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新井 (中野区)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
日本 > 東京都 > 中野区 > 新井 (中野区)
新井
新井薬師
新井の位置(東京都区部内)
新井
新井
新井の位置
北緯35度42分44.85秒 東経139度40分3.06秒 / 北緯35.7124583度 東経139.6675167度 / 35.7124583; 139.6675167
日本の旗 日本
都道府県 東京都
特別区 中野区
面積
 • 合計 0.81 km2
人口
2017年(平成29年)12月1日現在)[2]
 • 合計 18,057人
 • 密度 22,000人/km2
等時帯 UTC+9 (日本標準時)
郵便番号
165-0026[3]
市外局番 03[4]
ナンバープレート 練馬

新井(あらい)は、東京都中野区の地名。現行行政地名は新井一丁目から新井五丁目。郵便番号は165-0026[3]

地理

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中野区の北部寄りに位置する。東部は上高田に、南部は早稲田通りを境に中野と接する。北部は妙正寺川を境に沼袋西武新宿線を境に松が丘、西部は野方に接している。主に住宅地として利用されている。早稲田通り沿いは中野駅から徒歩10分程度で利用可能。西部の新井三丁目、四丁目方面は隣の沼袋駅のほうが近い。また、北西部には平和の森公園(旧中野刑務所)が設置されている。

地価

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住宅地の地価は、2017年平成29年)の公示地価によれば、新井2-8-10 の地点で56万2000円/m2となっている[5]

歴史

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地名の由来

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新井の名は戦国時代に新たに井戸が掘られたことに由来する[6]。中野区最大で、都内でも有数の著名寺院である新井薬師(梅照院)がある。この寺院が名称の由来となった西武新宿線新井薬師前駅は、駅前の通り一つ隔てて隣の上高田にあり、町域外である。

経済

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産業

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商工業
  • 窪寺國三郎(辰美野、料理業)[7][8] - 料理業を営む。また中野区会議員を務める[7][9]
  • 窪寺傳吉(萬屋、料理業)[7] - 料理業[7]精米[8]を営む。また東京府会議員を務める[7][9]
  • 窪寺ふく(煎餅商)[8]
店・企業

地主

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新井の地主には「窪寺奥太郎、窪寺金蔵[7][9]、窪寺庄太郎[9]、窪寺鈴太郎、窪寺忠次郎、窪寺寅吉、窪寺政太郎、窪寺平蔵、窪寺増太郎、窪寺彌五郎」などがいた[8]

世帯数と人口

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2017年(平成29年)12月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[2]

丁目 世帯数 人口
新井一丁目 2,985世帯 4,300人
新井二丁目 3,418世帯 5,431人
新井三丁目 1,669世帯 2,948人
新井四丁目 1,842世帯 3,048人
新井五丁目 1,570世帯 2,330人
11,484世帯 18,057人

小・中学校の学区

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区立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[10]

丁目 番地 小学校 中学校
新井一丁目 1番
2番1〜17号
2番25号(私道の南側)
2番26〜28号
3番
中野区立桃園第二小学校 中野区立中野中学校
その他 中野区立令和小学校 中野区立第五中学校
新井二丁目 1番〜8番
20〜51番
中野区立平和の森小学校 中野区立中野中学校
その他 中野区立緑野中学校
新井三丁目 9〜38番
その他 中野区立令和小学校 中野区立第五中学校
新井四丁目 全域
新井五丁目 全域

施設

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脚注

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  1. ^ 中野区統計書”. 中野区 (2017年4月6日). 2018年1月4日閲覧。
  2. ^ a b 世帯と人口”. 中野区 (2017年12月5日). 2018年1月4日閲覧。
  3. ^ a b 郵便番号”. 日本郵便. 2018年1月4日閲覧。
  4. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2018年1月4日閲覧。
  5. ^ 国土交通省地価公示・都道府県地価調査
  6. ^ なかの物語 其の三 いつから中野と呼ばれたのか?”. 中野区 (20142-11-27). 2019年9月22日閲覧。
  7. ^ a b c d e f 『人事興信録 第13版 上』ク40頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2019年12月6日閲覧。
  8. ^ a b c d 『日本紳士録 第42版』東京クの部193頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2019年12月6日閲覧。
  9. ^ a b c d 『人事興信録 第11版 上』ク56頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2019年12月6日閲覧。
  10. ^ 通学区域(学校別・住所別)”. 中野区 (2012年2月6日). 2018年1月4日閲覧。

参考文献

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  • 人事興信所編『人事興信録 第11版 上』人事興信所、1937-1939年。
  • 交詢社編『日本紳士録 第42版』交詢社、1938年。
  • 人事興信所編『人事興信録 第13版 上』人事興信所、1941年。

関連項目

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外部リンク

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