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キングマンボ系

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

キングマンボ系(キングマンボけい、Kingmambo Line)は、(主にサラブレッド)の父系(父方の系図)の1つ。主に日本で拡大した系統であり、アメリカ・欧州方面では衰退傾向にある。 ミスタープロスペクター系から独立した父系とみているのは日本だけである。

日本では、キングカメハメハの成功により、2016年のシェアが約15%に伸長している。ヨーロッパでは、キングズベストの産駒ワークフォースが2010年に凱旋門賞を勝つなど活躍していたが、その後はこれといった産駒も出現することはなく、ワークフォースも日本に輸入されて失敗に終わり、またヘンリーザナビゲーターといった他のキングマンボ系種牡馬も失敗、もしくは有望な後継牡馬に恵まれずほとんど見かけなくなっている。アメリカ合衆国ではレモンドロップキッドが、ビーチパトロールの活躍によって2014年北米種牡馬ランキングで8位に付けているものの、後継種牡馬も厚遇はされておらず、ビーチパトロールも日本に輸出されるなどの状況にある。他方、オーストラリアでは、同国のGIを勝ったTagaloaや日本で重賞を4勝したダイアトニックなどロードカナロア産駒が種牡馬入りしているほか、同じロードカナロア産駒のパンサラッサが2024年にシャトル供用されている[1]

サイアーライン

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---↓キングマンボ系---

  • サイアーライン上は2024年現在、種付けを行った馬か種牡馬入りを発表した馬、→印の後は牝馬などの非種牡馬の代表産駒の一部を示す。また、日本調教馬における太字はG1級競走の勝ち馬を示す。

出典

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  1. ^ シャトル種牡馬5頭が出国”. 競走馬のふるさと案内所 (2024年7月23日). 2024年12月4日閲覧。