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大字市瀬 (北九州市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
日本 > 福岡県 > 北九州市 > 八幡西区 > 大字市瀬 (北九州市)
大字市瀬
大字市瀬の位置(北九州市内)
大字市瀬
大字市瀬
北緯33度50分17.59秒 東経130度46分40.87秒 / 北緯33.8382194度 東経130.7780194度 / 33.8382194; 130.7780194
日本
都道府県 福岡県
市町村 北九州市
八幡西区
町名制定 1889年明治22年)4月1日
人口
2024年令和6年)3月31日現在)[1]
 • 合計 0人
等時帯 UTC+9 (JST)
郵便番号
806-0063[2]
市外局番 093(北九州MA[3]
ナンバープレート 北九州

大字市瀬(おおあざいちのせ)は福岡県北九州市八幡西区大字住居表示未実施。郵便番号は806-0063。

地理

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八幡西区の中部東端に位置し、南に大字上上津役、南から西に市瀬、北西に京良城町、北に大字熊手に接し、東に八幡東区と接する。

河川

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地域の特徴

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かつて遠賀郡市瀬村と呼ばれていた地域のうち、宅地化されずに残った地域である。北東部の帆柱山・権現山の山間部および山麓部を主とし、無住地[4]。山野の国有林は自然休養林として開放され、北九州国定公園に指定されている[4]。権現山の山頂には船舶無線塔・無線中継所などのアンテナが立っている[4]。山腹には権現周遊道路が回遊し、旧藩時代に造林された樹齢150~200年ともいわれる老杉(皇后杉)の並木がある[4]。ふもとには、慶雲2年に紀伊國より熊野権現を勧請したと伝えられる鷹見神社がある[4]。谷あいを流れる渓流は割子川の源流となっている[4]。町域の北東から南にかけて山陽新幹線北九州トンネルが地下を走る。

歴史

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沿革

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  • 1878年(明治11年)11月1日 - 郡区町村編制法の福岡県での施行により、行政区画としての遠賀郡が発足。遠賀郡市瀬村となる。
  • 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制施行により、上上津役村、下上津役村、小嶺村、穴生村、引野村・市瀬村の6村が合併し、遠賀郡上津役村が発足。遠賀郡上津役村大字市瀬となる。
  • 1937年昭和12年)5月5日 - 上津役村が八幡市に編入。遠賀郡上津役村大字市瀬は八幡市大字市瀬となる。
  • 1963年(昭和38年)2月1日 - 八幡市、戸畑市小倉市若松市門司市の5市が合併し、北九州市が発足。八幡市大字市瀬は北九州市八幡区大字市瀬となる。
  • 1963年(昭和38年)4月1日 - 北九州市が政令指定都市に指定され、八幡区戸畑区小倉区若松区門司区の5区を設置。北九州市八幡区大字市瀬は北九州市八幡区大字市瀬となる。
  • 1974年(昭和49年)4月1日 - 八幡区が八幡西区と八幡東区に分かれ、八幡区大字市瀬は八幡西区大字市瀬となる[5]
  • 1985年(昭和60年)6月1日 - 大字市瀬の一部が市瀬一丁目 - 三丁目,上の原一丁目,上上津役一丁目,割子川一丁目になる[6][7]

世帯数と人口

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2024年(令和6年)3月31日現在(北九州市発表)の世帯数人口は以下の通りである[1]

大字 世帯数 人口
大字市瀬 - 世帯 - 人

人口の変遷

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国勢調査による人口の推移。

1995年(平成7年) -人 [8]
2000年(平成12年) -人 [9]
2005年(平成17年) -人 [10]
2010年(平成22年) -人 [11]
2015年(平成27年) -人 [12]
2020年(令和2年) -人 [13]

世帯数の変遷

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国勢調査による世帯数の推移。

1995年(平成7年) -世帯 [8]
2000年(平成12年) -世帯 [9]
2005年(平成17年) -世帯 [10]
2010年(平成22年) -世帯 [11]
2015年(平成27年) -世帯 [12]
2020年(令和2年) -世帯 [13]

学区

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市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[14]

大字 番地 小学校 中学校
大字市瀬 全域 北九州市立上津役小学校 北九州市立上津役中学校

施設

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寺社

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  • 鷹見神社

脚注

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  1. ^ a b 北九州市の人口(町別)#八幡西区” (XLS). 北九州市 (2024年4月19日). 2024年8月9日閲覧。
  2. ^ 郵便番号”. 日本郵便. 2023年7月31日閲覧。
  3. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2023年7月31日閲覧。
  4. ^ a b c d e f 角川日本地名大辞典編纂委員会『角川日本地名大辞典 40.福岡県』角川書店、1988年、1578頁。ISBN 4040014006 
  5. ^ 北九州市政だより 昭和47年4月1日版”. 北九州市広報室広報課. 2023年7月31日閲覧。
  6. ^ 北九州市政だより 昭和60年6月1日版”. 北九州市広報室広報課. 2023年7月31日閲覧。
  7. ^ “自治省告示第172号”, 官報 (国立印刷局) 第17587号, (1985-09-24) 
  8. ^ a b 平成7年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年3月28日). 2023年7月31日閲覧。
  9. ^ a b 平成12年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年5月30日). 2023年7月31日閲覧。
  10. ^ a b 平成17年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年6月27日). 2023年7月31日閲覧。
  11. ^ a b 平成22年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2012年1月20日). 2023年7月31日閲覧。
  12. ^ a b 平成27年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2017年1月27日). 2023年7月31日閲覧。
  13. ^ a b 令和2年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2022年2月10日). 2023年7月31日閲覧。
  14. ^ 北九州市立小学校・中学校 通学区域検索”. 北九州市教育委員会 総務部企画調整課 (2023年8月2日). 2023年8月8日閲覧。

関連項目

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