法隆寺駅
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法隆寺駅 | |
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駅舎(2024年3月) | |
ほうりゅうじ Hōryūji | |
◄JR-Q33 大和小泉 (3.2 km) (3.6 km) 王寺 JR-Q31► | |
所在地 | 奈良県生駒郡斑鳩町興留九丁目1-1 |
駅番号 | JR-Q32 |
所属事業者 | 西日本旅客鉄道(JR西日本) |
所属路線 | ■関西本線(大和路線) |
キロ程 |
145.7 km(名古屋起点) 加茂から24.8 km |
電報略号 | ホリ |
駅構造 | 地上駅(橋上駅)[1] |
ホーム | 2面2線[1] |
乗車人員 -統計年度- |
5,558人/日(降車客含まず) -2020年- |
開業年月日 | 1890年(明治23年)12月27日[2] |
備考 |
直営駅 みどりの券売機プラス設置駅 |
法隆寺駅(ほうりゅうじえき)は、奈良県生駒郡斑鳩町興留九丁目にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)関西本線の駅である。駅番号はJR-Q32。「大和路線」の愛称区間に含まれている。
斑鳩町の代表駅であり、世界遺産の1つである法隆寺の玄関にあたる駅である[1]。
歴史
[編集]- 1890年(明治23年)12月27日:大阪鉄道 (初代)が奈良駅 - 王寺駅間を開業した際に、同線の駅(一般駅)として設置[2]。
- 1900年(明治33年)6月6日:大阪鉄道の路線を関西鉄道が承継、同社の駅となる。
- 1907年(明治40年)10月1日:関西鉄道が国有化[2]。官営鉄道の駅となる。
- 1909年(明治42年)10月12日:線路名称制定により、関西本線所属となる[3]。
- 1961年(昭和36年)2月1日:貨物の営業が廃止され、旅客駅となる[2]。
- 1984年(昭和59年)10月20日:荷物扱い廃止[2]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる[2]。
- 1988年(昭和63年)3月13日:路線愛称の制定により、「大和路線」の愛称を使用開始。
- 1998年(平成10年)7月25日:自動改札機を設置し、供用開始[4]。
- 2003年(平成15年)11月1日:ICカード「ICOCA」の利用が可能となる[5]。
- 2007年(平成19年)3月10日:橋上駅舎が完成[6]。記念式典開催[6]。
- 2009年(平成21年)10月4日:大阪環状・大和路線運行管理システム導入。
- 2018年(平成30年)3月17日:駅ナンバリングが導入され、使用を開始。
- 2020年(令和2年)
- 2023年(令和5年)10月:特急まほろばの停車駅となる(翌年3月まで)[8]。
- 2024年(令和6年)3月16日:ダイヤ改正に伴い、新設される通勤特急「らくラクやまと」の停車駅となる[9]。
駅構造
[編集]相対式ホーム2面2線を持つ地上駅で[1]、分岐器や絶対信号機がない停留所に分類される。出入り口は南北2箇所。改札口は1箇所。
2007年(平成19年)3月10日に橋上駅舎化され、エスカレーター・エレベーターが設置された[6]。橋上駅舎化以前は単式・島式の複合型2面3線(上りホームが島式)で、改札口が上下線ホームそれぞれに設置されており、改札内では跨線橋で結ばれていたが、工事が始まったことにより2番のりばを待避線から本線として整備し直し、その後に3番のりばを撤去した。似たような駅改修の例としては、紀勢本線(きのくに線)紀三井寺駅が挙げられる。
王寺駅が管理している直営駅である。ICカード乗車券「ICOCA」が利用することができる(相互利用可能ICカードはICOCAの項を参照)。
のりば
[編集]のりば | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | 大和路線 | 下り | 天王寺・JR難波・大阪方面[10] |
2 | 上り | 奈良・木津・加茂方面[10] |
- 上表の路線名は旅客案内上の名称(愛称)で表記している。
-
改札口(2019年8月)
利用状況
[編集]2020年度の1日平均乗車人員は5,558人である[11]。
各年度の1日平均乗車人員は以下の通りである。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
---|---|
1997年 | 10,447 |
1998年 | 10,337 |
1999年 | 9,969 |
2000年 | 9,756 |
2001年 | 9,506 |
2002年 | 9,122 |
2003年 | 8,802 |
2004年 | 8,542 |
2005年 | 8,475 |
2006年 | 8,475 |
2007年 | 8,424 |
2008年 | 8,365 |
2009年 | 8,075 |
2010年 | 7,944 |
2011年 | 7,672 |
2012年 | 7,536 |
2013年 | 7,496 |
2014年 | 7,209 |
2015年 | 7,265 |
2016年 | 7,251 |
2017年 | 7,167 |
2018年 | 7,074 |
2019年 | 7,048 |
2020年 | 5,558 |
駅周辺
[編集]- 法隆寺
- 富雄川
- 大和川
- 斑鳩町役場
- 斑鳩町立図書館
- 斑鳩町文化振興センター(いかるがホール)
- 斑鳩町立斑鳩南中学校
- 安堵町役場
- 奈良県立法隆寺国際高等学校
- 法隆寺自動車教習所
- 富本憲吉記念館
- 日本郵便斑鳩興留郵便局
- 奈良中央信用金庫 法隆寺支店
- 国道25号
- 法隆寺インターチェンジ - 西名阪自動車道
- 近畿日本鉄道 佐味田川駅(田原本線)
バス路線
[編集]「法隆寺駅」停留所にて、奈良交通、安堵町コミュニティバス、斑鳩町コミュニティバスの路線が発着する。
- 1のりば
- 2のりば
- 奈良交通
- 斑鳩町コミュニティバス ※各コース1日2便のみ
- Aコース・Bコース:斑鳩町役場
その他
[編集]- 当駅は、やまとじライナーの停車駅でもあった。2010年は臨時特急まほろば号も停車していた。2019年に運行が開始されたまほろば号は、2023年の春季までは通過していたが、2023年の秋季は、法隆寺の世界遺産登録30周年にあわせて停車する予定。
隣の駅
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c d 『週刊 JR全駅・全車両基地』 16号 奈良駅・新今宮駅・王寺駅ほか70駅、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2012年11月25日、22頁。
- ^ a b c d e f 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、341頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』8 関西本線・草津線・奈良線・おおさか東線、曽根悟 監修、朝日新聞出版、2009年8月30日、13頁。
- ^ 「JR年表」『JR気動車客車編成表 '99年版』ジェー・アール・アール、1999年7月1日、185頁。ISBN 4-88283-120-1。
- ^ “「ICOCA」いよいよデビュー! 〜 平成15年11月1日(土)よりサービス開始いたします 〜”. 西日本旅客鉄道. 2004年8月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2003年8月30日閲覧。
- ^ a b c “和風駅舎に感嘆 法隆寺駅完成 車いすの人も便利に”. 読売新聞 (読売新聞大阪本社): p. 34. (2007年3月11日)
- ^ a b “法隆寺駅 駅情報:JRおでかけネット”. 西日本旅客鉄道. 2020年2月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年2月13日閲覧。
- ^ “JR西日本「まほろば」奈良駅発車時刻を50分繰上げ、法隆寺駅は通過”. マイナビニュース. 2024年1月19日閲覧。
- ^ 『2024年春のダイヤ改正について』(PDF)(プレスリリース)西日本旅客鉄道近畿統括本部。オリジナルの2023年12月18日時点におけるアーカイブ 。2023年12月15日閲覧。
- ^ a b “法隆寺駅|構内図:JRおでかけネット”. 西日本旅客鉄道. 2023年1月20日閲覧。
- ^ 令和3年度 奈良県統計年鑑 第13章 運輸及び通信-JR輸送実績
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 法隆寺駅|駅情報:JRおでかけネット - 西日本旅客鉄道