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2016年11月10日 (木) 15:08時点における版
やすだ なるみ 安田 成美 | |||||||||||
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生年月日 | 1966年11月28日(58歳) | ||||||||||
出生地 | 日本 東京都文京区[1] | ||||||||||
身長 | 168cm | ||||||||||
血液型 | B型[1] | ||||||||||
職業 | 女優・ナレーター | ||||||||||
ジャンル | 映画・テレビドラマ・CM | ||||||||||
活動期間 | 1981年 - | ||||||||||
配偶者 | 木梨憲武(とんねるず) | ||||||||||
公式サイト | 安田成美 Offical Web Site | ||||||||||
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安田 成美(やすだ なるみ、1966年11月28日[1] - )は、日本の女優。東京都文京区出身[1]。所属事務所は田辺エージェンシー→コッカ所属。
略歴
中学在学中にスカウトされ、1981年に花王ビオレのCMでデビュー。翌年にドラマ『ホーム・スイート・ホーム』でドラマ初出演[2]。
1983年、『風の谷のナウシカ』のアニメ映画化にあたって募集されたイメージガールのオーディションで約7500人の中からグランプリを獲得。
1984年、同映画のイメージソング「風の谷のナウシカ」(作詞:松本隆、作曲:細野晴臣)で歌手デビュー。この曲は同名のアニメ映画『風の谷のナウシカ』のイメージソングとなり、オリコンシングルチャートでも10位にランクインされるヒットとなったが、映画本編には使用されていない。同年、デビュー曲「風の谷のナウシカ」を含む、ファーストアルバム『安田成美』(高橋幸宏プロデュース)を発売。
1988年、約4年ぶりとなるセカンド・アルバム『ジンジャー』(大貫妙子プロデュース、小林武史、かしぶち哲郎参加)を発売。
1989年に主演した『同・級・生』以降、トレンディードラマのブームに乗り主演ドラマが相次いでヒット。1992年に中森明菜とダブル主演した『素顔のままで』では最高視聴率31.9%の高視聴率を記録した。
1994年、NHK連続テレビ小説『春よ、来い』の主演を務めるも途中降板する。同年、映画『そろばんずく』で共演したとんねるずの木梨憲武と結婚。翌年に長男、1999年に二男を出産。
休業を経て2000年、日本テレビのドラマ『リミット もしも、わが子が…』で復帰。2001年『大河の一滴』で7年ぶりに映画主演を務めた。2003年、長女を出産、再び休業期に入る。
2004年頃から、夫と共に東京・麻布にて「3116 GALLERY CAFE」というカフェの経営を始める[2]。
2016年、初エッセイ本『愛だナ!』を出版[3]。
エピソード
デビューの推薦人
写真家の山岸伸によると、安田の当時の担当マネージャーが「かわいい子がいるので会ってくれ」と申し入れがあり、市ヶ谷の喫茶店ルノアールで会うことになった。その後も彼女とたびたび仕事をともにしたことで、写真家としての生活が軌道に乗ったと感じていることをブログで述懐している[4]。この時の写真は、写真集『安田成美』にも収録されている[5]。山岸は、『風の谷のナウシカ』のイメージガールとして安田がデビューする際の推薦者の一人だったとも述べている[4]。
突如のドラマ降板
1994年度下期から1995年度上期にかけて放送されたNHKの連続テレビ小説『春よ、来い』で、1年間ヒロインを演じる予定であったが、撮影途中の1995年2月に「肉体的精神的な疲労による体調不良」を理由に突如降板した[6]。この件に対し『春よ、来い』原作・脚本の橋田壽賀子が「飼い犬に手を噛まれた」と発言して波紋を呼んだ[7]。代役は中田喜子が務めた。
2010年度下期に放送のNHK大阪放送局製作の連続テレビ小説『てっぱん』でヒロインの養母役で15年ぶりに出演することとなった[6]。
主な出演作品
テレビドラマ
- ホームスイートホーム(1982年、日本テレビ)
- 松本清張のゼロの焦点(1983年、TBS ザ・サスペンス) - 禎子(主人公)の妹 役
- 外科医 城戸修平(1983年、TBS)
- おさな妻 私を抱いて…16歳の初夜(1983年、テレビ朝日 月曜ワイド劇場)
- さよならを教えて(1983年、毎日放送)
- 息子が恋人(1985年、テレビ朝日)
- 刑事物語'85(1985年、日本テレビ) - 久野芳恵 役
- 愛の風、吹く(1985年、TBS テレビ小説)
- 親にはナイショで…(1986年、TBS) - 高階えり子 役
- ただ一度の人生(1986年、TBS)
- ときめき ああ青函連絡船(1986年 NHK 銀河テレビ小説)
- 恋する時間です(1986年 日本テレビ) - 太作文美 役
- 太閤記(1987年、TBS) - お市 役
- 親子ジグザグ(1987年、TBS)- 安西梨花 役
- 気がつけばお相撲さんのお嫁さん(1987年、TBS)
- ベッドでパパと呼ばないで(1987年、テレビ朝日)
- サラダ記念日(1987年、TBS 東芝日曜劇場)
- 親子ウォーズ(1988年、TBS)
- 23時の女たち(1988年、TBS)
- 恋愛できない症候群(1988年、TBS 東芝日曜劇場)
- スタンドバイミーII(1988年、TBS)
- 同・級・生(1989年、フジテレビ) - 名取ちなみ 役
- ラベンダーの風吹く丘(1989年、NHK)
- 宝くじ(1990年、TBS)
- キモチいい恋したい!(1990年、フジテレビ) - 谷本香菜 役
- ラブストーリーは突然に(1991年、フジテレビ)
- がんばれジャイアンツ4(1991年、TBS 東芝日曜劇場)
- ヴァンサンカン・結婚(1991年、フジテレビ) - 主演・片島朝子 役
- 高田純次の人生・順風満帆(1991年、関西テレビ)
- 松本清張作家活動40年記念・霧の旗(1991年、テレビ朝日 土曜ワイド劇場) - 主演・柳田桐子 役
- 源義経(1991年、日本テレビ) - 静御前 役
- 素顔のままで(1992年、フジテレビ) - 主演・香坂(村上)優美子 役
- ローマの休日(1993年1月、TBSスペシャルドラマ)
- 並木家の人々(1993年 フジテレビ) - 並木花 役
- この愛に生きて (1994年、フジテレビ) - 主演・植草曙美 役
- 春よ、来い <第1部>(1994年、NHK連続テレビ小説) - 主演・高倉春希 役
- ドク(1996年、フジテレビ) - 主演・長瀬雪 役
- 世にも奇妙な物語 春の特別篇「5分後の女」(1998年、フジテレビ)
- リミット もしも、わが子が…(2000年、日本テレビ) - 主演・有働公子 役
- さいごの約束<2006春のヒューマンドラマスペシャル>(2006年、フジテレビ)
- 松本喜三郎一家物語 〜おじいさんの台所〜(2007年、フジテレビ) - 松本夕子 役
- テレビ東京開局45周年記念ドラマスペシャル シューシャインボーイ(2010年、テレビ東京) - 塚田敬子 役
- てっぱん(2010年-2011年、NHK連続テレビ小説)- 村上真知子 役
- 深夜食堂 第11話(2011年、TBS)- クミ 役
- 土曜プレミアム 一休さん(2012年、フジテレビ) - 伊予の局 役
- ビブリア古書堂の事件手帖(2013年、フジテレビ) - 篠川智恵子 役
- スペシャルドラマ 一休さん2(2013年、フジテレビ) - 伊予の局 役
- テレビ愛知開局30周年記念ドラマ スケート靴の約束(2013年、テレビ愛知制作・テレビ東京) - 主演・水元さとみ 役
- 55歳からのハローライフ 第4話(2014年、NHK)- 堀切彩子 役
- 赤と黒のゲキジョー 前科ありの女たち(2014年、フジテレビ) - 主演・石神由紀子 役
- 24時間テレビスペシャルドラマ「母さん、俺は大丈夫」(2015年8月22日、日本テレビ) - 佐々木萌子 役[8]
- トットてれび(2016年4月30日 - 、NHK総合) - 黒柳朝 役[9]
- 朝が来る(2016年6月5日 -、東海テレビ) - 主演・栗原佐都子 役[10]
テレビアニメ
- ナイン 完結編(中尾百合)
映画
- トロピカルミステリー 青春共和国(1984年、東宝)
- そろばんずく(1986年、東宝)
- 犬死にせしもの(1986年、松竹)
- 南へ走れ、海の道を!(1986年、松竹富士)
- 光る女(1987年、東宝)
- マリリンに逢いたい(1988年、松竹富士)
- バカヤロー! 私、怒ってます 第2話「遠くてフラれるなんて」(1988年、松竹)
- 孔雀王 フジテレビジョン=ゴールデン・ハーベスト 1988.12.10
- 226(1989年、松竹)- 田中久子 役
- ZIPANG (1990年、東宝)
- 咬みつきたい(1991年、東宝)
- ラストソング(1994年、東宝)
- 大河の一滴(2001年、東宝)
- WATARIDORI(2001年公開、2003年日本版ナレーション、日本ヘラルド映画)
- 歓喜の歌(2008年、シネカノン) - 五十嵐純子 役
- 時をかける少女(2010年、スタイルジャム) - 芳山和子 役
- 最後の忠臣蔵(2010年、ワーナー・ブラザース映画) - ゆう(元夕霧太夫)役
- HOME 愛しの座敷わらし(2012年、東映) - 高橋史子 役
- 任侠ヘルパー(2012年、東宝) - 蔦井葉子 役
- 王妃の館(2015年) - ディアナ 役
- 日本語版吹き替え
- ピーター・パン2 ネバーランドの秘密(2002年) - ウェンディ・ダーリング 役
劇場アニメ
- 昆虫物語 みつばちハッチ〜勇気のメロディ〜(2010年、松竹) - ハッチのママ役
- アーロと少年(2016年) - アパトサウルスのママ 役[11]
舞台
- シルヴィア(1997年)
- リチャード三世(2008年 - 2009年)
- ラヴ・レターズ(2010年)
- 英国王のスピーチ(2012年8月24日(金) - 9月9日(日)・世田谷パブリックシアター、2012年9月14日(金) - 17日(月)・森ノ宮ピロティホール) - エリザベス 役
CM
- ソフィーナ
- 「リフトプロフェッショナル ハリ美容液」(2015年)[12]
- 資生堂
- 電電公社(オレンジライン)
- ダイドードリンコ(ダイドーMコーヒー)
- ムトウ(ラプティ)
- コカ・コーラ(ジョージア缶コーヒー)
- キッコーマン
- クボタ(企業イメージキャラクター)
- 三菱銀行(企業イメージキャラクター)
- タイレノール
- ロート製薬(パンシロン新胃腸薬、パンシロンQQ、パンシロン胃腸内服液、パンシロンNOW)
- 三菱電機(家電製品のイメージキャラクター)
- 山一證券(中国ファンド:CMソング)
- オルビス
- 味の素(CooK Do 彼女が出演する以前は夫の木梨が出演していた。CM上での夫役は近藤芳正)
- コーセー
- 『グランデーヌ』(2001年 - 2003年)
- 『モイスチュア スキンリペア』(2004年 - 2006年)
- トヨタ『シエンタ』(2006年 - 2010年)
- ライオン『香りとデオドラントのソフラン』(2008年 - 2011年)
- ミツカン(すし酢、熟味酢)(2010年 - )
- 亀田製菓『スーパーフレッシュ柿の種』(2011年 - )
ナレーション
- エコだね 〜未来の子どもたちへ〜(2008年4月 - 2009年3月 、TBS系)
- 地球絶景紀行(2010年4月 - 、BS-TBS)
- “死”を見つめる舞台へ〜日野原重明・99歳の挑戦〜(2010年11月3日、NHK総合)
- 目撃!日本列島「子どもたちを守りたい〜福島 放射線と戦う日々〜」 (2011年10月1日、NHK総合)
- てれび絵本「オチビサン」(2014年度 NHK Eテレ=朗読)
受賞歴
- 『風の谷のナウシカ』イメージガールグランプリ(1983年)
- 第8回ヨコハマ映画祭 主演女優賞(1986年)
- エランドール賞 新人賞(1987年)
- 第13回報知映画賞 最優秀主演女優賞(1988年『バカヤロー! 私、怒ってます』)
- 第12回日本アカデミー賞 優秀主演女優賞(1989年)
- 第3回高崎映画祭 優秀主演女優賞(1989年)
- 第2回日本ジュエリーベストドレッサー賞20代部門(1991年)
- 第1回橋田賞(1993年)
- 第25回日本アカデミー賞 優秀主演女優賞(2002年)
- 第2回ベストマザー賞(2009年5月10日)
音楽作品
徳間ジャパンから発売
シングル
- 風の谷のナウシカ(作詞:松本隆、作曲:細野晴臣、編曲:萩田光雄)1984年1月25日
- トロピカル・ミステリー(作詞:松本隆、作曲:大村雅朗、編曲:萩田光雄)1984年4月25日
- 透明なオレンジ(作詞:松本隆、作曲:南佳孝、編曲:船山基紀)1984年7月25日
- 銀色のハーモニカ(作詞:松本隆、作曲:細野晴臣、編曲:細野晴臣・萩田光雄)1984年10月25日
- サマー・プリンセス(作詞:松本隆、作曲:林哲司、編曲:大村雅朗)1985年4月25日
- 思い出のロックンロール(日本語詞:大貫妙子、作詞・作曲:Serge Gainsbourg)1988年9月25日
アルバム
- 安田成美(1984年4月25日)
- 風の谷のナウシカ/蝶をちぎった少女/Sueはおちゃめなパン屋さん/星屑たちのクルージング/風の妖精/水のナイフ/寂しい優しさ/トロピカル・ミステリー/月のミューズ/風の刺青
- ジィンジャー(1988年3月25日)
- 思い出のロックンロール/浜辺のポートレイト/パパを愛したように/夢は夢の中へ/MOMO/夜のパティオで/ハイウェイ歩けば/突然彼を奪われて/初めての街/星の降る夜
ベストアルバム
- 全曲集(1984年11月25日)
- 風の谷のナウシカ/Sueはおちゃめなパン屋さん/透明なオレンジ/夢の散歩/寂しい優しさ/風の刺青/水のナイフ/銀色のハーモニカ/蝶をちぎった少女/星屑たちのクルージング/風の妖精/月のミューズ/トロピカル・ミステリー/悪戯な小鳥
- 全曲集(1989年9月25日)
- 風の谷のナウシカ/トロピカル・ミステリー/透明なオレンジ/Sueはおちゃめなパン屋さん/寂しい優しさ/銀色のハーモニカ/水のナイフ/思い出のロックンロール/パパを愛したように/夜のパティオで/突然彼を奪われて/初めての街/星の降る夜/悪戯な小鳥/風の刺青
- 安田成美コレクション(2013年05月08日)
書籍
脚注
- ^ a b c d スポニチタレント名鑑 安田成美参考。
- ^ a b 【この人物のオモテとウラ】安田成美 2006年3月29日掲載参考(ウェブアーカイブのキャッシュ)。
- ^ a b “女優・安田成美さん初のエッセイ『愛だナ! 』発売”. PR TIMES. (2016年10月6日) 2016年10月11日閲覧。
- ^ a b 山岸伸 (2009年5月2日). “安田成美写真集”. アイドルブログ 写真家山岸伸・撮影日記. 2011年10月12日閲覧。
- ^ 『Quick Japan』 Vol.68『特集グラビアアイドル』でのインタビュー記事より。
- ^ a b 夕刊フジ (2010年5月13日). “安田成美、今度は大丈夫? あの途中降板、真相は?” (html). zakzak. 2012年11月18日閲覧。
- ^ 阿部嘉昭 『野島伸司というメディア』(図書新聞、1996年)、13頁
- ^ “『24時間テレビ』SPドラマで山田涼介が初主演”. ORICON (2015年6月23日). 2015年6月23日閲覧。
- ^ “黒柳徹子役は満島ひかり ドラマ「トットてれび」出演者決定”. Sponichi Annex (スポーツニッポン新聞社). (2016年2月26日) 2016年2月26日閲覧。
- ^ “川島海荷、人生初の金髪で安田成美と対峙 「新たな挑戦ができる作品」”. シネマカフェ (2016年4月26日). 2016年5月18日閲覧。
- ^ “安田成美、優しい“ママ”恐竜に ディズニー/ピクサー最新作『アーロと少年』”. ORICON STYLE (2015年11月12日). 2015年11月12日閲覧。
- ^ “女優の安田成美さんが出演する花王ソフィーナの新ハリ対策美容液「リフトプロフェッショナル ハリ美容液」の新CM「新ハリ美容液 誕生」篇、オンエア開始。”. CM Japan (2015年10月21日). 2015年10月22日閲覧。