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咬みつきたい

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
咬みつきたい
監督 金子修介
脚本 金子修介
塩田千種
製作 佐藤光夫
製作総指揮 室岡信明
出演者 緒形拳
安田成美
石田ひかり
音楽 大谷幸
岩瀬政雄
主題歌 久保田利伸
Cry On Your Smile
撮影 川上皓市
編集 冨田功
製作会社 キャストス=MMI=東宝
配給 日本の旗 東宝
公開 日本の旗 1991年6月1日
上映時間 98分[1]
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
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咬みつきたい』(かみつきたい)は、1991年制作の日本映画

金子修介監督が吸血鬼ドラキュラを題材に描いたコメディ・タッチのホラー映画緒形拳が“一番合わない役を演じたい”ということで始まった企画である[2]。東宝の吸血鬼映画としては、『血を吸う薔薇』(1974年)以来17年ぶりの作品であった[1]

あらすじ

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ドラキュラ研究家を祖父に持ち、その血液の研究をしている竹井ゆづ子は、ついに探し求めていたドラキュラの血液を手に入れる。

ある日、大手製薬会社・高島製薬の薬品開発部長の石川周太郎が交通事故で病院に運び込まれたが、手当てのかいなく死亡した。だが、その治療の最中、ゆづ子が保管していた例のドラキュラの血液が手違いで石川に輸血されてしまっていた。

それを知ったゆづ子は、石川の娘の冴子に「あなたが処女なら、その血を石川の遺骨にかけると1年と3日後に蘇る」と告げ、冴子はそれを実行してしまう。

そして1年と3日後の夜、本当に石川は蘇った。驚く冴子。しかし、石川は自分が死んだという感覚すらなく、しかもドラキュラとして蘇っていた。やがて石川は、自分が交通事故を装って殺された事、さらに会社の贈賄事件の罪を着せられていた事を知る。

その張本人であり、現在は高島製薬の社長に収まっている北原は、石川が蘇ったことを知り、再び石川を亡き者にしようとしていた…。

キャスト

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脚注

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  1. ^ a b ゴジラ画報 1999, p. 206, 「咬みつきたい」
  2. ^ 咬みつきたい - 金子修介

参考文献

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  • 『ゴジラ画報 東宝幻想映画半世紀の歩み』(第3版)竹書房、1999年12月24日(原著1993年12月21日)。ISBN 4-8124-0581-5 

外部リンク

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