「清史稿」の版間の差分
m Bot作業依頼: 荃莒莘菏芷芿を含む記事の改名に伴うリンク修正依頼 (曽国荃) - log |
|||
423行目: | 423行目: | ||
*巻392 列伝一百七十九 - [[サイシャンガ|賽尚阿]]・[[ネルギンゲ|訥爾経額]] |
*巻392 列伝一百七十九 - [[サイシャンガ|賽尚阿]]・[[ネルギンゲ|訥爾経額]] |
||
*巻393 列伝一百八十 - [[李星沅]]・[[周天爵]]・[[労崇光]] |
*巻393 列伝一百八十 - [[李星沅]]・[[周天爵]]・[[労崇光]] |
||
*巻394 列伝一百八十一 - [[徐広縉]]・[[ |
*巻394 列伝一百八十一 - [[徐広縉]]・[[葉名琛]]・[[黄宗漢]] |
||
*巻395 列伝一百八十二 - [[常大淳]]・[[蒋文慶]]・[[陶恩培]]・[[ジルハンガ|吉爾杭阿]]・[[羅遵殿]]・[[徐有壬]]・[[王有齢]] |
*巻395 列伝一百八十二 - [[常大淳]]・[[蒋文慶]]・[[陶恩培]]・[[ジルハンガ|吉爾杭阿]]・[[羅遵殿]]・[[徐有壬]]・[[王有齢]] |
||
*巻396 列伝一百八十三 - [[呉文鎔]]・[[潘鐸]]・[[鄧爾恒]] |
*巻396 列伝一百八十三 - [[呉文鎔]]・[[潘鐸]]・[[鄧爾恒]] |
2020年8月26日 (水) 11:46時点における版
二十四史 |
---|
二十四史 |
司馬遷『史記』 |
班固『漢書』 |
范曄『後漢書』 |
陳寿『三国志』 |
房玄齢等『晋書』 |
沈約『宋書』 |
蕭子顕『南斉書』 |
姚思廉『梁書』 |
姚思廉『陳書』 |
魏収『魏書』 |
李百薬『北斉書』 |
令狐徳棻等『周書』 |
魏徴・長孫無忌等『隋書』 |
李延寿『南史』 |
李延寿『北史』 |
劉昫等『旧唐書』 |
欧陽脩・宋祁『新唐書』 |
薛居正等『旧五代史』 |
欧陽脩『新五代史』 |
脱脱等『宋史』 |
脱脱等『遼史』 |
脱脱等『金史』 |
宋濂等『元史』 |
張廷玉等『明史』 |
二十六史 |
柯劭忞等『新元史』 |
趙爾巽等『清史稿』 |
その他 |
班固・劉珍・蔡邕等『東観漢記』 |
中華民國版『清史』 |
中華民國版『新清史』(未完) |
中華人民共和国版『清史』 |
『清史稿』(しんしこう)は、中国の辛亥革命による中華民国成立後に、趙爾巽が中心となって約100人余りの学者が編纂した二十四史を継ぐ清朝1代の未定稿の紀伝体歴史書。「二十五史」・「二十六史」と称する場合には同書が数えられる。
本項では、『清史稿』を元に中華民国の国民政府によって編纂された『清史』(しんし)、および中華人民共和国が全く新しく編纂を進めている『清史』についても併せて解説する。
清史稿
編纂過程
中華民国(北洋軍閥)国務院は、先例にのっとり清史館を設立し、二十四史に続く清代の歴史書を残すよう、大総統の袁世凱に意見書を出した。辛亥革命後に成立した中華民国は共和制の国家であり、長く続いた新王朝が前王朝の正史を編纂する形式を取ってきた事を考えれば、最後の王朝となった清の正史は編纂すべきかどうかが問題とされた。だが1914年3月9日、袁世凱は自らの皇帝即位への思惑を含めて清史館設立の布告を出した。清朝の遺臣である趙爾巽を館長に任命し、柯劭忞らが編纂主任となり、9月1日に正式に開館し、「清史」の編纂を開始した。約100人余りが編纂に参加した。編集方針は議論があったが、清史を「旧来の史書の最後」と位置付け、皇帝なき時代の歴史書は、「(その時になって)自ずから別に議論される」はずだから、清史は明史の形式を踏襲すべきという主張が大勢を占めた[1]。
だが財政難と袁世凱死後の政治の混乱から編纂作業は遅れ、1920年に初稿が完成したものの、編集が一時中断された後に1926年から修正開始、翌1927年にほぼ脱稿した。趙爾巽は奉天の張作霖らの協力を得て翌28年に出版するが、発行直前に趙爾巽が病死すると、その後の方針を巡って清史館が内紛状態に陥り、更に追い討ちをかけるように蒋介石率いる国民政府の北伐軍が清史館のある北京を占領した。国民政府は「清史稿」が中国国民党を「賊」として扱っている事、辛亥革命後に及んだ記事についても宣統の元号を用いている事(例えば清史館が設置された西暦1914年は中華民国では民国3年であるべきところを宣統6年と記されていた)、革命後も清朝復興と宣統帝の復位を画策していた張勲や康有為の列伝が立てられていたことに対して強く反発した。このため、国民政府では清史稿の出版禁止命令が出された。
だが、先の内紛の際に外部に持ち出された版があって、これらを元にして金梁が満州において校訂したものが、国民政府の実効支配が及ばない満州国(清朝最後の皇帝であった宣統帝こと溥儀が皇帝として即位していた)や日本軍の占領地域で刊行され続けた。一般的には最初に出版されて国民政府に没収された版を「関内本」、満州で校訂されたものを「関外本」と呼ばれている。
なお、現在の中華人民共和国においては、封建主義的な執筆姿勢に対しては批判的であるものの、清朝1代を対象とした纏った正史形式の歴史書として『清史稿』に代わりとなるものが存在しないために、清史稿を他の正史同様に出版する事が認められており、現在は中華書局から発行されている(台湾国民政府が同政権を正統視する『清史』を刊行した事に対抗して従来の『清史稿』に正史に準じた地位を与える事を黙認している側面もあると考えられる)。
また、国共内戦を経て台湾に移転した中華民国では、國史館が校注を行った『清史稿校注』が公刊されている。台湾ではこれを足がかりに、さらなる改訂を行った『新清史』を刊行する計画だったが、こちらは実現せずに終わった(#再改訂の試みと挫折参照)。
清史館職員
内容
全書536巻。本紀25巻、志142巻、表53巻、列伝316巻からなる。清太祖ヌルハチが建国即位した1616年から辛亥革命で清朝の幕が下りる1911年までの合計296年に及ぶ歴史が記されている(ただし、関外本は一部の巻の削除・追加が行われて529巻に再編されている)。特徴的な面として「邦交志」(日本や欧米など冊封体制外の国々との関係を記す)や「交通志」(鉄道・郵便などの交通・通信について記す)が設けられている。編纂時の社会的混乱から落ち着いた編纂が出来ずに杜撰な部分がある一方で、革命後も紫禁城などに残された行政資料などの貴重な内部資料からの引用も含まれており、評価が分かれている。
本紀
- 巻1 本紀一 - 太祖本紀
- 巻2 本紀二 - 太宗本紀一
- 巻3 本紀三 - 太宗本紀二
- 巻4 本紀四 - 世祖本紀一
- 巻5 本紀五 - 世祖本紀二
- 巻6 本紀六 - 聖祖本紀一
- 巻7 本紀七 - 聖祖本紀二
- 巻8 本紀八 - 聖祖本紀三
- 巻9 本紀九 - 世宗本紀
- 巻10 本紀十 - 高宗本紀一
- 巻11 本紀十一 - 高宗本紀二
- 巻12 本紀十二 - 高宗本紀三
- 巻13 本紀十三 - 高宗本紀四
- 巻14 本紀十四 - 高宗本紀五
- 巻15 本紀十五 - 高宗本紀六
- 巻16 本紀十六 - 仁宗本紀
- 巻17 本紀十七 - 宣宗本紀一
- 巻18 本紀十八 - 宣宗本紀二
- 巻19 本紀十九 - 宣宗本紀三
- 巻20 本紀二十 - 文宗本紀
- 巻21 本紀二十一 - 穆宗本紀一
- 巻22 本紀二十二 - 穆宗本紀二
- 巻23 本紀二十三 - 徳宗本紀一
- 巻24 本紀二十四 - 徳宗本紀二
- 巻25 本紀二十五 - 宣統皇帝本紀
志
- 巻26 志一 - 天文一
- 巻27 志二 - 天文二
- 巻28 志三 - 天文三
- 巻29 志四 - 天文四
- 巻30 志五 - 天文五
- 巻31 志六 - 天文六
- 巻32 志七 - 天文七
- 巻33 志八 - 天文八
- 巻34 志九 - 天文九
- 巻35 志十 - 天文十
- 巻36 志十一 - 天文十一
- 巻37 志十二 - 天文十二
- 巻38 志十三 - 天文十三
- 巻39 志十四 - 天文十四
- 巻40 志十五 - 異災一
- 巻41 志十六 - 異災二
- 巻42 志十七 - 異災三
- 巻43 志十八 - 異災四
- 巻44 志十九 - 異災五
- 巻45 志二十 - 時憲一
- 巻46 志二十一 - 時憲二
- 巻47 志二十二 - 時憲三
- 巻48 志二十三 - 時憲四
- 巻49 志二十四 - 時憲五
- 巻50 志二十五 - 時憲六
- 巻51 志二十六 - 時憲七
- 巻52 志二十七 - 時憲八
- 巻53 志二十八 - 時憲九
- 巻54 志二十九 - 地理一
- 巻55 志三十 - 地理二
- 巻56 志三十一 - 地理三
- 巻57 志三十二 - 地理四
- 巻58 志三十三 - 地理五
- 巻59 志三十四 - 地理六
- 巻60 志三十五 - 地理七
- 巻61 志三十六 - 地理八
- 巻62 志三十七 - 地理九
- 巻63 志三十八 - 地理十
- 巻64 志三十九 - 地理十一
- 巻65 志四十 - 地理十二
- 巻66 志四十一 - 地理十三
- 巻67 志四十二 - 地理十四
- 巻68 志四十三 - 地理十五
- 巻69 志四十四 - 地理十六
- 巻70 志四十五 - 地理十七
- 巻71 志四十六 - 地理十八
- 巻72 志四十七 - 地理十九
- 巻73 志四十八 - 地理二十
- 巻74 志四十九 - 地理二十一
- 巻75 志五十 - 地理二十二
- 巻76 志五十一 - 地理二十三
- 巻77 志五十二 - 地理二十四
- 巻78 志五十三 - 地理二十五
- 巻79 志五十四 - 地理二十六
- 巻80 志五十五 - 地理二十七
- 巻81 志五十六 - 地理二十八
- 巻82 志五十七 - 礼一(吉礼一)
- 巻83 志五十八 - 礼二(吉礼二)
- 巻84 志五十九 - 礼三(吉礼三)
- 巻85 志六十 - 礼四(吉礼四)
- 巻86 志六十一 - 礼五(吉礼五)
- 巻87 志六十二 - 礼六(吉礼六)
- 巻88 志六十三 - 礼七(嘉礼一)
- 巻89 志六十四 - 礼八(嘉礼二)
- 巻90 志六十五 - 礼九(軍礼)
- 巻91 志六十六 - 礼十(賓礼)
- 巻92 志六十七 - 礼十一(凶礼一)
- 巻93 志六十八 - 礼十二(凶礼二)
- 巻94 志六十九 - 楽一
- 巻95 志七十 - 楽二
- 巻96 志七十一 - 楽三
- 巻97 志七十二 - 楽四
- 巻98 志七十三 - 楽五
- 巻99 志七十四 - 楽六
- 巻100 志七十五 - 楽七
- 巻101 志七十六 - 楽八
- 巻102 志七十七 - 輿服一
- 巻103 志七十八 - 輿服二
- 巻104 志七十九 - 輿服三
- 巻105 志八十 - 輿服四
- 巻106 志八十一 - 選挙一
- 巻107 志八十二 - 選挙二
- 巻108 志八十三 - 選挙三
- 巻109 志八十四 - 選挙四
- 巻110 志八十五 - 選挙五
- 巻111 志八十六 - 選挙六
- 巻112 志八十七 - 選挙七
- 巻113 志八十八 - 選挙八
- 巻114 志八十九 - 職官一
- 巻115 志九十 - 職官二
- 巻116 志九十一 - 職官三
- 巻117 志九十二 - 職官四
- 巻118 志九十三 - 職官五
- 巻119 志九十四 - 職官六
- 巻120 志九十五 - 食貨一
- 巻121 志九十六 - 食貨二
- 巻122 志九十七 - 食貨三
- 巻123 志九十八 - 食貨四
- 巻124 志九十九 - 食貨五
- 巻125 志一百 - 食貨六
- 巻126 志一百一 - 河渠一
- 巻127 志一百二 - 河渠二
- 巻128 志一百三 - 河渠三
- 巻129 志一百四 - 河渠四
- 巻130 志一百五 - 兵一
- 巻131 志一百六 - 兵二
- 巻132 志一百七 - 兵三
- 巻133 志一百八 - 兵四
- 巻134 志一百九 - 兵五
- 巻135 志一百十 - 兵六
- 巻136 志一百十一 - 兵七
- 巻137 志一百十二 - 兵八
- 巻138 志一百十三 - 兵九
- 巻139 志一百十四 - 兵十
- 巻140 志一百十五 - 兵十一
- 巻141 志一百十六 - 兵十二
- 巻142 志一百十七 - 刑法一
- 巻143 志一百十八 - 刑法二
- 巻144 志一百十九 - 刑法三
- 巻145 志一百二十 - 芸文一
- 巻146 志一百二十一 - 芸文二
- 巻147 志一百二十二 - 芸文三
- 巻148 志一百二十三 - 芸文四
- 巻149 志一百二十四 - 交通一
- 巻150 志一百二十五 - 交通二
- 巻151 志一百二十六 - 交通三
- 巻152 志一百二十七 - 交通四
- 巻153 志一百二十八 - 邦交一
- 巻154 志一百二十九 - 邦交二
- 巻155 志一百三十 - 邦交三
- 巻156 志一百三十一 - 邦交四
- 巻157 志一百三十二 - 邦交五
- 巻158 志一百三十三 - 邦交六
- 巻159 志一百三十四 - 邦交七
- 巻160 志一百三十五 - 邦交八
表
- 巻161 表一 - 皇子世表一
- 巻162 表二 - 皇子世表二
- 巻163 表三 - 皇子世表三
- 巻164 表四 - 皇子世表四
- 巻165 表五 - 皇子世表五
- 巻166 表六 - 公主表
- 巻167 表七 - 外戚表
- 巻168 表八 - 諸臣封爵世表一
- 巻169 表九 - 諸臣封爵世表二
- 巻170 表十 - 諸臣封爵世表三
- 巻171 表十一 - 諸臣封爵世表四
- 巻172 表十二 - 諸臣封爵世表五上
- 巻173 表十三 - 諸臣封爵世表五下
- 巻174 表十四 - 大学士年表一
- 巻175 表十五 - 大学士年表二
- 巻176 表十六 - 軍機大臣年表一
- 巻177 表十七 - 軍機大臣年表二
- 巻178 表十八 - 部院大臣年表一上
- 巻179 表十九 - 部院大臣年表一下
- 巻180 表二十 - 部院大臣年表二上
- 巻181 表二十一 - 部院大臣年表二下
- 巻182 表二十二 - 部院大臣年表三上
- 巻183 表二十三 - 部院大臣年表三下
- 巻184 表二十四 - 部院大臣年表四上
- 巻185 表二十五 - 部院大臣年表四下
- 巻186 表二十六 - 部院大臣年表五上
- 巻187 表二十七 - 部院大臣年表五下
- 巻188 表二十八 - 部院大臣年表六上
- 巻189 表二十九 - 部院大臣年表六下
- 巻190 表三十 - 部院大臣年表七上
- 巻191 表三十一 - 部院大臣年表七下
- 巻192 表三十二 - 部院大臣年表八上
- 巻193 表三十三 - 部院大臣年表八下
- 巻194 表三十四 - 部院大臣年表九上
- 巻195 表三十五 - 部院大臣年表九下
- 巻196 表三十六 - 部院大臣年表十
- 巻197 表三十七 - 疆臣年表一
- 巻198 表三十八 - 疆臣年表二
- 巻199 表三十九 - 疆臣年表三
- 巻200 表四十 - 疆臣年表四
- 巻201 表四十一 - 疆臣年表五
- 巻202 表四十二 - 疆臣年表六
- 巻203 表四十三 - 疆臣年表七
- 巻204 表四十四 - 疆臣年表八
- 巻205 表四十五 - 疆臣年表九
- 巻206 表四十六 - 疆臣年表十
- 巻207 表四十七 - 疆臣年表十一
- 巻208 表四十八 - 疆臣年表十二
- 巻209 表四十九 - 藩部世表一
- 巻210 表五十 - 藩部世表二
- 巻211 表五十一 - 藩部世表三
- 巻212 表五十二 - 交聘年表一
- 巻213 表五十三 - 交聘年表二
列伝
- 巻214 列伝一 后妃 - 顕祖宣皇后・継妃・庶妃・太祖孝慈高皇后・元妃・継妃・大妃・寿康太妃・太祖諸妃・太宗孝端文皇后・孝荘文皇后・敏恵恭和元妃・懿靖大貴妃・康恵淑妃・太宗諸妃・世祖廃后・孝恵章皇后・孝康章皇后・孝献皇后・貞妃・淑恵妃・世祖諸妃・聖祖孝誠仁皇后・孝昭仁皇后・孝懿仁皇后・孝恭仁皇后・敬敏皇貴妃・定妃・通嬪・惇怡皇貴妃・愨恵皇貴妃・聖祖諸妃・世宗孝敬憲皇后・孝聖憲皇后・敦粛皇貴妃・純愨皇貴妃・世宗諸妃・高宗孝賢純皇后・皇后納喇氏・孝儀純皇后・慧賢皇貴妃・純恵皇貴妃・慶恭皇貴妃・哲憫皇貴妃・淑嘉皇貴妃・婉貴太妃・穎貴太妃・高宗諸妃・仁宗孝淑睿皇后・孝和睿皇后・恭順皇貴妃・和裕皇貴妃・仁宗諸妃・宣宗孝穆成皇后・孝慎成皇后・孝全成皇后・孝静成皇后・荘順皇貴妃・彤貴妃・宣宗諸妃・文宗孝徳顕皇后・孝貞顕皇后・孝欽顕皇后・荘静皇貴妃・玫貴妃・端恪皇貴妃・文宗諸妃・穆宗孝哲毅皇后・淑慎皇貴妃・荘和皇貴妃・敬懿皇貴妃・栄恵皇貴妃・徳宗孝定景皇后・端康皇貴妃・恪順皇貴妃・宣統皇后・淑妃
- 巻215 列伝二 諸王一 景祖諸子 - 礼敦(色勒)・額爾袞・斎堪・塔察篇古・顕祖諸子 - 穆爾哈斉(務達海)・舒爾哈斉(阿敏・固爾瑪琿・瓦三・済爾哈朗・済度・喇布・雅布・徳沛・巴爾堪・巴賽・費揚武・尚善・傅喇塔・扎喀納・屯済・洛託)・雅爾哈斉・巴雅喇
- 巻216 列伝三 諸王二 太祖諸子一 - 褚英(杜度・尼堪・杜爾祜・穆爾祜・特爾祜・薩弼)・代善(満達海・岳託・碩託・薩哈璘・瓦克達・瑪占・傑書・羅洛渾・喀爾楚渾・巴思哈・福彭・阿達礼・勒克徳渾・勒爾錦・錫保)
- 巻217 列伝四 諸王三 太祖諸子二 - 阿拝・湯古代(聶克塞)・莽古爾泰・塔拝・阿巴泰(岳楽・博和託・博洛・彰泰・蘇布図)・巴布泰・徳格類・巴布海・阿済格・頼慕布
- 巻218 列伝五 諸王四 太祖諸子三 - 多爾袞・多鐸(多尼・董額・察尼・鄂扎)・費揚果
- 巻219 列伝六 諸王五 太宗諸子 - 豪格(富綬・猛瓘・延信)・葉布舒・碩塞(允禄)・高塞・常舒・韜塞・博穆博果爾・世祖諸子 - 福全・栄親王・常寧・隆禧
- 巻220 列伝七 諸王六 聖祖諸子 - 允禔・允礽・允祉・允祺・允祐・允禩・允禟・允䄉・允祹・允祥・允禵・允禑・允礼(弘曕)・允禕・允禧(永瑢)・允祜・允祁・允祕・世宗諸子 - 弘暉・弘晝・福恵
- 巻221 列伝八 諸王七 高宗諸子 - 永璜・永璉・永璋・永琪・永琮・永璇・永瑆・永璂・永璘・仁宗諸子 - 穆郡王・綿愷(奕誴)・綿忻・綿愉・宣宗諸子 - 奕緯・奕綱・奕継・奕訢・奕譞・奕詥・奕譓・文宗子 - 憫郡王
- 巻222 列伝九 - 阿哈出・猛哥不花・李満住・猛哥帖木児・王杲(王兀堂)
- 巻223 列伝十 - 萬(扈爾干・孟格布禄・岱善・呉爾古代)・楊吉砮(清佳砮・納林布禄・金台石・布寨・布揚古・布占泰・拝音達里
- 巻224 列伝十一 - 張煌言(張名振・王翊等)・鄭成功(鄭錦・鄭克塽)・李定国
- 巻225 列伝十二 - 額亦都・費英東(索海・倭黒)・何和礼(多積礼・和碩図・都類)・安費揚古・扈爾漢
- 巻226 列伝十三 - 揚古利・労薩(程尼)・図魯什(巴什泰)・覚羅拝山(顧納岱・莫洛渾)・西喇布(馬喇希・阿蘭珠・布爾堪・納爾察・瑚沙)・達音布(朗格・和託・雍舜・瑪爾当図・烏庫理・喀喇・舒里渾・洛多歡・崆古図)・巴篤理(穆克譚・愛音塔穆・達珠瑚・翁阿岱)
- 巻227 列伝十四 - 常書(揚書・察哈喇・葉璽・辰布禄・富喇克塔・達爾漢・鄂羅塞臣)・康果礼(喀克都哩・哈哈納・綽和諾・富喀禅・葉克書・道喇)・博爾晋(特錦・馬沁・康喀喇)・雅希禅(恭袞・訥爾特・喇篤渾・舒賽・西蘭・席特庫・景固勒岱・崇阿)・揚善(伊遜・訥都祜・武頼)・冷格里(穆成格・納穆泰・譚布)・薩穆什喀(雅頼)・洪尼雅喀(武拉禅・薩蘇喀)・阿山
- 巻228 列伝十五 - 額爾徳尼(噶蓋・武善・布善・夸扎)・達海・尼堪・庫爾纏(庫拝)・英俄爾岱・満達爾漢(馬福塔)・明安達礼
- 巻229 列伝十六 - 明安(昂洪・多爾済・恩格類・布当・布顔代)・恩格徳爾(額爾克戴青・古爾布什)・鄂斉爾桑(布爾喀図・弼喇什・色爾格克)・阿済拝(恩格図・鄂本兌・和済格爾・拝音達里・阿頼)・布延(阿爾沙瑚・果爾沁・額琳奇岱青・徳参済旺・多爾済達爾罕・奇塔特徴爾貝)・洛哩(沙哩岱・奇塔特偉徴・額爾格勒珠爾・喀蘭図・扎克托会・袞楚克図英・琿津・沙爾布)
- 巻230 列伝十七 - 武理堪(呉拝・蘇拝・和託)・武納格(徳穆図・斉墨克図)・阿什達爾漢(蘇納・固三泰・明阿図・賽弼翰・瑚什布・穆徹納)・鄂莫克図(喀山・納海・安達立・綽拜・布丹・達哩)・吉思哈(吉普喀達・呉海)・康喀勒(和托・通嘉・薩璧翰)
- 巻231 列伝十八 - 佟養性(佟国瑤)・李永芳・石廷柱・馬光遠(馬光輝)・李思忠(李廕祖・李鈵)・金玉和(金維城)・王一屏(王国光・王永誉)・孫得功・張士彦(張朝璘)・金礪
- 巻232 列伝十九 - 希福(帥顔保・嵩寿)・范文程(范承勲・范承斌・范時繹・范時捷・范時綬・范時紀・范宜恒・范建中)・寧完我・鮑承先
- 巻233 列伝二十 - 図爾格(徹爾格)・伊爾登(超哈爾・額赫里)・巴奇蘭(岱松阿・阿納海・巴漢)・斉爾格申(巴都里・海都・托克雅)・葉臣(車爾布・蘇爾邁・蘇爾済・鄂洛順・翁鄂洛)・珠瑪喇(瓦爾喀珠瑪喇・伊瑪喇)
- 巻234 列伝二十一 - 孔有徳・耿仲明・尚可喜・沈志祥・祖大寿
- 巻235 列伝二十二 - 図頼・準塔・伊爾徳・努山・阿済格尼堪・佟図頼
- 巻236 列伝二十三 - 陳泰・阿爾津・李国翰・卓布泰・卓羅・愛星阿・遜塔
- 巻237 列伝二十四 - 洪承畴・夏成徳・孟喬芳・張文衡・張存仁
- 巻238 列伝二十五 - 蒋赫徳・額色赫・車克・覚羅巴哈納・宋権・傅以漸・呂宮・成克鞏・金之俊・王永吉・党崇雅
- 巻239 列伝二十六 - 沈文奎・李棲鳳・馬国柱・丁文盛・祝世昌
- 巻240 列伝二十七 - 李国英・劉武元・庫礼・胡全才・申朝紀・于時躍・呉景道・劉清泰・陳錦
- 巻241 列伝二十八 - 科爾昆・覚善・甘都・譚拝・席特庫・藍拝・鄂碩・伊拝・阿哈尼堪・褚庫
- 巻242 列伝二十九 - 覚羅果科・敦拝・哈寧阿・碩詹・済席哈・噶達渾・費揚武・愛松古・興鼐・達素・喀爾塔喇
- 巻243 列伝三十 - 沙爾虎達・劉之源・巴山・喀喀木・梁化鳳・劉芳名・胡有陞・楊名高・劉光弼・劉仲錦
- 巻244 列伝三十一 - 趙開心・楊義・林起龍・朱克簡・王命岳・李森先・李裀・季開生・張煊
- 巻245 列伝三十二 - 剛林・祁充格・馮銓・孫之獬・李若琳・陳名夏・陳之遴・劉正宗・張縉彦
- 巻246 列伝三十三 - 譚泰・何洛会・錫図庫・博爾輝・冷僧機
- 巻247 列伝三十四 - 彭而述・陸振芬・姚延著・畢振姫・方国棟・于朋挙・王天鑑・趙廷標
- 巻248 列伝三十五 - 許定国・劉良佐・左夢庚・郝效忠・徐勇・盧光祖・田雄・馬得功・張天禄・張天福・趙之龍・孫可望・白文選
- 巻249 列伝三十六 - 索尼・蘇克薩哈・遏必隆・鰲拝・班布爾善
- 巻250 列伝三十七 - 李霨・孫廷銓・杜立徳・馮溥・王熙(王燕)・呉正治・黄機・宋徳宜(宋駿業)・伊桑阿(伊都立)・阿蘭泰(富寧安)・徐元文(徐秉義)
- 巻251 列伝三十八 - 図海・李之芳
- 巻252 列伝三十九 - 甘文焜(甘国璧)・范承謨(范時崇)・馬雄鎮・傅弘烈
- 巻253 列伝四十 - 莫洛・陳福・王之鼎(費雅達)・李興元・陳啓泰(呉万福)・陳丹赤(馬堺)・葉英榴
- 巻254 列伝四十一 - 賚塔・穆占・莽依図(覚羅舒恕)・勒貝・仏尼埒(坤・鄂泰・呉丹)・畢力克図(噶爾漢)・阿密達(鄂克済哈・覚羅哈里)・拉哈達(察哈泰)・根特(華善)・席卜臣(希爾根)
- 巻255 列伝四十二 - 張勇・趙良棟・王進宝・王万祥・孫思克・馬進良
- 巻256 列伝四十三 - 蔡毓栄・哈占・杭愛・鄂善・華善・董衛国・佟国正・周有徳・張徳地・伊闢・王継文
- 巻257 列伝四十四 - 趙国祚・許貞・周球・徐治都・胡世英・唐希順・李麟・趙応奎・趙頼・李芳述・陳世凱・許占魁
- 巻258 列伝四十五 - 希福・珠満・瑪奇・額赫訥・洪世禄・彰庫・鄂克遜・莽奕禄・沙納哈・偏図・瑚里布・達理善・額楚・穆成額・額斯泰・布舒庫・塔勒岱・瓦岱・桑格・伊巴罕・沃申・武穆篤・瑚図・瑪哈達・傑殷・傑都・瓦爾喀
- 巻259 列伝四十六 - 宜里布・哈克三・阿爾護・路什・雅賚・拡爾坤・王承業・王忠孝
- 巻260 列伝四十七 - 姚啓聖・呉興祚・施琅・朱天貴
- 巻261 列伝四十八 - 楊捷・石調声・万正色・呉英・藍理・黄梧・穆赫林・段応挙
- 巻262 列伝四十九 - 魏裔介・熊賜履・李光地
- 巻263 列伝五十 - 王弘祚・姚文然・魏象枢・朱之弼・趙申喬
- 巻264 列伝五十一 - 郝維訥・任克溥・劉鴻儒・劉楗・朱裴・張廷枢
- 巻265 列伝五十二 - 湯斌・陸隴其・張伯行
- 巻266 列伝五十三 - 葉方藹・沈荃・励杜訥・徐元珙・許三礼・王士禎・韓菼・湯右曾
- 巻267 列伝五十四 - 張玉書・李天馥・呉琠・張英・張廷瓚・張廷璐・陳廷敬・温達・穆和倫・蕭永藻・嵩祝・王頊齢
- 巻268 列伝五十五 - 米思翰・李栄保・顧八代・瑪爾漢・田六善・杜臻・薩穆哈
- 巻269 列伝五十六 - 索額図・明珠・余国柱・仏倫
- 巻270 列伝五十七 - 郝浴・楊素蘊・郭琇
- 巻271 列伝五十八 - 徐乾学・翁叔元・王鴻緒・高士奇
- 巻272 列伝五十九 - 湯若望・楊光先・南懐仁
- 巻273 列伝六十 - 李率泰・趙廷臣・袁懋功・徐旭齢・郎廷佐・郎廷相・郎永清・郎廷極・佟鳳彩・麻勒吉・阿席熙・瑪祜・施維翰
- 巻274 列伝六十一 - 楊雍建・姚締虞・朱弘祚・朱綱・王騭・宋犖・陳詵
- 巻275 列伝六十二 - 格爾古徳・金世徳・趙士麟・郭世隆・傅臘塔・馬如龍
- 巻276 列伝六十三 - 石琳・石文晟・徐潮・徐杞・貝和諾・貝馬喇・陶岱・博霽・覚羅華顕・蒋陳錫・蒋漣・蒋泂・劉蔭枢・音泰・鄂海・衛既斉
- 巻277 列伝六十四 - 于成竜・彭鵬・陳璸・陳鵬年・施世綸
- 巻278 列伝六十五 - 慕天顔・阿山・噶礼
- 巻279 列伝六十六 - 楊方興・朱之錫・靳輔・陳潢・于成竜・張鵬翮
- 巻280 列伝六十七 - 郎坦・朋春・薩布素・瑪拉
- 巻281 列伝六十八 - 費揚古・満丕・碩岱・素丹・馬斯喀・佟国綱・邁図・格斯泰・阿南達・阿喇納・吉勒塔布・殷化行・潘育竜・潘紹周・潘之善・額倫特・康泰・康海
- 巻282 列伝六十九 - 姜希轍・余縉・徳格勒・陳紫芝・笪重光・任弘嘉・高層雲・沈愷曾・龔翔麟・高遐昌
- 巻283 列伝七十 - 覚羅武黙訥・舒蘭・拉錫・旺札爾・博霊阿・図理琛・何国宗
- 巻284 列伝七十一 - 覚羅満保・陳策・施世驃・藍廷珍・藍鼎元・林亮・何勉・陳倫炯・欧陽凱・羅万倉・游崇功
- 巻285 列伝七十二 - 王紫綬・袁州佐・黎士弘・多弘安・佟国聘・王繻・田呈瑞・張孟球
- 巻286 列伝七十三 - 王掞・王奕清・王奕鴻・労之弁・朱天保・陶彝・任坪・范長発・鄒図雲・陳嘉猷・王允晋・李允符・范允𨧨・高玢・高怡・趙成穮・孫紹曾・邵璿
- 巻287 列伝七十四 - 佟国維・馬斉・阿霊阿・揆叙・鄂倫岱
- 巻288 列伝七十五 - 鄂爾泰・張廷玉
- 巻289 列伝七十六 - 朱軾・徐元夢・蒋廷錫・蒋溥・邁柱・白潢・趙国麟・田従典・田懋・高其位・遜柱・尹泰・陳元竜
- 巻290 列伝七十七 - 楊名時・黄叔琳・方苞・王蘭生・留保・胡煦・魏廷珍・任蘭枝・蔡世遠・沈近思・雷鋐
- 巻291 列伝七十八 - 海望・三和・莽鵠立・杭奕禄・傅鼐・陳儀・劉師恕・焦祈年・李徽・王国棟・許容・蔡仕舢
- 巻292 列伝七十九 - 高其倬・金鉷・楊宗仁・楊文乾・孔毓珣・裴𢕑度・裴宗錫・唐執玉・楊永斌
- 巻293 列伝八十 - 李紱・蔡珽・謝済世・陳学海
- 巻294 列伝八十一 - 李衛・田文鏡・憲徳・諾岷・陳時夏・王士俊
- 巻295 列伝八十二 - 隆科多・年羹堯
- 巻296 列伝八十三 - 岳鍾琪・策棱
- 巻297 列伝八十四 - 查郎阿・傅爾丹・馬爾賽・慶復・張広泗
- 巻298 列伝八十五 -
- 巻299 列伝八十六 -
- 巻300 列伝八十七 -
- 巻301 列伝八十八 - 訥親・傅恒・福霊安・福隆安・福長安
- 巻302 列伝八十九 - 徐本・汪由敦・来保・劉綸・劉統勛・劉墉
- 巻303 列伝九十 - 福敏・陳世倌・史貽直・阿克敦・孫嘉淦・梁詩正
- 巻304 列伝九十一 -
- 巻305 列伝九十二 -
- 巻306 列伝九十三 -
- 巻307 列伝九十四 - 尹継善・劉于義・陳大受・張允随・陳宏謀
- 巻308 列伝九十五 -
- 巻309 列伝九十六 -
- 巻310 列伝九十七 - 斉蘇勒・嵆曽筠・嵆璜・高斌・高晋・完顔偉・顧琮・白鍾山
- 巻311 列伝九十八 -
- 巻312 列伝九十九 -
- 巻313 列伝一百 - 兆恵・阿里袞・豊升額・舒赫徳
- 巻314 列伝一百一 -
- 巻315 列伝一百二 -
- 巻316 列伝一百三 -
- 巻317 列伝一百四 -
- 巻318 列伝一百五 - 阿桂
- 巻319 列伝一百六 - 于敏中・和珅・和琳・蘇凌阿
- 巻320 列伝一百七 - 三宝・永貴・蔡新・程景伊・梁国治・英廉・彭元瑞・紀昀・陸錫熊・陸費墀
- 巻321 列伝一百八 - 裘曰修・呉紹詩・閻循琦・曹秀先・周煌・曹文埴・金簡
- 巻322 列伝一百九 - 竇光鼐・李漱芳・曹錫宝・銭灃・尹壮図
- 巻323 列伝一百十 - 黄廷桂・鄂彌達・楊廷璋・荘有恭・李侍堯・伍彌泰
- 巻324 列伝一百十一 - 方観承・富明安・周元理・李瀚・李世傑・袁守侗・劉峨・陸燿・管幹貞・胡季堂
- 巻325 列伝一百十二 - 李清時・李宏・何煟・呉嗣爵・薩載・蘭第錫・韓鑅
- 巻326 列伝一百十三 - 開泰・阿爾泰・桂林・温福
- 巻327 列伝一百十四 - 劉藻・楊応琚・明瑞
- 巻328 列伝一百十五 - 常青・藍元枚・蔡攀龍・丁朝雄・鄂輝・舒亮
- 巻329 列伝一百十六 - 宋元俊・董天弼・柴大紀
- 巻330 列伝一百十七 - 福康安・孫士毅・明亮
- 巻331 列伝一百十八 - 海蘭察・奎林・和隆武・額森特・普爾普
- 巻332 列伝一百十九 -
- 巻333 列伝一百二十 -
- 巻334 列伝一百二十一 -
- 巻335 列伝一百二十二 -
- 巻336 列伝一百二十三 -
- 巻337 列伝一百二十四 - 盧焯・図爾炳阿・阿思哈・宮兆麟・楊景素・閔鶚元
- 巻338 列伝一百二十五 -
- 巻339 列伝一百二十六 -
- 巻340 列伝一百二十七 - 王傑・董誥・朱珪
- 巻341 列伝一百二十八 - 慶桂・劉権之・戴衢亨・戴均元・托津・章煦・盧蔭溥
- 巻342 列伝一百二十九 - 保寧・松筠・富俊
- 巻343 列伝一百三十 - 書麟・覚羅吉慶・覚羅長麟・費淳・百齢・伯麟
- 巻344 列伝一百三十一 - 勒保・額勒登保・徳楞泰
- 巻345 列伝一百三十二 - 永保・恵齢・宜綿・英善・福寧・景安・秦承恩
- 巻346 列伝一百三十三 - 恒瑞・慶成・七十五・富志那
- 巻347 列伝一百三十四 - 楊遇春・羅思挙
- 巻348 列伝一百三十五 - 賽沖阿・綸布春・札克塔爾・馬瑜・薛大烈
- 巻349 列伝一百三十六 - 王文雄・朱射斗・穆克登布・富成・施縉・袁国璜・恵倫
- 巻350 列伝一百三十七 - 李長庚・王得禄・邱良功・許松年・黄標
- 巻351 列伝一百三十八 - 沈初・金士松・鄒炳泰・戴連奎・王懿修・黄鉞
- 巻352 列伝一百三十九 - 姜晟・金光悌・祖之望・韓崶
- 巻353 列伝一百四十 - 達椿・鉄保・和瑛・覚羅桂芳
- 巻354 列伝一百四十一 - 万承風・周系英・銭樾・秦瀛・李宗瀚・韓鼎晋・朱方增
- 巻355 列伝一百四十二 - 魁倫・広興・初彭齢
- 巻356 列伝一百四十三 - 洪亮吉・管世銘・穀際岐・李仲昭・石承藻
- 巻357 列伝一百四十四 - 呉熊光・汪志伊・陳大文・熊枚・裘行簡・方維甸・董教増
- 巻358 列伝一百四十五 - 馮光熊・陸有仁・覚羅琅玕・清安泰・常明・温承恵・顔検
- 巻359 列伝一百四十六 - 岳起・荊道乾・謝啓昆・李殿図・張師誠・李奕疇・銭楷・和舜武
- 巻360 列伝一百四十七 - 司馬騊・王秉韜・康基田・呉璥・徐端・陳鳳翔・黎世序
- 巻361 列伝一百四十八 - 劉清・傅鼐・厳如熤
- 巻362 列伝一百四十九 - 方積・朱爾漢・楊頀・廖寅・陳昌斉・朱爾賡額・查崇華
- 巻363 列伝一百五十 - 曹振鏞・文孚・英和・王鼎・穆彰阿・潘世恩
- 巻364 列伝一百五十一 - 阮元・汪廷珍・湯金釗
- 巻365 列伝一百五十二 - 覚羅宝興・敬徴・禧恩・陳官俊・卓秉恬
- 巻366 列伝一百五十三 - 孫玉庭・蒋攸銛・李鴻賓
- 巻367 列伝一百五十四 - 長齢・那彦成・玉麟
- 巻368 列伝一百五十五 - 楊芳・武隆阿・慶祥・壁昌
- 巻369 列伝一百五十六 - 林則徐・鄧廷楨
- 巻370 列伝一百五十七 - 琦善・伊里布・耆英
- 巻371 列伝一百五十八 - 顔伯燾・怡良・劉韻珂・牛鑑
- 巻372 列伝一百五十九 - 裕謙・謝朝恩・重祥・関天培・陳連升・祥福・江継蕓・陳化成・海齢・葛雲飛・王錫朋・鄭国鴻・朱貴
- 巻373 列伝一百六十 - 奕山・奕経
- 巻374 列伝一百六十一 - 姚文田・戴敦元・朱士彦・何凌漢・李振祜・恩桂
- 巻375 列伝一百六十二 - 白鎔・史致儼・那清安・昇寅・李宗昉・姚元之・何汝霖・季芝昌
- 巻376 列伝一百六十三 - 辛従益・張鱗・顧皋・沈維鐈・朱為弼・程恩沢・呉傑
- 巻377 列伝一百六十四 - 鮑桂星・顧蒓・呉孝銘・陳鴻・鄂木順額・徐法績
- 巻378 列伝一百六十五 - 黄爵滋・金応麟・陳慶鏞・蘇廷魁・朱琦
- 巻379 列伝一百六十六 - 趙慎畛・盧坤・陶澍
- 巻380 列伝一百六十七 - 陳若霖・戴三錫・孫爾準・程祖洛・裕泰・賀長齢
- 巻381 列伝一百六十八 - 帥承瀛・左輔・姚祖同・程含章・康紹鏞・朱桂楨・陳鑾・呉其濬・張澧中・張日晸
- 巻382 列伝一百六十九 - 瑚松額・布彦泰・薩迎阿
- 巻383 列伝一百七十 - 張文浩・厳烺・張井・呉邦慶・栗毓美・麟慶・潘錫恩
- 巻384 列伝一百七十一 - 林培厚・李宗伝・王鳳生・兪徳淵・姚瑩
- 巻385 列伝一百七十二 - 杜受田・杜翰・祁寯藻・翁心存・彭蘊章
- 巻386 列伝一百七十三 - 文慶・文祥・宝鋆
- 巻387 列伝一百七十四 宗室 - 粛順・穆廕・劻源・焦祐瀛・陳孚恩
- 巻388 列伝一百七十五 - 桂良・瑞麟・懐塔布・官文・文煜
- 巻389 列伝一百七十六 - 柏葰・麟魁・瑞常・全慶
- 巻390 列伝一百七十七 - 賈楨・周祖培・朱鳳標・単懋謙
- 巻391 列伝一百七十八 - 倭仁・李棠階・呉廷棟
- 巻392 列伝一百七十九 - 賽尚阿・訥爾経額
- 巻393 列伝一百八十 - 李星沅・周天爵・労崇光
- 巻394 列伝一百八十一 - 徐広縉・葉名琛・黄宗漢
- 巻395 列伝一百八十二 - 常大淳・蒋文慶・陶恩培・吉爾杭阿・羅遵殿・徐有壬・王有齢
- 巻396 列伝一百八十三 - 呉文鎔・潘鐸・鄧爾恒
- 巻397 列伝一百八十四 - 陸建瀛・青麐・何桂清
- 巻398 列伝一百八十五 - 祥厚・瑞昌
- 巻399 列伝一百八十六 - 呂賢基・鄒鳴鶴・戴熙・張芾・黄琮・馮培元・孫銘恩・沈炳垣・張錫庚
- 巻400 列伝一百八十七 - 何桂珍・徐豊玉・温紹原・金光筯・李孟羣・趙景賢
- 巻401 列伝一百八十八 - 向栄・和春・張国樑
- 巻402 列伝一百八十九 - 烏蘭泰・鄧紹良・周天受・饒廷選・張玉良・双来・瞿騰龍・王国才・虎坤元・戴文英
- 巻403 列伝一百九十 - 勝保・托明阿・陳金綬・徳興阿
- 巻404 列伝一百九十一 - 僧格林沁
- 巻405 列伝一百九十二 - 曽国藩
- 巻406 列伝一百九十三 - 駱秉章・胡林翼
- 巻407 列伝一百九十四 - 江忠源・羅沢南
- 巻408 列伝一百九十五 - 李続賓・李続宜・王錱・劉騰鴻・蒋益澧
- 巻409 列伝一百九十六 - 塔斉布・多隆阿・鮑超・劉松山
- 巻410 列伝一百九十七 - 彭玉麟・楊岳斌
- 巻411 列伝一百九十八 - 李鴻章
- 巻412 列伝一百九十九 - 左宗棠
- 巻413 列伝二百 - 曽国荃・沈葆楨・劉坤一
- 巻414 列伝二百一 - 李臣典・蕭孚泗・朱洪章・劉連捷・彭毓橘・張詩日
- 巻415 列伝二百二 - 黄翼升・李成謀・李朝斌・劉培元
- 巻416 列伝二百三 - 程学啓・鄭国魁・劉銘伝・張樹珊・周盛波・周盛伝・潘鼎新・呉長慶
- 巻417 列伝二百四 - 都興阿・富明阿・舒保・伊興額・関保
- 巻418 列伝二百五 - 袁甲三・袁保恒・毛昶熙
- 巻419 列伝二百六 - 劉長佑・劉岳昭・岑毓英
- 巻420 列伝二百七 - 韓超・田興恕・曾璧光・席宝田
- 巻421 列伝二百八 - 沈兆霖・曹毓瑛・許乃普・趙光・朱嶟・李菡・張祥河・羅惇衍・鄭敦謹・龐鍾璐
- 巻422 列伝二百九 - 王茂蔭・宋晋・袁希祖・文瑞・徐継畬・王発桂・廉兆綸・雷以諴・陶樑・呉存義・殷兆鏞
- 巻423 列伝二百十 - 宗稷辰・尹耕雲・王拯・穆緝香阿・游百川
- 巻424 列伝二百十一 - 呉振棫・張亮基・毛鴻賓・張凱嵩
- 巻425 列伝二百十二 - 李僡・呉棠・英翰・劉蓉・喬松年・銭鼎銘・呉元炳
- 巻426 列伝二百十三 - 王慶雲・譚廷襄・馬新貽・李宗羲・徐宗幹・王凱泰・郭柏蔭
- 巻427 列伝二百十四 - 王懿徳・曾望顔・覚羅耆齢・福済・翁同書・厳樹森
- 巻428 列伝二百十五 - 秦定三・鄭魁士・傅振邦・邱連恩・黄開榜・陳国瑞・郭宝昌
- 巻429 列伝二百十六 - 江忠義・周寛世・石清吉・余際昌・林文察・趙徳光・張文徳
- 巻430 列伝二百十七 - 雷正綰・陶茂林・曹克忠・胡中和・周達武・李輝武・唐友耕
- 巻431 列伝二百十八 - 郭松林・李長楽・楊鼎勲・唐殿魁・唐定奎・滕嗣武・駱国忠
- 巻432 列伝二百十九 - 蕭啓江・張運蘭・唐訓方・蒋凝学・陳湜・李元度
- 巻433 列伝二百二十 - 金国琛・黄淳熙・呉坤修・康国器・李鶴章・呉毓蘭
- 巻434 列伝二百二十一 - 沈棣輝・鄧仁堃・余炳燾・栗燿・朱孫貽・史致諤・劉郇膏・朱善張・黄輔辰
- 巻435 列伝二百二十二 - 華爾・勒伯勒東・法爾第福・戈登・日意格・徳克碑・赫徳・帛黎
- 巻436 列伝二百二十三 - 沈桂芬・李鴻藻・翁同龢・孫毓汶
- 巻437 列伝二百二十四 - 栄禄・王文韶・張之洞・瞿鴻禨
- 巻438 列伝二百二十五 - 閻敬銘・張之万・鹿伝霖・林紹年
- 巻439 列伝二百二十六 - 景廉・額勒和布・許庚身・銭応溥・廖寿恒・栄慶・那桐・戴鴻慈
- 巻440 列伝二百二十七 - 英桂・載齢・恩承・福錕・崇禮・裕徳
- 巻441 列伝二百二十八 - 慶桂・劉権之・戴衢亨・戴均元・托津・章煦・盧蔭溥
- 巻442 列伝二百二十九 - 徐樹銘・薛允升・延煦・汪鳴鑾・周家楣・周徳潤・胡燏棻・張蔭桓
- 巻443 列伝二百三十 - 孫家鼐・張百熙・唐景崇・于式枚・沈家本
- 巻444 列伝二百三十一 - 黄体芳・宝廷・盛昱・張佩綸・鄧承修・徐致祥
- 巻445 列伝二百三十二 - 呉可讀・朱一新・屠仁守・安維峻・文悌・江春霖
- 巻446 列伝二百三十三 - 郭嵩燾・崇厚・曾紀沢・薛福成・黎庶昌・馬建忠・李鳳苞・洪鈞・劉瑞芬・徐寿朋・楊儒
- 巻447 列伝二百三十四 - 丁宝楨・李瀚章・楊昌濬・張樹声・衛栄光・劉秉璋・陳士傑・陶模・李興鋭・史念祖
- 巻448 列伝二百三十五 - 丁日昌・卞宝第・涂宗瀛・黎培敬・崧駿・崧蕃・辺宝泉・于蔭霖・饒応祺・惲祖翼
- 巻449 列伝二百三十六 - 錫良・周馥・陸元鼎・張曾敭・楊士驤・馮煦
- 巻450 列伝二百三十七 - 李鶴年・文彬・任道鎔・許振禕・呉大澂
- 巻451 列伝二百三十八 - 李朝儀・段起・丁寿昌・曾紀鳳・鐵珊・桂中行・劉含芳・游智開・李用清・李金鏞・金福曾・童兆蓉
- 巻452 列伝二百三十九 - 洪汝奎・楊宗濂・史樸・沈保靖・朱其昂・宗源瀚・徐慶璋・蒯光典・陳遹声・潘民表・唐錫晋・婁春蕃
- 巻453 列伝二百四十 - 栄全・升泰・善慶・恩澤・銘安・恭鏜・慶裕・長庚・文海・鳳全・増祺・貽穀
- 巻454 列伝二百四十一 - 劉錦棠・張曜・劉典・金順・穆図善・文麟
- 巻455 列伝二百四十二 - 董福・金運昌・黄万鵬・余虎恩・桂錫楨・方友升
- 巻456 列伝二百四十三 - 馬如龍・和耀曾・楊玉科・蔡標・夏毓秀・何秀林・楊国発・張保和
- 巻457 列伝二百四十四 - 蒋東才・李南華・董履高・牛師韓・曹徳慶・馬復震・程文炳・方耀
- 巻458 列伝二百四十五 - 徐延旭・唐炯・何璟・張兆棟
- 巻459 列伝二百四十六 - 馮子材・蘇元春・王徳榜・馬維騏・孫開華・欧陽利見
- 巻460 列伝二百四十七 - 左宝貴・永山・鄧世昌・劉歩蟾・戴宗騫
- 巻461 列伝二百四十八 - 宋慶・馬玉崑・依克唐阿・長順
- 巻462 列伝二百四十九 - 丁汝昌・衛汝貴・葉志超
- 巻463 列伝二百五十 - 唐景崧・劉永福
- 巻464 列伝二百五十一 - 李端棻・徐緻靖・陳宝箴・黄遵憲・曾鉌・楊深秀・楊鋭・劉光第・譚嗣同・唐才常・林旭・康広仁
- 巻465 列伝二百五十二 - 徐桐・剛毅・趙舒翹・啓秀・英年・裕禄・毓賢
- 巻466 列伝二百五十三 - 徐用儀・許景澄・袁昶・立山・連元
- 巻467 列伝二百五十四 - 李秉衡・聶士成・羅栄光・寿山・鳳翔
- 巻468 列伝二百五十五 - 崇綺・延茂・色普徴額・王懿栄・宝豊・寿富・宋承庠
- 巻469 列伝二百五十六 - 恩銘・端方・松寿・趙爾豊・馮汝騤・陸鍾琦
- 巻470 列伝二百五十七 - 志鋭・良弼・載穆・文瑞・恒齢・樸寿・謝宝勝・黄忠浩
- 巻471 列伝二百五十八 - 盛宣懐・瑞澂
- 巻472 列伝二百五十九 - 陸潤庠・世続・伊克坦・梁鼎芬・徐坊・労乃宣・沈曾植
- 巻473 列伝二百六十 - 張勲・康有為
- 巻474 列伝二百六十一 - 呉三桂・耿精忠・尚之信・孫延齢
- 巻475 列伝二百六十二 - 洪秀全
- 巻476 列伝二百六十三 循吏一 -
- 巻477 列伝二百六十四 循吏二 -
- 巻478 列伝二百六十五 循吏三 -
- 巻479 列伝二百六十六 循吏四 -
- 巻480 列伝二百六十七 儒林一 -
- 巻481 列伝二百六十八 儒林二 -
- 巻482 列伝二百六十九 儒林三 -
- 巻483 列伝二百七十 儒林四 - 孔廕植・孔興燮・孔毓圻・孔伝鐸・孔広棨・孔昭煥・孔憲培・孔慶鎔・孔繁灝・孔祥珂・孔令貽
- 巻484 列伝二百七十一 文苑一 -
- 巻485 列伝二百七十二 文苑二 -
- 巻486 列伝二百七十三 文苑三 -
- 巻487 列伝二百七十四 忠義一 -
- 巻488 列伝二百七十五 忠義二 -
- 巻489 列伝二百七十六 忠義三 -
- 巻490 列伝二百七十七 忠義四 -
- 巻491 列伝二百七十八 忠義五 -
- 巻492 列伝二百七十九 忠義六 -
- 巻493 列伝二百八十 忠義七 -
- 巻494 列伝二百八十一 忠義八 -
- 巻495 列伝二百八十二 忠義九 -
- 巻496 列伝二百八十三 忠義十 -
- 巻497 列伝二百八十四 孝義一 -
- 巻498 列伝二百八十五 孝義二 -
- 巻499 列伝二百八十六 孝義三 -
- 巻500 列伝二百八十七 遺逸一 -
- 巻501 列伝二百八十八 遺逸二 -
- 巻502 列伝二百八十九 芸術一 -
- 巻503 列伝二百九十 芸術二 -
- 巻504 列伝二百九十一 芸術三 -
- 巻505 列伝二百九十二 芸術四 -
- 巻506 列伝二百九十三 疇人一 -
- 巻507 列伝二百九十四 疇人二 -
- 巻508 列伝二百九十五 列女一 -
- 巻509 列伝二百九十六 列女二 -
- 巻510 列伝二百九十七 列女三 -
- 巻511 列伝二百九十八 列女四 -
- 巻512 列伝二百九十九 土司一 - 湖広
- 巻513 列伝三百 土司二 - 四川
- 巻514 列伝三百一 土司三 - 雲南
- 巻515 列伝三百二 土司四 - 貴州
- 巻516 列伝三百三 土司五 - 広西
- 巻517 列伝三百四 土司六 - 甘粛
- 巻518 列伝三百五 藩部一 - 科爾沁・扎賚特・杜爾伯特・郭爾羅斯・喀喇沁・土黙特
- 巻519 列伝三百六 藩部二 - 敖漢・奈曼・巴林・扎嚕特・阿嚕科爾沁・翁牛特・克什克騰・喀爾喀左翼・烏珠穆沁・浩斉特・蘇尼特・阿巴噶・阿巴哈納爾
- 巻520 列伝三百七 藩部三 - 四子部落・茂明安・喀爾喀右翼・烏喇特・鄂爾多斯・阿拉善・額済訥
- 巻521 列伝三百八 藩部四 - 喀爾喀土謝図汗部・喀爾喀車臣汗部・喀爾喀賽因諾顔部・喀爾喀扎薩克図汗部
- 巻522 列伝三百九 藩部五 - 青海額魯特
- 巻523 列伝三百十 藩部六 - 杜爾伯特・旧土爾扈特・新土爾扈特・和碩特
- 巻524 列伝三百十一 藩部七 - 唐努烏梁海・阿爾泰烏梁海・阿爾泰淖爾烏梁海
- 巻525 列伝三百十二 藩部八 - 西蔵
- 巻526 列伝三百十三 属国一 - 朝鮮・琉球
- 巻527 列伝三百十四 属国二 - 越南
- 巻528 列伝三百十五 属国三 - 緬甸・暹羅・南掌・蘇禄
- 巻529 列伝三百十六 属国四 - 廓爾喀・浩罕・布魯特・哈薩克・安集延・瑪爾噶朗・那木干・塔什干・巴達克山・博羅爾・阿富汗・坎巨提
清史(中華民国)
編纂過程
関内本を没収してその出版を禁じた国民政府であったが、関外本の存在と日本との戦争によってその命令が有名無実と化したために、国民政府の手によって「清史」を編纂すべきであるという声が上がった。だが、国共内戦で敗北した国民政府は台湾に逃れるなどの混乱があり、正史編纂計画は進まなかった。そこで国民政府は辛亥革命50周年にあたる1961年を目途に国防研究院に正史編纂事業(関内本の改訂)を命じた。中国大陸の正統政権であることのアピールとしても、必要な編纂と認識された。1960年9月、張其昀・彭国棟らによって改訂に着手した。「清史編纂委員会」は張其昀を主任委員とし、総勢23名の陣容であった。当初予定通りの1961年に刊行された。
巻次説明
全書550巻。本紀25巻、志136巻、表53巻、列伝315巻、補編21巻からなる。正史編纂と称するが、実質は『清史稿』関内本の改訂である。ただし、従来の正史執筆と同様に、辛亥革命や中国国民党(=(当時の)国民政府)を否定する記事の削除・書き換えが行われている。また、明らかな事実関係の誤り・誤植なども訂正されたが、改訂期間の短さもあり、訂正の多くは年表部分に留まった。補編には南明紀(5巻、南明政権を扱う)・明遺臣列伝(2巻、清に抵抗した明の旧臣達を扱う)、鄭成功載記(2巻、台湾の鄭氏政権を扱う、これには台湾に追われた国民政府と重ね合わせたものか)、洪秀全載記(2巻、太平天国を扱う)、革命党列伝(8巻、清朝の弾圧と戦った革命家達を扱う)の各巻が立てられて、清朝に対する抵抗の上に辛亥革命を成し遂げたとする中国国民党の歴史観を反映したものとなっている。
再改訂の試みと挫折
中華民国(台湾)では、改訂への肯定的な評価はあったが、不十分とする批判も多かった。張其昀は批判に自覚的で、民国版『清史』の序文で「新史学の体裁と風格によって、清一代の文献を網羅し、理想の新清史を完成させることが、後世の著述家への大きな期待である」と述べた。1978年より、改めて『清史稿』の校注が行われ、1987年、『清史稿校注』として書籍化された。
こうして『清史稿』の問題点を洗い出した上で、國史館は1990年より再度『新清史』の編纂に着手したが、完成させることはできなかった。これは、台湾としてのアイデンティティに関心が移った結果、台湾史に力点が置かれるようになったためである。『新清史』は本紀など一部はできあがっており、本紀はWebで閲覧することができる。
一方、大陸側の中華人民共和国では同書を「執筆者の意図を更に捻じ曲げたものである」として、その存在を無視している。
清史(中華人民共和国)
編纂過程
中華人民共和国は、中華民国(台湾)に対する正統政権を主張する一環として、清史の編纂をかねてより計画していた。文化大革命の混乱などで3度棚上げになったが、その後4度目にして編纂に着手した。2002年、戴逸を主任とした国家清史編纂委員会を立ち上げ、2003年、10年以内の完成を目指すと表明した。編纂は新世紀(21世紀)の一大国家プロジェクトと位置付けられており、経費は全て政府の出資となる。従来の正史と違い、共産党政権の基本理念であるマルクス・レーニン主義、毛沢東思想、鄧小平理論、三個代表重要思想に基づく編纂となる。
2004年に2013年の完成を予定とする計画が改めて発表され、目録も公開された[2]。主任の戴逸によると、2012年中に95%が完成したが、新史料発見が相次ぎ、また内容に万全を期すため、決定稿は2015年の完成になる見込みだという[3]。2013年12月17日、中国人民大学の式典で『清史』初稿が完成したことが発表された。しかし完成は、やはり3年後(2016年)になるという[4]。2016年1月1日には、『人民日報』で改めて初稿の完成が報じられた[5]。しかし刊行は遅れており、2017年には、上級機関への引渡し予定を2018年とした[6]。引渡しは2018年11月に行われた[7]。 2019年1月現在、編纂は「最終段階に入った」という[8]。上級機関による点検・変更は6月に終了し、2019年中に公刊予定という[9]。
また、国家清史編纂委員会は、清史編纂の過程で収集した史料なども単行本化している[5]。
巻次説明
当初予定では全書92巻。皇帝の伝記である本紀の代わりに、編年体の通紀[10]8巻を設ける。志39巻、列伝22巻、表29巻、正史で初めて設けられる図録10巻。図録には肖像や写真なども収録される。約3080人が立伝され、字数は3000万字以上になるという。2013年12月には、全書100巻になると報じられている[4]。最終的に、全書105巻になった[9]。また、正史では初めて現代白話(口語)文となる。
批判
アメリカ合衆国の中国研究者であるパメラ・カイル・クロスリーによると、習近平政権は外国人研究者への非難を強めており、「帝国主義者」「歴史虚無主義者」と非難されているという。ここでいう「歴史虚無主義」とは、中国共産党の指導の否定、マルクス主義・社会主義・共産主義の否定を意味する[11]。
クロスリーは、『清史』が「清の最大版図は自然かつ平和裏に実現した」とする見方を示すことで、「現在の中国が南シナ海、台湾、チベット、新疆の領有権を主張する根拠」にしていると主張した[12]。
関連項目
脚注
- ^ 張永江「近百年来における中国の清史編纂事業と最新の進展状況(上)」 7頁
- ^ 中国網 『清史』編纂プロジェクト、総体的な枠組みと目録が原則的に確定
- ^ 365ニュース 高毅哲(出典:『中国教育報』) 戴逸:修清史的第十年 日期:2012-12-29 07:37:46 作者: 来源:中国教育報
- ^ a b 新華網北京頻道 任敏(出典:『北京日報』) 国家清史編纂工程已完成初稿 2013-12-18 11:29:40 来源: 北京日報
- ^ a b [『人民日報』海外版 新修《清史》初稿完成 - 任成琦、郝倖仔
- ^ 中外両個清史学家的握手 - 『人民日報』海外版 郝倖仔
- ^ 清史编委会开展新修《清史》稿件通读工作 2019-03-27 08:56 - 中華人民共和国文化観光部 李庆禹
- ^ 牢牢把握清史研究话语权 - 『人民日報』 周群
- ^ a b 新修《清史》已进入稿件通读阶段,预计今年出版问世 2019-04-03 20:03 - 『澎湃新聞』 岳怀让
- ^ 『新民晩報』 熬夜写作已成常態 日期:2013-04-28 作者:楊麗琼 来源:新民晩報
- ^ 【思享家】警惕历史虚无主义的“塔西佗陷阱” 来源:光明网-理论频道2019-06-24 18:40 - 『光明網』 责编:李澍
- ^ 『ニューズウィーク』 習近平が仕掛ける「清朝」歴史戦争 Streamrolling Its own History 2019年2月16日(土)16時00分
参考文献
- 『中国正史目録』(国書刊行会 1977年)
- 神田信夫・山根幸夫『中国史籍解題辞典』(燎原書店 1989年 ISBN 4897480817)
- 「近百年来における中国の清史編纂事業と最新の進展状況(上)」張永江 大坪慶之:訳 『満族史研究』2005年6月号 中国・アジア研究論文データベース所収
- 「近百年来における中国の清史編纂事業と最新の進展状況(下)」張永江 大坪慶之:訳 『満族史研究』2006年9月号 中国・アジア研究論文データベース所収
外部リンク
- 国学ネット — 原典宝庫
- 国家清史編纂委員会
- 國史館
- 國史館史籍全文資料庫 - 『新清史』は本紀のみ公開