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永犬丸

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
永犬丸
永犬丸の位置(北九州市内)
永犬丸
永犬丸
北緯33度50分32.11秒 東経130度43分44.10秒 / 北緯33.8422528度 東経130.7289167度 / 33.8422528; 130.7289167
日本
都道府県 福岡県
市町村 北九州市
八幡西区
町名制定 1977年昭和52年)6月1日
人口
2024年令和6年)3月31日現在)[1]
 • 合計 3,017人
等時帯 UTC+9 (JST)
郵便番号
807-0851[2]
市外局番 093(北九州MA[3]
ナンバープレート 北九州

永犬丸(えいのまる)は福岡県北九州市八幡西区の地名。永犬丸一丁目から五丁目のがある。住居表示実施済み。郵便番号は807-0851。

地理

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八幡西区の中部西側に位置し、北に則松、北東に八枝、東に里中、南に三ケ森、西に永犬丸西町鷹見台および泉ケ浦と接する。

河川

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地域の特徴

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南縁を県道48号中間引野線が走り、南東端から入り北部東縁に沿って県道281号下上津役折尾線が走る。県道沿いには飲食店などの商業施設もあるが、大部分は住宅街となっている。二丁目に鷹見神社,四丁目に北九州市立永犬丸中学校がある。

歴史

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この辺りには岩淵、前原、宮ノ谷、香ノ子、鳴泉、北浦といったが存在[4]していた。昭和後期には永犬丸西町二丁目交差点付近にスーパー大栄永犬丸店,パン屋,化粧品店,文房具店,書店[注 1],薬局[注 1]などが軒を連ね、さらに約170m北北西には丸和南八幡店があり、食料品や日用品はこの辺りで揃えることができた。

地名の由来

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地名の由来としては、大昔この地域まで洞海湾の入江だった頃に行き来していた船の名前であるという説[5]や、恵犬丸氏の名田が地名になったという説[6]がある。

沿革

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  • 1977年(昭和52年)6月1日 - 永犬丸一丁目新設[7][8]
  • 1978年(昭和53年)6月1日 - 永犬丸二丁目 - 五丁目新設[9][10]
  • 1989年(平成元年)6月1日 - 大字永犬丸の一部が永犬丸五丁目に編入[11][12]

町名の変遷

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実施内容 実施年月日 実施後 実施前
町名新設
住居表示
1977年(昭和52年)6月1日 永犬丸一丁目 大字永犬丸の一部[8]
1978年(昭和53年)6月1日 永犬丸二丁目 大字永犬丸の一部[10]
永犬丸三丁目 大字永犬丸の一部[10]
永犬丸四丁目 大字永犬丸の一部[10]
永犬丸五丁目 大字永犬丸の一部[10]

世帯数と人口

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2024年(令和6年)3月31日現在(北九州市発表)の世帯数人口は以下の通りである[1]

世帯数 人口
永犬丸一丁目 207世帯 502人
永犬丸二丁目 374世帯 847人
永犬丸三丁目 281世帯 558人
永犬丸四丁目 255世帯 503人
永犬丸五丁目 292世帯 607人
1,409世帯 3,017人

人口の変遷

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国勢調査による人口の推移。

1995年(平成7年) 2,997人 [13]
2000年(平成12年) 2,879人 [14]
2005年(平成17年) 3,035人 [15]
2010年(平成22年) 2,911人 [16]
2015年(平成27年) 2,946人 [17]
2020年(令和2年) 2,837人 [18]

世帯数の変遷

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国勢調査による世帯数の推移。

1995年(平成7年) 972世帯 [13]
2000年(平成12年) 1,088世帯 [14]
2005年(平成17年) 1,182世帯 [15]
2010年(平成22年) 1,147世帯 [16]
2015年(平成27年) 1,183世帯 [17]
2020年(令和2年) 1,221世帯 [18]

学区

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市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[19]

街区 小学校 中学校
永犬丸一丁目 全域 北九州市立八枝小学校 北九州市立永犬丸中学校
永犬丸二丁目 全域
永犬丸三丁目 全域
永犬丸四丁目 全域
永犬丸五丁目 全域 北九州市立永犬丸西小学校

交通

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バス

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域内のバス停と系統は以下のとおりである[20]

運行事業者 西鉄バス北九州
系統 57 74 74-1 77
停留所 永犬丸四丁目
八枝五丁目
永犬丸
五郎丸東公園前

道路

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  • 県道48号中間引野線
  • 県道281号下上津役折尾線

施設

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教育施設

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商業施設

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寺社

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  • 鷹見神社

公園

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  • 前ノ原公園
  • 永犬丸二丁目公園
  • 永犬丸二丁目北公園
  • 永犬丸四丁目公園
  • 五郎丸東公園

史跡

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  • 北浦廃寺

脚注

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注釈

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  1. ^ a b 永犬丸西町二丁目

出典

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  1. ^ a b 北九州市の人口(町別)#八幡西区” (XLS). 北九州市 (2024年4月19日). 2024年8月9日閲覧。
  2. ^ 郵便番号”. 日本郵便. 2022年8月15日閲覧。
  3. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2022年8月15日閲覧。
  4. ^ 八幡市史編纂委員会『八幡市史 続編』八幡市役所、1959年3月30日、864頁。 
  5. ^ 郷土史研究会『八幡市内の地名と伝説』1960年12月1日、36頁。 
  6. ^ 北九州市郷土史研究会『北九州市八幡西区永犬丸・下上津役の歴史』1974年、21頁。 
  7. ^ 北九州市政だより 昭和52年5月15日版”. 北九州市広報室広報課. 2022年6月19日閲覧。
  8. ^ a b “自治省告示第140号”, 官報 (国立印刷局) 第15172号, (1977-08-06) 
  9. ^ 北九州市政だより 昭和53年6月1日版”. 北九州市広報室広報課. 2022年6月19日閲覧。
  10. ^ a b c d e “自治省告示第174号”, 官報 (国立印刷局) 第15517号, (1978-10-04) 
  11. ^ 北九州市政だより 平成元年6月1日版”. 北九州市広報室広報課. 2022年6月19日閲覧。
  12. ^ “自治省告示第89号”, 官報 (国立印刷局) 号外第50号, (1991-04-16) 
  13. ^ a b 平成7年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年3月28日). 2022年6月12日閲覧。
  14. ^ a b 平成12年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年5月30日). 2022年6月12日閲覧。
  15. ^ a b 平成17年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年6月27日). 2022年6月12日閲覧。
  16. ^ a b 平成22年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2012年1月20日). 2022年6月12日閲覧。
  17. ^ a b 平成27年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2017年1月27日). 2022年6月12日閲覧。
  18. ^ a b 令和2年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2022年2月10日). 2022年6月12日閲覧。
  19. ^ 北九州市立小学校・中学校 通学区域検索”. 北九州市教育委員会 総務部企画調整課 (2022年5月11日). 2022年6月18日閲覧。
  20. ^ 西日本鉄道. “にしてつ時刻表”. 2024年8月16日閲覧。

関連項目

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