おさな妻 私を抱いて…16歳の初夜
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おさな妻 私を抱いて…16歳の初夜 | |
---|---|
ジャンル | テレビドラマ |
原作 | 富島健夫『おさな妻』 |
脚本 | 福田善之 |
監督 | 井上昭 |
出演者 |
安田成美 中村敦夫 神田亜矢子 中村晃子 小坂一也 春川ますみ |
製作 | |
製作総指揮 | 神成文雄 |
プロデューサー |
白崎英介(テレビ朝日) 津島平吉(東宝) |
制作 |
テレビ朝日 東宝 |
放送 | |
放送国・地域 | 日本 |
放送期間 | 1983年8月8日 |
放送時間 | 月曜20:02 - 21:48 |
放送枠 | 月曜ワイド劇場 |
放送分 | 106分 |
回数 | 1回 |
特記事項: 原作を基にしたアレンジ作品。安田成美のテレビドラマ初主演作[注 1]。 |
『おさな妻 私を抱いて…16歳の初夜』(おさなつま わたしをだいて…じゅうろくさいのしょや)はテレビ朝日系列『月曜ワイド劇場』で1983年8月8日に放送されたテレビドラマである。
概説
[編集]安田成美の初主演作。原作は富島健夫の小説『おさな妻』であるが、当作はそれをベースとしたアレンジ作品であり、劇中には安田の入浴シーンやベッドシーンの描写がある[1][2]。当作は16歳の女子中学生(演:安田成実)と5歳の娘(演:神田亜矢子)を持つ42歳のサラリーマン(演:中村敦夫)の駆け落ちを描いたものであり、関東地方(テレビ朝日)での再放送は『傑作ワイド劇場』で数回放送された。
ちなみに、当作の仮題は企画書が『ザ・おさな妻』(ザ・おさなづま)[注 2][3]、準備稿は『おさな妻'83』(おさなづま'83)であった[4]。
あらすじ
[編集]この節の加筆が望まれています。 |
出演
[編集]この節の加筆が望まれています。 |
- 高井玲子 → 吉川玲子:安田成美[注 3] - 多摩市立多摩第二中学校に通う16歳の女子中学生。おじとは仲が悪く、おじの家を出てアパートに引っ越した。スナックでアルバイト[注 4]をしていることを秘密にしていたが、後にバレてクビになってしまう[注 5]。セイジの1人娘、マミが保育園の庭で1人で遊んでいるときに一緒に遊んで打ち解け、セイジとは家族のような付き合いとなり、その保育園で新しいアルバイトに就いた。嵐の夜にセイジが住むマンションへ行き、セイジに愛を告げた後、自分から抱きしめて結婚に至る。セイジと結婚したことを滝沢に「おままごと」とからかわれ、マミが中学校に来たときはクラスメイトにからかわれたことがあった。保育園からの電話でマミが行方不明になったことを知り、その後誘拐されたことを友達から知り、(友達と)一緒にマミを探しに行く。
- 吉川セイジ:中村敦夫[注 3] - 太平洋出版に勤める42歳のサラリーマン、同社の編集部次長。5年前に死別した妻との間にマミが居る。マイペースな性格であるが、家族のことは大切にしている。玲子と結婚した後も滝沢からの一方的な恋愛感情に悩まされた。終盤、作家と共に金沢経由で山陰へ出張(取材旅行を兼ねる)に行くが、玲子から掛かった電話でマミの誘拐を知り、出張を止めてマミ探しに協力する。
- 吉川マミ:神田亜矢子 - セイジの連れ子。多摩市立みゆき保育園に通う5歳の保育園児。母親の顔は写真でしか見たことがない。寝坊しそうになる父を起こすなどしっかりとした性格であり、父の手料理が好き。父が玲子と結婚した後も玲子は父のことばかりを気に掛けていたため、「父が好き」という気持ちは変わらなかった。終盤は保育園から脱走し、玲子が通う中学校に来て玲子を驚かせた後、保育園の前で近田に誘拐されてしまう[注 6]。
- 滝沢喜久子:中村晃子 - セイジの同僚で、肩書きは助手。法律に詳しいが、セイジのことを一方的に溺愛する。玲子とセイジが結婚することを勧めたが[注 7]、後に「面白いと思う」と冷やかした。玲子とセイジが結婚したことを電話で「お父さん・お母さんごっこ」と話し、結婚からしばらく経った玲子にも「おままごと」とからかった。近田の提案で酒場に行ったが酒癖が悪く、その場の悪ノリでマミの誘拐に加担し、モーテルでセイジの自宅に脅迫電話を掛けた。その後、酒場の件が原因で仲間割れが発生し、タケシに「もう止めようよ」と言って何度もお願いすると解放された[注 8]。会社に玲子のおじが来た日は(所用で不在の)セイジの代わりに応対し、玲子に付きまとっていることに対し「未成年に対する性的暴力に関する法律」(現在の「監護者わいせつ罪」[6])の話をして追い返している。
- 玲子のおじ:小坂一也 - 小沢営繕社の経営者。玲子を溺愛し、襲おうとしたことが何度もあった[注 9]。玲子に対する執着心は強く、玲子のアパートや吉川の勤務先(太平洋出版)に押し掛けたことがあったが、滝沢の忠告(前述)で顔が真っ青になり、以降は玲子と距離を置いた。玲子が借りたアパートの保証人でもあり、アパートの前で玲子とトラブルを起こしたこともある。
- 玲子のおば:春川ますみ - 玲子のおじの妻。カラオケ教室によく通う。玲子が引っ越したアパートの前で夫が玲子ともめているのを止めようとしたが、自分も混乱した。玲子が借りたアパートの費用(敷金・引越し代など)を負担し、玲子の夫となるセイジの結婚の申込みを聞いた人でもある。
- 新井康弘
- 松田洋治
- 中里真美
- 根岸一正
- 益田愛子
- 竹内靖
- 新山真弓
- 板倉加代子
- 小島三児
- 有崎由見子
- 田中こずえ
- 大川陽子
- 御木ひろみ
- 井上智恵子
- 山中千多枝
- 阿川弓子
- 久木念
- 保坂博美
- 川村真理子
- 山口整久
- 草間璋夫
- 牧原由季
- スナックの店主:宮尾すすむ - 玲子のバイト先(スナック)の店主。玲子の学歴詐称がバレたときに「満16歳以上(高校生以上)でないと雇えない」と注意したが、玲子はシラを切った。その後、玲子の学生証を見ながら事情を聴いたが、玲子をクビにした[注 10]。
- 小沢象
スタッフ
[編集]- 原作:富島健夫
- 脚本:福田善之
- 音楽:小六禮次郎
- プロデューサー:白崎英介(テレビ朝日)、津島平吉(東宝)
- 協力プロデューサー:車田守
- 制作担当者:神成文雄
- 助監督:萩原鐵太郎
- 監督:井上昭
- 製作:テレビ朝日、東宝
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ (出演者テロップは「安田成美(新人)」表記)
- ^ (「『月曜ワイド劇場』ザ・おさな妻(仮題)」台本の表紙より)
- ^ a b (ナレーション兼任)
- ^ (バニーガールの描写あり)
- ^ このシーンで(スナックの)店主に「小学校の時はチリ(南アメリカ大陸)で暮らし、帰国後は1年下の学年に編入した」と明かした。玲子はセイジの自宅のシーンで父がチリで亡くなったこと・母は1年前に亡くなったことを明かした。
- ^ (※近田に電話ボックスへ連れ込まれた後、車を運転するタケシと合流しその車に連れ込まれる)
- ^ (※「法律的には立派に資格があるわよ」と話した後[5]、「歳なんか関係ないわよ」と話すシーンがある)
- ^ (※この時に所持金をすべて奪われた)
- ^ (※1回目:玲子が部屋で寝ている時、2回目:玲子が入浴している時。浴室のドアから覗いた後、浴室の窓から覗く)
- ^ バイト代を渡すときに「少し色を付けているから」(同代金を少し上乗せすること)と話した後、「いい子なんだけどねぇ」と嘆いた(※勤務態度は良かったが、前述した規則に引っ掛かってクビとなってしまったため)。
出典
[編集]- ^ “安田成美はNHKの朝ドラ「春よ、来い」を途中降板!おさな妻では10代でヌードに?”. ミドルエッジ. ディー・オー・エム (2023年8月18日). 2023年8月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年9月15日閲覧。
- ^ “高校生の玲子が子持ちの男性と結婚?!連続テレビドラマ「おさな妻」を覚えていますか?”. ミドルエッジ. ディー・オー・エム (2020年6月5日). 2023年8月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年9月15日閲覧。
- ^ “ザ・おさな妻 - 立命館大学ARCシナリオ検索システム 検索結果”. 立命館大学ARCシナリオ検索システム. 立命館大学デジタル・ヒューマニティーズ・センター(DH-JAC). 2023年10月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年10月12日閲覧。
- ^ “おさな妻'83 - 立命館大学ARCシナリオ検索システム 検索結果”. 立命館大学ARCシナリオ検索システム. 立命館大学デジタル・ヒューマニティーズ・センター(DH-JAC). 2023年10月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年10月12日閲覧。
- ^ “民法の一部を改正する法律(成年年齢関係)について”. トピックス. 法務省. 2023年5月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年9月15日閲覧。
- ^ “監護者わいせつ罪”. 法律用語集 > 刑事事件. 横浜ロード法律事務所. 2023年4月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年9月15日閲覧。 “(法律に関する参考資料)”
関連項目
[編集]- シャボン玉 (唱歌) - 劇中で玲子とマミが口ずさんだ童謡。夜の保育園の園庭、嵐の夜のマミの部屋(※このシーンは安田が子守唄として歌った)などで歌唱シーンがある。
- ゼビウス - 劇中にプレイ描写がある。
- 桂歌丸 - テレビ番組(落語)の落語家役で1シーンだけ映る(VTR出演。ノンクレジット)。