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通嬪

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

通嬪(とうひん、? - 1744年)は、康熙帝の側室。姓はナラ(納喇、あるいは那拉、納蘭)氏(Nara hala)。

経歴

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父は監生の常素代(あるいは常素保)。

康熙帝の後宮に入り、康熙24年(1685年)に女子を産んだ。貴人に封ぜられた。なお、康熙帝には他にもナラ氏の貴人が2人いるが、『清史稿』ではこの3人が混同されている。

雍正元年(1723年)、娘婿であるモンゴルハルハ部のエフ・ツェリン(後の超勇親王)の軍功に対する褒賞として、皇考通嬪に尊封された。乾隆9年(1744年)、亡くなった。

息女

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伝記資料

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  • 『清聖祖実録』
  • 清史稿
  • 『星源集慶』