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牛ケ島大橋

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
牛ケ島大橋
牛ケ島大橋地図
基本情報
日本の旗 日本
所在地 新潟県長岡市川口牛ケ島 - 西川口
交差物件 信濃川
用途 道路橋
路線名 農免道路牛ケ島線
管理者 長岡市
施工者 JFEエンジニアリング[3][4]
着工 2001年度(平成13年度)[1]
竣工 2010年度(平成22年度)[3]
開通 2010年(平成22年)11月28日[2]
座標 北緯37度16分33.1秒 東経138度50分28.6秒 / 北緯37.275861度 東経138.841278度 / 37.275861; 138.841278 (牛ケ島大橋)
構造諸元
形式 6径間連続非合成鈑桁橋[3]
材料 耐候性鋼
全長 321.00 m[3][5]
8.75 m[3]
最大支間長 55.3 m[3]
関連項目
橋の一覧 - 各国の橋 - 橋の形式
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牛ケ島大橋
建設中の牛ケ島大橋
建設中の牛ケ島大橋

牛ケ島大橋(うしがしまおおはし)とは、新潟県長岡市川口牛ケ島 - 西川口信濃川に架かる農免道路牛ケ島線の橋長321 m(メートル)の桁橋[3][2]

概要

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長岡市川口地域の川口牛ケ島 - 西川口間の信濃川に架かる橋長321.01 mの橋である。魚野川合流点から約1 km(キロメートル)下流にある[6]

農免道路牛ケ島線は総延長1,585 mであり、西倉橋の西詰から岩平・桑巻を経由して牛ケ島に至る農道であり、信濃川渡河部に牛ケ島大橋がある。工期は信濃川が低水位である10月から3月に限られていた[5]

本橋の下流側には山本山大橋が、信濃川の上流側には西倉橋が、魚野川の上流側には川口橋が架かる。

橋脚は壁式橋脚でニューマチックケーソン工法で建設された[5]。橋台は逆T式橋台である[6]。上部工は手延べ送出し工法で建設された[3][1][3]耐候性鋼を用いている[3][3]

歴史

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牛ケ島集落は信濃川の右岸にあるが、1789年寛永元年)の信濃川の洪水後、それまで氾濫原蛇行していた川筋が1851年嘉永5年)に牛ケ島新田ができて現在まで続いている[7]

江戸時代から渡しが利用されており、2004年(平成16年)10月23日新潟県中越地震以前には、渡しは観光にも利用されており、中越地震以後も住民の往来や農耕などに利用されてきた[8]

下部工は2001年度(平成13年度)から2006年度(平成18年度)にかけて施工され、上部工は2007年度(平成19年度)から2010年度(平成22年度)にかけて施工された[1]

牛ケ島大橋の完成によって対岸に渡って耕作を行っている農家の利便性が向上した[9]

脚注

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出典

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  1. ^ a b c 【長岡農林】 一級河川信濃川にかかる地元待望の橋 ~農免農道 牛ヶ島2期地区 牛ヶ島大橋~”. 新潟県 長岡地域振興局 農林振興部 (2009年2月26日). 2009年4月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年6月12日閲覧。
  2. ^ a b c 川口支所からのお知らせ No.9 平成23年1月号” (PDF). 長岡市川口支所. p. 1 (2010年12月20日). 2020年6月12日閲覧。
  3. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t 橋梁年鑑 平成24年版” (PDF). p. 145. 2020年6月12日閲覧。
  4. ^ 耐候性鋼橋梁実績資料集 第24版” (PDF). p. 117 (2019年3月). 2020年6月12日閲覧。
  5. ^ a b c d e 広報かわぐち No.362 平成15年11月号” (PDF). 川口町. pp. 3, 4 (2003年11月1日). 2020年6月12日閲覧。
  6. ^ a b c 【長岡農林】 農免農道整備事業 牛ヶ島2期地区”. 新潟県 長岡地域振興局 農林振興部 (2009年2月26日). 2008年12月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年6月12日閲覧。
  7. ^ 【長岡】越後長岡百景の「3 信濃川の渡し(川口)」を紹介します”. 新潟県 長岡地域振興局 農林振興部 (2019年3月29日). 2020年6月12日閲覧。
  8. ^ 長岡地域の川口土地改良区を紹介します。”. 新潟県 長岡地域振興局 企画振興部 (2019年3月29日). 2020年6月12日閲覧。
  9. ^ 長岡市過疎地域自立促進計画” (PDF). 長岡市. 2020年7月16日閲覧。

外部リンク

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