由民主党 |
第45回衆議院議員総選挙 | 2009年 | 長妻昭 | 民主党 |
第46回衆議院議員総選挙 | 2012年 | ||
第47回衆議院議員総選挙 | 2014年 | ||
第48回衆議院議員総選挙 | 2017年 | 立憲民主党 |
選挙結果
時の内閣:第3次安倍第3次改造内閣 解散日:2017年9月28日 公示日:2017年10月10日
当日有権者数:44万8816人 最終投票率:52.86%(前回比:-0.27%) (全国投票率:53.68%(1.02%))
当落 | 候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧 | 得票数 | 得票率 | 惜敗率 | 推薦・支持 | 重複 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
当 | 長妻昭 | 57 | 立憲民主党 | 前 | 117,118票 | 50.52% | ―― | ○ | |
比当 | 松本文明 | 68 | 自由民主党 | 前 | 85,305票 | 36.80% | 72.84% | 公明党推薦 | ○ |
荒木章博 | 64 | 希望の党 | 新 | 25,531票 | 11.01% | 21.80% | ○ | ||
井上郁磨 | 26 | 無所属 | 新 | 3,850票 | 1.66% | 3.29% | × |
時の内閣:第2次安倍改造内閣 解散日:2014年11月21日 公示日:2014年12月2日 最終投票率:53.13%(前回比:-7.95%) (全国投票率:52.66%(6.66%))
当落 | 候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧 | 得票数 | 得票率 | 惜敗率 | 推薦・支持 | 重複 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
当 | 長妻昭 | 54 | 民主党 | 前 | 104,422票 | 44.61% | ―― | 維新の党東京都総支部推薦 | ○ |
比当 | 松本文明 | 65 | 自由民主党 | 前 | 83,476票 | 35.66% | 79.94% | 公明党推薦 | ○ |
太田宜興 | 38 | 日本共産党 | 新 | 27,866票 | 11.90% | 26.69% | |||
吉田康一郎 | 47 | 次世代の党 | 新 | 18,332票 | 7.83% | 17.56% | ○ |
時の内閣:野田第3次改造内閣 解散日:2012年11月16日 公示日:2012年12月4日
当日有権者数:44万3996人 最終投票率:61.08%(前回比:-2.23%) (全国投票率:59.32%(9.96%))
当落 | 候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧 | 得票数 | 得票率 | 惜敗率 | 推薦・支持 | 重複 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
当 | 長妻昭 | 52 | 民主党 | 前 | 100,872票 | 38.25% | ―― | 国民新党推薦 | ○ |
比当 | 松本文明 | 63 | 自由民主党 | 元 | 79,048票 | 29.97% | 78.36% | 公明党・新党改革推薦 | ○ |
吉田康一郎 | 45 | 日本維新の会 | 新 | 45,556票 | 17.27% | 45.16% | ○ | ||
太田宜興 | 36 | 日本共産党 | 新 | 19,495票 | 7.39% | 19.33% | |||
岡本幸三 | 52 | 日本未来の党 | 新 | 17,437票 | 6.61% | 17.29% | 新党大地推薦 | ○ | |
西野貞吉 | 76 | 無所属 | 新 | 1,315票 | 0.50% | 1.30% | × |
時の内閣:麻生内閣 解散日:2009年7月21日 公示日:2009年8月18日
当日有権者数:44万571人 最終投票率:63.31%(前回比:+0.23%) (全国投票率:69.28%(1.77%))
当落 | 候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧 | 得票数 | 得票率 | 惜敗率 | 推薦・支持 | 重複 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
当 | 長妻昭 | 49 | 民主党 | 前 | 167,905票 | 61.26% | ―― | ○ | |
松本文明 | 60 | 自由民主党 | 前 | 79,686票 | 29.07% | 47.46% | 公明党推薦 | ○ | |
太田宜興 | 33 | 日本共産党 | 新 | 24,103票 | 8.79% | 14.36% | |||
大門一也 | 49 | 幸福実現党 | 新 | 2,401票 | 0.88% | 1.43% |
時の内閣:第2次小泉改造内閣 解散日:2005年8月8日 公示日:2005年8月30日 最終投票率:63.08% (全国投票率:67.51%(7.65%))
当落 | 候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧 | 得票数 | 得票率 | 惜敗率 | 推薦・支持 | 重複 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
当 | 松本文明 | 56 | 自由民主党 | 新 | 131,464票 | 48.91% | ―― | ○ | |
比当 | 長妻昭 | 45 | 民主党 | 前 | 113,221票 | 42.12% | 86.12% | ○ | |
太田宜興 | 29 | 日本共産党 | 新 | 24,110票 | 8.97% | 18.34% |
時の内閣:第1次小泉第2次改造内閣 解散日:2003年10月10日 公示日:2003年10月28日 (全国投票率:59.86%(2.63%))
当落 | 候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧 | 得票数 | 得票率 | 惜敗率 | 推薦・支持 | 重複 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
当 | 長妻昭 | 43 | 民主党 | 前 | 99,891票 | 43.06% | ―― | ○ | |
松本文明 | 54 | 自由民主党 | 新 | 83,588票 | 36.03% | 83.68% | ○ | ||
小沢哲雄 | 62 | 日本共産党 | 新 | 21,982票 | 9.48% | 22.01% | |||
矢部一 | 52 | 無所属 | 新 | 14,743票 | 6.36% | 14.76% | × | ||
富家孝 | 56 | 無所属の会 | 新 | 11,778票 | 5.08% | 11.79% |
- 富家は第44回は民主党入りし大阪13区から立候補するも、落選。
時の内閣:第1次森内閣 解散日:2000年6月2日 公示日:2000年6月13日 (全国投票率:62.49%(2.84%))
当落 | 候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧 | 得票数 | 得票率 | 惜敗率 | 推薦・支持 | 重複 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
当 | 長妻昭 | 40 | 民主党 | 新 | 82,502票 | 35.71% | ―― | ○ | |
粕谷茂 | 74 | 自由民主党 | 前 | 77,407票 | 33.51% | 93.82% | ○ | ||
小堤勇 | 51 | 日本共産党 | 新 | 37,380票 | 16.18% | 45.31% | |||
末次精一 | 37 | 自由党 | 新 | 25,910票 | 11.22% | 31.41% | ○ | ||
柴野たいぞう | 49 | 都市新党 | 元 | 7,830票 | 3.39% | 9.49% |
時の内閣:第1次橋本内閣 解散日:1996年9月27日 公示日:1996年10月8日 (全国投票率:59.65%(8.11%))
当落 | 候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧 | 得票数 | 得票率 | 惜敗率 | 推薦・支持 | 重複 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
当 | 粕谷茂 | 70 | 自由民主党 | 前 | 65,332票 | 30.19% | ―― | ○ | |
三木立 | 27 | 民主党 | 新 | 57,220票 | 26.44% | 87.58% | ○ | ||
樋口俊一 | 45 | 新進党 | 新 | 47,241票 | 21.83% | 72.31% | |||
亀井清 | 35 | 日本共産党 | 新 | 39,049票 | 18.04% | 59.77% | |||
江原栄昭 | 57 | 新社会党 | 新 | 7,557票 | 3.49% | 11.57% | ○ |