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将棋のタイトル在位者一覧

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

将棋のタイトル在位者一覧(しょうぎのタイトルざいいしゃいちらん)は、将棋棋戦タイトル在位者の一覧であり、1937年度(昭和12年度)に実力名人制が発足してから現在までのタイトル在位者を網羅する。

タイトル在位期間は次期タイトル戦の番勝負終了までとなる。


一覧

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  • 3期以上のタイトルを獲得した棋士の名前には着色している。
  • - 永世称号の規定条件達成(永世称号の制定前も含む)
  • - 個人の初獲得タイトル
  • - 個人の最終保持タイトル(引退棋士のみ)
  • ↑ - 非実施(備考を参照)
  • (名前) - 一般棋戦の優勝者
備考欄
  • - 最年少記録
  • - 最年長記録
  • - 史上初の記録

2015年(叡王戦開始) - 現在

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開催
年度
名人戦
4-6月
叡王戦
4-6月
棋聖戦
6-7月
王位戦
7-9月
王座戦
9-10月
竜王戦
10-12月
王将戦
1-3月
棋王戦
2-3月
備 考
名人 叡王 棋聖 王位 王座 竜王 王将 棋王
2024
(令6)
第82期
藤井聡太
第9期
伊藤匠
第95期
藤井聡太
第65期
藤井聡太
第72期
藤井聡太
第37期
藤井聡太
佐々木勇気
藤井
・初失冠、八冠独占終了(叡王戦)[1]
・永世棋聖(最年少永世称号)/永世王位
2023
(令5)
藤井聡太 藤井聡太 藤井聡太 藤井聡太 藤井聡太 藤井聡太 第73期
藤井聡太
第49期
藤井聡太
藤井 七冠/竜王・名人(5人目)/八冠独占[2]
渡辺 19年ぶり無冠
2022
(令4)
渡辺明 藤井聡太 藤井聡太 藤井聡太 永瀬拓矢 藤井聡太 藤井聡太 藤井聡太 谷川 十七世名人襲位[3]
藤井 六冠[4]
2021
(令3)
渡辺明 藤井聡太 藤井聡太 藤井聡太 永瀬拓矢 藤井聡太 藤井聡太 渡辺明 藤井 タイトル防衛/三冠/四冠/五冠
2020
(令2)
渡辺明 豊島将之 藤井聡太 藤井聡太 永瀬拓矢 豊島将之 渡辺明 渡辺明 名人戦と叡王戦が開催遅れ(6月から)
藤井 タイトル獲得(17歳11か月)/二冠
2019
(令元)
豊島将之 永瀬拓矢 渡辺明 木村一基 永瀬拓矢 豊島将之 渡辺明 渡辺明 木村 初タイトル獲得(46歳)
豊島 竜王・名人(4人目)
2018
(平30)
佐藤天彦 第3期
高見泰地
豊島将之 豊島将之 斎藤慎太郎 広瀬章人 渡辺明 渡辺明 叡王戦がタイトル戦に昇格
8タイトルを8人が分け合う(棋聖戦終了時点)
羽生 27年9か月ぶりの無冠
2017
(平29)
佐藤天彦 羽生善治 菅井竜也 中村太地 羽生善治 久保利明 渡辺明 羽生 タイトル通算99期/永世七冠
2016
(平28)
佐藤天彦 (第2期)
(佐藤天彦)
羽生善治 羽生善治 羽生善治 渡辺明 久保利明 渡辺明 竜王戦挑戦者変更
2015
(平27)
第73期
羽生善治
(第1期)
(山崎隆之)
第86期
羽生善治
第56期
羽生善治
第63期
羽生善治
第28期
渡辺明
第65期
郷田真隆
第41期
渡辺明
叡王戦創設(一般棋戦)
開催
年度
名人 叡王 棋聖 王位 王座 竜王 王将 棋王 備 考
名人戦
4-6月
叡王戦
4-6月
棋聖戦
6-7月
王位戦
7-9月
王座戦
9-10月
竜王戦
10-12月
王将戦
1-3月
棋王戦
2-3月

1988年(竜王戦開始) - 2014年

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開催
年度
名人戦
4-6月
棋聖戦
12-2月
6-7月
王位戦
7-9月
王座戦
9-10月
竜王戦
10-12月
王将戦
1-3月
棋王戦
2-3月
備 考
名人 棋聖 王位 王座 竜王 王将 棋王
2014
(平26)
第72期
羽生善治
第85期
羽生善治
第55期
羽生善治
第62期
羽生善治
第27期
糸谷哲郎
第64期
郷田真隆
第40期
渡辺明
2013
(平25)
森内俊之 羽生善治 羽生善治 羽生善治 森内俊之 渡辺明 渡辺明 羽生 王座21期(同一タイトル獲得記録)
森内 竜王・名人(3人目)
2012
(平24)
森内俊之 羽生善治 羽生善治 羽生善治 渡辺明 渡辺明 渡辺明
2011
(平23)
森内俊之 羽生善治 羽生善治 渡辺明 渡辺明 佐藤康光 郷田真隆
2010
(平22)
羽生善治 羽生善治 広瀬章人 羽生善治 渡辺明 久保利明 久保利明 羽生 王座19連覇(同一タイトル連覇記録)
2009
(平21)
羽生善治 羽生善治 深浦康市 羽生善治 渡辺明 久保利明 久保利明
2008
(平20)
羽生善治 羽生善治 深浦康市 羽生善治 渡辺明 羽生善治 久保利明 中原 永世王位・永世棋聖就位
2007
(平19)
森内俊之 佐藤康光 深浦康市 羽生善治 渡辺明 羽生善治 佐藤康光 中原 名誉王座就位・十六世名人襲位[5]
2006
(平18)
森内俊之 佐藤康光 羽生善治 羽生善治 渡辺明 羽生善治 佐藤康光
2005
(平17)
森内俊之 佐藤康光 羽生善治 羽生善治 渡辺明 羽生善治 森内俊之
2004
(平16)
森内俊之 佐藤康光 羽生善治 羽生善治 渡辺明 羽生善治 羽生善治
2003
(平15)
羽生善治 佐藤康光 谷川浩司 羽生善治 森内俊之 森内俊之 谷川浩司
2002
(平14)
森内俊之 佐藤康光 谷川浩司 羽生善治 羽生善治 羽生善治 丸山忠久
2001
(平13)
丸山忠久 郷田真隆 羽生善治 羽生善治 羽生善治 佐藤康光 羽生善治
2000
(平12)
丸山忠久 羽生善治 羽生善治 羽生善治 藤井猛 羽生善治 羽生善治
1999
(平11)
佐藤康光 谷川浩司 羽生善治 羽生善治 藤井猛 羽生善治 羽生善治
1998
(平10)
佐藤康光 郷田真隆 羽生善治 羽生善治 藤井猛 羽生善治 羽生善治 米長 永世棋聖就位
1997
(平9)
谷川浩司 屋敷伸之 羽生善治 羽生善治 谷川浩司 羽生善治 羽生善治 谷川 竜王・名人(2人目)
1996
(平8)
羽生善治 三浦弘行 羽生善治 羽生善治 谷川浩司 羽生善治 羽生善治 羽生 七冠独占終了(棋聖戦)
1995
(平7)
羽生善治 羽生善治 羽生善治 羽生善治 羽生善治 羽生善治 羽生善治 羽生 七冠独占(王将戦)
棋聖戦が年1期に
1994
(平6)
羽生善治 羽生善治 羽生善治 羽生善治 羽生善治 谷川浩司 羽生善治 羽生 六冠/竜王・名人
中原 永世十段就位
羽生善治
1993
(平5)
米長邦雄 羽生善治 羽生善治 羽生善治 佐藤康光 谷川浩司 羽生善治
羽生善治
1992
(平4)
中原誠 谷川浩司 郷田真隆 羽生善治 羽生善治 谷川浩司 羽生善治 郷田 史上最低段タイトル(四段)
谷川浩司
1991
(平3)
中原誠 谷川浩司 谷川浩司 福崎文吾 谷川浩司 谷川浩司 羽生善治
南芳一
1990
(平2)
中原誠 屋敷伸之 谷川浩司 谷川浩司 谷川浩司 南芳一 羽生善治
屋敷伸之
1989
(平元)
谷川浩司 中原誠 谷川浩司 中原誠 羽生善治 米長邦雄 南芳一
中原誠
1988
(昭63)
第46期
谷川浩司
中原誠 第29期
森雞二
第36期
中原誠
第1期
島朗
第38期
南芳一
第14期
南芳一
十段戦が竜王戦に再編
第52期
田中寅彦
初終
開催
年度
名人 棋聖 王位 王座 竜王 王将 棋王 備 考
名人戦
4-6月
棋聖戦
12-2月
6-7月
王位戦
7-9月
王座戦
9-10月
竜王戦
10-12月
王将戦
1-3月
棋王戦
2-3月

1962年(十段・棋聖戦開始) - 1987年

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開催
年度
名人戦
4-6月
棋聖戦
12-2月
6-7月
王位戦
7-9月
王座戦
9-10月
十段戦
10-12月
王将戦
1-3月
棋王戦
2-3月
備 考
名人 棋聖 王位 王座 十段 王将 棋王
1987
(昭62)
第45期
中原誠
第51期
南芳一
第28期
谷川浩司
第35期
塚田泰明
第26期
高橋道雄
第37期
南芳一
第13期
谷川浩司
7タイトルを7人が分け合う(王座戦終了時点)
桐山清澄
1986
(昭61)
中原誠 桐山清澄 高橋道雄 中原誠 福崎文吾 中村修 高橋道雄
桐山清澄
1985
(昭60)
中原誠 米長邦雄 高橋道雄 中原誠 米長邦雄 中村修 谷川浩司
米長邦雄
1984
(昭59)
谷川浩司 米長邦雄 加藤一二三 中原誠 米長邦雄 中原誠 桐山清澄
米長邦雄
1983
(昭58)
谷川浩司 米長邦雄 高橋道雄 第31期
中原誠
中原誠 米長邦雄 米長邦雄 王座戦がタイトル戦に昇格
森安秀光
初終
1982
(昭57)
加藤一二三 中原誠 内藤國雄 (第30回)
(内藤國雄)
中原誠 米長邦雄 米長邦雄 6タイトルを6人が分け合う(十段戦終了時点)
森雞二
1981
(昭56)
中原誠 二上達也 中原誠 (大山康晴) 加藤一二三 大山康晴 米長邦雄 大山 タイトル獲得(59歳)
二上達也
1980
(昭55)
中原誠 二上達也 中原誠 (大山康晴) 加藤一二三 大山康晴 米長邦雄
米長邦雄
1979
(昭54)
中原誠 中原誠 米長邦雄 (中原誠) 中原誠 大山康晴 中原誠
中原誠
1978
(昭53)
第36期
中原誠
中原誠 中原誠 (中原誠) 中原誠 加藤一二三 米長邦雄
中原誠
1977
(昭52)
中原誠 中原誠[注 1] (中原誠) 中原誠 中原誠 加藤一二三 名人戦実施されず(主催紙移行)
大山康晴
1976
(昭51)
第35期
中原誠
大山康晴 中原誠 (中原誠) 中原誠 中原誠 加藤一二三 大山 十五世名人襲位
大山康晴
1975
(昭50)
中原誠 大山康晴 中原誠 (桐山清澄) 中原誠 中原誠 第1期
大内延介
初終
棋王戦がタイトル戦に昇格
大山康晴
1974
(昭49)
中原誠 大山康晴 中原誠 (中原誠) 中原誠 中原誠 (第1回)
(内藤國雄)
棋王戦創設[注 2]
大山康晴
1973
(昭48)
中原誠 内藤國雄 中原誠 (中原誠)[注 3] 大山康晴 中原誠 大山 永世王将就位
米長邦雄
1972
(昭47)
中原誠 有吉道夫
初終
内藤國雄 (中原誠) 中原誠 中原誠
中原誠
1971
(昭46)
大山康晴 中原誠 大山康晴 (中原誠) 中原誠 大山康晴
中原誠
1970
(昭45)
大山康晴 中原誠 大山康晴 (中原誠) 中原誠 大山康晴
大山康晴
1969
(昭44)
大山康晴 内藤國雄 大山康晴 (中原誠) 大山康晴 大山康晴
中原誠
1968
(昭43)
大山康晴 中原誠 大山康晴 (大山康晴) 加藤一二三 大山康晴
中原誠
1967
(昭42)
大山康晴 山田道美 大山康晴 (山田道美) 大山康晴 大山康晴
山田道美
1966
(昭41)
大山康晴 大山康晴 大山康晴 (大山康晴) 大山康晴 大山康晴 大山 五冠独占(5)
二上達也
1965
(昭40)
大山康晴 大山康晴 大山康晴 (丸田祐三) 大山康晴[注 4] 大山康晴 大山 五冠独占(4)
大山康晴
1964
(昭39)
大山康晴 大山康晴 大山康晴[注 5] (大山康晴) 大山康晴 大山康晴[注 6] 大山 五冠独占(3)
大山康晴
1963
(昭38)
大山康晴 大山康晴 大山康晴 (灘蓮照) 大山康晴 大山康晴 大山 五冠独占(2)
大山康晴
1962
(昭37)
第21期
大山康晴
第1期
大山康晴
第3期
大山康晴
(第10回)
(加藤一二三)
第1期
大山康晴
第12期
二上達也
棋聖戦創設[注 7]
九段戦が十段戦に改称
大山 五冠独占
開催
年度
名人 棋聖 王位 (王座) 十段 王将 棋王 備 考
名人戦
4-6月
棋聖戦
12-2月
6-7月
王位戦
7-9月
王座戦
9-10月
十段戦
10-12月
王将戦
1-3月
棋王戦
2-3月

1937年(名人戦開始) - 1961年

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開催
年度
名人戦
4-6月
王位戦
7-9月
王座戦
9-10月
九段戦
10-12月
王将戦
1-3月
備 考
名人 王位 (王座) 九段 王将
1961
(昭36)
第20期
大山康晴
第2期
大山康晴
(第9回)
(本間爽悦)
第12期
大山康晴
第11期
大山康晴
1960
(昭35)
大山康晴 第1期
大山康晴
(丸田祐三) 大山康晴[注 8] 大山康晴 王位戦(早指し王位決定戦)がタイトル戦に昇格
大山 四冠独占
1959
(昭34)
大山康晴 (第6回)
(加藤一二三)
(大山康晴) 大山康晴 大山康晴 大山 三冠独占
1958
(昭33)
升田幸三 (灘蓮照) (塚田正夫) 大山康晴 大山康晴
1957
(昭32)
升田幸三 (大山康晴) (松田茂行) 升田幸三 大山康晴 升田 三冠独占
1956
(昭31)
大山康晴 (大山康晴) (小堀清一) 第7期
升田幸三
升田幸三 全日本選手権戦が名人参加の九段戦に再編[注 9]
1955
(昭30)
大山康晴 (大山康晴) (大山康晴) 九段 (選手権者) 升田幸三
第6期
塚田正夫
(第8回)
(大山康晴)
1954
(昭29)
大山康晴 (第1回)
(大山康晴)
(大山康晴) 塚田正夫 (塚田正夫) 大山康晴 早指し王位決定戦創設(一般棋戦)[注 10]
1953
(昭28)
大山康晴 (第1回)
(大山康晴)
塚田正夫 (大山康晴) 大山康晴 王座戦創設(一般棋戦)
1952
(昭27)
大山康晴 塚田正夫 (塚田正夫) 大山康晴 木村 十四世名人襲位
1951
(昭26)
木村義雄 大山康晴 (大山康晴) 第1期
升田幸三
王将戦がタイトル戦に昇格
陣屋事件[注 11]
1950
(昭25)
木村義雄 第1期
大山康晴
(大山康晴) (第1回)
(木村義雄)
九段戦創設(全日本選手権戦内タイトル)[注 12]
王将戦創設(一般棋戦)
1949
(昭24)
木村義雄 (萩原淳)
1948
(昭23)
塚田正夫 (第1回)
(木村義雄)
全日本選手権戦創設
1947
(昭22)
塚田正夫 順位戦開始
名人戦が毎年開催に
1946
(昭21)
木村義雄[注 13]
1945
(昭20)
名人戦が戦争で中止(特例で防衛扱い)[注 14]
1944
(昭19)
木村義雄 挑戦資格者が出ず木村名人防衛[注 15]
1943
(昭18)
1942
(昭17)
木村義雄
1941
(昭16)
1940
(昭15)
木村義雄
1939
(昭14)
1938
(昭13)
第1期
木村義雄
以降名人戦隔年開催
(2年間かけて挑戦者を決定)
1937
(昭12)
名人戦創設、大差のため番勝負開催されず[注 16]
開催
年度
名人 王位 (王座) 九段 (選手権者) 王将 備 考
名人戦
4-6月
王位戦
7-9月
王座戦
9-10月
九段戦/全日本選手権戦
10-12月
王将戦
1-3月

脚注

[編集]

注釈

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  1. ^ 1997年に永世王位の称号が制定され、遡って資格を獲得。
  2. ^ 共同通信社主催の最強者決定戦を一新させたもの。ただし、最強者決定戦は、名人に参加資格がないなど棋王戦とは大きく異なる棋戦である。
  3. ^ 1996年に名誉王座の称号が制定され、遡って資格を獲得。
  4. ^ 1988年に十段戦廃止(竜王戦創設)に伴って永世十段の規定が改められ、遡って資格を獲得。
  5. ^ 1997年に永世王位の称号が制定され、遡って資格を獲得。
  6. ^ 1973年に永世王将の称号が制定され、遡って資格を獲得。
  7. ^ 王位戦を主催していた産経新聞社が王位戦を新聞三社連合に任せて新設したもの。
  8. ^ 永世九段の規定を満たしたものの、当時はタイトルとしての永世九段と段位としての九段が同一視されており、既に段位として九段に昇段した後だったため、永世称号として扱われないこともある。
  9. ^ それまで、全日本選手権戦は九段戦(名人不参加)と名人九段戦という2つの棋戦を内包する特殊な棋戦であったが、名人九段戦を九段戦に統合して、全日本選手権戦は名人も参加する単一の九段戦となった。
  10. ^ 当時は産経新聞社主催。のちに新聞三社連合が参加してタイトル戦昇格。その後、産経新聞社が離脱して新聞三社連合のみの主催となった。
  11. ^ 陣屋事件を受けて、当初、当時の連盟会長であった渡辺東一ら理事会により升田の王将位獲得を認めず、第1期王将は空位となることが発表されたが、後に木村義雄の裁定によって升田のタイトル獲得が認められた。
  12. ^ 全日本選手権戦が、九段戦と名人九段戦という2つの棋戦を内包する特殊な棋戦に再編された。九段と名人が名人九段戦五番勝負を行い全日本選手権者を決めた。現在では、九段戦はタイトル戦、名人九段戦は一般棋戦扱い。詳細は、十段戦 (将棋)を参照。
  13. ^ 1949年に永世名人の称号が制定され、遡って資格を獲得。
  14. ^ 第5期名人戦は、1946年に番勝負を開催する予定だったが、戦争により1945年中に挑戦者決定戦が中止となったため、番勝負は開催されず木村の防衛扱いとなった。
  15. ^ 1943-1944年度にトーナメントを勝ち上がった4名が木村と名人挑戦予備手合を行うも、全て木村が勝利し挑戦資格者は出なかった。詳細は、名人戦 (将棋)#変遷を参照。
  16. ^ リーグ戦を行って名人候補2名を選出し、両者による番勝負を1938年に行う予定だったが、リーグ戦で1位の木村が2位の花田を大きく引き離したため、規定により番勝負を行うことなく木村を名人とすることが1937年に決まった。

出典

[編集]
  1. ^ 日本放送協会 (2024年6月21日). “叡王戦 藤井八冠が伊藤匠七段に敗れる タイトル独占崩れ七冠に | NHK”. NHKニュース. 2024年6月21日閲覧。
  2. ^ 藤井聡太八冠が誕生、史上初の独占 将棋王座戦を制す”. 日本経済新聞 (2023年10月11日). 2023年10月11日閲覧。
  3. ^ 谷川浩司九段が永世名人(十七世名人)を襲位”. 日本将棋連盟. 2022年5月26日閲覧。
  4. ^ タイトル六冠は1996年以来27年ぶりの在位(羽生善治六冠の五冠後退時以来)、六冠の最年少記録は1994年以来29年ぶり(羽生善治五冠の名人獲得時以来)の更新。
  5. ^ "中原 誠 永世十段・名誉王座"誕生へ”. 日本将棋連盟 (2007年8月29日). 2018年2月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年2月21日閲覧。

関連項目

[編集]