「東京都第4区」の版間の差分
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2020年11月1日 (日) 09:38時点における版
東京都第4区 | |
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行政区域 |
大田区(26区に属しない区域) (2024年1月1日現在) |
比例区 | 東京ブロック |
設置年 |
1994年 (2017年・2022年区割変更) |
選出議員 | 平将明 |
有権者数 |
427,453人 1.885 倍(一票の格差・鳥取1区との比較) (総務省・2023年9月1日) |
東京都第4区(とうきょうとだい4く)は、日本の衆議院議員総選挙における選挙区。1994年(平成6年)の公職選挙法改正で設置。
期日前投票は各特別出張所でもできるが、4区の投票を3区に住所がある大田区の特別出張所での投票はできない。
区域
歴史
1996年の第41回総選挙には、新社会党からの出馬など7人が立候補したが、無所属の新井将敬が次点の大内啓伍(自民党)に3万票以上の差を付け再選した。新井は後に自民党に復党したが、1998年2月の証券スキャンダルにより自殺。同年3月に補欠選挙が行われ、自民党公認の前参議院議員森田健作が民主党推薦の松原仁などを破って初当選した。2000年の第42回総選挙では、前職の森田が、公明党との候補者調整で自民党の公認を得られず無所属で立候補。公明党の遠藤乙彦・民主党の宇佐美登などを破り再選した。2003年の第43回総選挙では、前職の森田が立候補せず、代わって自民党の公認候補となった新人の中西一善が初当選した。この時には、立候補した4名の内、民主党の宇佐美と共産党の山口富男が比例復活し、3名が当選した。
2005年3月、中西が強制わいせつの疑いで逮捕され議員辞職した。このときは、選挙無効訴訟が係属中だったため、公職選挙法33条の2第7項の規定より補欠選挙は行われなかった。同年9月の第44回総選挙では、自民党新人の平将明が宇佐美を破り初当選。中西は無所属で立候補し落選した。2009年の第45回総選挙では、民主党新人の藤田憲彦が自民党前職の平を破り初当選(平も比例復活当選)。2012年の第46回総選挙では平が藤田を破り議席を奪還した。補欠選挙を除き、2014年の第47回総選挙で平が連続当選するまで、当選者が毎回入れ替わっていた。
小選挙区選出議員
選挙名 | 年 | 当選者 | 党派 | 備考 |
---|---|---|---|---|
第41回衆議院議員総選挙 | 1996年 | 新井将敬 | 無所属 | |
第41回衆議院議員補欠選挙 | 1998年 | 森田健作 | 自由民主党 | ※新井の死去に伴う。 |
第42回衆議院議員総選挙 | 2000年 | 無所属 | ||
第43回衆議院議員総選挙 | 2003年 | 中西一善 | 自由民主党 | |
第44回衆議院議員総選挙 | 2005年 | 平将明 | ||
第45回衆議院議員総選挙 | 2009年 | 藤田憲彦 | 民主党 | |
第46回衆議院議員総選挙 | 2012年 | 平将明 | 自由民主党 | |
第47回衆議院議員総選挙 | 2014年 | |||
第48回衆議院議員総選挙 | 2017年 |
選挙結果
時の内閣:第3次安倍第3次改造内閣 解散日:2017年9月28日 公示日:2017年10月10日
当日有権者数:46万6486人 最終投票率:50.74%(前回比:1.52%) (全国投票率:53.68%(1.02%))
当落 | 候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧 | 得票数 | 得票率 | 惜敗率 | 推薦・支持 | 重複 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
当 | 平将明 | 50 | 自由民主党 | 前 | 115,239票 | 50.08% | ―― | 公明党推薦 | ○ |
井戸正枝 | 51 | 立憲民主党 | 元 | 53,480票 | 23.24% | 46.41% | ○ | ||
難波美智代 | 43 | 希望の党 | 新 | 35,352票 | 15.36% | 30.68% | ○ | ||
青山昂平 | 26 | 日本共産党 | 新 | 26,037票 | 11.32% | 22.59% |
時の内閣:第2次安倍改造内閣 解散日:2014年11月21日 公示日:2014年12月2日
当日有権者数:43万2784人 最終投票率:52.26%(前回比:-7.74%) (全国投票率:52.66%(6.66%))
当落 | 候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧 | 得票数 | 得票率 | 惜敗率 | 推薦・支持 | 重複 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
当 | 平将明 | 47 | 自由民主党 | 前 | 109,377票 | 50.34% | ―― | 公明党推薦 | ○ |
藤田憲彦 | 41 | 民主党 | 元 | 48,861票 | 22.49% | 44.67% | 維新の党東京都総支部推薦 | ○ | |
山本純平 | 40 | 日本共産党 | 新 | 38,925票 | 17.92% | 35.59% | |||
犬伏秀一 | 58 | 次世代の党 | 新 | 20,108票 | 9.25% | 18.38% | ○ |
時の内閣:野田第3次改造内閣 解散日:2012年11月16日 公示日:2012年12月4日
当日有権者数:42万7018人 最終投票率:60.00%(前回比:-4.21%) (全国投票率:59.32%(9.96%))
当落 | 候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧 | 得票数 | 得票率 | 惜敗率 | 推薦・支持 | 重複 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
当 | 平将明 | 45 | 自由民主党 | 前 | 96,810票 | 39.37% | ―― | 公明党推薦 | ○ |
犬伏秀一 | 56 | 日本維新の会 | 新 | 44,999票 | 18.30% | 46.48% | ○ | ||
藤田憲彦 | 39 | 民主党 | 前 | 42,424票 | 17.25% | 43.82% | 国民新党推薦 | ○ | |
広瀬雅志 | 55 | みんなの党 | 新 | 34,902票 | 14.19% | 36.05% | ○ | ||
山本純平 | 38 | 日本共産党 | 新 | 24,167票 | 9.83% | 24.96% | |||
佐野秀光 | 42 | 安楽死党 | 新 | 2,603票 | 1.06% | 2.69% |
時の内閣:麻生内閣 解散日:2009年7月21日 公示日:2009年8月18日
当日有権者数:42万6496人 最終投票率:64.21%(前回比:+0.3%) (全国投票率:69.28%(1.77%))
当落 | 候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧 | 得票数 | 得票率 | 惜敗率 | 推薦・支持 | 重複 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
当 | 藤田憲彦 | 36 | 民主党 | 新 | 100,067票 | 37.52% | ―― | ○ | |
比当 | 平将明 | 42 | 自由民主党 | 前 | 93,583票 | 35.09% | 93.52% | 公明党推薦 | ○ |
宇佐美登 | 42 | 無所属 | 元 | 46,107票 | 17.29% | 46.08% | × | ||
渋谷要 | 76 | 日本共産党 | 新 | 23,622票 | 8.86% | 23.61% | |||
下川貴久枝 | 52 | 幸福実現党 | 新 | 3,323票 | 1.25% | 3.32% |
時の内閣:第2次小泉改造内閣 解散日:2005年8月8日 公示日:2005年8月30日 最終投票率:63.91% (全国投票率:67.51%(7.65%))
当落 | 候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧 | 得票数 | 得票率 | 惜敗率 | 推薦・支持 | 重複 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
当 | 平将明 | 38 | 自由民主党 | 新 | 119,812票 | 46.71% | ―― | ○ | |
宇佐美登 | 38 | 民主党 | 前 | 86,354票 | 33.66% | 72.07% | ○ | ||
佐藤文則 | 52 | 日本共産党 | 新 | 25,077票 | 9.78% | 20.93% | |||
中西一善 | 41 | 無所属 | 元 | 19,955票 | 7.78% | 16.66% | × | ||
佐藤博己 | 56 | 無所属 | 新 | 5,313票 | 2.07% | 4.43% | × |
- 中西は2005年3月に強制わいせつの現行犯で逮捕され議員辞職及び自由民主党を除名となり、無所属で出直し立候補した。
時の内閣:第1次小泉第2次改造内閣 解散日:2003年10月10日 公示日:2003年10月28日 (全国投票率:59.86%(2.63%))
当落 | 候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧 | 得票数 | 得票率 | 惜敗率 | 推薦・支持 | 重複 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
当 | 中西一善 | 39 | 自由民主党 | 新 | 90,693票 | 41.36% | ―― | ○ | |
比当 | 宇佐美登 | 36 | 民主党 | 元 | 77,953票 | 35.55% | 85.95% | ○ | |
山谷えり子 | 53 | 保守新党 | 前 | 26,707票 | 12.18% | 29.45% | |||
比当 | 山口富男 | 49 | 日本共産党 | 前 | 23,942票 | 10.92% | 26.40% | ○ |
- 山谷は第42回では比例東海ブロックで比例単独で当選(民主党)。この選挙後、自民党に移籍し、第20回参議院議員通常選挙に立候補し、当選。
時の内閣:第1次森内閣 解散日:2000年6月2日 公示日:2000年6月13日 (全国投票率:62.49%(2.84%))
当落 | 候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧 | 得票数 | 得票率 | 惜敗率 | 推薦・支持 | 重複 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
当 | 森田健作 | 50 | 無所属 | 前 | 92,711票 | 38.42% | ―― | × | |
遠藤乙彦 | 53 | 公明党 | 前 | 59,487票 | 24.65% | 64.16% | ○ | ||
宇佐美登 | 33 | 民主党 | 元 | 49,662票 | 20.58% | 53.57% | ○ | ||
徳留道信 | 48 | 日本共産党 | 新 | 36,498票 | 15.13% | 39.37% | |||
満田深雪 | 40 | 自由連合 | 新 | 2,925票 | 1.21% | 3.15% |
当日有権者数:人 最終投票率:%
当落 | 候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧 | 得票数 | 得票率 | 推薦・支持 |
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当 | {{{2}}} | {{{3}}} | {{{4}}} | 新 | {{{6}}}票 |
- 松原は野党の統一会派である民友連(民主友愛太陽国民連合)推薦の統一候補として出馬。
時の内閣:第1次橋本内閣 解散日:1996年9月27日 公示日:1996年10月8日 (全国投票率:59.65%(8.11%))
当落 | 候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧 | 得票数 | 得票率 | 惜敗率 | 推薦・支持 | 重複 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
当 | 新井将敬 | 48 | 無所属 | 前 | 78,805票 | 38.16% | ―― | × | |
大内啓伍 | 66 | 自由民主党 | 前 | 46,840票 | 22.68% | 59.44% | ○ | ||
小塙三男 | 65 | 日本共産党 | 新 | 30,522票 | 14.78% | 38.73% | |||
仲田明子 | 52 | 民主党 | 新 | 23,260票 | 11.26% | 29.52% | ○ | ||
上田哲 | 68 | 無所属 | 元 | 21,319票 | 10.32% | 27.05% | × | ||
河野統 | 39 | 無所属 | 新 | 3,367票 | 1.63% | 4.27% | × | ||
黒沢苗美 | 43 | 新社会党 | 新 | 2,418票 | 1.17% | 3.07% |