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川西町 (奈良県)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
かわにしちょう ウィキデータを編集
川西町
島の山古墳
地図
町役場位置
川西町旗 川西町章
川西町旗 川西町章
日本の旗 日本
地方 近畿地方
都道府県 奈良県
磯城郡
市町村コード 29361-0
法人番号 5000020293610 ウィキデータを編集
面積 5.93km2
総人口 7,707[編集]
推計人口、2024年12月1日)
人口密度 1,300人/km2
隣接自治体 大和郡山市天理市生駒郡安堵町磯城郡三宅町北葛城郡河合町
町の木 ケヤキ
町の花 コスモス
川西町役場
町長 小澤晃広
所在地 636-0202
奈良県磯城郡川西町大字結崎28番地の1
北緯34度35分04秒 東経135度46分27秒 / 北緯34.58436度 東経135.77406度 / 34.58436; 135.77406 (川西町)座標: 北緯34度35分04秒 東経135度46分27秒 / 北緯34.58436度 東経135.77406度 / 34.58436; 135.77406 (川西町)
川西町役場
川西町役場
外部リンク 公式ウェブサイト

川西町 (奈良県)位置図

― 市 / ― 町 / ― 村

ウィキプロジェクト
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川西町(かわにしちょう)は、奈良県磯城郡にある

地理

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町域は大和川を北限とし、寺川・飛鳥川曽我川などの河川が大和川に合流する地点にある。町の全体が平坦な地形である。

歴史

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古代の大和国城下郡三宅郷の地であり、倭(やまと)屯倉に比定される。町域には糸井神社(結崎)・比売久波神社(唐院)の延喜式内社が鎮座する。唐院には全長195メートルで周濠付きの前方後円墳島の山古墳5世紀前半の古墳時代古墳)があり、倭国造墳墓と見られる。

また面塚は室町時代に空から降ってきた能面とネギを観阿弥が授かったという伝説から、能楽観世流の発祥地と呼ばれており、現在ネギは結崎ネブカとして町の名産品となっている。

町名の由来

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明治21年10月13日の合併村願によると、寺川以西の地域を川西と呼んでいたことから川西村の名が選定されたものである[1]。これは、寺川の東側に位置する川東村(現在の田原本町)に対応している[2]

沿革

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  • 1889年明治22年)4月1日 - 町村制の施行により、式下郡結崎村・下永村・吐田村・梅戸村・唐院村・保田村の区域をもって川西村が発足する。
  • 1897年(明治30年)4月1日 - 式下郡川西村の所属郡が磯城郡に変更される。
  • 1975年昭和50年)4月1日 - 川西村が町制施行して川西町となる。

町域の変遷

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明治22年 明治29年 昭和50年 現在
奈良県
式下郡 磯城郡
川西村 川西町

行政

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  • 町長 : 小澤晃広
  • 町議会議員定数 : 12名[3](無所属10、維新1、共産1)(2021年7月19日現在)[4]
衆議院議員選挙の選挙区は「奈良県第2区[5]、奈良県議会議員選挙は「磯城郡選挙区」(定数2)となっている[6]

経済

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貝ボタンの生産については、日本国内においてはトップシェアとされ[7]市場占有率は80パーセントを占めるとされる[8]

金融機関

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農業協同組合

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日本郵政グループ

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(※2014年6月現在)

各郵便局にはゆうちょ銀行のATMが設置されており、川西結崎郵便局ではホリデーサービスを実施。

※川西町内全域の郵便番号は636-02xx三宅町の全域および田原本町の一部地域と同じ)で、集配業務は田原本郵便局(磯城郡田原本町)が担当している。

人口

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川西町と全国の年齢別人口分布(2005年) 川西町の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 川西町
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性
川西町(に相当する地域)の人口の推移
1970年(昭和45年) 6,269人
1975年(昭和50年) 7,492人
1980年(昭和55年) 9,446人
1985年(昭和60年) 9,670人
1990年(平成2年) 9,650人
1995年(平成7年) 9,847人
2000年(平成12年) 9,422人
2005年(平成17年) 9,174人
2010年(平成22年) 8,653人
2015年(平成27年) 8,485人
2020年(令和2年) 8,167人
総務省統計局 国勢調査より

奈良県統計 川西町の人口

  • 2007年10月1日現在 : 9,086人
  • 人口増加率(2002年→2007年) : -0.8%

交通

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結崎駅

鉄道

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近畿日本鉄道(近鉄)

※大和郡山市内のファミリー公園前駅が最寄となる地域もある。

バス

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以前は結崎駅と法隆寺駅を繋ぐ路線バスが運行していたが、平成15年頃に廃止された。川西町では平成24年度よりコミュニティバスを試行運用し、翌25年度以降も継続して運行している[9]。また、隣接する自治体のコミュニティバスも利用できる。

川西町コミュニティバス「川西こすもす号」

  • 吐田線(川西町役場前~結崎駅前~南吐田~保田公民館前)
  • 保田線(東人権センター前~結崎駅前~川西町役場前~保田公民館前)

天理市コミュニティバス「いちょう号」


このほか、当町北部では安堵町コミュニティバス「南回りルート」が利用可能な地域があり、近鉄橿原線平端駅JR関西本線法隆寺駅へ向かうことができる。

また、当町西部では河合町巡回ワゴン「すな丸号」東ルートが利用可能な地域があり、近鉄田原本線池部駅佐味田川駅へ向かうことができる。

道路

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名所・旧跡

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著名な出身者

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脚注

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  1. ^ 「川西村史」川西村教育委員会・川西村史編集委員会 昭和45年12月15日発行 p.266
  2. ^ 「日本歴史地名大系 30巻 奈良県の地名(オンデマンド版)」平凡社 2001年7月1日発行 p.375
  3. ^ ○川西町議会の議員の定数を定める条例”. 川西町. 2022年9月19日閲覧。
  4. ^ 議員名簿 - 川西町
  5. ^ 2017年の区割変更により3区から変更となった
  6. ^ 選挙区と定数 - 奈良県選挙管理委員会
  7. ^ 海のない町の貝ボタン/貝ボタンの歴史 - 川西町(2012年7月9日付、2013年1月22日閲覧)
  8. ^ 貝ボタン - 川西町商工会(2013年1月22日閲覧)
  9. ^ 川西町地域公共交通計画(平成26年3月) P.5”. 奈良県川西町. 2022年9月19日閲覧。
  10. ^ 高橋昌紀 (2020年12月28日). “英女王も乗車した豪華特急の先駆け 近鉄12200系が3月で引退”. デジタル毎日 (毎日新聞社). https://mainichi.jp/articles/20201228/k00/00m/040/350000c 2020年12月30日閲覧。 

関連項目

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外部リンク

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