木原道路
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一般国道 | |
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木原道路 国道2号バイパス | |
路線延長 | 3.8 km |
開通年 | 2021年(令和3年) |
起点 | 広島県尾道市福地町 |
終点 | 広島県三原市糸崎8丁目 |
接続する 主な道路 (記法) |
尾道バイパス 三原バイパス |
■テンプレート(■ノート ■使い方) ■PJ道路 |
木原道路(きはらどうろ)は、広島県尾道市福地町から三原市糸崎8丁目に至る延長3.8キロメートル (km) の国道2号バイパスである[1]。地域高規格道路福山本郷道路の一部を構成する自動車専用道路であり、尾道バイパス終点と三原バイパス起点を結ぶ。
2012年度(平成24年度)よりトンネルや高架橋等の建設工事が進められ、暫定2車線で2021年(令和3年)3月14日に供用開始した[2][3]。
この道路の開通により、既に開通済の赤坂バイパス・松永道路・尾道バイパス・三原バイパスが一本で繋がる事となり、福山市から三原市に至る計32.6 kmが無料かつ無信号で走行可能となる[3]。
概要
[編集]路線データ
[編集]- 起点:尾道市福地町(福地IC・国道2号尾道バイパスと接続)
- 終点:三原市糸崎8丁目(糸崎ランプ・国道2号三原バイパスと接続)
- 延長:3.8 km
- 規格:第1種第3級(自動車専用道路)
- 設計速度:80 km/h
- 道路幅員
- 車線幅員:3.5 m
- 車線数:暫定2車線(完成4車線)[1]
歴史
[編集]- 2003年(平成15年) - 9月 : 事業化
- 2011年(平成23年)末 - 福山河川国道事務所が用地買収の進捗45 %発表。
- 2014年(平成26年)末 - 福山河川国道事務所が面積ベースで98 %、地権者数ベースで95 %用地買収をしたと発表。
- 2017年(平成29年)11月19日 - 赤石トンネルが貫通[4]。
- 2020年(令和2年)2月2日 - 内畠トンネルが貫通[5]。
- 2021年(令和3年)3月14日 : 全線暫定2車線で開通[2]。
- 2021年(令和3年)4月1日:木原道路に並行する現道区間(尾道市福地町 - 三原市糸崎8丁目間 (4.4km) )が広島県に移管され、国道2号(変更なし)として広島県東部建設事務所三原支所の管理となった[6]。
路線状況
[編集]主な構造物
[編集]- 内畠高架橋
- 内畠トンネル(延長986 m)
- 柳川橋梁
- 赤石トンネル(延長1,216 m)
- 下木原高架橋[1]
地理
[編集]通過する自治体
[編集]当該道路の位置関係
[編集]インターチェンジなど
[編集]- 施設名欄の背景色が■である部分は施設が供用されていない、または完成していないことを示す。
- 路線名の特記がないものは市道。
施設名 | 接続路線名 | 大阪から (km) |
---|---|---|
国道2号(尾道バイパス) | ||
福地IC | 国道2号 広島方面 | 253.9 |
糸崎ランプ | 国道2号 尾道方面 国道185号 三原方面 |
257.5 |
国道2号(三原バイパス) |
脚注
[編集]- ^ a b c “国道2号2号 木原道路” (PDF). 国土交通省中国地方整備局福山河川国道事務所. 2020年5月29日閲覧。
- ^ a b “一般国道2号木原道路が令和3年3月14日に開通します” (PDF). 国土交通省中国地方整備局福山河川国道事務所 (2021年2月1日). 2021年2月1日閲覧。
- ^ a b “尾道ー三原間の木原道路、3月開通 生活や物理、大きく改善”. 中國新聞 (2020年12月31日). 2021年1月14日閲覧。
- ^ “赤石トンネル 貫通 住民ら130人が見学 三原・国道2号木原道路”. 毎日新聞 (毎日新聞社). (2017年11月19日) 2018年5月8日閲覧。
- ^ “木原道路のトンネル貫通 尾道―三原、20年度内にバイパス全通へ”. 中國新聞 (中國新聞社). (2020年2月2日) 2020年5月4日閲覧。
- ^ “木原道路に並行する現道区間の管理を移管します ~国管理から広島県管理へ~”. 国土交通省中国地方整備局福山河川国道事務所 (2021年3月16日). 2021年3月31日閲覧。
参考文献
[編集]- 国土交通省中国地方整備局 公表公開資料
- 事業概要 国道2号 木原道路 (PDF) (2013年6月18日)2015年5月27日閲覧。