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「八王子駅」の版間の差分

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2020年2月14日 (金) 22:28時点における版

八王子駅
北口駅ビル「セレオ八王子 北館」
(2014年4月)
はちおうじ
Hachiōji
地図
所在地 東京都八王子市旭町1-1
北緯35度39分20秒 東経139度20分20秒 / 北緯35.65556度 東経139.33889度 / 35.65556; 139.33889 (八王子駅)
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
日本貨物鉄道(JR貨物)
電報略号 ハチ
駅構造 地上駅橋上駅
ホーム 3面6線
乗車人員
-統計年度-
85,003人/日(降車客含まず)
-2018年-
開業年月日 1889年明治22年)8月11日
乗入路線 3 路線
所属路線 中央本線中央線
駅番号 JC 22[1]
キロ程 東京から47.4km
新宿から37.1 km
JC 21 豊田 (4.3 km)
(2.4 km) 西八王子 JC 23
所属路線 横浜線*
駅番号 JH 32[1]
キロ程 42.6 km(東神奈川起点)
JH 31 片倉 (2.6 km)
所属路線 八高線
キロ程 0.0 km(八王子起点)
(3.1 km) 北八王子
備考 直営駅(一部業務委託駅)(管理駅
みどりの窓口
37.1km(新宿)起点
  • この他、相模線一部列車(朝夕のみ)も当駅を発着。
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八王子駅の駅ビルがそごうだった時代

八王子駅(はちおうじえき)は、東京都八王子市旭町にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)・日本貨物鉄道(JR貨物)のである。駅番号中央線JC 22[1]横浜線JH 32[1]

多摩地域にあるターミナル駅の一つ。中央線で多摩東部や東京都区部甲信地方等と、横浜線神奈川県内と、八高線経由で多摩北部や埼玉県西部等と結ばれている[2]。また、京王八王子駅までは徒歩5分ほどである。

歴史

年表

駅構造

島式ホーム3面6線を有する地上駅。横浜線乗り場のみ南側に離れている。橋上駅舎を持ち、北側の北口駅ビルにつながっているほか、南側にも自由通路の跨線橋が伸び、南口駅ビルとつながっている。

直営駅であり、みどりの窓口および指定席券売機VIEW ALTTEが設置されている。

駅敷地内にはJR東日本八王子支社がある。駅構内にはかつてJR貨物八王子総合鉄道部(旧・八王子機関区)があり、後に新鶴見機関区八王子派出に組織変更されたが、2008年には新鶴見機関区甲府派出と統合され、廃止された。機関区時代の名残りで多数の側線機関車留置線が存在していたが、それらは2011年12月までにほぼ撤去されている。

八王子総合鉄道部には、八高線が開業した1931年3月に完成し、かつて高尾駅以西の中央線山岳地帯に向かうために平坦線区の機関車と山登りの機関車を頻繁に付け替えていたことの名残りである転車台が残されていたが、こちらも2013年2月に解体され消滅した[5]。また、駅構内東側、中央本線に沿った場所には保線基地がある。

のりば

番線 路線 方向 行先
1 八高線 下り 拝島高麗川高崎方面
川越線 拝島・高麗川・川越方面
2 JC 中央線 上り 立川新宿東京方面
3
4 JC 中央線 下り 高尾甲府松本方面
5・6 JH 横浜線 上り 橋本町田東神奈川方面
相模線 橋本・海老名茅ケ崎方面

(出典:JR東日本:駅構内図

2,3番線ホーム

貨物列車等の待避・機回し・入換に使用するため、1番線の脇と4番線と5番線の間、6番線の脇には、それぞれ側線がある。また、「あずさ」や「「かいじ」「はまかいじ」」、「富士回遊」、「はちおうじ」、「成田エクスプレス」の全特急列車が当駅に停車する。

3番線は路線名・行き先共に未記入となっており、定期列車では、中央線上りの当駅始発・終着列車、「むさしの号」、上り「はまかいじ」が使用する。また、始発列車がない時間帯は主に上り方面の貨物列車の待避・機回し・入換にも使用される。

横浜線ホームの5・6番線の線路は行き止まりとなっている。そのため、横浜線から中央本線に直通する特急「はまかいじ」は上下列車とも中央本線のホーム(上り3番線・下り4番線)を使用する。

八高線のホームである1番線は2番線(中央線上りホーム)の東側前方(高麗川・東京寄り)であり、このため1番線の西側後方には柵が設置されている。また、4両編成が停車できる留置線がある。

JR中央線は、2020年代前半(2021年度以降の向こう5年以内)をめどに東京駅 - 大月駅間のオレンジ帯で運行する列車に2階建てグリーン車を2両連結させ12両編成運転を行うが、特急停車駅のため 2 - 4番線は既に12両編成の列車の停車に対応している。そのため、信号設備改良やグリーン車Suicaシステム設置に伴う券売機設置工事などが行われる[6][7]

発車メロディ

2005年12月25日から全ホームの発車メロディが八王子市内出身の中村雨紅作詞の『夕焼小焼』となった。メロディの制作はサウンドフォーラムで、編曲は牧野奈津子が手掛けた。ホームごとにアレンジが異なる。コンコースにはこの歌をイメージした壁画と歌碑が屋根の段差部分に取り付けられている。

1 夕焼け小焼けB
2 JC 夕焼け小焼けA
3 JC 夕焼け小焼けC
4 JC 夕焼け小焼けD
5 JH 夕焼け小焼けE
6 JH 夕焼け小焼けF

駅構内設備

改札口(2009年4月撮影)
改札口(2009年4月撮影)
自由通路(2010年2月撮影)
自由通路(2010年2月撮影)
  • エレベーターおよびエスカレーターは全ホームに設置。
  • トイレ車椅子対応)は改札口付近に設置(2017年2月より改修工事が行われ、2017年6月30日に使用開始された)。
  • コインロッカーは南北自由通路の途中に設置。
  • 駅レンタカーは南口入口付近に設置。
  • KIOSK(売店、全ホーム)
  • 駅弁屋(売店、2階コンコース)
  • 証明写真機Ki-Re-i(2階コンコース。2台)
  • 駅そば あじさい茶屋(そばうどん店、3~6番線ホーム)、清流そば(同、1・2番線ホーム)、いろり庵きらく(旧:いちょう庵)(同、2階コンコース)
  • ハニーズバー(八王子店・八王子中央店、ジューススタンド、1・2番線ホーム、2階コンコース
  • メープルハウス(八王子中央店、2階コンコース)
  • BECK'S COFFEE SHOPコーヒーショップ、2階コンコース)
  • NewDays(コンビニ、2階コンコース)
  • マンスリースイーツ(2階コンコース)
  • ギフトガーデン(八王子店、2階コンコース)
  • やまたまや(山梨県多摩地域の地産品ショップ。2階コンコース)
  • みずほ銀行(八王子駅出張所ATM。2階コンコース。なお、NEWDAYS内にも設置されている。)
  • ビューカード(改札内連絡通路ATM、改札口横ATM)

貨物取扱

JR貨物の駅は、コンテナ貨物(12ftコンテナのみ)と車扱貨物の取扱駅となっている。車扱貨物を輸送するための貨物列車は設定されているが、コンテナ輸送はすでにトラック代行化されている。駅の業務は神奈川臨海鉄道が受託している。

貨物側線

駅構内東側で、八高線から分岐し中央本線に沿って東進、途中で保線基地線を分岐させ、浅川西岸にある日本オイルターミナル八王子営業所(油槽所)へ至る側線がある。この線路は油槽所への石油搬入に使用されており、末端に石油荷役線2線と留置線1線がある。

この油槽所へ石油を輸送するため、根岸駅千葉貨物駅から石油輸送用貨物列車が運行されている。

八王子オフレールステーション

八王子オフレールステーション(略称:八王子ORS)は、JR貨物の施設の通称。旅客駅の中央本線に沿った東側、八王子市北野町600にある。2012年時点ではコンテナ集配基地として機能しており、貨物列車の発着はない。列車代替のトラック便が、1日3往復、梶ヶ谷貨物ターミナル駅との間で運行されている。

かつては貨物列車の発着があり、コンテナは列車で輸送されていたが、1998年10月よりトラック代行になり、自動車代行駅となった。また、2006年3月の貨物駅の名称整理の際に、「オフレールステーション」の通称の使用を開始している。

2012年時点ではコンテナヤードが置かれているのみだが、列車の発着があった時期は1面2線のコンテナホームを有していた。すでに荷役線は撤去され、山田川を渡る橋のみ残っている。

利用状況

JR東日本

2018年(平成30年)度の1日平均乗車人員85,003人であり、JR東日本の駅では武蔵溝ノ口駅に次いで第52位。中央快速線内は12位、横浜線内は町田駅に続き2位である。

近年の推移は下表の通り。

年度別1日平均乗車人員[統計 1][統計 2]
年度 1日平均
乗車人員
出典
1989年(平成元年) 72,717 [* 1]
1990年(平成02年) 76,208 [* 2]
1991年(平成03年) 81,019 [* 3]
1992年(平成04年) 82,427 [* 4]
1993年(平成05年) 83,614 [* 5]
1994年(平成06年) 83,723 [* 6]
1995年(平成07年) 83,648 [* 7]
1996年(平成08年) 84,978 [* 8]
1997年(平成09年) 83,647 [* 9]
1998年(平成10年) 82,652 [* 10]
1999年(平成11年) [JR 1]82,192 [* 11]
2000年(平成12年) [JR 2]80,697 [* 12]
2001年(平成13年) [JR 3]80,843 [* 13]
2002年(平成14年) [JR 4]81,204 [* 14]
2003年(平成15年) [JR 5]81,273 [* 15]
2004年(平成16年) [JR 6]80,325 [* 16]
2005年(平成17年) [JR 7]80,755 [* 17]
2006年(平成18年) [JR 8]81,403 [* 18]
2007年(平成19年) [JR 9]82,032 [* 19]
2008年(平成20年) [JR 10]82,395 [* 20]
2009年(平成21年) [JR 11]80,273 [* 21]
2010年(平成22年) [JR 12]80,219 [* 22]
2011年(平成23年) [JR 13]81,474 [* 23]
2012年(平成24年) [JR 14]82,521 [* 24]
2013年(平成25年) [JR 15]85,191 [* 25]
2014年(平成26年) [JR 16]84,739 [* 26]
2015年(平成27年) [JR 17]86,178 [* 27]
2016年(平成28年) [JR 18]85,093 [* 28]
2017年(平成29年) [JR 19]85,302 [* 29]
2018年(平成30年) [JR 20]85,003

JR貨物

2011年度は、コンテナ貨物の取扱量が発送19,996トン、到着64,405トン、車扱貨物の取扱量が発送37,849トン、到着394,361トンだった。近年の年間発着トン数は下表の通り。

年度 総数 車扱貨物 コンテナ貨物 出典
発送トン数 到着トン数 発送トン数 到着トン数 発送トン数 到着トン数
1990年(平成02年) 95,912 494,866 60,593 394,820 35,319 100,046 [貨物 1]
1991年(平成03年) 91,964 485,467 57,641 403,750 34,323 81,717 [貨物 2]
1992年(平成04年) 92,636 415,540 55,802 378,706 36,834 36,834 [貨物 3]
1993年(平成05年) 67,450 401,304 33,583 317,773 33,867 83,531 [8]
1994年(平成06年) 64,707 403,226 32,728 319,083 31,979 84,143 [貨物 4]
1995年(平成07年) 69,945 390,958 36,437 316,238 33,508 74,720 [貨物 5]
1996年(平成08年) 64,779 390,382 31,583 309,121 33,196 81,261 [貨物 6]
1997年(平成09年) 62,317 372,827 29,343 289,327 32,974 83,500 [貨物 7]
1998年(平成10年) 52,278 263,191 19,465 193,061 32,813 70,130 [貨物 8]
1999年(平成11年) 62,312 388,387 31,190 314,796 31,122 73,591 [貨物 9]
2000年(平成12年) 76,976 451,794 38,856 379,037 38,120 72,757 [貨物 10]
2001年(平成13年) 77,613 432,963 33,736 355,016 43,877 76,747 [貨物 11]
2002年(平成14年) 84,632 497,604 42,580 423,808 42,052 73,796 [貨物 12]
2003年(平成15年) 90,643 498,070 42,788 406,782 47,855 91,288 [貨物 13]
2004年(平成16年) 83,878 541,730 45,704 452,825 38,174 88,905 [貨物 14]
2005年(平成17年) 88,426 545,413 45,778 467,313 42,648 78,100 [貨物 15]
2006年(平成18年) 79,027 527,053 42,927 442,358 36,100 84,695 [貨物 16]
2007年(平成19年) 77,474 522,163 42,812 441,056 34,662 81,107 [貨物 17]
2008年(平成20年) 75,268 470,328 42,812 381,218 32,456 89,110 [貨物 18]
2009年(平成21年) 63,355 465,074 37,804 387,034 25,551 78,040 [貨物 19]
2010年(平成22年) 59,811 463,064 38,430 389,889 21,381 73,175 [貨物 20]
2011年(平成23年) 57,845 458,776 37,849 394,361 19,996 64,405 [貨物 21]

駅弁

以前は八王子駅(高尾駅)に玉川亭という業者が駅弁を販売していたが、既に撤退している。現在は、日本レストランエンタプライズ (NRE) の駅弁(新宿駅大宮駅水戸駅いわき駅と全く同じ)が「駅弁屋」で販売されている。その後、2階コンコースのギフトプラザ売店にて崎陽軒の弁当の取り扱いが開始されている。

八王子で売られていた駅弁一覧

  • 第二次世界大戦
    • 御寿司
  • 第二次世界大戦後
    • 特製御弁当、特製お好み弁当、サンドウィッチ、ちらし寿し、うなぎ弁当、高尾の里、松姫御膳、牛ずし、特製幕の内夕やけ弁当、陣場の栗めし

現在の駅弁一覧

  • 鳥めし弁当
  • 深川めし
  • チキン弁当
  • 30品目のバランス弁当
  • たれカツ重
  • さば蒲焼き風弁当
  • 海苔のりべん
  • 五目わっぱめし
  • 鯵鯖よくばり寿司
  • こだわりのとんかつ弁当
  • 幕の内弁当
  • 秋露のささやき
  • 特上鯵の押寿し
  • 季節の吹き寄せ弁当
  • 釜めし弁当
  • 幸福べんとう
  • 大漁市場(旅情編)
  • うなぎ弁当
  • 北海味メッセ
  • 懐石弁当大人の休日

駅周辺

八王子市の中心市街地である[9](「駅周辺の歴史」も参照)。

北口、南口にそれぞれある駅前広場は歩行者および路線バスタクシーの発着用である。自家用自動車等は北口では駅からやや離れた場所か、地下駐車場を利用する。南口では2018年11月22日、新たに開業した「八王子オーパ」1階東側に一般車両の乗降場が設けられた[10]。ただし、認められているのは一時的な停車だけで、出迎えのためなどの駐車マイクロバスなど大型車両の進入は禁止されている[11]

北口

駅前(北口)に設置されている「織物」のモニュメント


公的施設

主な商業施設

主な宿泊施設

医療機関

  • 仁和会総合病院
  • 多摩相互病院

主な文教施設

南口

八王子駅南口

名勝・旧跡

公的施設

主な商業施設

主な宿泊施設

  • ホテルリブマックス八王子駅前
  • サンホテル八王子
  • 八王子アーバンホテル
  • アパホテル八王子駅西(上野町、元セントラルホテル八王子)

医療機関

  • 八王子消化器病院
  • 南八王子病院(元「聖八王子病院」)
  • 清智会記念病院
  • 八王子脊椎外科クリニック

主な文教施設

バス乗り場

北口バスターミナル
大雪後の北口(2014年2月)

北口

JR八王子駅北口(神奈川中央交通西は「八王子駅」)
  • 1番乗り場(西東京バス
  • 2番乗り場(西東京バス)
    • バ01:バイパス大谷経由 宇津木台行
  • 3番乗り場(京王電鉄バス
    • 日50:大和田・日野台経由 日野駅行
    • 八58:八王子工業団地経由 日野駅行
    • 八59:八王子工業団地行
  • 4番乗り場(京王電鉄バス)
  • 5番乗り場
  • 6番乗り場(西東京バス)
  • 7番乗り場(西東京バス)
    • 八20:川口事務所経由 武蔵五日市駅行
    • 八23・秋03:上川霊園
    • 八24:今熊行
    • 秋01:神社前経由 楢原町行
    • 秋02:川口小学校行
  • 8番乗り場(西東京バス)
    • 市11:松枝住宅行
    • 市12:横川町住宅行
    • 元八04:市役所入口経由 高尾駅南口行
  • 9番乗り場(西東京バス)
    • 陣01:宝生寺団地行
    • 陣02:恩方営業所
    • 陣04:恩方ターミナル行
    • 陣05:大久保行
    • 元八03:日吉町経由 高尾駅南口行
  • 10番乗り場(無印:京王バス南、※:西東京バス)
  • 11番乗り場(西東京バス)
    • 16号04:馬場谷戸・みつい台・創価大正門経由 戸吹行(22時以降に運行)
    • 16号11:みつい台行
    • い11:いちょうホール経由 みつい台行
    • 左01:左入経由 純心女子学園
    • 左03:左入経由 戸吹行
    • 16号06:馬場谷戸経由 創価大学循環 ★
    • 急行:純心女子学園行
    ★印の路線は、平日・土曜の12時29分までの出発便は14番乗り場から発車
  • 12番乗り場(西東京バス)
    • 暁21:中野団地行
    • ひ01:ひよどり山トンネル経由 戸吹行
    • ひ02:ひよどり山トンネル経由 創価大正門・東京富士美術館行 ★
    • ひ03:ひよどり山トンネル経由 サマーランド
    • ひ04:ひよどり山トンネル経由 創価大学循環 ★
    • ひ06:ひよどり山トンネル経由 拝島駅行(朝と平日深夜のみ)
    • ひ07:ひよどり山トンネル経由 秋川駅
    • ひ08:ひよどり山トンネル経由 戸吹スポーツ公園入口行
    ★印の路線は、平日・土曜の12時29分までの出発便は14番乗り場から発車
  • 13番乗り場
  • 14番乗り場(西東京バス)
    • ひ05:ひよどり山トンネル・創価大正門経由 純心女子学園行 (朝2本のみ)
    • 直通:創価大学正門・東京富士美術館行
    • 急行:創価大学栄光門行

南口

南口バスターミナル
JR八王子駅南口
  • 1番乗り場(京王バス南・南大沢営業所)
    • 八60:北野駅・殿ヶ谷戸経由 南大沢駅行(深夜バスあり)南口発では、一番遅く当駅を発車する路線。(25時03分)
    • 八61:北野駅・中山経由 南大沢駅行
    • 八63:北野駅・中山経由 由木折返場行(平日日中の数本のみ)
  • 2番乗り場(京王バス南・南大沢営業所)
    • 八65:北野駅・公園前経由 片倉台行(平日ダイヤでは朝と夕方以降に運行。土休日ダイヤでは夕方以降のみ。)
    • 八69:北野駅・公園前経由 八王子みなみ野駅行(9時台~18時台まで。土休日ダイヤでは朝から18時台まで)北野駅からは、深夜バスがある
  • 3番乗り場
    • スクールバス
    • 夜行高速バス ナイトライナー:京都駅・大阪梅田・天王寺行(東京富士交通
    • 夜行高速バス グレースライナー:名古屋行(グレース観光バス)
  • 4番乗り場
  • 5番乗り場(京王バス南・南大沢営業所)
  • 6番乗り場(京王バス南・寺田支所)
    • 八81:要石・和田経由 めじろ台駅
    • 八81:要石・和田経由 東京高専前行(平日のみ、深夜バス)
    • 八84:要石・下寺田経由 榛名橋行(平日2本のみ)
  • 7番乗り場
    • 八77:片倉台経由 橋本駅北口行(神奈川中央交通多摩営業所
    • 八67:朝日ヶ丘団地坂上・めじろ台駅経由 東京家政学院行(京王バス南・寺田支所)
    • 八62:山田駅経由 上大船行(京王バス南・寺田支所、朝・夜間のみ)
    • 八64:山田駅経由 東京家政学院行(京王バス南・寺田支所 朝・夜間の運行は無し。)
    • 八97:山田駅経由 法政大学行(京王バス南・寺田支所)
    • 八96:西八王子駅南口・めじろ台駅・グリーンヒル寺田経由 法政大学行(京王電鉄バス・八王子営業所、京王バス南・寺田支所)
    • 八98:西八王子駅南口・めじろ台駅経由 グリーンヒル寺田行(京王電鉄バス・八王子営業所、京王バス南・寺田支所)
    • 八94:富士森公園経由 西八王子駅南口行(京王電鉄バス・八王子営業所)
    • 八99:南大通り経由 西八王子駅南口行(京王電鉄バス・八王子営業所)
    • 八南01:万町経由 京王八王子駅行(京王電鉄バス・八王子営業所、平日朝1本のみ)

駅周辺の歴史

このセクションでは、駅周辺の大規模商業や開発の経緯について説明する。

北口周辺の商業施設・開発について

そごう入居時代の北口駅ビル(2005年11月撮影)

1970年代、北口周辺から甲州街道国道20号)沿道にかけては江戸時代宿場町を基礎とする商店街百貨店等を中心とした商業地域が栄えた。かつては大型店として丸井西武百貨店大丸伊勢丹岡島百貨店長崎屋忠実屋本店、さらにまるき百貨店イノウエ百貨店といった地元百貨店があった。

1980年代、八王子駅の駅ビルとして1983年そごうがオープンした。そごうが開店したことや、周辺商店街との兼ね合いで店舗規模が小さかったことなどから競争に偏りができ、まもなく丸井、長崎屋以外の百貨店が撤退した。1987年、大丸跡地には忠実屋がファッションビルFAMを開店した。

1990年代家電量販店ヨドバシカメラ八王子店が1991年にオープンした。ファッションビルFAMは忠実屋ダイエーに吸収合併されたことにより忠実屋本店とともに1994年に閉店する。同年、1994年に京王八王子駅の駅ビル、京王八王子ショッピングセンターがオープン(旧称・KEIO21=ケイオウ ツーワン)。1997年には八王子駅北口再開発が竣工し、八王子東急スクエアがオープンした。

2004年、当時経営不振に陥っていた丸井が撤退した。2011年に長崎屋八王子店が閉店し、ドン・キホーテ八王子駅前店としてリニューアルオープン。

2012年1月31日、八王子市内唯一の百貨店であったそごうが閉店し[12]、同年10月25日にJR東日本最大級の駅ビルセレオ八王子北館としてリニューアルオープンした。

2015年ダイエー八王子店が建物老朽化に伴い閉店。ダイエー2019年3月28日、イオンフードスタイル八王子店として同地に再出店した。

八王子駅と京王八王子駅の中間地である旭町・明神町地区で再開発計画があり、先行して明神町地区の都合同庁舎及び多摩地区最大となる展示ホールが2018年度に着工予定。2022年度の竣工予定である[13]

北口周辺を中心とした中心市街地では1995年以降、一貫して人口が増加している。近年においてもマンション建築が盛んであり、市総人口に対する中心市街地シェアも徐々に高まっている[14]

北口のマルベリーブリッジ・織物タワーについて

マルベリーブリッジ(左:1990年代開通部、右:2014年延伸開通部) マルベリーブリッジ(左:1990年代開通部、右:2014年延伸開通部)
マルベリーブリッジ(左:1990年代開通部、右:2014年延伸開通部)

北口側には「マルベリーブリッジ」(マルベリーは「」の意)という名のペデストリアンデッキがあり、駅ビル・駅舎内の自由通路により南口側とも連絡している。1990年代以降、駅前の再開発計画によって整備がされており、1999年のロータリー部への一般車進入禁止、バスターミナル・タクシー乗り場の整備、北口2階部分の歩行者専用通路(ペデストリアンデッキ)の建設、地下駐車場の建設などの北口駅前ロータリーの整備によって、駅前の道路混雑が緩和された。

なお2012年秋より、北口より京王八王子駅方向への延伸工事が開始され[15]2014年3月30日に延伸部131.7mが開通した[16]

今後、西放射線ユーロード方面への延伸工事及び八王子東急スクエアへ接続する計画があり、2018年度の着工予定、2019年度の完成予定である[17]

マルベリーブリッジの整備により、1997年には1960年以来駅前に設置してあり「織物タワー」の愛称があった「織物の八王子」モニュメントが撤去され、代わりにの布をイメージした虹色の板が架かるモニュメントがマルベリーブリッジの間に設置された。「織物タワー」とは、八王子駅北口の出口の目の前にあり、1960年に八王子の「買継商組合」によって作られ、1962年に同組合から八王子市に寄贈された。タワーの上部には八王子市の市章があり、その下に「織物の八王子」と大きな字で表記されていた。なお、「織物タワー」とは正式な名称でなく、市民からの愛称である。

南口周辺の商業施設・開発について

1991年から再開発計画はあったものの、長らく着工には至れず南口駅前はバスロータリーに小規模商店、空地などが点在する状態が続いた。

2008年「八王子駅南口地区市街地再開発事業」が着工、同年1月から41階建ての再開発ビル「サザンスカイタワー八王子」の建設および駅前広場の整備を行い、2010年11月に竣工、同年12月1日に開業した。再開発ビルには、市民会館「オリンパスホール八王子」(4 - 10階・上野町のものを移転)や八王子駅南口総合事務所(4階)などの公共施設や、商業施設(1 - 3階)、業務施設(5 - 7階)、住宅(9 - 41階・390戸)、地下駐車場が入居する。2階に地元スーパーのスーパーアルプスが入居した他、カフェやドラッグストアが。3階には飲食店等のテナントが入居している。

再開発ビルの下に整備された駅前広場には、「とちの木デッキ」という名称のペデストリアンデッキやバスロータリーが新設され、バスロータリーには八王子みなみ野駅から発着している近隣大学の通学バス専用発着場も整備された。2010年11月20日より「とちの木デッキ」およびバスロータリーの完全供用開始に伴い、北口発着分を含めたバス路線の整理が行われた。

また、駅自由通路東側にはJR東日本ビックカメラ、保育所、飲食店等が入居する地上6階・地下2階建ての駅ビル(商業施設)「セレオ八王子南館」を建設し、2010年11月11日に開業した。さらに、駅自由通路西側ではJR貨物による地上5階建て6層の立体駐車場「駐太郎」が開業した。

2016年、駅自由通路西側にJR貨物と住友不動産の共同開発で地上26階建て、地下1階建て住宅商業の複合ビルが着工した。地上6階建ての商業施設部分にはオーパ(OPA)が出店を決定。2018年11月29日に八王子オーパ(OPA)が開業した[18][19]

隣の駅

東日本旅客鉄道(JR東日本)
JC 中央線
通勤特快(平日上りのみ)
立川駅 (JC 19) ← 八王子駅 (JC 22)高尾駅 (JC 24)
中央特快・通勤快速(平日下りのみ)・快速・各駅停車(緩行線直通、早朝・深夜のみ)・普通(大月駅以西直通)
豊田駅 (JC 21) - 八王子駅 (JC 22) - 西八王子駅 (JC 23)
むさしの号
豊田駅 (JC 21) - 八王子駅 (JC 22)
JH 横浜線
快速・各駅停車
片倉駅 (JH 31) - 八王子駅 (JH 32)
八高線
八王子駅 - 北八王子駅

脚注

記事本文

出典

  1. ^ a b c d 首都圏エリアへ 「駅ナンバリング」を導入します(PDF) 東日本旅客鉄道株式会社
  2. ^ 時刻表/八王子駅東日本旅客鉄道(2019年1月17日閲覧)。
  3. ^ a b c d e 『八王子の空襲と戦災の記録(総説)』八王子市教育委員会、1985年。 
  4. ^ びゅうプラザ立川移管とびゅうプラザ八王子・国分寺廃止の提案される” (PDF). JR東労組八王子地本 (2019年2月7日). 2020年1月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年1月28日閲覧。
  5. ^ 八王子駅の「転車台」解体工事進む-約80年の歴史に幕八王子経済新聞2013年2月21日
  6. ^ 中央快速線等へのグリーン車サービスの導入について 東日本旅客鉄道 2015年2月4日
  7. ^ JR東日本、中央線のグリーン車計画を延期『産経新聞』2017年3月24日
  8. ^ 第45回東京都統計年鑑 232ページ
  9. ^ 八王子市中心市街地活性化基本計画(認定)八王子市ホームページ(2019年1月17日閲覧)。
  10. ^ 八王子駅南口に一般車両乗降場22日から利用開始」毎日新聞』朝刊2018年11月18日(東京面)2019年1月17日閲覧。
  11. ^ 八王子駅南口一般車乗降場の開設について八王子市ホームページ(2019年1月17日閲覧)。
  12. ^ そごう八王子店営業終了について(2011年2月23日付株式会社そごう・西武プレスリリース) (PDF)
  13. ^ “八王子の都産業交流拠点計画 展示ホール2500平方メートル” (日本語). 日本経済新聞 電子版. https://www.nikkei.com/article/DGKKZO21139230U7A910C1L92000/ 2018年4月26日閲覧。 
  14. ^ 八王子市中心市街地活性化基本計画(認定)|八王子市公式ホームページ”. www.city.hachioji.tokyo.jp. 2018年4月26日閲覧。
  15. ^ “八王子・マルベリーブリッジが延伸-約130メートル、今秋着工へ”. 八王子経済新聞. (2012年2月23日). http://hachioji.keizai.biz/headline/1063/ 2014年4月3日閲覧。 
  16. ^ “八王子・マルベリーブリッジ、延伸部が開通-通り初めにご当地キャラ登場”. 八王子経済新聞. (2014年3月31日). http://hachioji.keizai.biz/headline/1596/ 2014年4月3日閲覧。 
  17. ^ “八王子・マルベリーブリッジ、延伸工事着工へ 2019年度末の完成目指す” (日本語). 八王子経済新聞. https://hachioji.keizai.biz/headline/2414/ 2018年4月26日閲覧。 
  18. ^ “「八王子オーパ」がグランドオープン 1階も店開き、地元・梅干し専門店など出店” (日本語). 八王子経済新聞. https://hachioji.keizai.biz/headline/2667/=2018-11-29 
  19. ^ 八王子オーパ公式サイト(2019年1月17日閲覧)。
広報資料・プレスリリースなど一次資料

利用状況

JR東日本

  1. ^ 東京都統計年鑑 - 東京都
  2. ^ 統計八王子 - 八王子市
JR東日本の1999年度以降の乗車人員
東京都統計年鑑

JR貨物

  1. ^ 第42回東京都統計年鑑 222ページ
  2. ^ 第43回東京都統計年鑑 228ページ
  3. ^ 第44回東京都統計年鑑 222ページ
  4. ^ 第46回東京都統計年鑑 218ページ
  5. ^ 第47回東京都統計年鑑 236ページ
  6. ^ 第48回東京都統計年鑑 252ページ
  7. ^ 第49回東京都統計年鑑 252ページ
  8. ^ 第50回東京都統計年鑑 252ページ
  9. ^ 第51回東京都統計年鑑 252ページ
  10. ^ 第52回東京都統計年鑑 252ページ
  11. ^ 第53回東京都統計年鑑 252ページ
  12. ^ 第54回東京都統計年鑑 252ページ
  13. ^ 第55回東京都統計年鑑 252ページ
  14. ^ 第56回東京都統計年鑑 248ページ
  15. ^ 第57回東京都統計年鑑 266ページ
  16. ^ 第58回東京都統計年鑑 253ページ
  17. ^ 第59回東京都統計年鑑 252ページ
  18. ^ 第60回東京都統計年鑑 257ページ
  19. ^ 東京都統計年鑑(平成21年)
  20. ^ 東京都統計年鑑(平成22年)
  21. ^ 東京都統計年鑑(平成23年)

関連項目

外部リンク