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全米図書賞

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

全米図書賞(ぜんべいとしょしょう、英語: National Book Awards)は、アメリカで最も権威のある文学賞の一つ。1950年3月15日に、複数の出版社グループによって創設され、現在は全米図書協会(National Book Foundation)によって運営されている。2022年時点で、小説ノンフィクション翻訳児童文学の5部門があり、受賞者には副賞として賞金10,000ドルと銅の彫像が贈られる。

小説部門(FICTION)

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  • 小説部門 (Fiction, 1950-)
  • ファースト・ノベル部門 (First Novel, 1980-1983)
  • ミステリー部門 (Mystery, 1980)
  • SF部門 (Science Fiction, 1980)
  • ウエスタン部門 (Western, 1980)
  • First Work of Fiction部門 (1984,1985)

ノンフィクション部門(NONFICTION)

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  • ノンフィクション部門 (Nonfiction, 1950-1963, 1984-)
  • 一般ノンフィクション部門 (General Nonfiction, 1980-1983)

詩部門(POETRY)

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文芸部門(ARTS AND LETTERS)

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歴史・伝記部門(HISTORY AND BIOGRAPHY)

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  • 歴史・伝記部門 (History and Biography, 1964-1971)
  • 歴史部門 (History, 1972-1982)
  • 伝記部門 (Biography, 1972-1975, 1980)
  • 伝記・自叙伝部門 (Biography and Autobiography, 1976-1979)
  • 自叙伝部門 (Autobiography, 1980)
  • 自叙伝・伝記部門 (Autobiography / Biography, 1981-1983)

  • 第15回(1964年)- ウィリアム・ハーディー・マクニール, "The Rise of the West: A History of the Human Community"
  • 第16回(1965年)- ルイス・フィッシャー, 『レーニン』 "The Life of Lenin"
  • 第17回(1966年)- アーサー・シュレジンガー, 『ケネディ ― 栄光と苦悩の一千日』 "A Thousand Days"
  • 第18回(1967年)- ジェイムズ・メリル, "The Enlightenment, Vol. I: An Interpretation the Rise of Modern Paganism"
  • 第19回(1968年)- ジョージ・ケナン, 『ジョージ F・ケナン回顧録 ― 対ソ外交に生きて』 "Memoirs: 1925-1950"
  • 第20回(1969年)- ウィンスロップ・D・ジョーダン, "White over Black: American Attitudes Toward the Negro, 1550-1812"
  • 第21回(1970年)- T・ハリー・ウィリアムス, "Huey Long"
  • 第22回(1971年)- ジェームズ・マグレガー・バーンズ, 『ローズベルトと第二次大戦 ― 1940-1945 自由への戦い』 "Roosevelt: The Soldier of Freedom"
  • 第23回(1972年)- ジョゼフ・P・ラッシュ, "Eleanor and Franklin: The Story of Their Relationship, Based on Eleanor Roosevelt's Private Papers" (伝記部門)
  • 第23回(1972年)- アラン・ネヴィンズ, "Ordeal of the Union, Vols. VII & VIII: The Organized War, 1863-1864 and The Organized War to Victory" (歴史部門)
  • 第24回(1973年)- ジェームズ・T・フレクスナー, "George Washington, Vol. IV: Anguish and Farewell, 1793-1799" (伝記部門)
  • 第24回(1973年)- ロバート・M・マイヤーズ, "The Children of Pride Isaiah Trunk" (歴史部門)
  • 第25回(1974年)- ジョン・クライヴ, "The Shaping of the Historian" (伝記部門・歴史部門)
  • 第25回(1974年)- ダグラス・デイ, "Malcolm Lowry: A Biography" (伝記部門)
  • 第26回(1975年)- リチャード・シュウォール, "The Life of Emily Dickinson" (伝記部門)
  • 第26回(1975年)- バーナード・ベイリン, "The Ordeal of Thomas Hutchinson" (歴史部門)
  • 第27回(1976年)- デイビッド・B・デイヴィス, "The Problem of Slavery in the Age of Revolution, 1770-1823" (歴史・伝記部門)
  • 第28回(1977年)- W・A・スウォンバーグ英語版, "Norman Thomas: The Last Idealist" (伝記・自叙伝部門)
  • 第28回(1977年)- アーヴィング・ハウ英語版, "World of Our Fathers" (歴史部門)
  • 第29回(1978年)- W・ジャクソン・ベイト, "Samuel Johnson" (伝記・自叙伝部門)
  • 第29回(1978年)- デヴィッド・マカルー, 『海と海をつなぐ道 ― パナマ運河建設史』 "The Path Between the Seas: The Creation of the Panama Canal 1870-1914" (歴史部門)
  • 第30回(1979年)- アーサー・シュレジンガー, "Robert Kennedy and His Times" (伝記・自叙伝部門)
  • 第30回(1979年)- リチャード・B・デイヴィス, "Intellectual Life in the Colonial South, 1585-1763" (歴史部門)
  • 第31回(1980年)- ローレン・バコール, 『私一人』 "Lauren Bacall by Myself" (自叙伝部門-ハード・カバー)
  • 第31回(1980年)- マルカム・カウリー, "And I Worked at the Writer's Trade: Chapters of Literary History 1918-1978" (自叙伝部門-ペーパー・バック)
  • 第31回(1980年)- エドマンド・モリス, "The Rise of Theodore Roosevelt" (伝記部門-ハード・カバー)
  • 第31回(1980年)- A・スコット・バーグ英語版, 『名編集者パーキンズ ― 作家の才能を引きだす 』 "Max Perkins: Editor of Genius" (伝記部門-ペーパー・バック)
  • 第31回(1980年)- ヘンリー・キッシンジャー, 『キッシンジャー秘録』 "The White House Years" (歴史部門-ハード・カバー)
  • 第31回(1980年)- バーバラ・タックマン, 『遠い鏡 ― 災厄の14世紀ヨーロッパ』 "A Distant Mirror: The Calamitous 14th Century" (歴史部門-ペーパー・バック)
  • 第32回(1981年)- ジャスティン・カプラン, "Walt Whitman" (自叙伝・伝記部門-ハード・カバー)
  • 第32回(1981年)- デアドル・ベア, "Samuel Beckett" (自叙伝・伝記部門-ペーパー・バック)
  • 第32回(1981年)- ジョン・ボズウェル英語版, 『キリスト教と同性愛 ― 1~14世紀西欧のゲイ・ピープル』 "Christianity, Social Tolerance and Homosexuality" (歴史部門-ハード・カバー)
  • 第32回(1981年)- レオン・リトワク, "Been in the Storm so Long: The Aftermath of Slavery" (歴史部門-ペーパー・バック)
  • 第33回(1982年)- デヴィッド・マカルー,"Mornings on Horseback" (自叙伝・伝記部門-ハード・カバー)
  • 第33回(1982年)- ロナルド・スティール英語版, 『現代史の目撃者 ― リップマンとアメリカの世紀』 "Walter Lippmann and the American Century" (自叙伝・伝記部門-ペーパー・バック)
  • 第33回(1982年)- F・ピーター・ジョン・パウエル,"People of the Sacred Mountain: A History of the Northern Cheyenne Chiefs and Warrior Societies, 1830-1879" (歴史部門-ハード・カバー)
  • 第33回(1982年)- ロバート・ウォール, "The Generation of 1914" (歴史部門-ペーパー・バック)
  • 第34回(1983年)- ジュディス・サーマン英語版, "Isak Dinesen: The Life of a Storyteller" (自叙伝・伝記部門-ハード・カバー)
  • 第34回(1983年)- ジェームズ・R・メロウ英語版, "Nathaniel Hawthorne in His Time" (自叙伝・伝記部門-ペーパー・バック)
  • 第34回(1983年)- アラン・ブリンクリー英語版, "Voices of Protest: Huey Long, Father Coughlin and the Great Depression" (歴史部門-ハード・カバー)
  • 第34回(1983年)- フランク・E・マニュエル英語版、フリッツィ・P・マニュエル, 『西欧世界におけるユートピア思想』"Utopian Thought in the Western World" (歴史部門-ペーパー・バック)

科学・哲学・宗教部門(SCIENCE, PHILOSOPHY AND RELIGION)

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  • 科学・哲学・宗教部門 (Science, Philosophy and Religion, 1964-1968)
  • 科学部門 (Science, 1969, 1971-1975, 1980-1983)
  • 哲学・宗教部門 (Philosophy and Religion, 1970, 1972-1975)
  • 宗教・精神世界部門 (Religion / Inspiration, 1980)

  • 第15回(1964年)- クリストファー・ターナード & ボリス・プシュカレフ, 『国土と都市の造形』 "Man-made America"
  • 第16回(1965年)- ノーバート・ウィーナー, 『科学と神 ― サイバネティックスと宗教』 "God and Golem, Inc: A Comment on Certain Points where Cybernetics Impinges on Religion"
  • 第17回(1966年)- 受賞者なし
  • 第18回(1967年)- オスカー・ルイス,『ラ・ビーダ ― プエルト・リコの一家族の物語』 "La Vida"
  • 第19回(1968年)- ジョナサン・コゾル, 『死を急ぐ幼き魂 ― 黒人差別教育の証言』 "Death at an Early Age"
  • 第20回(1969年)- ロバート J・リフトン, 『死の内の生命 ― ヒロシマの生存者』 "Death in Life: Survivors of Hiroshima" (科学部門)
  • 第21回(1970年)- エリク・エリクソン, 『ガンディーの真理 ― 戦闘的非暴力の起原』 "Gandhi's Truth: On the Origins of Militant Nonviolence" (哲学・宗教部門)
  • 第22回(1971年)- レイモンド P・スターンズ, "Science in the British Colonies of America" (科学部門)
  • 第23回(1972年)- マーティン E・マーティー, "Righteous Empire: The Protestant Experience in America" (哲学・宗教部門)
  • 第23回(1972年)- ジョージ L・スモール, "The Blue Whale" (科学部門)
  • 第24回(1973年)- S・E・オールストローム, "A Religious History of the American People" (哲学・宗教部門)
  • 第24回(1973年)- ジョージ・シャラー英語版, 『セレンゲティライオン』 "The Serengeti Lion: A Study of Predator-Prey Relations" (科学部門)
  • 第25回(1974年)- モーリス・ナタンソン英語版, "Edmund Husserl: Philosopher of Infinite Tasks" (哲学・宗教部門)
  • 第25回(1974年)- サルバドール・エドワード・ルリア, 『分子から人間へ ― 生命・この限りなき前進』 "Life: The Unfinished Experiment" (科学部門)
  • 第26回(1975年)- ロバート・ノージック, 『アナーキー・国家・ユートピア ― 国家の正当性とその限界』 "Anarchy, State and Utopia" (哲学・宗教部門)
  • 第26回(1975年)- シルヴァーノ・アリエティ, 『精神分裂病の解釈』 "Interpretation of Schizophrenia" (科学部門)
  • 第26回(1975年)- ルイス・トマス, 『細胞から大宇宙へ ― メッセージはバッハ 』 "The Lives of a Cell: Notes on a Biology Watcher" (科学部門)
  • 第31回(1980年)- エレーヌ・ペイゲルス, 『ナグ・ハマディ写本 ― 初期キリスト教の正統と異端』 "The Gnostic Gospels" (宗教・精神世界部門-ハード・カバー)
  • 第31回(1980年)- シェルドン・ヴァンオーケン, "A Severe Mercy" (宗教・精神世界部門-ペーパー・バック)
  • 第31回(1980年)- ダグラス・ホフスタッター, 『ゲーデル、エッシャー、バッハ ― あるいは不思議の環』 "Godel, Escher, Bach: An Eternal Golden Braid" (科学部門-ハード・カバー)
  • 第31回(1980年)- ゲーリー・ズーカフ, 『踊る物理学者たち』 "The Dancing Wu Li Masters: An Overview of the New Physics" (科学部門-ペーパー・バック)
  • 第32回(1981年)- スティーヴン・ジェイ・グールド, 『パンダの親指 ― 進化論再考』 "The Panda's Thumb: More Reflections on Natural History" (科学部門-ハード・カバー)
  • 第32回(1981年)- ルイス・トマス, 『歴史から学ぶ医学 ― 医学と生物学に関する29章』 "The Medusa and the Snail" (科学部門-ペーパー・バック)
  • 第33回(1982年)- ドナルド・ジョハンソン & マイランド A・エディ, 『ルーシー ― 謎の女性と人類の進化』 "Lucy: The Beginnings of Humankind" (科学部門-ハード・カバー)
  • 第33回(1982年)- フレッド・アラン・ウルフ英語版 ,『量子の謎をとく ― アインシュタインも悩んだ・・・』 "Taking the Quantum Leap: The New Physics for Nonscientists" (科学部門-ペーパー・バック)
  • 第34回(1983年)- アブラハム・パイス英語版, 『神は老獪にして・・・ ― アインシュタインの人と学問』 "Subtle is the Lord...": The Science and Life of Albert Einstein (科学部門-ハード・カバー)
  • 第34回(1983年)- フィリップ・J・デイヴィスルーベン・ヘルシュ, 『数学的経験』 "The Mathematical Experience" (科学部門-ペーパー・バック)

翻訳部門(TRANSLATION)

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児童文学部門(YOUNG PEOPLE'S LITERATURE)

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  • 児童文学部門 (Children's Literature, 1969, 1976-1979)
  • 児童書部門 (Children's Book, 1970-1975, 1980-1984)
  • 児童小説部門 (Children's Fiction, 1983)
  • 児童絵本部門 (Children's Picture Book, 1983)
  • 児童文学部門 (Young People's Literature, 1996-)

時事部門 -その他(CONTEMPORARY AFFAIRS etc.)

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  • 時事部門 (Contemporary Affairs, 1972-1977)
  • 現代思想部門 (Contemporary Thought, 1977-1979)
  • Current Interest部門 (1980)
  • 一般参考図書部門 (General Refefence Books, 1980)

外部リンク

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