ペン/フォークナー賞
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ペン/フォークナー賞(The PEN/Faulkner Awards)は、アメリカの主要な文学賞の一つ。毎年優れた小説作品に贈られる。
主催はワシントンのフォルジャー・シェイクスピア・ライブラリー。米国のペンクラブ「ペン・アメリカン・センター」とは関係がない。
受賞作一覧
[編集]- 第1回(1981年)- ウォルター・アビッシュ 『すべての夢を終える夢』 "How German is It?"
- 第2回(1982年)- デービッド・ブラッドレイ "The Chaneysville Incident"
- 第3回(1983年)- トビー・オルソン "Seaview"
- 第4回(1984年)- ジョン・エドガー・ワイドマン "Sent for You Yesterday"
- 第5回(1985年)- トバイアス・ウルフ 『兵舎泥棒』 "The Barracks Thief"
- 第6回(1986年)- ピーター・テイラー "The Old Forest and Other Stories"
- 第7回(1987年)- リチャード・ワイリー "Soldiers in Hiding"
- 第8回(1988年)- T・コラゲッサン・ボイル "World's End"
- 第9回(1989年)- ジェームズ・ソルター "Dusk and Other Stories"
- 第10回(1990年)- E・L・ドクトロウ 『ビリー・バスゲイト』 "Billy Bathgate"
- 第11回(1991年)- ジョン・エドガー・ワイドマン "Philadelphia Fire"
- 第12回(1992年)- ドン・デリーロ 『マオ2』, "Mao 2"
- 第13回(1993年)- E・アニー・プルー "Postcards"
- 第14回(1994年)- フィリップ・ロス "Operation Shylock"
- 第15回(1995年)- デイヴィッド・グターソン 『殺人容疑』 "Snow Falling on Cedars"
- 第16回(1996年)- リチャード・フォード "Independence Day"
- 第17回(1997年)- ジーナ・ベリオー "Women in Their Beds"
- 第18回(1998年)- ラフィ・ザボール "The Bear Comes Home"
- 第19回(1999年)- マイケル・カニンガム 『めぐりあう時間たち』 "The Hours"
- 第20回(2000年)- ハ・ジン 『待ち暮らし』 "Waiting"
- 第21回(2001年)- フィリップ・ロス 『ヒューマン・ステイン』 "The Human Stain"
- 第22回(2002年)- アン・パチェット 『ベル・カント』 "Bel Canto"
- 第23回(2003年)- サビーナ・マレー "The Caprices"
- 第24回(2004年)- ジョン・アップダイク "The Early Stories"
- 第25回(2005年)- ハ・ジン "War Trash"
- 第26回(2006年)- E・L・ドクトロウ "The March"
- 第27回(2007年)- フィリップ・ロス "Everyman"
- 第28回(2008年)- ケイト・クリステンセン "The Great Man"
- 第29回(2009年)- ジョセフ・オニール 『ネザーランド』 "Netherland"
- 第30回(2010年)- シャーマン・アレクシー "War Dances"
- 第31回(2011年)- デボラ・アイゼンバーグ "The Collected Stories of Deborah Eisenberg"
- 第32回(2012年)- ジュリー・オオツカ 『屋根裏の仏さま』 "The Buddha in the Attic"
- 第33回(2013年)- ベンジャミン・アリール・サエンス "Everything Begins and Ends at the Kentucky Club"
- 第34回(2014年)- カレン・ジョイ・ファウラー 『私たちが姉妹だったころ』 "We Are All Completely Beside Ourselves"
- 第35回(2015年)- Atticus Lish "Preparation for the Next Life"
- 第36回(2016年)- James Hannaham "Delicious Foods"
- 第37回(2017年)- Imbolo Mbue "Behold the Dreamers"
- 第38回(2018年)- Joan Silber "Improvement"
- 第39回(2019年)- Azareen Van der Vliet Oloomi "Call Me Zebra"
- 第40回(2020年)- Chloe Aridjis "Sea Monsters"
- 第41回(2021年)- Deesha Philyaw "The Secret Lives of Church Ladies"
- 第42回(2022年)- Rabih Alameddine "The Wrong End of the Telescope"
- 第43回(2023年)- イーユン・リー "The Book of Goose"
関連項目
[編集]参考文献
[編集]- 青山南『この話したっけ?』(2001年、研究社出版)