コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

「東京都第7区」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
Cewbot (会話 | 投稿記録)
21行目: 21行目:


== 歴史 ==
== 歴史 ==
[[年金記録問題]]で知名度を上げた後、[[厚生労働大臣]]を務めた[[民主党 (日本 1998-2016)|民主党]]→[[立憲民主党 (日本)|立憲民主党]]の[[長妻昭]]の[[三バン#地盤|地盤]]。
[[年金記録問題]]で知名度を上げた後、[[厚生労働大臣]]を務めた[[民主党 (日本 1998-2016)|民主党]]→[[立憲民主党 (日本 2017)|立憲民主党]]の[[長妻昭]]の[[三バン#地盤|地盤]]。


[[1996年]]以降、民主党及び立憲民主党が6度、[[自由民主党 (日本)|自由民主党]]が2度議席を獲得している。1996年には自民党のベテラン[[粕谷茂]]が当選。2000年の[[第42回衆議院議員総選挙]]では長妻が粕谷を破り初当選した。[[2003年]]には自民党の[[松本文明]]らを下し、長妻が再選されたが、[[2005年]]の[[第44回衆議院議員総選挙]]では強い追い風を受けた松本が初当選し、長妻は[[比例復活]]した。[[2009年]]の[[第45回衆議院議員総選挙]]では、[[政権交代]]ブームに乗った長妻が松本らを大差で下し当選。[[2012年]]の[[第46回衆議院議員総選挙]]では民主党へ強い逆風が吹く中、長妻が松本らを下して当選したが、松本も比例復活し、唯一東京23区で民主党が勝利した選挙区である。[[2014年]]の[[第47回衆議院議員総選挙]]でも長妻が当選し、松本は比例復活し、'''東京都内で唯一'''民主党が勝利した選挙区となった。
[[1996年]]以降、民主党及び立憲民主党が6度、[[自由民主党 (日本)|自由民主党]]が2度議席を獲得している。1996年には自民党のベテラン[[粕谷茂]]が当選。2000年の[[第42回衆議院議員総選挙]]では長妻が粕谷を破り初当選した。[[2003年]]には自民党の[[松本文明]]らを下し、長妻が再選されたが、[[2005年]]の[[第44回衆議院議員総選挙]]では強い追い風を受けた松本が初当選し、長妻は[[比例復活]]した。[[2009年]]の[[第45回衆議院議員総選挙]]では、[[政権交代]]ブームに乗った長妻が松本らを大差で下し当選。[[2012年]]の[[第46回衆議院議員総選挙]]では民主党へ強い逆風が吹く中、長妻が松本らを下して当選したが、松本も比例復活し、唯一東京23区で民主党が勝利した選挙区である。[[2014年]]の[[第47回衆議院議員総選挙]]でも長妻が当選し、松本は比例復活し、'''東京都内で唯一'''民主党が勝利した選挙区となった。
45行目: 45行目:
|[[第47回衆議院議員総選挙]]||[[2014年]]
|[[第47回衆議院議員総選挙]]||[[2014年]]
|-
|-
|[[第48回衆議院議員総選挙]]||[[2017年]]||[[立憲民主党 (日本)|立憲民主党]]
|[[第48回衆議院議員総選挙]]||[[2017年]]||[[立憲民主党 (日本 2017)|立憲民主党]]
|}
|}


56行目: 56行目:
|1氏名 =[[長妻昭]]
|1氏名 =[[長妻昭]]
|1年齢 =57
|1年齢 =57
|1所属 =[[立憲民主党 (日本)|立憲民主党]]
|1所属 =[[立憲民主党 (日本 2017)|立憲民主党]]
|1新旧 =前
|1新旧 =前
|1得票 =117118
|1得票 =117118

2020年11月1日 (日) 09:38時点における版

日本の旗東京都第7区
行政区域 港区渋谷区
(2024年1月1日現在)
比例区 東京ブロック
設置年 1994年
2017年2022年区割変更)
選出議員 松尾明弘
有権者数 402,660人
1.776 倍(一票の格差鳥取1区との比較)
総務省・2023年9月1日)
テンプレートを表示

東京都第7区(とうきょうとだい7く)は、日本衆議院議員総選挙における選挙区1994年平成6年)の公職選挙法改正で設置。

区域

2017年の区割り変更までは渋谷区及び中野区の区域であったが、中野区の一部が本区から10区へ、品川区の一部が3区から本区へ、目黒区の一部が5区から本区へ、杉並区の一部が8区から本区へ移行した。

歴史

年金記録問題で知名度を上げた後、厚生労働大臣を務めた民主党立憲民主党長妻昭地盤

1996年以降、民主党及び立憲民主党が6度、自由民主党が2度議席を獲得している。1996年には自民党のベテラン粕谷茂が当選。2000年の第42回衆議院議員総選挙では長妻が粕谷を破り初当選した。2003年には自民党の松本文明らを下し、長妻が再選されたが、2005年第44回衆議院議員総選挙では強い追い風を受けた松本が初当選し、長妻は比例復活した。2009年第45回衆議院議員総選挙では、政権交代ブームに乗った長妻が松本らを大差で下し当選。2012年第46回衆議院議員総選挙では民主党へ強い逆風が吹く中、長妻が松本らを下して当選したが、松本も比例復活し、唯一東京23区で民主党が勝利した選挙区である。2014年第47回衆議院議員総選挙でも長妻が当選し、松本は比例復活し、東京都内で唯一民主党が勝利した選挙区となった。

2017年第48回衆議院議員総選挙では区割の大幅な変更に加え、民主党の後身・民進党の分裂に伴う混乱の中、長妻は創立メンバーとして立憲民主党に移籍。共産党が候補者を取り下げたこともあり、長妻が松本らを押さえて7選(松本は三たび比例復活)。希望の党が擁立した都民ファーストの会代表・荒木千陽の父で元熊本県議の荒木章博は長妻・松本の争いに結果として埋没する形となった。

小選挙区選出議員

選挙名 当選者 党派
第41回衆議院議員総選挙 1996年 粕谷茂 自由民主党
第42回衆議院議員総選挙 2000年 長妻昭 民主党
第43回衆議院議員総選挙 2003年
第44回衆議院議員総選挙 2005年 松本文明 自由民主党
第45回衆議院議員総選挙 2009年 長妻昭 民主党
第46回衆議院議員総選挙 2012年
第47回衆議院議員総選挙 2014年
第48回衆議院議員総選挙 2017年 立憲民主党

選挙結果

第48回衆議院議員総選挙2017年(平成29年)10月22日 東京都第7区

時の内閣:第3次安倍第3次改造内閣 解散日:2017年9月28日 公示日:2017年10月10日
当日有権者数:44万8816人 最終投票率:52.86%(前回比:-0.27%) (全国投票率:53.68%(増加1.02%))

当落候補者名年齢所属党派新旧得票数得票率惜敗率推薦・支持重複
長妻昭57立憲民主党117,118票
50.52%
――
比当松本文明68自由民主党85,305票
36.80%
72.84%公明党推薦
荒木章博64希望の党25,531票
11.01%
21.80%
井上郁磨26無所属3,850票
1.66%
3.29%×
第47回衆議院議員総選挙2014年(平成26年)12月14日 東京都第7区

時の内閣:第2次安倍改造内閣 解散日:2014年11月21日 公示日:2014年12月2日 最終投票率:53.13%(前回比:-7.95%) (全国投票率:52.66%(減少6.66%))

当落候補者名年齢所属党派新旧得票数得票率惜敗率推薦・支持重複
長妻昭54民主党104,422票
44.61%
――維新の党東京都総支部推薦
比当松本文明65自由民主党83,476票
35.66%
79.94%公明党推薦
太田宜興38日本共産党27,866票
11.90%
26.69%
吉田康一郎47次世代の党18,332票
7.83%
17.56%
第46回衆議院議員総選挙2012年(平成24年)12月16日 東京都第7区

時の内閣:野田第3次改造内閣 解散日:2012年11月16日 公示日:2012年12月4日
当日有権者数:44万3996人 最終投票率:61.08%(前回比:-2.23%) (全国投票率:59.32%(減少9.96%))

当落候補者名年齢所属党派新旧得票数得票率惜敗率推薦・支持重複
長妻昭52民主党100,872票
38.25%
――国民新党推薦
比当松本文明63自由民主党79,048票
29.97%
78.36%公明党・新党改革推薦
吉田康一郎45日本維新の会45,556票
17.27%
45.16%
太田宜興36日本共産党19,495票
7.39%
19.33%
岡本幸三52日本未来の党17,437票
6.61%
17.29%新党大地推薦
西野貞吉76無所属1,315票
0.50%
1.30%×
第45回衆議院議員総選挙2009年(平成21年)8月30日 東京都第7区

時の内閣:麻生内閣 解散日:2009年7月21日 公示日:2009年8月18日
当日有権者数:44万571人 最終投票率:63.31%(前回比:+0.23%) (全国投票率:69.28%(増加1.77%))

当落候補者名年齢所属党派新旧得票数得票率惜敗率推薦・支持重複
長妻昭49民主党167,905票
61.26%
――
松本文明60自由民主党79,686票
29.07%
47.46%公明党推薦
太田宜興33日本共産党24,103票
8.79%
14.36%
大門一也49幸福実現党2,401票
0.88%
1.43%
第44回衆議院議員総選挙2005年(平成17年)9月11日 東京都第7区

時の内閣:第2次小泉改造内閣 解散日:2005年8月8日 公示日:2005年8月30日 最終投票率:63.08% (全国投票率:67.51%(増加7.65%))

当落候補者名年齢所属党派新旧得票数得票率惜敗率推薦・支持重複
松本文明56自由民主党131,464票
48.91%
――
比当長妻昭45民主党113,221票
42.12%
86.12%
太田宜興29日本共産党24,110票
8.97%
18.34%
第43回衆議院議員総選挙2003年(平成15年)11月9日 東京都第7区

時の内閣:第1次小泉第2次改造内閣 解散日:2003年10月10日 公示日:2003年10月28日 (全国投票率:59.86%(減少2.63%))

当落候補者名年齢所属党派新旧得票数得票率惜敗率推薦・支持重複
長妻昭43民主党99,891票
43.06%
――
松本文明54自由民主党83,588票
36.03%
83.68%
小沢哲雄62日本共産党21,982票
9.48%
22.01%
矢部一52無所属14,743票
6.36%
14.76%×
富家孝56無所属の会11,778票
5.08%
11.79%
  • 富家は第44回は民主党入りし大阪13区から立候補するも、落選。
第42回衆議院議員総選挙2000年(平成12年)6月25日 東京都第7区

時の内閣:第1次森内閣 解散日:2000年6月2日 公示日:2000年6月13日 (全国投票率:62.49%(増加2.84%))

当落候補者名年齢所属党派新旧得票数得票率惜敗率推薦・支持重複
長妻昭40民主党82,502票
35.71%
――
粕谷茂74自由民主党77,407票
33.51%
93.82%
小堤勇51日本共産党37,380票
16.18%
45.31%
末次精一37自由党25,910票
11.22%
31.41%
柴野たいぞう49都市新党7,830票
3.39%
9.49%
  • 長妻は第41回は10区から立候補。
  • 柴野は第41回は1区から新進党で立候補していた。
第41回衆議院議員総選挙1996年(平成8年)10月20日 東京都第7区

時の内閣:第1次橋本内閣 解散日:1996年9月27日 公示日:1996年10月8日 (全国投票率:59.65%(減少8.11%))

当落候補者名年齢所属党派新旧得票数得票率惜敗率推薦・支持重複
粕谷茂70自由民主党65,332票
30.19%
――
三木立27民主党57,220票
26.44%
87.58%
樋口俊一45新進党47,241票
21.83%
72.31%
亀井清35日本共産党39,049票
18.04%
59.77%
江原栄昭57新社会党7,557票
3.49%
11.57%

脚注

関連項目